新人候補の顔ぶれから感じること

 尾鷲市議会議員選挙の顔ぶれで感じることです。

 先週13日(金)に、候補者説明会があり、20陣営ほどの参加者があったようです。私の陣営(担当者)も参加していましたが、新人候補の顔ぶれが、ここにきて増えてきました。そのことで感じるのは、「私の1期目の改選より、多様になってきた。」ことです。2006年11月の改選時、新人候補は5名でした。私以外の新人は、地域の地盤なり応援体制が整っている陣営ばかりでした。私は、なんとかそこをかいくぐって当選したので、誰しもから不思議がられたものでした。

 あれから2年半経って、新人候補をみていると、「近親者が少ない」、「地盤がない」、「選対が確保できていない」など、当時の私とよく似た陣営ばかりになっています。「(立候補することに)長い間、ずっと考えていた」という発言が地元紙に掲載されていることからも、「地盤・看板・鞄」の3点セットを要しなくても、選挙には出られると言う機運は、今回の選挙で証明された形になっています。

 残念ながら、現段階では、私と意を共にできていない新人候補なので、それぞれが暗中模索しながら、選挙戦に突入するのかも知れません。しかし、次回には、そうした新人候補たちとも、熱意と先見性を訴えながら、同じ志でタッグを組める時代がやってくるでしょう。今はまだ、それを支えていけるような環境整備が熟していないので、もう少し必要だろうなとも感じます。

 あと、私が進めてきた「ブログによる議員活動」は、選挙後もやっていただきたいと願っています。議員活動の表現手段は、(法律上許される手法であれば)何をもってしてもかまいません。ただ、尾鷲市のように、ブログでも議員活動を報告する議員が多かった例(尾鷲前市議で16名中5名)は、他の自治体をみても突出しているはずです。全世界が見ていると言えば大げさですが、インターネット上で政治の現場を広報することは、尾鷲出身者に尾鷲のことを知る機会を与えたことを考えても、今後も必要な活動のひとつだと感じます。

 また、議員ブログについて言えば、議会のTV放送がないことも影響しています。知る機会が狭くなっているからこそ、せめてそれまでのつなぎとしての必要性を感じるのです。幸いにして、インターネット放送など、必ずしもTVというメディアに頼らなくとも、他の手段でも放送できる環境整備はできつつあります。リアルタイムでなくとも、見たいときに、見たい場面をみられるようなデジタル放送は、今以上に多くの知る機会を与えることになります。ブログにも貼り付けることが可能なので、より活動を広報できます。

 前回の市議選から、県議選、そして先の市長選と、尾鷲の選挙も形態が変化しつつあります。その流れは緩やかですが、確実に根付いていっている現実を感じます。選挙には、互助の力も必要ですが、公助や共助も考えられる人が必要不可欠となってきています。そういった意味では、市民活動の延長線上に、政治活動があってしかりですが、このあたりがまだ未熟なところかも知れません。しかし、あきらめることでもありません。

 今は産みの苦しみかなとも感じつつ、地方自治体からかわる政治が、今の日本には求められている気がします。それを先導したり、率先することは、市民として重要な活動ではないでしょうか?
by owase874 | 2009-05-19 14:08 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

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