三ツ矢憲生代議士との懇談会

 日曜日の午後、衆議院議員の三ツ矢憲生代議士との懇談会に参加しました。ほとんどの市議会議員が参加して、さまざまな意見交換をしました。

 私は、「国の施策としての公共施設の耐震化」を質問し、「学校耐震化について言えば、以前よりも地元負担率が減少しても、負担は残る。そのなかで、もっと早く耐震化を進めるために、学校統廃合なども検討する必要があると考えますか?」と突っ込みましたが、「基本的には、(学校統廃合などを抜きにして)全ての学校が耐震化される必要がある。しかし、将来的に生徒数が減少する学校となると、負担のことも考慮する必要がある。」との回答でした。

 また、私が学校と並んで必須事項として考えている懸案事項については、「学校だけでなく、人が集まる公共施設も耐震化はしなくてはならない。」との回答でした。しかし、ともに具体的な施策は、やはり自治体から出していくべきなので、地元県議ととに検討していく必要性も強く感じました。このラインが、尾鷲市においては非常に弱いと感じています。

 公共施設の耐震化問題については、今後の特別委員会の設置も検討しているので(奥田市長が臨時議会を開催しないので、滞っていますが)、積極的な協議ができそうです。そのなかで、学校耐震化や教育関連施設については、教育委員会の奮闘にも期待しています。そのために、教育委員会事務局は、教育委員会へは最新情報を提供し、ともに協議していく場を積極的につくってもらわないとなりません。

 あと、三ツ矢憲生代議士からの質問で、「市議会議員の皆さまは、この地域が将来どうなって欲しいと考えていますか?」とのことでした。全員が応えるべきでしたが、他の議員からの質問も長くなり、時間的にも制約があったので、ほとんどが応えることなく終了してしまいました。

 そこで、私が三ツ矢憲生代議士宛にメールを送らせてもらったので、その内容を掲載します。

・・・・以下、一部内容・・・・

 メールを送らせていただいたのは、三ツ矢先生の最後の質問のことで、私の意見が言えないまま(ほとんどの議員が言えてませんが)終わったからです。あえて送るのは、非常に共感できる部分があったからです。

 私も、尾鷲や東紀州地域は、あるがままの自然環境を残し、つつましくも、今までのように市民が暮らしていくことです。もちろん、施策は必要としますが、人口の減少を止めることをせずにやっても、自然環境やこの地
域独特の文化や伝統があれば、人口も下げ止まると信じています。それを補完するのが、この地域から出て行っているUターン者であり、残された自然や景観に惹かれたIターン者だと考えているからです。それだけの器が、この地域にはあるように感じています。

 非常に甘い考えかも知れませんが、そんな地域が日本の田舎にあってもよいと考えています。なので、あえて必要以上の手を加えずに、景観を残す作業や文化伝統を継承する道に、施策を求めてもよいのではと。それが、東紀州や紀州が長い歴史の中でも、必要以上の援助がなくても生き延びてきた証だと感じます。

 もちろん、裕福な時代に、必要以上の援助(補助や助成)などで、この地域のおねだり構造は根が深いです。それを否定することなく、理解をもって施策に変えるには、私たちのような未来を想像できる世代の考えも必要です。

・・・・おわり・・・・

 三ツ矢憲生代議士の意図は、「企業誘致をしても、景気の動向で地元が左右されることが多い。東紀州地域は、企業誘致で人口増加を図るよりも、あるがままの自然環境を残すほうが、より特色を出せるのではないか?」とのことでした。そこで、市議会議員がどう考えているのかを聞きたかったはずですが、この意図が私の理想と共感できたので、ぜひとも言っておきたい気持ちになりました。

 さらに、海や山といった自然を相手に生計を立てている第1次産業がある以上は、インフラのなかでも、下水処理網の整備はぜひともやるべきではないかと考えています。新鮮な魚を毎日のように口にできる尾鷲ですから、せめて下水処理施設は必要です。コスト面や負担は承知ですが、これは未来に残せる、託すことができる投資だと考えています。
by owase874 | 2009-06-09 14:15 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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