兵庫県佐用町への支援を考える

 佐用町の水害から時間が経過しています。ボランティアセンターも設立され、サテライトも2箇所できています。ボランティアも、週末は1000人以上、平日でも200から300人を越えてやってきています。交通の便がよいので、現地入りがしやすいこともあります。

 神戸などからは、ボランティアバスも出ていて、ボランティアセンター業務も充実してきています。被災者からのニーズも変わってきているころなので、より細かいサービス(対応)が必要になっているはずです。そのための支援も、そろそろでき始めていると考えられます。

 現地のボランティアセンターの立ち上げには、愛知からの支援がありました。私の防災仲間が現地入りし、メーリングリストなどで現地報告を読んでいます。リアルタイムとまではいきませんが、現地の様子は刻々と伝わっています。大きな被害を受けているので、民間主導による支援が、行政の補完をしています。

 この立ち上げには、民間の支援団体が必要不可欠です。最終的には、現地社協との協働になりますが、社協にノウハウがあるのとないのとで、その後の支援体制は大きく違ってきます。その状況は、今まで私が現地入りした被災地でも垣間見てきました。
 自ら被災しているのに、さらにノウハウのない社協が、「ボラセンは自分たちだけで立ち上げる。外部支援は必要なし!」と息巻いて、外部支援の団体と対立している場面や、やがて無謀な社協が追いやられ、外部と現地JCなどが協働して活動を始めた被災地もありました。

 三重県でも、災害時のボラセンは、現地社協が旗揚げをすることになっています。しかし、単独を明記しているのではなく、その都度に応じて民間団体と協働しなければなりません。5年前の海山町でも、現地社協が民間と協働してボラセンが立ち上がりました。あのときは、社協が受け入れる体制を築いたので、多くの支援団体が介在しました。

 一昨日、三重県では、県内の民間団体や三重県、県社協が、佐用町への支援について懇談会を開催しました。その会議録のメモを共有したところですが、県内の災害救援だけでなく、県内外の災害についても、三重県では支援体制を協議する場があります。そのときに、行政や民間を言わず、「自分たちに何ができるのか?」を話し合います。
 この体制は、とても簡単にできることですが、地方にいくほどに難しい壁があります。少なくとも、尾鷲市においては、このような体制は構築されていません。それは、市内の災害についても同様です。とても、もったいのないことだと感じています。

 これをきっかけに、佐用町の被災者を支援するために、私たちにできることを考えませんか?金銭的な支援が一番簡単ですが、現地入りしなくとも、現地が必要とする支援物資を届けることも可能です。被災者は、全てが水に濡れ、流され、思い通りにいかない生活を送っています。温かいメッセージだけでも、心が落ち着くはずです。この地域の特産品で、簡単に口にできるものはないでしょうか?現地で泥まみれになっているボランティアにも、「お疲れさまでした!」と支援を送ることもできるはずです。

 ぜひ、あなたができる支援を考えて、私にも聞かせてください。届けることができる支援物資があれば、それが適当かどうかも含めて、私のほうで対応させていただきます。まだ決定ではないのですが、三重県からの支援として、佐用町に送り届けられるようになる予定です。

 佐用町では、被災後に自殺者が出ました。これは、災害救援のボランティアとして、非常にショッキングな出来事でした。一部では、食中毒も発生しています。新型インフルエンザも心配です。そのなかで、今の私たちにできることは、些細なことでもたくさんあるはずです。一緒に考えて、行動していきましょう。

 興味のある方は、参考にしてください。

佐用町災害ボランティアセンター
 公式サイトだと思われますが、更新や内容が充実していません。インターネットで検索する人が多いだけに、専属のブロガーが必要です。現地での更新が充実できない場合は、データ転送による更新も不可能ではないのですが…このサイトの充実が必須だと感じます。

NPO法人レスキューストックヤード
 災害救援のスペシャリスト集団で、現地でも活動しています。5年前の海山町でもお世話になりました。かなり詳細に現地情報を伝えています。

震災がつなぐ全国ネットワーク
 レスキューストックヤード(RSY)と連携しています。レスポンスも早いです。

◆佐用町 ボランティア で検索
 個人ブログでは、実際に現地入りしたボランティアの活動報告がされています。かなりの数がありました。この報告を、1つのまとめサイトで紹介することができれば、有効な活用が考えられます。まずは、ネットで検索してから、が多いと思います。

みえ災害ボランティア支援センター
 これからアップされることがあるかも知れません。三重からできることを考えてみましょう。
by owase874 | 2009-08-21 13:05 | 防災とまちづくり


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
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