本日、一般質問をしました

 今日の午前中、10時50分に登壇しました。
 以下が、登壇時に読み上げた質問内容です。

1.防災・減災について
 発災後に効果を発揮するネットワークの構築と、ネットワーク化による防災・減災の取り組みについて

・尾鷲市における防災・減災のネットワークの構築は、すでに行政主導で行われており、先の防災訓練なども、その効果を高めることに重きを置いた訓練と見受けました。そのことを尊重しつつ、「もっと拡がりあるネットワークの必要性」を問いかけるのが私の論点であり、「防災や減災を得意とする県内外のNPOやNGOとの連携」を提案します。

・市内のNPOとの連携については、いくつかの組織や団体と防災協定などを結んでいますが、尾鷲市を越えた県内外との連携までには至っておりません。昨今の災害を受けた被災地を調査すると、発災後3日目頃から立ち上がる災害救援のボランティアセンター(以下、DVC)などは、地元社協はもちろんですが、全国のNPOやNGOとの連携によって設置されています。これは、5年前の旧海山町での豪雨災害後のDVCをみても、当時の海山町を越えた県内外のNPOの連携によって設置され、その後の運営もされています。

・私が提案することは、「非日常の世界」で初めて連携するのではなく、「日常の世界」つまりは、災害の発生の如何に関わらず、県内外のNPO・NGOと連携をとることができれば、防災訓練への参加だけでなく、防災・減災の教育または学習や研修会といった場面でも、尾鷲市にとって有益だと考えています。そのためには、ただ単に防災協定を締結するだけでなく、市民生活に防災や減災の意識を持たせる相互の活動を提案いたします。

2.教育環境について
 少子化に伴う、児童・生徒の減少が著しいが、尾鷲市の文化・伝統を守り、将来や未来の尾鷲市を担っていくための教育環境について

・まず、この質問に対しては、突き詰めていけば、「教育委員の人事」にまで言及することになりますが、このあとに登壇する南議員の質問事項にもありましたので、私の質問では遠慮させていただきます。しかし、市長自らが私の質問に対して言及していただくことを制限するものではありません。

・尾鷲市における少子高齢化の波は、他の地方自体と同じように、暗い影を落としております。これに対応する施策といいましても、全国的な自治体の悩みであり、まさに国の根幹に関わる課題となっております。この対策については、先に政権交代した民主党をはじめとする現政権に期待するところですが、教育における環境改善も、現政権の公約で知るところです。

・そこで、尾鷲市の教育環境で、特に岩田市長が望む教育環境とはいかがなものでしょうか?たとえば、尾鷲市には、旧町内のヤーヤ祭りや梶賀のハラソ祭り、九鬼のニラクラ祭りといった、地域に特化した伝統的な祭りがいまなお保存されています。その継承には、次世代に担い手である子どもたちに大きく期待するところですが、少子化の中で、祭り自体の規模が縮小されている現実も見受けられます。教育現場にも、地域の祭りを授業に取り入れていますが、将来や未来につないでいくという観点で、カリキュラムに組み込んでいくなどできないものでしょうか?

・また、尾鷲市を支えてきた魚業や林業などの1次産業の実態や展望、必ず発生するといわれている地震や津波などの防災・減災の学習など、尾鷲市ならではの地元教材を用いたカリキュラムの編成など、基礎基本学習などの画一的な授業も必要ですが、このまちに特化した教育環境の充実にも期待したいところです。

・一方では、学校再編成や学校耐震化など、少子化や財政難に合わせた施策も必要になりますが、特色ある尾鷲市にするためには、このまちの将来や未来をつなぐ子どものうちからの教育環境が大きな影響を与えるのは必至です。そのためにも、この尾鷲市について深い考察や理解ができる教育環境の構築が必要ではないでしょうか?

3.美し国おこし・三重について
 三重県が策定した6ヵ年計画の事業であるが、尾鷲市における利点と、期待する効果について

・当初より、県議会でも話題になっていましたが、美し国おこし・三重が6ヵ年の計画で始まりました。美し国おこし・三重については、県からの情報発信で知るところですが、私が知る限りでは、「(目標が大きすぎて)何をやっていこうとしているのか?」、「市町との連携はあるのか?そもそも(市町も県も)必要としているのか?」、などと感じていました。

・それでも、すでに連携が始まっている事例などみていると、「コミュニティビジネスに特化した事業を支援している」とも考えられます。しかし、コミュニティビジネスの支援であれば、市町の担当課による支援はもとより、県としても違う部局で似たような取り組みをされています。そもそも、この尾鷲市をはじめとする東紀州には、県庁での「東紀州対策局」はもとより、尾鷲庁舎には「東紀州観光まちづくり公社」が設置されています。これらとの整合性や連携も(そもそもいるのかどうかはわかりませんが)定かではありません。

・行政によるさまざまな民間支援は、ないよりもあったほうがいいのですが、美し国おこし・三重の取り組みは、東紀州やとりわけ尾鷲市にとっては、「どのような利点と効果」を期待するものなのでしょうか?私が知る限りでは、「支援の仕方によって、一番影響を受けるのは市民」との思いもあることから、「さまざまな取り組みが集約されるか、それぞれの情報が、相互連絡で共有される仕組みづくり」が必要なのではと考えています。

 考察については、のちほど掲載します。
by owase874 | 2009-09-18 15:20 | 端無の一般質問


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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