特別委員会の早期開催を要望する

 先の議会運営委員会の席上、「特別委員会の開催はないのか?」と発言しました。

 「付託案件が無いので、(議会開催中の)委員会は開催しなくてよいのが通例」との説明は理解できましたが、前回の9月定例会以降、一度も特別委員会が開催されていないので、特別委員会を設置した性格からも、早期の開催を要望しました。

 この件に関しては、私なりにこだわって食い下がったつもりでしたが、それだけの理由があったからです。ひとつは、前回の9月定例会前の議運において、特別委員会に付託されるべき予算の審査が、常任委員会に付託されていることを指摘したことがありました(中央公民館の耐震診断委託料)。結果としては、他の委員からの賛同もあって、この予算は特別委員会で審査されることになりましたが、今回の予算の中にも、土木費の中の住宅管理一般事務費に、関連する項目があったにも関わらず、誰からの指摘もなく常任委員会に付託されました。

 もちろん、私も気づきながらしなかったのは、2度にわたる指摘は、「特別委員会がお座なりになっているのでは?」と、半ばあきらめにも似た感じがしたからです。しかし、2つ目の理由が大きいので、気を持ち直して食い下がったのですが、それは、新しく教育長が選任され、長らく不在であった副市長も決まった中で、学校施設や公共施設の耐震問題を議論する場の必要性を感じたからでした。

 また、前回の特別員会の席上で、「この特別委員会は、公共施設における耐震問題を議論する場でもあるので、各課が管理する公共施設の耐震状況や今後の耐震化予定など、まずは資料の提供と議論できる場を求めます。」と発言していたこともあったからです。にもかかわらず、私の意見は、私だけのこだわりにとどまったので、軽くあしらわれた形となりました。これはどうも、執行部側というよりは、議員側の腰の重さを感じます。

 あらためて、その後の全員協議会でも、開催する権利を行使できる、特別委員会の委員長と副委員長に対して、委員会開催の要望をしましたが、私の質問の投げ方がよくなかったのか、他の議員からの賛同も得ることなく、言いっぱなしで終わってしまいました。

 常任委員会でもそうなのですが、予算の審査をする場合は、該当する担当課の説明を受けます。そのときに、その他の項目で、関連する項目を議論することもできます。しかし、予算の審査が無い担当課は来ないのが通例です。そこで、もっと議論深めたい場合は、一般質問をするしかありません。または、個人的に足を運んで担当課と話をするくらいです。しかし、自治体の代表者として負託を受けた議員の責務は、同じ税金という形で、市民からの負託にも似た責務をおっている市役所職員との、定期的な熱い議論も必要ではないでしょうか?

 現状では、議員の仕事は、予算や決算のチェックをすること、条例を制定すること、住民からの陳情や請願を受け付けることくらいです。このときどきで、担当課とは顔をあわせるくらいなので、同じ責務をもった立場でありながら、もったいない気がするのです。定期的な議論や研鑽できる場があれば、市民の利益に繋がることが、もっともっとありそうに考えるのです。何よりも、職員が一番まちの現状を数値的に把握し、議員は住民の声を代弁するだけの実情を知っているはずなのです。

 公共施設耐震問題特別委員会は、その冠の名称の通り、早期に検討する必要があるからこその特別委員会なはずです。現状では、学校施設の耐震計画が進められているだけで、あとはわからないことだらけです。まずは、広く市民に実状を知ってもらうことだけでも、減災や防災の意識向上に繋がります。「耐震化ができていない。」という公表も、市民にとっては利益に繋がることがあるはずです。

 そのために、特別委員会の早期開催を要望するのです。
by owase874 | 2009-11-26 02:02 | コラム「温故知新」


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


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また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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