一般質問のテーマは3つです

 12月1日より、定例会が始まっています。

 初日は、上程された議案説明はもちろんのこと、岩田市長の市政報告もありました。しかし、岩田市長ならではと言える施策の盛り込みはありませんでした。ちょっとばかり期待していましたが、まだそのときではないようです。確かに、無い袖は振れませんが、何もしないという選択では発展はありません。どこで痛みを伴い、どこに力を入れるかですが、まだその改革の全容は、明らかにはなっておりません。新年度予算が計上される3月定例会が大きな山になりそうです。

 さて、8日(火)からはじまる一般質問ですが、3日(木)の11時が通告の締め切りでした。最終的には、私を含めた4人の議員が登壇することになりましたが、正直に言って、16人中の4人は少ない気がします。登壇しない議員の中には、改選されてから一度も登壇していない議員もいるので、議会改革の旗印とのギャップを感じる場面です。毎回すればよいわけでもないし、岩田市長が自分らしさの施策を打ち出していないことも関係しているのでしょうが、かといって何もしないままでは、何も起こりません。そうやって、ここまで来てしまったのかも知れないし、それでも動いているからこそ、ここまで持ちこたえているのかはわかりません。

 わかっていることは、間違いなく市民の1票が、今の議会をつくり、岩田市長を選んでいるのです。何もしないことに期待して1票を投じていれば、それはそれで何も言えなくなりますが…そういった意味では、先だっての衆議院選挙は、変わることに期待した国民の1票が、事業仕分けや公共工事の中止などにみられる現政権の断行にあらわれています。確かに、日本の国の仕組みは、自民党政権時とは変わっていっています。それが、吉と出るか凶と出るかは、私たち市民が見守るだけでなく行動すべきところです。

 脱線してしまいましたが、4人の登壇の内容は、今日付けの地元紙にも掲載されていました。
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 私の質問は大きく3つで、時間としては45分を想定しています。今回は、短く端的に心がけ、自分の考えを提案型で意見するよりは、岩田市長の率直な意見を聞き出せやしないかと考えています。なので、岩田市長の返答次第では、持ち時間は想定の45分よりも短くなってしまうかも知れません。

 まず、CO2の削減については、民主党のマニフェスト2009に、「CO2等排出量について、2020年までに25%(1990年比)、2050年までに60%超減(同前)を目標とする。」とあります。マニフェストに具対策としても明記されていることを参考にしながら、尾鷲市でも取り組める施策はあると考えているので、岩田市長の考えを聞きたいところです。国民の参加がなければ、政権政党が声を出すだけでは、達成なしえない公約なので、岩田市長がいつも言っている「市民参加によるまちづくり」にはもってこいの内容だと考えています。
 そのためには、どこかの自治体がやり始めたことを踏襲するのではなく、「自治体が取り組める尾鷲モデル」として、率先することに期待しています。「嫌が上でも25%削減に協力しなさい。」ではないので、まずは取り組むことが大事ではないでしょうか。

 次に、避難勧告についてですが、これは先だっての台風18号のときに感じたことを、岩田市長に問うてみたいと考えています。あの時は、避難準備情報の発表が16時と早く、これにはとても感心したところです。自治体の中には、避難準備情報を発表せずに、切羽詰ったところで避難勧告を発表する場合もあるので、避難への心構えとして、避難準備情報をあの段階で発表したことは、尾鷲市としての対応状況も整っていたことになります。事実として、この発表により、早い段階での避難が始まり、結果として雨足が強くなってからの避難が激減しました。
 一方、避難勧告も発表されましたが、ここに問題はなかったのかを検証しているかが焦点になります。発表された時間が23時15分と深夜で、しかも一番風雨の激しいときだったので、あの場面での発表は、先の避難準備情報とのギャップを感じたところです。もしも、あの発表を元にあわてて避難をすれば、逆に被災する事態になりかねません。また、そう感じるのは、避難勧告の発表が尾鷲市全体なので、「自分の住んでいる地域はそれほどやのに。」と感じた方も多かったはずです。避難準備情報は、全市に発表して注意を促す役割が大きいですが、避難勧告は、本当に避難を始めないとならないような地域に限定できないのかと考えるところです。

 最後の、住民自治については、中井町のまちかどHOTセンターについてです。ここには、新産業創造課のまちづくりプロデュースセンターの職員が2名在駐していますが、この場所の1階は、尾鷲観光物産協会として占有状態です。そのため、建物2階に事務所を持っているのですが、そろそろ引き上げてもよいのではとの声があることを、岩田市長に問うてみたいところです。当初の目的を果たしたともいえるし、リクエストがあったとしても、本庁の方で対応できるのではないかとも考えます。
 全国の自治体が、住民自治に向けて模索をはじめ、率先しているところでは、すでに市民への移行も始まっています。それは、市民でもできることがわかってきたことと、それだけのリクエストを、行政が公的負担で取り組まなくとも、民間委託で経費を抑えられる目的もあります。また、職員2名が本庁に戻れば、仕事や経費の面でも、軽減されるところがありそうです。

 以上のことを考えながら、岩田市長の意見を聞いてみたいと考えています。
by owase874 | 2009-12-04 00:20 | 端無の一般質問


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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