予算決算常任委員会の設置に向けての障害?

 半分納得、半分疑問の説明でした。

 予算決算常任委員会の設置については、その内容も含めて理解しています。詳細な資料も配布していただいたので、目を通せばその通りのことが記載されています。あとは、「どのように条例化していくのか?」ですが、そのための意見集約をやっている段階まできたと認識しています。

 しかし、半分の疑問があるのは、三鬼議長の説明にあります。熱意は伝わっていますし、「できる限り協力したい。」との考えはあるのですが、どこかすんなり気持ちに入ってこない説明をされるときがあります。場合によっては、どこか小ばかにされているというか、押し付けがましい説明が長いとか、どうにもすっきりしないのです。大きな流れでは、設置は目前にきています。それは、三鬼議長の熱意と成果でもあるのですが、大方の議員も、この委員会の内容や方向性は認識しているはずです。それをあえて、まどろっこしく説明されている気がします。かといって、なかには、資料にも目を通さずに、思いつきのように私見を述べる議員もいるので、その対応に苦慮されている場面では気の毒にすら感じます。

 といいながらも、その感情に大きく左右されることはありませんが、1年生議員とか、当選回数の少ない議員とかを連呼されると、「長老議員が素晴らしいわけでもないのに。」という気持ちもフツフツとしてきます。できる限り質問をすることで、自身の考えによる意思表示をするのですが、確かに上手に言えない自分もいます。しかし、「定例会では、議案に関することしか審査をしない。議案以外の意見がある場合は、一般質問をすればいいし、委員長の裁量に任せたい。」と言い切られては、「そう言うのならば、担当課の方から、その他事項で報告されるときがあるじゃないか。それは議案外のことなので、閉会中にそのための委員会をするべきでしょう。実際には、それについての意見が白熱する事だってあるし。」といいたくなるのです。

 三鬼議長の発言の意図には、定例会における一般質問の登壇者が少ないことにあります。他の自治体の議会と比較しても、確かに登壇者は少ないので、言いたくなる気持ちはわかります。しかし、私や1年生議員など、比較的任期の少ない議員は、積極的に一般質問をしています。先輩議員の中には、私の任期中で、一度も一般質問をやったことがない議員もいるし、片手で数えられる程度の議員も多いです。しかし、回数が多ければよいわけでもないし、登壇するたびに、私なんかは「内容薄かったな。もっと突っ込めばよかったな。」と反省することが多いくらいです。

 このように、どこかチクチクとした意見が混じるので、他の議員にもすんなり受け入れられない気がします。せっかくの議会改革なので、全会一致での設置を目指すのならば、私たち会派の存在も無視できないはずです。少なくとも、議会運営委員会に出席している私の立場は、会派からの代表としてなので、委員会の内容は、持ち帰って会派内で共有しています。ここまできた委員会の設置なので、議論を尽くす以外の手段もあるように感じます。最終的には、全会一致でなくても、それが市民の公益に繋がるのならば、難色を示す議員の顔色を気にせずに、多数決で決まったっていいはずです。もちろん、そうならないために苦労はしていると察していますが。

 全員協議会での意見収集でも、この委員会の設置に対する意見というよりは、設置の余波みたいな部分の議論が多かったです。そのひとつに、「担当課より、日々の状況を定期的に聞く場面や、提案型の意見を言える場面が必要じゃないか?」とありました。私もその考えの一人ですが、それはこの委員会の設置には直接関係はないといえばそれまでです。しかし、今までと違ったアプローチで、積極的に市政運営にかかわる、これも議会改革ではないでしょうか?それを、無下に「一般質問で…」などと返されると、「それをわかっていっているのに。」となってしまいます。

 もう一つの議題に、尾鷲市総合計画審議会への参画も検討され、議長と各常任委員長の参加が決まりましたが、6つのワーキンググループへのオブザーバー参加については、議員の意見が分かれてしまいました。議会の代表として参加する以上は、いち議員の私情は挟まないなどの制約に対する意見から、「議会全体で参加できる体制にできないか?」との意見も言わせていただきました。参画するという方向性は決まったので、あとは詳細を詰めるだけですが、もう少しばかり時間がかかりそうです。

 残念なことは、議会中継についての進展はありませんでしたので、次の機会には発言を求めるとします。このようなことも、議会改革の大きな進展になるはずなので、より市民に理解しやすい内容だとは感じます。予算決算常任委員会の設置は、全国に先駆けた議会改革であるのに対し、東紀州では遅れを取りそうな議会中継については、下手をすれば尾鷲市議会だけが取り残されるやもしれません。それだけは避けなければと肝に銘じています。
by owase874 | 2010-02-14 00:15 | 議会改革報告


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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