生活文教常任委員会の審査~市民サービス課~

 私が所属する常任委員会の審査になります。

 市民生活に直結する事業が多いので、基盤整備のような事業よりも、よりソフトな事業が多いです。それだけに、予算の内容においては、該当する市民の顔が浮かんだり、見聞きするまちの話題とリンクする内容が多いです。

■市民サービス課
・歳入のうち、防犯灯整備事業 1081万9千円

 この予算については、「街灯や側溝は、議員に頼めば整備してくれる。」という話を耳にします。それって議員に対する口利きではないのか?と感じる部分もあるのですが、頼んだからといって、どこにでも街灯や側溝が整備されることはなく、街灯については、設置の条件が合えば、優先順位の中で整備されていきます。なので、「議員はそれが仕事やないか。」と叱られると、要望を実現するまでの手順などを説明しても、なかなか聞き入れてもらえないことがあります。
 では、どの場面で議員に注文をつければいいのかというと、「行政に要望する手順を知りたい場合」、「条件に合致しても、行政が説明もなく整備をしない場合」、「考慮されるべき特殊な事情があるのに、行政が説明もなく整備をしない場合」などかなと感じます。まずは近隣を含めた住民が、街灯の必要性を、自治会や市民組織として要望することです。
 今年分においては、新設予定灯数を10灯としています。この数が、優先順位を元に整備されていくのですが、それ以外は全く受け付けないということもありません。また、これも行政との協議が必要ですが、地域で街灯を取り付けて、その後の管理を移譲するために、設置した街灯を移管(市に寄贈)することも可能です。
 ちなみに、尾鷲市で管理している街灯は(防犯灯と呼んでいますが)、蛍光灯2,042灯、水銀灯128灯の、合計2,170灯となっています。また、新設10灯分の予算のほかには、修繕料280万円や、電気料800万円も含まれています。また、年々の管理費負担増にも考慮して、蛍光灯をLED化することも検討されているとのことでした。

・尾鷲市国民健康保険事業特別会計予算 28億941万8千円

 説明を聞いて、「いよいよ国保が値上げされるんだ。」と感じました。担当課の説明では、国保の対象者は6,495名で、全体の30.2%を占めています(私もその一人です)。値上げについて、簡単に説明すると、尾鷲市の国保対象者の受診率は、三重県内で第6位となっており、医療費の納付額については、第4位とのことです。つまり、国保対象者が医療機関に足を運ぶ回数が多いということです。なので、国保による市の負担が増加しています。これに加えて、平成21年度における国保の滞納額は、約2億5千万円となっています。これは、医療費の未払いになり、余計に市の負担を圧迫させています。
 そのため、不足する分を、繰入金として、国保財政調整基金から8188万円を補てんしています。この基金は、今まで積み立てられてきた貯金のようなもので、これで残金は1012万4千円となってしまい、平成10年度末からみても、過去最低の額になります。ということは、来年度も同じような状況を予測すれば、補てんする財源がなくなるので、国保の値上げが、来年度より始まることになります。つまり、国保対象者が、自分で自分の首を絞めているという言い方もできるのです。
 約2億5千万円の滞納額は、何も国保だけに限ったことではありませんが、税金を納めないということは、自分たちのまちの財政を脅かすことに直結しています。滞納に事情はあるにせよ、これで値上げが実施されるようなことになれば、真面目に納付している住民が損をする形になります。ぜひ、少しずつでも、滞納額を納付して欲しいものです。
by owase874 | 2010-03-25 02:11 | 定例会の報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

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