開かれた議会について、地区懇談会の開催

 7日の金曜日に、三木浦漁村センターで地区懇談会が開催されました。

 議員全員による懇談会ですが、「開かれた議会、これからの議会」と題して、各地を巡回していく第1弾の位置づけでした。会場には、30名あまりの住民が参加してくださり、議会側も15名の議員が出席しました(1名は所用のため欠席)。

 この懇談会は、議会運営委員会で決定した事項で、全員協議会でも報告されています。しかしながら、スケジュールや内容については、議論を詰めているとはいえず、「住民より求められる以外の発言は控えるよう」的な雰囲気を一部議員とも話してしました。「まずは、住民の率直な意見を聞こう」が最たる目的と感じたからですが、当日の内容については、あらかじめ予想していた通りでした。

 議会側が期待した内容は、議員定数や議員報酬、議会や議員のあり方でしたが、陳情や要望が大半となってしまい、議員定数に対しての根拠まで説明された方は、住民側では1名だけでした。また、議員側からも定数ついての私見がありましたが、根拠についてはよくわかりませんでした。この定数について、「議員は何人必要か?」の問には、多種多様だと感じています。「議員らいらん」という意見から、「各地域で一人」などと、集約しかねる意見がでてしまいます。だからこそ私は、「定数は議員が根拠を持って議論するべきではないか?」と考える一人なのですが(議員間で議論すらされていない)、このパブリックコメントのとり方は、第3者による用意周到さが求められる気がします。

◆議員定数(東紀州地域)
 紀北町議会 18名
 尾鷲市議会 16名
 熊野市議会 16名
 御浜町議会 12名
 紀宝町議会 15名

 この定数にセットで言われるのが議員報酬で、だいたいは、「議員は手当てが多い」、「議員の給与は高い」とのイメージ先行型が多いです。しかし、実際の報酬額や年収ベースでの話をすると、「意外と少ないんな」との意見も聞かれます。しかし、「高いか安いか」の話になると、「高い」となってしまうので、「議員らボランティアでええんさ」、「ようけ議員をボランティアで公募するんさ」などの意見も聞かれます。しかし、本当に議員がボランティアでよくなってしまうと、執行権を持つ首長の独断場になることで、民主主義は保障されるのかも疑問です。それこそ、住民の声が大きければ、議員はボランティアでもかまいませんが、私は「保障のない責任」を負わされる立場にはなりたくありません。

◆議員報酬(H20年12月末調査)
 全国平均 42万1千円
 尾鷲市議会 32万1千円

 初回ということもあり、成功か否かの判断はできかねますが、議会としての参加でありながら、会場の席順などについても変則的に感じました。議席順とするならば、その通りにすればよいわけで、今後も司会者を議長が務めるのであれば、別席を設ければいいわけだし、この趣旨での懇談会は、各委員会の委員長や地区に縁ある議員なども関係はないはずです。

 次回開催などは全くの白紙ですが、今後はスケジュールや方向性なども、議員間で共有する必要性を強く感じたところです。私にとっては、漠然と当日を迎えてしまった反省をしているところです。
by owase874 | 2010-05-10 02:22 | 議会改革報告


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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