きな臭い話が並行した定例会と、議員としての行動

 明日の本会議で、6月定例会が閉会します。

 今回は、議会における役員改選などが行われたあとの定例会でした。また、公共施設耐震問題特別委員会が廃止され、予算・決算常任委員会での審査が、はじめて行われた定例会でもありました。そして、市長不信任案の提出による、議会解散後の出直し選挙から1年の節目でもありました。

 真新しい気持ちとまでは大げさですが、気分的にも仕切り直しのようなスタートを切ったつもりです。しかし、役員改選の内幕では、いまでも釈然としない気持ちが残っています。せめて、議長を満場一致で推挙しようとの意見でしか、議員間のまとまりはありませんでした。私の会派「尾鷲維新」も、3人での継続が確認されましたが、「うちの会派は、役員改選のための会派ではない」というのを証明しただけでした。しかしそれは、自己満足の何者でもなく、多くの叱咤激励をいただきました。

 また、定例会の後半には、いつもの噂程度にしか聞いていなかった内容が、ある新聞紙上に赤裸々に掲載されていました。その前後には、地元紙においても、その内容を示唆するかのようなコラムが掲載されていました。ただの噂話と聞き流していたことが、こうして事実かのように世間に流れていくと、議員としてでだけでなく、議会としても無視することができなくなります。事実関係を調査することはもとより、事の次第によっては、議員のモラル、つまりは政治倫理上の問題に発展する可能性も示唆しています。反対に、事実無根の記事であれば、発行元になんらかの問いただしをすることも必要になるかもしれません。これは、名前までは公表されていないにしろ、当事者とされている2名の議員の名誉だけでなく、尾鷲市議会の信頼にも関わることです。

 この件については、その新聞が発行される数日前に、発行人から電話がありました。しかし、私が留守にしていたうえに、留守番電話の内容が途切れていたので、折り返しの電話ができないままで終わっていました。また、この留守番電話については、同僚議員によって、私の連絡先が伝えられたということも、直接本人から聞いたところです。さらに、この発行人から問い合わせを受けた議員は、知っているだけでも数名いたようです。なお、私がこの新聞を入手したのは、市役所の議員控え室でした(議会事務局より配布)。とるに足らないはずのこの手の噂話は、やっかみや陥れる常套手段のように広まりますが、今回ばかりは聞き流せない雰囲気を感じています。

 その証拠ではないですが、この件が明るみになってからは、同僚議員だけでなく、カフェのお客さんや、顔見知りの住民からも、問い合わせやその後の対応を聞かれることが多いです。なので、明日の閉会後にも、議会運営委員会の委員長に、緊急の開催を申し出る予定です。そのためには、尾鷲市議会委員会条例を読み解く限りでは、議会運営委員の半分以上の賛同が必要です。どこまで賛同を得るのかわかりませんが、このまま何もしないでは、議会不信を助長するだけではないでしょうか?事の内容からも、慎重さが求められるので、まずは非公開での開催でもかまわないと感じます。

 どちらの件も、尾鷲市議会にとっては、議会改革の旗印をあげながら、竜頭蛇尾に終わりかねない本末転倒な話題です。いつまでも尾を引くことがないように、尾鷲市議会の本質を証明しなければなりません。当たり前ですが、このような話が先行している現実こそが、住民に信頼されない議会を助長しているともいえます。本来の話題からかけ離れた話ばかりが先行した定例会であったので、ため息の多い脱却をしなくてはなりません。

 私たちの目は、常に市民に向いていなければなりません。また、蒔かれた(もしくは蒔いた種)があるならば、住民の不安を取り除く作業もかってでなければなりません。それが、公益を先導する私たち議員の役割でもあり、正義の証明でもあります。

 私は、私なりの考えと決心で行動しますので、余計な詮索や誘い水は不用です。まずは、明日の定例会後に行動を起こしますので、それから先は、同僚議員の皆さまにも賛同を得られるかです。これ以上、議員として、尾鷲市議会のネガティブな話は我慢ならないので、一掃していく所存です。
by owase874 | 2010-06-21 22:44 |  


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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