自治連合会との懇談会に出席する

 土曜日に夜に、表題の懇談会に出席しました。

 自治連合会の役員を対象にした懇談会でしたが、私に聞いてきた市民に対しては、「時間があれば誰でも参加できますよ」と言ってきました。しかし、会場には30名ちょっとの参加者しか集まっていませんでした。案内の仕方によるものかもしれないので、議会としては今後の検討課題となりました。

 南議長の挨拶のあとに、高田自治連合会会長の挨拶があったのですが、冒頭より議会全体を押しなべて、批判的な挨拶をしたので、私としては興ざめしてしまいました。個人的な意見であっても、役員代表としての挨拶には不適当だと感じたからです。さらに、議員個人を特定するような批判もしていたので、そうであれば会長職を代表して、正々堂々と申し入れをすればよいのに、挨拶の場で天下を取ったように言わなくてもよいのに、と感じました。なので、議員個人の紹介の際は、「議会全体を押しなべて否定されるのには、悔しい気持ちがあります。可能であれば、お答えできる範囲で、回答しますので、不審があれば質問してください」といいました。しかし、その後は何も発言しなかったので、私にはよく理解できませんでした。(…また、お叱りを受ける内容になってしまいました)

 その後の懇談では、議会がおかれている厳しい状況を受け止める内容が多かったです。もちろん、間違っているなと感じた発言もありましたが、今日の場を取り仕切った三鬼孝之議会運営委員長のファシリテートにしたがったので、どちらかといえば、聞くことが多い懇談ではありました。それでも、防災関連の質問では、私の知りえる限りの回答をさせていただきました。とくに、自主防災の活動については、尾鷲も率先して取り組んでいる地域のひとつです。今後は、スキルを持った民間の団体や個人との連携も必要不可欠になってきますが、県内では上位にくる活動をしているので、「他の地域はすごかった」で終わるのではなく、自分たちのまちの活動も、評価されていいところもたくさんあると回答しました。

 全体的には、議会への注文や要望的な内容で占められましたが、議会に対しては、請願や陳情という制度があることを、会としてさらに学んで欲しいと感じたのも確かです。どうしても、議員は住民の口利きである的な発言もあったからですが(御用聞きといった議員もいて、残念な気持ちにはなりましたが)、議員は住民の代表者・代弁者であって、請願や陳情の効力を発揮させる力はあっても、個人の議員が、堤防をこしたえらたり、街灯を設置したりする力は、本来はないものだと知ってもらいたいと感じました。もちろん、議会として、請願と陳情の制度を説明に伺うことは可能なので、そういった活動(取り組み)の必要性も強く感じました。

 あと、議員定数や議員給与の話題もありましたが、議員定数を自ら指定する議員がいたので、会場からも異論がでました。それには私も同感で、先の三木浦の懇談会でも、同じ議員が同じ発言をしていたので、「議員自らが定数減の話題を持ち込むのは、自分の議員活動を否定していると変わりないのではないか?」と感じたところです。また、会場からの発言もありましたが、刷り込みのように毎回発言することで、その流れになるよう根拠立てしているようにとられるのも本望ではありません。間違いなく、私個人は違う考え方を持っています。この課題に対しては、懇談の最終で参考になる発言が相次いだので、私としても興味を持って聞かせていただきました。

 予定時刻を過ぎて、懇談会は終了しましたが、多くの意見の中には、今後の参考になる話題もありました。とくに、財政難や過疎化、少子化など、暗い話しかない現状のなかで、住民自らが率先して活動していくことで得られることもあるだろうという、住民自治の話題が出たことも、自治連合会らしい発言であったと同感したことろです。私も、議員の立場だけでなく、率先市民を自負して住民自治の扉を押し開けようとしている市民の一人です。ここに、地方自治体が生き残るヒントがあるように思えてなりません。それは、われわれが初めから持っていた生活力であり、この東紀州地域には、どこにも負けないくらいの自活力があるはずです。これは、今後の住民自治への大きな支えとなるはずです。

 今後も、地域や世代や組織を対象に、少しでも多くの市民の声を聞かせていただき、議会改革の種にしたいと考えています。直近の感想では、やはりコーディネーターの必要性をあらためて感じたのですが、現状でできることを提案しながら、尾鷲独自の議会改革を慣行していこうと考えています。
by owase874 | 2010-12-05 23:27 | 議会改革報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

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