子育て支援の話

 昨日までに、一般質問が終了しました。

 そのなかで、濵中議員の一般質問も、興味深く聞かせていただきました。「次世代教育支援」と、「幼児教育」についてでした。私にも1歳数ヶ月の娘がいるので、身近な話しとして、やり取りを聞いていました。

 そのなかで、「三重県こども局(http://www.pref.mie.jp/D1KODOMO/index.shtm)」のことも出ていました。県内の子育て・子育ちの話題を提供している公的なサイトですが、民間での支援(http://www.jisedai.pref.mie.jp/member/area/d_seach.php)として、尾鷲市を検索すると、以下の団体が紹介されています。

 「ほんわかの会」、「エンゼルの会」、「おひさまの会」、「鷲ッ子mamaプロジェクト」、「特定非営利活動団体あいあい

の4つですが、私が率先市民の立場で関係している鷲ッ子mamaプロジェクトは、育児支援を目的としたサークルで(そのほか、ベビーマッサージの開催、ベビーサイン体験教室、通信の自主発行、育児情報誌との連携など)、尾鷲市外の育児サークルなどとも連携をしています。

 しかし、これら団体が、尾鷲市内で十分に理解されているかといえば、そうではない気もします。事務局などが、市役所内である団体もありますが、地元の社会福祉協議会と連携できているかといえば、そうではないとも耳にします。少なくとも、鷲ッ子mamaプロジェクトでいえば、市行政とも地元社協とも、相互の関係ではありません。もちろん、県行政では紹介されていても、県庁舎との相互関係はないままです。

 おそらく、こういったことが、尾鷲市内の育児支援における弱点だと感じています。どこに行っても、それなりの支援はあるのかもしれませんが、そのステージに立ってもらうだけの相互関係がないのです。おそらく、紹介されている4団体が、県や市や社協などと、連絡協議会などを開いたこともないでしょう。幼児教育を考えたとき、保育所や幼稚園を統括している尾鷲民生事業協会とも連携できていません。これが原因とはいえませんが、この尾鷲市でも、少ないとはいえ、待機児童がでている現状を考えると、育児支援のネットワーク化は、何かしらの解決案を見出せる気がするのです。

 こういった呼びかけは、地域の中間支援組織や、市民活動支援組織の役割にもなりますが、尾鷲市では認知度が低いことも事実です。これも手前味噌ですが、その組織も、私が率先市民の立場でこしらえてはいるのですが(東紀州コミュニティデザインセンターといいます)、尾鷲市では認知度が低すぎ、スタッフが手薄すぎます。なので、先頭を切って呼びかけまでできていない現状です。しかし、なんとかしたい気持ちはあります。このブログを読まれた関係者が、気軽に声をかけていただければ、育児支援のネットワーク会議を立ち上げることができると考えています。まずは、育児支援などで率先しているスタッフが集まってみることから始まる気がします。

 一般質問でも紹介されていましたが、「尾鷲子育て情報局(http://owasejoho.exblog.jp/)」も、リアルタイムで育児情報を提供しています。リアルも含めて、鷲ッ子mamaプロジェクトもお世話になっているのですが、こういった活動の裾野を広げる手立てを、行政が支援することも可能なはずです。もちろん、尾鷲市における育児支援のネットワーク化が進めば、よりリアルタイムに、多岐にわたる情報が提供できます。紙ベースでも用意できれば、それだけで、尾鷲市の育児支援には、県内外から視察がやってくると思います。そういうことを率先してやるだけのベースが、すでにできていると感じています。

 いまの状態は、私が関係している団体も含めて、個々が好き勝手にやっているだけに見えてしまっています。特定の人が集まって、どこにも入れない、入る手段がわからない親子を作っているかも知れません。情報がまとまらずに溢れているだけの状態なので、つくづくもったいない気がするのです。県に紹介されている団体は、NPO法人から任意団体まで幅が広く、育児支援についても、障がい者を含んだ活動もやっています。ここいらで連携することは、きっと大きな成果を見出せる気がします。

 尾鷲市の育児支援を考えていくとき、私の民間目線では、このように率先する団体が集まって、現状を共有し、課題を出し合って解決する道を探っていくことが、一番の近道と考えてしまいます。そこに、行政であれば何ができるか?、市の担当課なら何が?、県の担当部局なら何が?、あるいは、社協を含めた民間でできることは何があるのか?など、このような関わり方で、尾鷲市における公益の輪が拡がると考えます。これが、目指す住民自治にも繋がっていくのではないでしょうか?

 身近なことだけに、よけいに想像が膨らみました。

 あとは、動くだけですね。
by owase874 | 2010-12-08 22:48 | 福祉とまちづくり


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

プロフィールを見る

ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

facebookやtwitterにも登録しています。よろしくお願いします!

カテゴリ

プロフィール
議会活動の予定
コラム「温故知新」
端無の一般質問
定例会の報告
臨時会の報告
委員会等報告
議会改革報告
防災とまちづくり
教育とまちづくり
福祉とまちづくり
観光とまちづくり
住民自治を考える
産業振興を考える
公益行事への出席
地域の活動を知る
東紀州はひとつに
 
 
 
 
 
 
 
 

twitter

最新の記事

一般社団法人熊野レストレーシ..
at 2017-09-23 09:10
三重県熊野市議会議員【はなし..
at 2017-09-23 09:00
1年前を振り返る日、新たな決..
at 2015-04-20 14:58
熊野市の地方創生(移住交流編..
at 2015-03-14 17:29
議会が一枚岩になるということ
at 2015-03-03 00:41
【12月定例会の一般質問】熊..
at 2014-12-11 16:18
【丹レス主催】大杉の伐木と霊..
at 2014-11-10 13:17
これからの地方自治体
at 2014-10-30 14:14
【丹波水害復興支援_霊山寺と..
at 2014-10-30 09:52
【丹波水害支援_床下対応メイ..
at 2014-10-21 10:29

以前の記事

2017年 09月
2015年 04月
2015年 03月
more...

検索

その他のジャンル