ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチン の助成対象者年齢が拡大される

 28日付のFAXが、福祉保健課健康長寿推進係より送られてきました。

 先の12月定例会で承認した「子宮頸がん等予防接種助成事業 1636万円」ですが、このうち、ヒブワクチンと、小児用肺炎球菌ワクチンの助成対象者年齢が引き上げられました。定例会中の生活文教常任委員会では、ヒブワクチンについては「生後2ヵ月~2歳未満」、小児用肺炎球菌ワクチンについては「生後2ヵ月~3歳未満」との説明でしたが、ともに「0~5歳未満」となりました。ヒブワクチンで1回約7千5百円、小児用肺炎球菌ワクチンで1回約9千円の費用がかかるので、引き上げは朗報です。

 これは、国の基準に合わせる形で変更されたのですが、三重県の12月補正予算で承認された「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金 16億4651万7千円」が根拠となっています。

 そこで、県議会の資料を見てみると(12月17日付けの提出予定議案より)、

◆子宮頸がん等ワクチン接種の現状
 子宮頸がん予防ワクチン、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型ワクチン(ヒブワクチン)及び小児用肺炎球菌ワクチンは、いずれも世界保健機関(WHO)が全ての地域で接種を行うよう勧告しており、先進諸国では公費負担で予防接種を実施しているが、日本では法令外の任意接種に位置づけられ接種費用は自己負担となっている。平成22 年10 月6 日、予防接種部会(厚生労働省審議会の部会)は、3 種類のワクチンを法令上の定期接種に位置付け公費負担するよう提言している。

◆子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金の概要
 国は、予防接種部会における提言や国際動向、疾病の重篤性等にかんがみ、これらワクチンの定期接種化に向けた検討を行うこととしている。またこれらワクチンの有効性や安全性は高く、国民も接種促進を求めていることから、国は子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金を創設し、これを基に各都道府県において基金を造成、ワクチンの接種費用を助成する市町に対し財政支援を行うことでこれらワクチンの接種を緊急に促進する。

とありました。
 また、広報おわせ平成22年10月号の16ページには、子宮頸がんワクチンについて、詳しい説明が掲載されていました。

◆子宮頚がんワクチンについて(尾鷲総合病院 産婦人科部長 野村浩史)
 http://www.city.owase.lg.jp/cmsfiles/contents/0000005/5313/10_10_HP.pdf
※文中では、「対象となる年齢が制限されている」とあります。尾鷲市では、「中学1年生~高校1年生の女子」が助成対象者となっています。野村医師によれば、「25歳までは費用対効果があると言われている」とあったので、かなりの開きがあります。1回の接種費用が約1万5千円なので、助成は嬉しい限りですが、「尾鷲市独自」があってもいいかも知れません。

 今回の助成対象者年齢の引き上げにより、既決予算の範囲内で対応できれば問題はありませんが、対象者が増えることにより、予算不足が生じる可能性もあります(市町村は半額負担)。その場合、来年の3月定例会で、補正予算が計上される予定です。これらのワクチン接種は、日本においては後進国となっていただけに、多くの方に接種をしていただきたいと願っております。

 これらのワクチン接種は、将来の尾鷲市に繋がっていく費用なので、費用対効果は大きいはずです。しかし、今回の事業については、平成24年3月31日までの期間中の接種が対象なので、不妊治療にしてもそうですが、「尾鷲市独自」がもっとあっていいと感じる分野です。

◆不妊治療費助成補助事業
 http://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?frmId=113
by owase874 | 2010-12-31 18:17 | 福祉とまちづくり


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また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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