平成23年度三重県当初予算より、東紀州枠の予算について

 先だって、平成23年度の当初予算が発表されました。

 知事選挙を控えた骨格予算とのことですが、東紀州に対する主な予算を調べてみました。
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一部抜粋


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編集は端無


 上記は、平成23年度当初予算施策別主要事項(http://www.pref.mie.jp/YOSAN/HP/yosan/h23gaiyo/index-sesakubetusyuyojiko.htm)より、東紀州地域の振興を一部抜粋したものです。2枚目の資料は、私が予算分を抜き出して編集したものです。

 これで全てを考察することはできませんが、これらは東紀州地域に特化した予算であるといえます。とくに、東紀州地域の振興を目的とした予算は、昨年度よりも1億5千万円以上増額されています。ざっとみても、観光や集客交流、特産品開発や販売、産業振興などに特化した予算ですが、これで東紀州地域がどれだけ成長しているのかに、私としては疑問を感じています。もう何年、この手の振興に税金をつぎ込んできたことでしょうか?それで、この地域の人口や産業が増加していれば、大きな効果があったといえますが、「この振興のおかげで、衰退はここまでで止まっている」のが答えだとすれば、東紀州の民を馬鹿にしているのでは?とさえ感じてしまいます。

 また、ふるさと雇用再生特別基金事業、及び緊急雇用創出事業(重点分野雇用創出事業)における東紀州枠を抜き出してみると、下記の表になります。
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編集は端無※ふるさと雇用の番号2と25は、他地域の予算も含まれています


 雇用系の予算については、新規雇用者を対象とした事業なので、採用される顔ぶれが同じということはありません。しかし、東紀州の地域振興の予算編成に照らした雇用事業なので、まさに他の地域ではありえないような事業でも、予算化されているのが特徴です。
 とくに、民間でやっているようなことでも雇用をしているので、民業圧迫と感じる雇用もあります。例えば、伊勢路を踏破する雇用なんかは、ユニークといえばそれまでですが、「そんなことは、雇用してまですることなのか?」とも感じてしまいます。それよりも、昨年、伊勢から熊野三山までを踏破した旅人を8組ほどお接待しましたが、これらの人から話を聞くだけでも、何をすればいいのか?何を求めているのか?が一目瞭然だと感じています。
 もちろん、全てを否定はしていないので、例えば、熊野古道における地域資源の研究などは、専門性を要する部分も大きいので、適材適所の人材を必要とするはずです。また、そのような裏づけが公開されることは、いままで知りえなかったことが明らかになる可能性も大きいので、私としても期待している部分であります。

 このように、東紀州の特別枠は、この地域の振興が遅れているからですが、これらが、子育てや教育・医療に特化した予算であったとするならば、もっとこの地域は発展するのでは?と、私は考えています。少なくとも、まちづくりや産業振興などは、そこに住む人たちが必要を感じてやるべきことであるので、地域格差が顕著である福祉的なまちづくりに特化したほうがより懸命ではないでしょうか?と私は考えてしまいます。また、雇用面においても、同じように福祉的なまちづくりに対応した雇用であれば、より現実的な活用と継続が期待できるのでは?と考えてしまいます。

 これ以外にも、東紀州に対する予算はありますが、わかる範囲で主なものを抜き出していますので、詳細は県議会議員の方が的を射た答えが返ってくるはずです。毎年のように、私は辛口に特別枠の予算を考察していますが、そこで仕事をしている人たちの人格などを否定はしていないので、勘違いされないようにお願いしますね。

◆平成23年度当初予算の状況
 http://www.pref.mie.jp/YOSAN/HP/yosan/h23gaiyo/indexH23.htm
※三重県総務部予算調整室(http://www.pref.mie.jp/YOSAN/HP/index.htm)より引用しています
by owase874 | 2011-02-09 23:47 | 東紀州はひとつに


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また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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