南三重や尾鷲市にとって気になったこと

 朝になれば、新年度予算の定例会開会です。
 国会の動向を見ていると、夜が明けそうです。

 さて、月が変わりましたが、2月の後半には、この地域にとって懸案事項になるかもしれないニュースが相次ぎました。一般市民としても感心がありますが、議会人としても、予断を許さない懸念事項になりそうです。

 24日の報道に、中部電力が2030年をめどに、原子力発電所を2~3基建設することを目指すと発表しました。名古屋市内で会見した水野明久社長によると、「原子力比率の向上が最重要課題。新規の原発開発に全力を傾注する」と述べたようですが、気になる立地場所については名言は避けたものの、三重県南部沿岸地域を想定しているとみられると報道されました。

 この報道について、かつて芦浜原発構想で揺れた南伊勢町の現町長や三重県知事は、慎重な姿勢を示していましたが、再び原発構想が持ち上がるのかもしれないと感じたところです。また、三重県知事においては、当時の田川三重県知事が制定した「4原則3条件」に従って対応していくと述べたそうですが、4月の統一選で知事が交替することもあるので、次の知事になる候補者の考えにも耳を傾けたいと感じています(なので、候補者の討論会はぜひやってほしい)。

 まだ決定したわけでもないので、色めき立つこともありませんが、日本の電力事情を鑑みながら、地域で議論することは大切だと感じています。少なくとも、私の考えでは、まちの疲弊を再興させる救世主のように捉えたくはありません。そういった依存体質には、未来永劫の保障はありません。

 26日の報道では、南伊勢町で県内2例目の鳥インフルが報告されました。15日には、紀宝町で三重県最初の発生が報告されただけに、まさに立て続けの発生となりました。尾鷲市においては、大規模な養鶏場はありませんが、隣の紀北町は、養鶏業者が点在している環境なので、万全の体制を取っていても、気が気でない毎日だと察します。とくに、南伊勢町の養鶏場では、各地の報告に神経を尖らせて、取れる対策はとっていたということですので、関係者にとっては悔しい思いがあったと感じています。

 また、殺処分を担当する県職員においては、引き続いてとなる方もいるので、気が滅入る作業だと感じています。今回は、自衛隊にも要請を出しましたが、地域の関係者にとっても、感染を防ぐための防疫や消毒作業などで協力しています。全ての関係者にとって、重い負担が残らないような体制が構築されることを望んでいます。法律に則っているとはいえ、鶏舎全ての庭鳥を殺して作業に従事するのは、倫理的にも想像を絶する作業です。素人考えでは、全てを殺さない方法はあるのではないかと思いますが、なかなか難しいようです。

 あと、26日の民主党三重県連の定期大会後の躍進パーティーを取材した伊勢新聞の写真からですが、三重県知事選に立候補を予定している、津市長だった松田直久氏ですが、彼と同じ壇上に、岩田尾鷲市長の姿もありました。四日市市長とともに、3人が写っていましたが、四日市市長は、松田氏の出馬会見にも出席しています。このときの出馬会見には、四日市市の田中市長、志摩市の大口市長、明和町の中井町長が同席していました。今回の写真には、あらためて出馬の意思を示した松田氏に応える形で、四日市市長とともに同席したようですが、尾鷲市長として松田氏を応援するということでしょうか?

 先だって尾鷲市で開催された、三ツ矢憲生衆議院議員の後援会尾鷲支部「春の集い」では、伊勢高校時代の朋輩だったという岩田市長も同席していました。この席には、同じく三重県知事選に名乗りを上げている鈴木英敬氏も紹介されたので、尾鷲市長はどちらの候補を応援するのかなと考えておりました。尾鷲市長にとっては、来賓出席という側面もあったので、自民党から民主党系に乗りかえたとは言えませんが、微妙な選択をしているのかと思えば、松田氏応援をはっきり意思表示したのかと感じたところです。

 確かに、あの席での鈴木氏の自己紹介は、遅れてきたわりには軽い感じで挨拶をしたので、「この席ではしっかりとしといたほうが無難なのになあ」と感じました。若さが出たのか、若いのであれでよいのかはわかりませんが、ビシッと決めた方が、インパクトはあったように感じています。また、鈴木氏は、自民党・公明党・みんなの党に推薦を求めましたが、松田氏は民主党の推薦を白紙としています。いまの国民には、党に対してアレルギーがあると感じているので、この点でも松田氏の方が上手ではないかと感じたところです。選挙戦略も、松田氏は幅広い支持を得ているようです。

 三重県知事選の考察になってしまいましたが、岩田市長が松田氏を応援するとなれば、この地域への勝算をどう考えてのことなのでしょうか?東紀州に関心がなさそうに見えた鈴木氏を思いながら、かといって、そういう選挙の場に尾鷲の市長がでていくのがどうでるのかが気になりました。私としては、どちらもよく知らないこともありますが、もう少しピリッとした候補者に期待しているところがあります。

 以上の3点は、この地域にとっても、今後を左右するかもしれない事項であると考えています。

 このブログを書きながら、国会中継を聞いています。深夜2時に開催された本会議ですが、自民党の塩崎議員が発言しています。与党には厳しい意見が続くでしょうが、これだけ聞いて寝るとします。

◆衆議院インターネット審議中継
 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=HM
by owase874 | 2011-03-01 02:32 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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