逃げ場

 逃げるが勝ちの続編です。

 「逃げるのは、距離ではなく高度である」とご指摘を受けました。その通りで、たとえば、長い距離を逃げても、高度を稼げなければ、追ってくる津波からは逃げ延びられません。膝っ小僧くらいまで津波が走ってきて、足を取られてコケたら、そこでオシマイでしょう。津波って、そんなものだと感じています。
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さてどこからでしょう?


 私が住んでいる北浦町1-8には、キタガワノホトリという市民活動支援センターがあります。もとは、干物販売所と加工場でした。その屋根に上ってみて、「高さは8メールないかなあ」って気がしました。この辺りの道路面の高さが2.8メートルとあるので、だいたい合っていると感じます。また、建物そばの電力電柱が約13メートルだと思うので、やはりそのくらいかも知れません。
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右の電力電柱のことです


 2枚目の写真は、菊山と呼ばれる高台ですが、ここへの避難が出来れば、地区の集会所があります(写真左奥の白い壁の建物)。しかし、いまいる場所からですと、大きく左に迂回して登るので、けっこうハードルが高い避難経路です。かと言って、この屋根の上では、地上高10メートルには満たないので、想定される津波に飲まれてしまう公算が大きいのです。

 しかし、もしも逃げ遅れ、この屋根に上るしかないとなったとき、右の電力電柱に上ることは可能です。これでちょっとは高度は稼げます。さらに、もしも家の屋根伝いに移動ができれば、避難ビルにもなっている隣のホテルビオラにもたどり着けそうです。もしくは、菊山のさらにふもとに近い家の屋根までもいけるかなと感じました。でも、この想定は、私単独のことであって、3歳の娘が一緒であれば、やはり電力電柱が精一杯です。

 大事なことは、まずは知ることです。

 自分がいまいる環境を知っておくことは、突然の事態に対応するときに大事だと感じます。最近は、小学校でも地図を用いて防災学習をするので、現地を見るのと併用することで、より知ることにも繋がります。大事なことは、地図で知るのは平面でしか無く、実際の目で立体に見ることです。その上で、どうすればいいのかを記憶しておくのです。

 私の場合、単独と子ども同伴とで違ってきます。1次的に菊山には逃げられなくとも、八幡さんや妙長寺さんの奥之院へ逃げる選択もあります。そこから伝って、菊山にも馬越方面にも高度を稼ぎなら逃げられます。しかし、逃げた先には課題もあるので、行政の力を期待するところです。また、ここに私の役割があると感じています。残念ながら、現状では大きな課題が浮き彫りになるだけです。

 最良で言えば、まさに自家用車でより先に逃げることになりますが、それも被災する時間帯で大きく異なります。最悪の想定をしたときは、まさに着の身着のままです。これは、生き延びても非常にリスクを伴います。

 さて、皆さんも、こういう想定をされていますか?
by owase874 | 2013-04-27 03:02 | 防災とまちづくり


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

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