はなし徹也の選挙戦を振り返る、その一

 あとになれば、また違った面も見えるはずですが、いまこの時点での反省と考察をします。

 今回の選挙戦に入るまでは、私に対する評判は、「勇退する議員の後釜か、かなりの支援を受けるで楽勝」が体制でした。これまで、私を支持してくれてたであろう同世代からも、「余裕やり?」と冷やかされました。確かに、そういうことを夢見たこともありましたが、私は、私のやりたい選挙を突き通したことと、その結果が落選と出たことで、そういった噂は、単なる噂でしかなかったことを証明したと感じています。残念がら、落選という形でしたが…

 では、私と勇退した議員との間では、なにか特別な事情があったかと言えば、仲たがいも擦り寄りの失敗などもありません。もちろん、同じ敷地内に住み、会派を長らく組み、歩調を合わせることも多かったので、そういった関係性ではありました。しかし、それ以上も、それ以下もありませんでした。もっと言えば、私が真剣さをもって、お願いしなかったのは言うまでもありません。それは、私もいち議員であり、葛藤はたくさんしましたが、自分を貫くことを選択した結果でもありました。その結果、選挙戦が苦しくなることは、自分自身が十分承知していましたが、私が、自分自身の評価を推し量りたかったこともありました。

 私は、選挙戦に入るまでの期間、選挙のお願いと受け取られるような議員活動をしませんでした。これも、自分自身に課した約束です。それではダメだとわかりきっている部分もありますが、これまでの活動を有権者がどうみているかを、この選挙戦で推し量りたいからです。では、何もしなかったのかと言えば、約250人の方に、これまでの議会活動報告と一緒に、私が私であることを考察した手紙も認めて送りました。私の場合、支持をしてくれるような企業や組織がありませんし、個人を特定するのも難しい候補者でもあるので、この250人は、これまでの公選葉書の中から中心に、それでも近しいと思える方を選択しました。あと、選挙戦の直前に、自分の住まいの周辺に、選挙戦でバタバタとすることのお知らせをした程度でした。

 ほとんどなにもしないままでしたが、スタッフを集めることも、また苦労しました。私の場合、表立ってやってくれる支持者がもともと少なく、選挙ごとに変わっていくこともあります。ここにも、私の不徳のいたすところがあるのですが、選挙に関心を持ってもらう、その選挙が何を意味するのかを、私自身が身を持って周知させていないことが大きいと感じています。あとは、これまでの議会活動を、より詳しく広報していないこともあります。しかし、選挙ポスターの写真などは、友人のプロのカメラマンにお願いし、ポスターのデザインから文言までを自分で考えて制作しました。もちろん、公選葉書も同様で、ここには私なりの戦略はありました。

 幸いにして、スタッフには恵まれました。常勤スタッフを1名確保し、非常勤スタッフも選挙期間中は切れ目なく充足できました。選挙ごとにスタッフが入れ替わりますが、それでも新しいスタッフがやってきてくれます。また、初当選からのスタッフ数名も、3期目の応援に駆けつけてくれました。そして、立命館大学や龍谷大学の4回生6名が、災害ボランティアの繋がりで、平日の期間に駆けつけてくれたことも大きかったです。選挙スタイルを変える予定でしたので、彼らの存在は、大きかったです。なによりも、私のために来てくれたことと、彼らのようなこれからの日本を背負って立つ世代に、田舎の地方自治体の選挙戦を体験してもらうことは、絶対にためになるはずだとの確信もありました。

 お叱りを受けるかもしれませんが、選挙活動は楽しくやらないと、息苦しく、重苦しく、悲痛感しかない選挙では、候補者の私が訴えていることとのギャップが大きすぎます。私は、夢をもった議員候補者であり、未来を予測していまを考える人であるからです。楽しい夢がなければ、ただ単に選挙に受かりたいだけの選挙では、自分本位だと感じるのです。
by owase874 | 2013-06-11 12:12 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

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