ようやく関係書類を提出する~選挙の費用について~

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9日付の地元紙


 9日に掲載された地元紙ですが、この時点では、立候補のための必要書類を準備できていませんでした。もちろん、出馬する意向は固めているので、単に私の事務処理が遅いだけですが、9日の午前中には、無事に事前審査をし終えました。審査を終えると、書類の封筒を厳封するので、これを告示日に提出することで、スムーズに受付されることになります。

 この事前審査とは、13日の告示日に審査を受けていては、選挙運動がその分だけ遅れてしまうので、必要書類を事前に準備し、選管に目を通してお墨付きをもらいます。また、この必要書類というのも、実にさまざまあって、契約を交わす必要や、供託金を納める必要もあるので、私のように選対がないに等しい者にとっては、ひとりでやり切るしかありません。

 ところで、主な書類についてですが、簡単な用語で説明すると…

・出馬するための意思確認
・戸籍謄本、または抄本
・出納責任者の届け出
・供託金を納めた証明書(市議会選挙は30万円)
・通称名の登録
・選挙公報
・事務員、車上運動員(ウグイスなど)の事前登録
・選挙カーの賃貸契約
・選挙カーの運転手との契約
・選挙カーの燃料契約
・選挙ポスターの印刷契約

以上が、事前審査の対象となります。この他にも、期間中に提出すべき書類には、選挙ハガキに必要な書類や、新聞広告に必要な書類、立会人の登録、個別演説会の登録などがあります。選対をつくるということは、こういった事務手続きをやってもらうためでもあるのですが、とても私の選対では対応しきれないので、私自身が出納責任者になり、書類もすべて自分自身で仕上げます。もちろん、スタッフ不足が原因ですが、これを自分ですることで、経費削減や公費負担を考えるきっかけにもなると考えています。

 ここで、公費負担についてですが、市議会選挙の場合は、

・選挙カーの賃貸料(7日分、1日最高15,300円)
・選挙カーの運転手の人件費(7日分、1日最高12,500円)
・選挙カーの燃料代(7日分、1リットル最高約185円、1日の上限7,000円ちょっと)
・選挙ポスターの印刷代(201枚分、1枚2,000円ちょっと)
・選挙ハガキの郵送代(2,000枚まで)

以上が、すべての候補者に行政負担で賄われます。いわゆる税金ですが、そのために、供託金30万円を納めるのです。もちろん、最低限の得票ができなければ、この30万円は没収されることになります。当選したり、落選しても得票数が一定量あれば、後日返還されます。

 私の場合、選挙カーの賃貸料は1日12,960円(税込み)、運転手の人件費は1日10,000円、選挙ポスターの印刷は1枚500円ちょっとで契約しています。限度額いっぱいにしないのは、少しでも経費負担の軽減を考えているからですが、仮にスタッフを”雇用”することを想定して計算しています。また、選挙スタッフとなる車上運動員や労務者については、1日一律3,000円の報酬を支払うことにしています。さらに、事務員については、時給800円、1日最高8時間の計算で契約しています。

 もちろん、限度額いっぱいでも正当性はありますし、経費をかけないのであれば、無償のボランティアとしてスタッフを賄うことも可能です。しかし、私の場合は、有償ボランティア価格ではありますが、最低限ですが対価を支払うことにしています。このあたりは、候補予定者や選対の考えによることが大きいはずです。また、茶菓料や飲食代についても、経費を計算しやすい弁当制にして、規定の茶菓を準備することにしています。

 そこで、ざくっとですが、この費用で試算してみると…

・選挙カー賃貸料 7日☓12,960円=90,720円 ※
・選挙カー運転手代 7日☓10,000円=70,000円 ※
・選挙カーの燃料代 7日☓7,000円=49,000円 ※
・選挙ポスターの印刷代 201枚☓500円=100,500円 ※
・選挙ハガキの印刷代 2,000枚☓10円=20,000円
・選挙ハガキの郵送料 2,000枚☓51円=102,000円 ※
・事務員の報酬 7日☓8時間☓800円=44,800円
・車上運動員の報酬 7日☓2人☓3,000円=42,000円
・労務者の報酬 7日☓4.5人☓3,000円=94,500円
・弁当代 7日☓2食☓10人☓600円=84,000円
・茶菓料 7日☓12人☓200円=16,800円
・供託金 300,000円

となり、総額1,014,320円となります。このうち、公費負担は412,220円になります。よって、自己負担は602,100円になります。また、供託金が返還されると、最終的な自己負担は302,100円となります。できれば、公費負担を約30万円に抑えるために、経費削減を図りたいと考えるのですが、相手のあることですので、無理は言えません。ただし、たとえば燃料代は上限いっぱいまで使うことはありませんので、あくまで試算です。

 とくに意識する意味はないのかも知れませんが、供託金の30万円を基本に、自己資金30万円、公費負担30万円が私の理想とする形です。しかし、これでは最低得票数を上回った場合の返還で、自己負担が0円となり、公費負担だけになります。現実的には、自己資金を60万円に設定しているので、供託金が変換されれば30万円の自己負担となり、公費負担を30万円としたい、私なりの根拠が説明できます。

 公費負担については、税金の無駄使いなどとの批判も大きいのですが、地元紙に目を通しながら、選挙費用の試算をしていたところです。参考までに記録しておくのは、身近に選挙について知ってもらいたいと考えるからです。なお、当たり前ですが、公職選挙法に従って進められるので、その範ちゅうを越えることはありません。

 なお、面接ありですが、選対スタッフも募集しています。
by owase874 | 2014-04-10 01:44 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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