熊野市の特産品ってなんだろう?

 特産品ってなんでしょうね?

 辞書を調べると、「その地域で特に盛んに生産される品物。生産量が多い、品質が優れる、あるいはその両方である場合も多い。特産物と言う場合も多い」ってありました。一方で、名産品って言葉もありますね。これも調べるうちに、「日本観光文化協会/全国観光文化・特産検定公式サイト」では、特産品と名産品の違いを示していました。

■特産物と特産品の違い(資料協力:日本観光文化検定協会)
 「特産物」と「特産品」、「名産物」と「名産品」の区分統一 特産ブランドについて論議する際は、「特産物」と「特産品」、「名産物」と「名産品」、という言葉について、統一した基準のもとで使い分けることが重要である。

 まず、一般に地域の特産について、特産物と特産品の違いを普段意識して使うことは少ないが、観光特産の考え方では、特産物とは、「肉、魚介、野菜、果物、水、鉱石、樹木など自然なものでその土地から産出された物」をいう。特産品とは、「ある特定の国や地域で産出された特産物を人の手で加工したもの」と協会では定義している。

 また、その中には工芸品、民芸関連など非食品も多く含まれる。 その意味では、名産物は、「肉、魚介、野菜、果物、水、鉱石、樹木など自然なものでその土地から産出された物で全国的にもよく知られているもの」であり、名産品とは「特産物を人の手で加工したもので全国的にもよく知られているもの」ということができる。ただし、「名産品」というのは、昔からその名前を知られているものが多くあるが、その中には、その「地域の資源」を使用していないものがあることに注意が必要である。

 これら特産物、特産品が発展する背景には、その地域の気候・風土や、歴史的な経緯、近隣地域との地理条件など、さまざまな要因が挙げられる。特産品は、食品、家庭用品、趣味用品、衣料品など、現在ではその数も多くある。それぞれの地域では、観光や流通手段を介して特産品の拡大に力を注いでいる。

 これからは、明確にそれぞれをその位置付けにより言葉を使い分けしていくことが重要になる。 また、宇都宮の餃子、富士宮の焼きそば、ご当地グルメといわれるものなど、その歴史は浅くても地域ぐるみで有名になったものや、北海道の生キャラメルなどもある。逆に古くからあった名産品が、「食品偽装問題」などで名を落とした会社もある。

 これからは、安全・安心などの視点に立ち、生産を行わなければ、どのように有名な名産品であっても、「消費者には受け入れられない」と考えるべきである。
e0105019_1521055.jpg
熊野原木市場


 今日は、熊野原木市場の定期市でした。ここで競りにかけられる熊野市原産のスギやヒノキは、特産物ということになります。そして、熊野市内の製材所などで加工されたスギやヒノキは、特産品ということになります。当たり前なことですが、製材所ごとに、挽き方や仕上げ方が違うからです。それぞれの製材所で培われた、その職人技とも言える技術によって加工されています。

 また、特産物は名産物、特産品は名産品に置き換えることもできます。しかし、名産と言うのは、全国的に名前が通っていることが求められていますので、外に出ていくためには、特産よりも名産になることが大切だと知りました。言葉の問題ですけどね。

 では、何が言いたいのかということですが、熊野市の特産品は、私的にはめはり寿司(高菜のにぎり)が真っ先に浮かびます。また、サンマ寿司も同じくらいに浮かびます。一方、特産物では、高菜(赤大葉高菜)とサンマ小船の梅(ウメ)になります。手前味噌ながら、飛鳥町の水稲栽培の米もです。種類はありますが、総じてミカンもです。例に出した熊野産のスギやヒノキ、とりわけスギに関しては、熊野市の木にも指定されていますが、私にとっても特産物です。また、熊野市の神川町でしか産出されない那智黒石もです。

 あとは、熊野市が売り出している特産物として、新姫や熊野地鶏がありますね。特産品となると、新姫ポン酢(家には常駐していることが多いです)やさんま醤油、みかんジュースがあります。みかんジュースで言えば、私は、夢工房くまののマルチ栽培もイチオシですが、MAKOTO農園の黒ラベルは絶品オススメです。

 特産物や特産品は、人それぞれで好みも受け取り方も違いますが、限られた資源でもある特産物を、地域の人たちや熟練の技術によって特産品にしていることからも、私の立場では、どれも熊野市のイチオシとしてあと押ししていく考えです。また、新たに生まれでている特産品や特産物もあるので、すべてを掌握しておきたいと考えています。

 ちなみに、熊野市観光公社の公式サイトでは、熊野市駅前特産品館では、リンク先が特産品として紹介されていました。また、熊野市物産振興会のお店紹介を見ると、「なるほど、熊野市の特産品やね」って納得します。あと、余計なことですが、これら熊野市の特産物(品)を名産物(品)にしていくことが、熊野市首長の役割として、施策や事業でどう反映されているのかになります。

 ないことだと思いますが、特産物や特産品のあと押しが偏ってしまっては、それぞれの生産者の気持ちにバラつきが出てしまいます。一方では、公的支援を受けて生産しているのに、もう一方では、自己資金の切り崩しで生産を食いつないでいる…こんなことがあるのだとしたら、そこにも私の役割があるように感じています。そのためにも、多くの生産者の声を聞き、なにを求めているのかを知ることからはじまります。どのような経過をたどっても、熊野市の特産物や特産品には違いないからです。それらの商品は、熊野市を宣伝広報する媒体だけでなく、生産者という縁の下の力持ちが存在しているからです。
by owase874 | 2014-05-20 16:51 | 産業振興を考える


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

プロフィールを見る

ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

facebookやtwitterにも登録しています。よろしくお願いします!

カテゴリ

プロフィール
議会活動の予定
コラム「温故知新」
端無の一般質問
定例会の報告
臨時会の報告
委員会等報告
議会改革報告
防災とまちづくり
教育とまちづくり
福祉とまちづくり
観光とまちづくり
住民自治を考える
産業振興を考える
公益行事への出席
地域の活動を知る
東紀州はひとつに
 
 
 
 
 
 
 
 

twitter

最新の記事

1年前を振り返る日、新たな決..
at 2015-04-20 14:58
熊野市の地方創生(移住交流編..
at 2015-03-14 17:29
議会が一枚岩になるということ
at 2015-03-03 00:41
【12月定例会の一般質問】熊..
at 2014-12-11 16:18
【丹レス主催】大杉の伐木と霊..
at 2014-11-10 13:17
これからの地方自治体
at 2014-10-30 14:14
【丹波水害復興支援_霊山寺と..
at 2014-10-30 09:52
【丹波水害支援_床下対応メイ..
at 2014-10-21 10:29
【東皐寺復興支援&クールダウ..
at 2014-10-09 11:23
【丹波水害復興支援】東皐寺、..
at 2014-09-26 12:31

以前の記事

2015年 04月
2015年 03月
2014年 12月
more...

検索

その他のジャンル