【9月議会】附帯決議案の委員会採択

 周辺街並景観整備モデル事駅前業補助金 825万円

 今月16日、所管する産業教育常任委員会において、この補正予算の担当課説明に紛糾しました。まずもって、平成23年度にはじめた事業が、当初予算ではなく、補正予算で出てくる時点でオカシイのではとなりました。また、「熊野古道らしくする」と言う、補助金の審査基準も曖昧で、すでに施工している駅前の2店舗の景観に合わせないとならない決まりはありませんでした。
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 いま、駅前周辺では、電柱などの地中化が進められており、この地中化に合わせた補正予算との説明もありましたが、この時期に補正として出てくるあたり、なにかきな臭いものも感じました。これまでも、景観の統一がないまま、駅前の噴水や、交流センターが施工されています。車がそばを通る噴水横には、ベンチも置かれていますが、見ようによっては危ない気もします。
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喜楽さんと向井みかん店さんが見本


 また、補正予算自体は、個人店舗向けの景観整備費用なのですが、1軒75万円が11件分しかありません。そもそも、該当エリアには、ざっと35軒の建物があって、空き家でない建物は11軒以上あります。店舗となると、計上予算くらいですが、これで統一した景観になる保障はありません。日をまたいで説明を受けた際には、「想定している11店舗には、現在ひさしやさし掛けがあって、電柱の地中化に伴って撤去をしたあとの景観整備に使ってもらいたい」とのことでした。しかし、予算化できていないと理由で、これらの店舗が利用するかどうか、利用したとして、すでに整備している2店舗に追随するという下準備もできていませんでした。
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 都市計画からも脱線し、そもそも駅前景観の統一した絵がないなかで、突然のトップダウンに担当課が苦悩してんじゃないのかと、心中察してしまったくらいです。後半の説明で、なんとか理解には至りましたが、担当課の説明が云々ではなく、やはりこの時期の予算計上は議会軽視とも受け取ることができました。
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 そこで、補正予算を認める代わりに、附帯決議案の提案をさせていただき、この決議案について理解がなかった議員からの指摘に苦労しつつも、同じ所管の下田議員さんからの助け舟もあって、近年の熊野市議会ではめずらしい附帯決議案が委員会採択されました。最後は、委員全員が全会一致で採択したので、この意味するところは大きいはずです。法的拘束力はない決議案ですが、市長をはじめとする執行部に対しては、「根拠はあっても、事前にすり合わせもしない曖昧な予算計上は認められない」という議会の意志を伝えることができます。ここに大きな意味があり、今後の出方によっては、修正予算などの可能性もあるわけです。
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 われわれ議員にも、市長と同じく有権者が後ろ盾として見守っています。どちらも同じ熊野市民ですが、議員がまとまれば、市長にも匹敵する権限を行使することができます。これが、議会の権能であり、使える地方自治法を駆使することが、いまの熊野市議会議員には大きく求められてもいます。これまでの慣れ合いのような議会政治では、熊野市民の多くは納得しないはずなのです。まだまだ最初の1歩ですが、大きく動いた気がして、嬉しく感じました。
by owase874 | 2014-09-19 00:48 | 定例会の報告


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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