これからの地方自治体

・教育、育児(子育て)、高齢者、ごみ、1次産業

 僕が主眼としている、自治体の施策を必要とするキーワードです。

 防災や減災、まちづくり、地域おこしとかも大事、そやけど、それは住民が”市民”になれば、自然と出来上がっているくるはずと考えている。しかし、教育や育児環境の充実、高齢者の生活環境の整備、ごみ問題、1次産業を衰退させない保護と改革、これらは施策でもって対応しないと拡がっていかない。

 僕は、減災や防災を得意とし、日常的なまちづくりから、これらを繋げているけれど、考える根本は、この5つのキーワードが発着点になっている。つぶさに僕を観察してもらえれば、このキーワードで動いているのがわかるはず。なので、まちづくりや、防災や減災でしか動けない人とは違うって感じるはず。誰だったか、その質問の応えになっているかな?

 まず、育児ってのは、遊び要素は不可欠だけど、その時々の遊びでは長続きしない。それをシステム化したのが教育になるので、育児と教育はセットになる。これが充実していると、ほっといてもまちづくりは進んでいく。子どもを中心にすれば、弱者にやさしいまちになるわけだ。それは高齢者にもあてはまり、しいては災害弱者とも言われる、障害をもった人たちも含めた要援護者すべてに共有されていく。だから、地域の防災や減災は、災害時要援護者を中心に考えていけば、いざというときには転嫁して対応できるようになる。

 教育については、家庭と学校の橋渡し役である”先生”が重要になってくるけれど、根本は学業を教えることが本業であるので、地域がどれだけ教育に参画してくかを考えるべきじゃないかな。すべてを学校や先生に任せている現状があるならば、それを地域がシェアしていくことが、これからの地方自治体のあるべき姿になると信じている。もういい加減に、学校に行かせていれば、人間形成をちゃんとやってくれると思い込むのは辞めた方がいいと感じている。義務教育期間の人間形成は、先生だけで済むはずがなく、地域が包括していけば、もっといいに決まっている。これまでの体制で、日本は現状維持しているかもしれないけれど、良い方向になにか変わった?

 高齢者については、これだけ日本が少子高齢化していくと、避けては通れない課題が多いのも確かで、たとえば、医療費の負担増が、国民健康保険料の負担増のスパイラルになっている。また、超過疎地域に住まう高齢者は、自家用車で動ける人と、そうでない人の格差が生死にも繋がっていく。地区のコミュニティ崩壊が引き起こす多くの課題は、つねに高齢者が矢面に立たされているので、これらの地域で、たとえば若者の定住や移住促進のまちづくりを優先させても成功しない。住む人を増やしたければ、都会に出ていった人を呼び戻す法律をつくればいいだけだけど、その都会に子や孫を出したのも高齢者である親なので、その責任を他人に肩代わりさせる施策では結実しない。言葉は悪いけれど、いまいる人たちの環境を整備するほうが得策ではないだろうか?

 ごみ問題については、インフラ整備をやるのが行政の役割であるので、処分場や焼却場の整備は不可欠。しかし、多くの地方自治体では、老朽化した施設の更新が遅れたり、広域化に向けた足並みが揃わなかったりしている。また、ごみに関連した汚物処理や下水処理についても、そもそも設置できていない現状がある。とくに、下水処理については、下水道の整備がなく、合弁浄化槽の普及率すら低いままの地域もある。下水処理といえば、古代より国の重要なインフラ整備になっているので、ここを重要視しないなかでの地域の発展はないのでは?

 最後の1次産業については、そもそも自給自足の生活が、わが国が本来もちあわせていた誇るべき自活力であり、これからは自給自足の向上を目指すべき。その確固たる伝承をいまに引き継いでいくためには、団塊の世代が高齢期に入ったいま、それより高齢である人たちからの知恵が必要であるので、タイムリミットが迫っている。もちろん、団塊の世代からの伝承も必要不可欠だけど、超高齢者が持ち合わせている技術や知恵は、日本の根幹を後世に残せるチャンスだと考えている。生きる術を持ち合わせている技術者が、とくに1次産業に従事する人たちに多いので、そういった視点から施策を講じていく必要を感じている。違うかな?

 以上、わかりやすく書いたつもりですが、どれもが関連していくことを感じていただければ嬉しいです。地方自治体の行く末やあり方を論じていくには、いかに思考をシンプルにしていくかですが、そのためには近道も遠回りもしないとならないので、一筋縄ではいかないのも確かです。また、私たち議員は、地方自治体に住まう住民の後ろ盾となり、ときには矢面に立つ存在であります。
by owase874 | 2014-10-30 14:14 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

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