行政管内視察に参加しました

 総務産業常任委員会の委員で、管内の行政視察を行いました。
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市内自動化防潮扉(尾鷲漁協前)


 地震発生時、近くの誰かがコンソールボックスの鍵を開けて (鍵はコインでも開閉可能)、中のボタンを押し込むと、自動に扉が閉まります。今日は、水圧で閉めましたが、通常は油圧式で、電源は電線からと、バッテリーのどちらかで作動します。最後の手段は、手動でも閉まります。

 第1波の津波を軽減させる目的として有効ですが、遠隔操作でないことや、(ある程度の地震の揺れで閉まる)完全自動でもないのと、そのときにボタンを押す人がいないと、役目を果たさないなどの問題(欠点)があります。「ボタンを押す人」、これが現段階での鍵になりそうですが…

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殺菌冷却海水製造貯水装置(尾鷲漁協)


 漁協関係者に好評な貯水装置で、鮮魚の保存にも使用し、大変に役立っているとのことでした。以前の装置と比較しても、その規模や性能は格段に向上しています。
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これまでの装置



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避難階段(ニューポートホテル)


 ニューポートホテルの非常階段を利用した津波からの避難階段です。海外沿いで、耐震と高さのあるビルは、ここのほかには、栄町のクラウンコーポの2箇所だけです。自分の近くの避難場所をあらためて確認しました。

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中井町通り(中井町)


 中井町で活動する中井和っしょいの会と、絵心がある県職員が作成しました(現在は名古屋に出向中)。やわらかい温かみのあるマップで、自分の進む方向で展開しているので、見易さと好奇心をくすぐります。これの紙ベースもあれば、さらに市内散策が拡がりそうです。

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ふるさと農道(三木里)


 まだ完成しておりませんが、三木里の2つの川をつなぐような格好で整備されている農道です。

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梶賀消防団車庫(梶賀町)


 梶賀の中心から少しはなれていますが、以前の場所よりは行きよいとのことでした。

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曽根消防団車庫(曽根町)


 真新しい消防自動車が置かれていました。梶賀と同じく、手押し式もありました。

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ヘリポート(尾鷲高校光ヶ丘校舎)


 2機分の駐機場もある、本格的なヘリポートでした。
また、校舎の一部が防災倉庫になっていて、災害発生後は、救援活動の拠点にもなるとのことでした。
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防災倉庫内の様子


 電気式のフォークリフト、脚立式ハロゲンライト、ガソリン式発電機、災害簡易式トイレ、ゴムボートなどが備蓄されていました。災害発生直後の使用(救難活動)には向きませんが、長期的な活動の支援資機材にはなりそうです。

 しかし、この校舎全体のほとんどが、常時使用されていない状態は、もったいない気がします。

救難活動で要求される主な資機材(地震の場合)
 ・バール・・・建具を外したり、瓦礫をどかします
 ・金テコ・・・重いものを、テコの原理で持ち上げます
 ・大ハンマー・・・障害物などを砕きます
 ・チェンソー・・・倒壊した柱や梁の切断をします
 →人が、人を助けることが目的です。

救援活動で要求される資機材
 ・ガソリン式発電機・・・混合油より、手に入りやすいガソリン式がオススメです
 ・ハロゲンライト・・・明るいので、広範囲を照らせます。灯りは人を安心させます
 ・簡易式トイレ・・・ビニル袋に汚物を入れるのが、衛生的にも適しています
 ・ブルーシート・・・何にでも応用が利きます
 →誰でも扱いやすく、簡単に手に入ることが重要です。

 ひとえに、資機材といっても、救難と救援では種類や目的が違ってきます。備蓄に関しても、この違いを明確にしないといけません。また、備蓄場所も、救難は人家の近くに、救援は、津波などの被災のリスクが少ない場所と区別を必要とします。

 僕の住んでいる栄町の借家は、家屋の倒壊と予想値で1m未満の津波の被害が予想されますが、主に2階に資機材を備蓄していますので、倒壊してもあとで掘り起こすことができます。

自宅での主な備蓄リスト
 ・ガソリン式発電機×1
 ・ハロゲンライト×2
 ・懐中電灯×2
 ・延長ドラム×1
 ・ブルーシート×2
 ・バール×2
 ・金テコ×2
 ・チェンソー×1

 翌日は、市有林の視察でした。
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クチスボダムの奥


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奈良県との県境近く


 尾鷲市は、所有する市有林が広範囲にあります。
 どれも、今後の伐採時期を控えており、FSCの認定も受けております。

 昨今、木の温もりが見直され、活用が多様化していることもあり、利用法や市民への浸透にもさらなるアイディアが必要です。
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尾鷲第二保育園もふんだんに尾鷲檜が使用されています


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古江のアクアステーションもしかりです。


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三重県立熊野古道センターは圧巻です。


 一般住宅にも、尾鷲檜などを使用しているお宅が増えてきています。
by owase874 | 2007-04-26 18:58 | 防災とまちづくり


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

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