中川悪臭問題の問題に憤る

 17日の生活文教常任委員会の傍聴にはじまり、紀北県民センターでの県側の状況説明など、昨日の中川悪臭問題対策協議会の傍聴と、中川悪臭問題に関わる会議を傍聴しました。

 このブログでも、私自身の考えや心情は述べていますが、この問題に対する過去の全協での発言も含めて、この問題の大きさを感じながらも、この問題に至るまでの問題に憤りを隠せません。

 まず、協議会が今まで秘密会であったことで、直接話し合われた内容や問題点の審査や精査ができていないのと、周辺地域に住む一部議員が、住民の立場としても関わっていながら、議員間の情報共有ができていなかったり、県側の情報を伝える立場の県議がいなかったりと、議員としての取り組みができにくい状態が続いています。

 その状況でありながら、周辺住民からは、「議員は何もしてくれない。」、「議員の資質を疑う。」などと、この問題を解決するにあたり、まとまるべき立場の住民と議会との隔たりを感じます。これでは、一部関係する議員と、それ以外の議員間に、ギクシャクした遺恨も残しかねません。

 必ずしも、地元選出の県議や市議会議員全員が、この問題に直接関わらなくてもよいと考えています。それぞれの得意分野や住民としての関係の中で、「市民にとってこの問題は、改善されなければならない最重要課題である」との認識ができているのであれば、その時点で議員間の情報共有を行えば、議会としての対応や執行部との意見交換ができます。

 現在の状況は、その共有ができていない状態に見えてなりません。市民の矛先が、一部議員が関わっていながら議会に向けられるのは、同じ地元政治家として憤りを感じます。これでは、自治体としての1枚岩で、この問題を解決できるのだろうかとさえ考えてしまいます。

 私の立場では、中川周辺に気軽に尋ねていける住民はおりません。関係する議員から聞く話で、その問題の重要性を知るのが現状です。あとは、漏れ聞こえてくる話でしか、情報を得ることはできません。しかし、魚のアラ加工センターの作業行程の仕組みや、科学的な問題点は、自分の専門分野だったこともあり、違った視点での切り込みができます。この双方を組み合わせれば、問題解決と今後の対応の両輪で動くことができます。さらに、条例や法令に詳しい議員もおりますし、執行部との折衝にたける議員もおります。こういった議員間の情報共有が、執行部との意見交換で、的確に発揮される解決を生むのではないでしょうか?

 この問題の最終目標は、「周辺住民の不安材料を取り除くこと」です。

 だとすれば、議員が向うベクトルは、それぞれの得意分野を発揮しながら、同じ方向でなければなりません。私が、今から周辺住民の話を聞くことから始めるよりも、十分に聞いている議員から情報をもらえばよいだけのことです。そのなかで、議会ができることをまとめていけるはずです。それができないのであれば、この問題の最良な解決はできかねそうで不安になります。

 議員は、口利きや手柄を優先するようであれば、変わるものも変わりません。現状を打破しようとするその先に、市民の安心できるくらしが見えていなければと考えます。
by owase874 | 2007-07-19 15:33 | コラム「温故知新」


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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