一般質問の聞き取りって…

 9月定例会(第3回定例会)では、前回に続き一般質問をします。

 私の順番は、一般質問2日目の11日(火)の午前中2番目です。これは、同じように一般質問を予定している議員によるくじ引きで決まります。このとき出席できない議員は、議会事務局の職員が代理で引きます。順番は、決まったら変更することはなさそうです。

 こうして質問事項を議会事務局に通告すると、同時に担当課からの聞き取りの可能な日程を聞かれます。それは、担当課によって、市長答弁を作成するからで、あらかじめ私の質問事項を知ろうということです。たいていは、この後に連絡が入り、聞き取り日を調整します。

 今回、2つの質問を想定していますので、7日の午後から、市役所に聞き取りに出向きました。14時からと、初めの聞き取りが終わり次第の予定でした。最初の担当課は、市長公室の地域コミュニティ・男女共同参画係と、新産業創造課のまちづくりプロデュースセンターの職員との面談です。この面談では、私が何を質問し、何を具体的に執行部に求めたいのか?または、市長に対して求めるのか?などを聞かれました。

 1つ目の質問は、中間支援機能を持った市民活動センターの必要性なので、過去2回の質問と題名は代わり映えしません。しかし、質問後には、その方向に向うような活動を継続しており、議員で出来ることと、市民の立場で出来ることを続けています。ですので、担当課からの聞き取りも、具体的な話し合いに発展します。こういった流れは、自治体の傘の中にいる者として、立場は違えど、それを協働させることで、それぞれの力を合わせて、自治体の質を高めていく気がしています。今回の質問内容も、おのずと次へのステップの話になります。

 2つ目の質問は、防災(減災)に関してです。1つ目の質問の聞き取りが長くなり、防災危機管理室には、16時過ぎに出向きました。質問内容は、尾鷲市が現在行っている防災(減災)の状況を聞くのですが、主に”自動防潮扉”についてです。先日の防災訓練でも見学しましたが、命を守る手段の一つとして、現状と提案をしたいと考えています。ここまでで、かなり担当課と白熱した議論になりました。こういった議論も、必要な活動の一つと考えていますが、私自身も、凝り固まった頭をほぐさないといけないなと感じます。

 次の質問は、3年前の豪雨災害の教訓を、どのように反省し、どのように対策してきたかを聞く予定です。隣町の旧海山町(現紀北町海山区)では、多くの家屋が床上浸水し、想定外の大災害に発展しました。また、尾鷲市でも、国道42号線の冠水や、側溝の水が溢れたことによる、床上・床下浸水の被害が出ました。このときは、海山での被害の大きさが注目され、尾鷲では周辺住民と、市役所職員による対応となりました。

 そのときの私は、海山町での災害ボランティアセンターの立ち上げに参加し、中心スタッフとして、外部のボランティアと共同しながら対応に追われました。おそらく、三重県においては、はじめての災害ボランティアセンターの活動だったかも知れません。その実体験と教訓があるので、尾鷲市においてはどのように対策をしてきているのが聞きたい到達点です。

 このように、担当課からの聞き取りでは、ほとんど種明かしのように意見交換(ある意味では、私からの一方的な面もありますが…)をします。それは、答弁書がつくりやすいようにするためではなく、私の質問の理解を、担当課がしっかりとしていただいて、さらに担当課としての考えが聞けるのであれば、次へのステップにもなるからです。

 しかし、これだけ聞き取りしても、質問内容を紙ベースに起こしたものの提出を求められることがあります。「何のための聞き取りですか?聞き取りの中で、答弁する内容を考えられませんか?」と、言うのですが、完璧な質問書と、答弁書が存在するのであれば、一般質問なんてする必要はあるのでしょうか?そんな茶番のような一般質問であれば、永遠に市長の考えを引き出すことはできないし、議員としての本領発揮の場も失われることになります。

 何度も言ってるように、議員も行政も市民も、自治体の中の運命共同体なので、それぞれが出来るところ(特技や特徴)を出し合えば、目標の到達点は高くなり有益なものになるはずです。そして、これが”協働の精神”です。

 歯がゆい思いをしながらも、明日の9時には質問を提出します。しかし箇条書きです。それは、壇上に上がれば、質問の要点はすでに言ってあるので、前後の話は私の経験と、知識でやるしかないからです。その要点について、市長の考えをお聞かせ願いたいです。
by owase874 | 2007-09-08 23:44 | 端無の一般質問


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

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