住民自治を考える~私の一般質問要旨~

 本日10時から、私の一般質問がありました。

 自分が話すよりも、伊藤市長の答弁をどう引き出すかに力点をおいているので、質問は簡素にと努めています。そのために、A4にまとめられるようなレジュメを作成し、登壇するスタイルをとっています。以下が、その内容です。

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◆はじめに
 過去の一般質問おける伊藤市長の答弁の中に、住民自治基本条例については、任期中に制定するとの発言が議事録にありました。それを確認した上で、私が今まで計3回の一般質問でアクションを起こしてきたことは、住民自治につながる土台づくり、あるいはきっかけづくりの必要性を感じたからであり、それが市民活動センターの設置や行政と市民をつなぐ中間支援の必要性でありました。しかし、制定に向けた具体的な提案やスケジュールが示されるに至っておらず、その確認をする意味でも、今回はストレートに、住民自治基本条例の必要性とスケジュールの再確認を伊藤市長に問うものであります。

◆住民自治の機運と高まり
 尾鷲市における住民自治の機運として、まず議会においては、住民自治が一般質問で取り上げられるようになった以後、愛知県東海市や三重県伊賀市、長野県飯田市など、先進事例の自治体の現状を、委員会視察または、政務調査しています。また、行政としても、市長公室が中心となって、先行する自治体における住民自治基本条例の調査をしているとのことですし、最近では、自治連合会が、住民自治の講演会を開催するなど、それぞれの立場で機運が高まってきたと言えるのではないでしょうか?このあたりを踏まえながら、そろそろ制定を模索するような動きを具体化させてもいい時期に来ていると感じています。

◆現時点での尾鷲市の動き
 そこで、もう少し詳しく、調査しているとのことであれば、執行部としての取り組みを説明願いたいと考えています。住民自治もしくは、住民自治基本条例の制定を模索するなかで、伊藤市長の答弁から現在に至る、現時点で進めてきた、あるいは進めている動きがあれば、将来の構想ではなく、まずは現時点で進捗している話を聞かせてください。もちろん満足にできていないとしても、どのような些細なことでも構いません。

◆今後のスケジュールとプロセス
 そのあとで、将来に向けた構想があれば説明願います。具体的なスケジュールや、制定を想定したプロセスなど、執行部で進められている状況をお聞かせ願います。ただし、伊藤市長の任期が残り少ないので、今となってはその間にできることは限られています。現時点で、期待する回答がなかったとしても、別段に驚くことはありません。しかし、公約とまでは言わずとも、住民自治基本条例の制定をお考えになっていた以上は、説明責任を考えても、やり残した事業、申し送りの事業にはしてほしくないと考えています。

◆さいごに
 私は、答弁が、まさに答弁だけで終わっていくような一般質問は想定していません。市民から負託を受けた以上は、市民に対する伊藤市長のお考えを公然にし、それが行動につながるような期待を持って一般質問に立っています。もちろん、執行部が推し進めている状況を、市民の皆さまに知っていただく機会になるのであればとも考えています。また、そのようなことはないと信じておりますが、この場を、茶番や詭弁で終わらせるわけにはいきません。いまこそ、尾鷲市における住民自治の必要性を、誰の目にも見える形にしない限り、あるいは市民の皆さまにも、ともに尾鷲の将来を考えていただけるような土壌づくりをしない限り、尾鷲市が抱えている、深刻な財政難や、観光交流元年の礎となる市民の率先的な行動も、自治体と言う大きな傘の中で寄り添っている者同士の共通課題としない限り、波立ってきている「尾鷲市の今」、荒波のようになる「尾鷲市の将来」を乗り切ることができないのではないでしょうか?

 間違いなく言えることは、伊藤市長がその舵取りをしていると言うことです。その舵取りによって、市民や行政や議会が、オールを力いっぱい漕げるように期待いたします。
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 伊藤市長とのやり取りの詳細は、自分の頭の中と一般質問中の筆記をまとめてからにしますが、今回の質問の方向性というか、落としどころがあやふやになってしまいました。気持ちは伝わったかも知れませんが、伊藤市長の考えを引き出すまでにはいたりませんでした。

 住民自治は、条例の制定がありきではなく、その条例を如何に活かすかだと認識しております。そのきっかけづくりとして、私の過去の一般質問での提案が活かされると考えています。いずれにしても、住民自治を身近に考えていけるような雰囲気づくりが必要になってくるので、今後の対応に期待しています。

 しかし、この一般質問の内容で、一部の先輩議員から野次られるとは想定していなかったので、まずは議員も変わらなければと、唇をかみ締めました。今後の議事録に目を通し、自分の発言も検証して、見直すことにします。
by owase874 | 2007-12-12 18:09 | 端無の一般質問


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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