総務産業常任委員会での備忘録(筆記中!)

 昨日まで、3日間の日程で総務産業常任委員会がありました。

 改選を控えた骨格予算とのことですが、必要最低限の予算組みをしていることと、無い袖を振り切っている編成ですので、これ以上の持ち出しは、かなりの英断がいるのではと感じます。

■議会事務局
 おわせ市議会だよりの2回分の発行額として、88万7千円が計上されていました。市議会の広報誌は、市議会議員で構成する広報委員会が編集していますが、前議長より、その必要性の有無について発言があり、「どちらかといえば必要なし」の意見でした。
 危機的な財政のために、「必要なし」は理解できなくも無いですが、自分たちの議会活動を、自分たちで広報する媒体までも財政危機に絡めてしまうと、自分たちの首を絞めることになるのではと、広報委員の私としては、いささか穏やかではありませんでした。
 この件については、前広報委員長からも、すでに全協において提言が出されているので、議会運営委員会と議長判断に任せている段階です。広報委員会としては、委員全員が公平に平等に編集しているつもりですが、委員外から陰口のように「必要なし」と言われても困ります。
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■市長公室
 東紀州の近隣市町と比較して、尾鷲市独自と言える地方譲与税の一つに、「特別とん譲与税」があります。
 この税収は、「特別とん譲与税法」に基づいており、外国貿易船の入港に際して、その純トン数に対して加算される税金になります。税率は2種類あって、入港毎だと1トン20円で、1年分の一括納付だと1トン60円となっています。平成20年度の税収は、500万円を計上しています。
 尾鷲市は、中部電力の三田火力発電所があるので、発電機を稼動させる燃料を輸入しています。大曽根沖に停泊するタンカーをよく目にしますが、将来的に発電所がなくなってしまうと、この税収もなくなってしまいます。このように、発電所が関係する税収や交付金は、尾鷲市独自の財源として活用されています。
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 また、平成20年度の各種基金は深刻と言える状況で、2億6622万2千円を取り崩す予定ですが、残高見込みが7億4027万3千円と、虎の子だった10億円を切ってしまいます。しかも、残高見込みのうちの2億2666万7千円(地域福祉基金)は、尾鷲市クリーンセンターの談合事件に絡む株式会社クボタからの賠償金が含まれており、これは事業費の返済に充てられるので、実施的には5億1360万6千円が基金残高になります。基金が少ないのは、貯金が少ないのと同じことですから、ガス欠のまま走り出す車のようでもあります。

平成20年度各種基金の状況
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 また、尾鷲市のホームページがリニューアルして、ちょっと進んだ行政のホームページらしくなっています。
☆尾鷲市のホームページ
 これからどんどん進化していくとのことで楽しみですが、行政のホームページに求められるのは、①市民サービスに繋がっている、②尾鷲以外の人に、尾鷲を行政的に伝えられる、③情報公開を進んでしている、だと感じています。さらに進化すれば、アクセス数の多さを市民サービスに繋げるようなアイデア、たとえば、尾鷲を伝えるホームページやブログなどとリンクを貼って、双方が得するようなネットワークを構築することができればとも考えています。

■税務課
 「適正な賦課、公平な徴収が税に対する考え」とは担当課の言葉ですが、まさにその通りです。
 しかし、公平な徴収については、尾鷲市だけが各自治体と比較して突出しているわけではありませんが、担当課の憤りを感じる現状です。

市税滞納額の状況
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 滞納する理由はそれぞれあるでしょうが、納税の義務は、わが国の三大義務のひとつです。税収によって、国や自治体の根幹を支えていることからも、本来は財源として確保できるはずの滞納額ですから、滞納者には理解と協力を願うばかりです。
 また、滞納者への徴収は、三重県地方税管理回収機構を通じて行っていますが、成功報酬の支払いは当然とは言え、負担額が多いように感じてしまいます。

三重地方税管理回収機構による負担金と徴収金の割合
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by owase874 | 2008-03-06 12:53 | 定例会の報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

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