掃海艇はちじょうの見学で、憲法9条を考える

 日曜日の楽座楽市の合間を縫って、掃海艦はちじょうの見学会に行ってきました。

 はちじょうの船体は、外板を4層構造とする木製で、保存帆船や帆走艦のレプリカを除き世界最大の木造船とのことでした。
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はちじょうと天狗倉山


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曳航掃海具のフロート(浮標)と三田火力発電所


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船橋から艦首を覗く


 2日間で各3回の一般公開には、2,000人を越える見学者があり(主催者発表2,239人)、主催側にも笑みがこぼれていました。

 私も、機械モノが小さい頃から大好きなので、それが大きいとあってさらにワクワクした気持ちで見学してきました。そういえば、「はたらくじどうしゃ」という絵本があって、それが小さい頃の宝物でした。

 しかし、見方を変えると、この船は海上自衛隊の艦船であり、憲法9条などで物議を繰り返す自衛隊=軍隊の一部です。なので、軍隊=戦争と結びつけると、諸手を揚げて喜ぶとまでにはなりません。見学会では、はちじょうの主要装備である20mm銃身機関砲も握れましたが、映画さながらに銃身が音を立てて回転する様は、見学者には人気でしたが、あれは敵から身を守るための装備であり、実戦配備の際は、人を殺すことができるのです。

 だからといって、私はこのような見学会を否定しません。むしろ、可能な限り実施してほしい気持ちの方が大きいです。「まずは知る」、「その知るための機会をつくる」、これがないと、否定も肯定もできません。食わず嫌いで、語る資格はあるのでしょうか?

 もっとも、私にとっての自衛隊は、災害救援または支援での意味合いが強いです。どの重大な災害現場にも、自衛隊の姿があり、危険を顧みず、率先して活動している姿は誇らしげに見えます。外部からの救援で、一番に先に駆けつけるのが自衛隊です(要請がないと派遣されませんが)。

 そう考えていくと、戦争=自衛隊ではなくなります。だからといって、憲法9条にうたわれている戦争放棄と軍事力の無保持の主張をないがしろにするわけにはいきません。こういった機会を体験しながら、それぞれにとっての自衛隊、または憲法9条を考えるきっかけにつなげていくことが大事な気がします。

 何事でもそうなのですが、中身を知り、理解していく中で語ることがないとなあ…って強く感じます。
by owase874 | 2008-05-19 18:14 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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