10年後の尾鷲・紀北地域を創造する

 昨日の尾鷲市青年会議所主催の座談会には、私が声をかけた4名と、同じく招待者の津村県議、紀北町商工会議所青年部の2名、そして主催側の3名の合計11名が三重県立熊野古道センターに集まりました。
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理事長の松場氏


 テーマが「10年後の尾鷲・紀北地域を創造する」と大きかったので、私なりに資料を用意して参加させていただきましたが、人数的にも小ぢんまりとしていて、参加者全員の意見を聞くことができました。

 司会者が、全員の意見を述べてもらう手法は、大人数では時間的制約が大きく、議論になれば、さらに時間がかかってしまうので、昨日の時間設定では、あのようなやり方がベターだったでしょう。確かに、議論の場がないのは物足りなさを感じますが、それぞれが何を考えてこの地域で生活しているのかが垣間見えただけでも、私にとっては成果がありました。そのあと、参加者数名で遅い夕食をともにしたときも、同じような意見になりました。

 さらに、「若者に定住してもらうには?」との投げかけでは、私の用意した資料が幾分かは補助材料となりました。
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 私が言ったことは、「若者の定住以前の問題になるのが地震の影響で、減少し続ける人口に巨大地震が追い討ちをかけた場合、数千人規模で死傷者がでると、それこそ定住どころではなくなるのでは?それは、今回の四川大地震をみても顕著であり、この地域は地震と隣りあわせで生活し、かつそれを考慮する必要があるのでは?」でした。

 もう一つは、「私の喫茶店がある商店街通りを例に挙げると、現在44店舗が営業しているが、10年後には①跡継ぎがいない、②高齢で営業を継続できないなどの理由で、さらに減少する可能性が高い。商店街がまちの中心であることは、近年の『中心市街地活性化支援事業』など公的機関が力点をおいていることからも、尾鷲市においても課題の一つであることに違いなく、ここをどうしていくかのビジョンがないと、廃れきったものを再興するのには非常に努力と資金がいってしまう。まだ、44店舗もあるのだという考え方の中で、今後の歯止めや新しい施策を考えていくことが大事なのでは?」でした。

 もっとも「若者の定住に力点を置くのではなく、すでに住んでいる人たちの生活がいかに満足できるものであるかでないと、外部からの受け入れも定住者の流失も進展しない」と言うことです。さらに言えば、「若者の流失は歓迎するべきで、大海を見たいと言う気持ちを抑えるのではなく、その後どう戻ってくる魅力をつくっておくか。または、この地域出身である外部からの支援者にしていくか。」ではないでしょうか?

 さまざまな意見が出る中で、私の意見は与えられたテーマの根本を言及したものでしたが、みなさんの多くの思いや理想の行き着く果ては、「この地域を誰よりも愛している」に集約されている気がしました。

 松場理事長がまとめたように、「このような機会を継続して持つこと」、これが大事であり、机上の議論をどう現実に押し出していくかが、今の私たちの役割の一つであり、期待されている一つであります。

 さて、みなさんの「10年後の尾鷲・紀北地域」はいかがでしょうか?
by owase874 | 2008-05-21 10:50 | 地域の活動を知る


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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