総務産業常任委員会の審査と報告

 22日は、総務産業常任委員会がありました。

 審査を付託された議案は、一般会計補正予算(議案第47号)と、条例の一部改正(議案第51号)の2議案で、それぞれ担当からの説明を受けたあとに、議員が説明を求めました。そのうち、主な内容について報告します。

■出納室
 歳入から歳出を差し引いた繰越金は、2億636万8千円となります。

■市長公室
 ふるさと納税による一般寄付金は、2名分8万円でした。PR不足ということで、さらなる広報に力を入れるとのことでした。

 基金の状況は、財政調整基金で2億8554万6千円を積み立てし、補正後の基金総額は、11億7916万2千円となります。

■総務課
 総務一般管理経費で、あらたに公用車を購入する金額として、105万6千円が計上されていました。理由としては、農林水産課所有の軽自動車が老朽化し、総務課所有の軽バンを譲渡するためとのことでした。ここで、議員より「売約した市長公用車の事もあるが、市長が総務課所有の公用車をどの程度使用しているか?」との質問が出て、公用車の詳細な使用についての資料提示を求めました。

 その資料をいただいたあと、昨年度の4月~8月の利用回数と、今年度の使用回数を急ぎ比較すると、22台の公用車の使用回数総数は、今年度の方が76回ほど多いことがわかりました。この結果は、「公用車の利用はそれほど多くない」との答弁と異なるので、公用車の利用と経費削減について是正を求めました。

 議案第51号である、市長及び副市長の給与等に関する条例の特例を定める条例の一部改正については、公用車についての質問以上に議員より説明を求める声がありました。私としては、「財政難を訴えている市長であるが、給与と賞与の減額幅は、前市長と変わりがないのはどうしてか?」と質問しました。数値で言うと、給与5%と賞与10%の減額になります。

 市長の説明ではかみ合わないこともあって、こちらの意図が伝わっているのかが不安になりましたが、確かに「とりあえず今回は、認めていただけるような内容にした。」との趣旨は理解できなくはありません。しかし、本当に財政難を急ぎ解決するには、延長線上に給与や賞与の減額など、痛みを伴った目に見える施策の実行が不可欠と考えています。その上で、議員や議会にも協力を求めるのであれば、そのとき私は前向きに協力し、議論する気持ちですが、それを提示しない中での協力は、何に対しての協力要請かが不透明です。かなり、何度か委員長の計らいもあって質問をさせていただきましたが、納得できるような説明には至りませんでした。
 
■防災危機管理室
 防災費のうち、工事請負費の828万6千円は、県の負担金300万円と、一般財源からの528万5千円の内訳です。工事としては、古江地区の避難施設にも指定されている旧古江小学校への進入路の改良工事費でした。現在は、2t車が切り返し切り返しでしか進入できないので、4t車でも進入できるように改良するとのことでした。

 避難所の利便性が図られるのはよいことですが、ここは「しお学舎」の本拠地でもあり、のちには「地震・津波観測監視システム」の陸上局も設置されます。どちらにとっても都合がよくなります。ぜひ、他の避難施設においても同様の利便性が図られることに期待します。

 補正予算に関する説明の後、台風13号に伴う被害状況が報告されました。調査中のところもあり、途中経過もありますが、人的被害がなかったのは喜ばしいことですが、生活に直結する住家や道路の被害があり、土砂災害や水産被害も報告されました。
(この件については、補正予算の審査とは直接関係ないので、別立てで報告します)

■税務課
 丁寧な説明で分かりやすかったのですが、資料があればあとでおさらいしやすかったです。

■水産農林課
 三木里地区の農業用水路が傷んでおり、漏水が地下を通るJRのトンネルに達しているので、90万円をかけて改良工事を行います。意外なところに被害が出ているのだと驚きました。

■新産業創造課
 夢古道おわせアプローチ階段修繕料として、191万3千円が計上されていました。本来は、従業員が使用する簡易の階段でしたが、ここを利用する一般客が多く、雨の日などは滑るなどの支障が出ていました。この工事により、アプローチがしやすくなります。

■建設課
 市内各所の道路修繕料として300万円、古江地区における急傾斜地崩壊対策事業地元負担金として200万円、尾鷲港国保港湾改修事業地元負担金として250万円、尾鷲港新田線工事費として278万6千円などが計上されました。

■水道部
 今回の定例会に上程された議案などの審査がありませんでした。

 以上の審査のあと、付託議案の採決が行われ、議案第47号に関しては、全会一致で可決され、議案第51号に関しては賛成多数で可決されました。これにより、本会議では、両議案とも委員会採決では「賛成」として送られることになりました。
by owase874 | 2008-09-24 00:38 | 定例会の報告


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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