定例会をふり返る

 9月定例会も終わり、ふり返りをしているところです。

 この定例会では、歯がゆい思いや、悔しい思い、または自分自身に対する情けなさも感じました。ときとして、不毛の議論をしているようであり、出口があるのに、反対方向に進むような気持ちにもなりました。

 たまたま地元紙で発言が取り上げられたこともあり、多くの方から、賛否両論の意見をいただいています。市議会議員になって、2年が経過しようとしているので、「住民自治を念頭においたまちづくり」は、6月定例会の一般質問でひとつの締めくくりをしています。この定例会の一般質問では、「防災や減災について」を、ひとつの締めくくりのつもりで質問しました。

 私の一般質問の翌週に、一般質問でのやりとりが現実となるような豪雨になり、あちこちで被災する事態となりました。土砂災害における被災の想定は必要ですが、もっと身近な水に対する予測は、それを取り巻く活動や連携も含めて、今後の重要課題になった気がします。もちろん、救援活動や復旧活動に携わった誰しもに、労をねぎらう気持ちはあります。しかし、県内市町で尾鷲市だけが、市職員が土のうの製作や設置、回収をしている現実や、特定の人たちが、土のうの設置を依頼するような事態は、私たちだけでなく、住民一人一人が考えていかなければいけない気がしてなりません。それよりも、災害要援護者に対する連携が取れているのかや、自助努力の向上に期待するばかりです。特に、土のうの件では、自助努力に対する否定的な意見もいただきましたが、災害発生後の自助努力の必要性は、被災地での現状を見ても明らかです。

 以下のサイトを参考にしてみてください。

 ■減災に挑む -問われる地域力(神戸新聞より)


 残り2年の任期で、議員としての公約としていた残り2つの柱である「病院」と「教育」についてに、今後は取り組みをシフトしていく予定です。4年間と言う任期で相応の結果を出すのは、非常に難しいと感じながらも、当初の予定通りに、私なりの一石を投じられたらと考えています。

 また、この定例会では、今までの「聴く」ことに重きを置いた姿勢から、今まで考えていたことも含め、あらかじめ下調べしていた内容を声に出してぶつけてみることに挑戦しました。積極的に発言をするだけでなく、答弁に対して被せる質問も想定しましたが、先輩議員や国会中継などで見るような、巧妙絶妙なやり取りにはほど遠く、私自身の未熟さを痛感しました。

 私の議員公約は、「まちづくり」、「防災・減災」、「病院」、「教育」の4つの柱です。もともと市民活動の延長線上で市議会議員に立候補したこともあり、このまちに必要なものと、継続していかなければならないことを、私なり目線で論議してきました。その延長線上には、いずれ公的資金を投入するまちづくりは、どの自治体をみても、財政難である以上いつかは終焉を迎えるような気がしています。実際に、予算的にも規模縮小されているなかで、遅きに逸しないうちに、住民主動、市民率先型のまちづくりをしていく必要性を訴えております。

 また、ボランティア活動を長くやってきた中で、1995年1月の阪神大震災を契機に、災害救援を目的とするボランティア活動をやってきていることもあり、特に、2004年9月の三重県豪雨災害で、旧海山町での災害ボランティアセンターの運営に携わったことは、その後の私のライフワークにもなっています。あのときの連携や、被災者なかでも、要援護者に重きを置く必要性を目の当たりにしているので、防災や減災の活動は、普段からの市民活動で培うことができると考えています。

 今後は、残り2つの公約について論議する中で、1期4年の集大成に向けていきます。
by owase874 | 2008-09-27 21:13 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
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