環境課の予算審査

 衛生費11億1841万1千円の大部分を執行する環境課の審査です。

 第2項清掃費のうち、委託料の割合が多く、総額で2億3245万7千円となっています。

 主な委託料で、第2目塵芥収集費のうち、可燃ごみ収集運搬事務委託料3275万1千円は、日曜日を除く週6日、可燃ごみを収集・運搬する業務です。平成19年度から3年間の委託ですので、来年度で1区切りとなります(受託者は市内の寺下商店です)。私が感じている可燃ごみの収集は、迅速・丁寧・きれいです。しかし、今後のごみの有料化や、さらなる可燃ごみの細分化や資源化なども課題になってくるでしょう。

 第3目塵芥処理施設費のうち、清掃工場施設点検委託料1500万円や、清掃工場焼却残渣処分委託料4283万8千円は、清掃工場で発生する焼却残渣を、四日市市の廃棄物処理センターに搬入します。また、廃家電等処理委託料1400万円は、廃家電等(複合製品等、繊維を含む)を民間業者に搬入し、資源化ならびに最終処分を行います。資源化ごみ処分委託料6500万円は、使用済み乾電池や蛍光管、ガラス陶磁器類を民間業者に搬入し、資源化を行います。

 第4目し尿処理費のうち、クリーンセンター運転管理費に係る委託料等の総額は、1億6279万6千円になります(薬品代等2250万円を含む)。し尿処理は、ロンドン条約(96年議定書、発行は2006年3月)により海洋投棄ができなくなったので、代替として九鬼へ続く国道311号線沿いに施設があります。この施設は、入札企業による談合事件が問題となりましたが、運転開始から3年目にあたるので、各設備の保守点検がはじまるそうです。

 このほかにも、委託料の割合が多いこともあり、「環境課にかかる委託料は、全て入札といかない事情もあると聞くので、的確明快な業者の選定をお願いしたい」と発言しました。また、清掃工場の工事請負費420万円も計上されていますが、補正予算を見ても(工事請負費3486万8千円を計上)、清掃工場の修繕が恒常化していることもあり、早期の解決に期待するところです。
 以前にも述べていますが、私の持論の中には、私たちが排出するごみを処理する清掃工場は、搬入距離によるコストや、環境への意識を考えても、まちなかにあるべきで、高熱処理による廃熱利用が、市民サービスに繋がるような資源循環を想定するべきです。ひとつのことだけに着目すると、ネガティブな要素が目立ちますが、コンパクトなまちづくりを必要としている地方自治体が生き残るヒントが隠されている気がしています。

 また、第3項環境衛生費、第3目環境調査対策費のうち、環境教育事業15万2千円ですが、担当課の予算規模は少ない額でも、教育事業と絡めるような予算編成ができるのであれば、教育委員会などと共同した取り組みも可能なのかと感じました。その場では言いそびれてしまったのですが、尾鷲市における環境教育に方針などを持たせていくと、自分たちの住んでいる尾鷲市の環境を、小中学校の授業で取り込むことができます。
 おそらく、ふるさとへの愛郷心は、このような積み重ねで生まれるものではないでしょうか?

 あと、その他で、「家庭系一般ごみの有料化について」の答申書の報告がありました。今回の常任委員会は、議案審査が目的ですので、次の機会に新たに常任委員会を設けることも報告されました。
by owase874 | 2009-03-20 14:41 | 定例会の報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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