カテゴリ:コラム「温故知新」( 245 )

いろいろあるやろが、使わせたって欲しいなあ…

 お・も・て・な・し・ってなんだろうって考えます。

 現在のところ、理由はわかりませんが、この駐車場のことです。
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鬼ヶ城センター用駐車場


 それまで、門は開門されていてました。公共トイレも道路向かいにあるので、トイレ用の駐車場がいっぱいのときは、ここに停めてトイレに行く人もいました。とくに、大型トラックなんかが利用するときは、ここで回転もしていました。熊野尾鷲道路から大泊インターチェンジを降りてくると、一番最初にあるトイレがここになるので、利用率は上がっていると感じています。

 それが、最近見てみると、堅く門が閉められていました。中に停まっている車は、鬼ヶ城センターの関係者のようですが、手で開け閉めができるようにはなっていました。でも、閉まっているのを開けてまで、停める人はそういないでしょうね。なんか、「来るな、入るな」と言われているようでもあります。そこで、私なりに考えた理由は2つあります。

 一つは、鬼ヶ城センターへの誘導を期待し、ここに停めさせない。

 もう一つは、大泊海水浴場へのお客さんを停めさせない。

 前者で言えば、ここで休憩されると、本来の目的である鬼ヶ城センターの臨時駐車場の役目ではなくなります。後者で言えば、周辺に海水浴客用の有料駐車場があるので、そこに配慮した結果です。
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右に公共トイレ


 いずれにせよ、「世知辛い」、「だとしてももったいない」が、私の感想ですが、先だっては、松本峠を歩くお客を待っている観光バスが、門の外で待機をしていました。なんとも手ざまな感じで、あれだけ広いスペースは、公共の持ち物であるのに、多くをシャットアウトしているようにも感じました。また、鬼ヶ城センターに通じる道路上への路駐も多く、たいがいはトイレの使用ですぐに動きますが、大泊インターチェンジを下りてからの景観も、この周辺には”見せ場”がないので、鬼ヶ城センターへの誘導には苦労していると感じます。ましてや、もしもそれを期待して閉門しているのであれば、なんとも”おもてなし崩し”に感じます。

 こんな感覚は私だけかな?
by owase874 | 2014-07-20 01:43 | コラム「温故知新」

議員を失職、あるいは辞めさせる方法

 時事ネタになりますが、東京都議会の野次に続き、国会議員の野次も取り沙汰されました。また、この野次事件をかき消すように、今度は、兵庫県議の政務調査費の不正疑惑が話題となっています。

 他県のことなので、大きな関心はないのですが、それでも同じ政治家として、野次られて泣いた方にも、「野次った側に切り返さなかったのか?議長に意見しなかったのか」と感じます。もちろん、野次った議員の資質に大きな問題があると感じています。私も以前に一般質問中に野次られたことがありますが、議長にも、本人にも切り返したことがあります。そこは、負託を受けたものとして、正義をかざさなければなりません。

 また、兵庫県議の騒動については、事実であれば、自ら議員辞職していい事態です。もちろん、全額返金し、県民に謝罪しての辞職です。しかし、そのことすらも、私自身が進言するものでも、提案することでもありません。

 というのも、このような政治家を選択したのは、それぞれの自治体の住民であるからです。1票の負託とは、自分でなしえないことを、どれかの候補者に託すことです。つまりは、その責任を取るのも、住民に課せられていると感じています。または、選挙で選ばれた議員たちが、同じ同僚に正義をかざすこともできるのです。

 そこで、もしもこのような政治家(議員)を辞めさせたいと感じるのであれば、地方自治体の議員に限ってですが(国会議員はそうはいかない)、住民運動を展開することが地方自治法では保障されています。いわゆる住民リコールにあたることですが、地方自治法第80条を適用することです。これは、まず、選挙区の有権者の3分の1の署名を集めて、自治体の選挙管理委員会に請求します。ただし有権者の数が40万人を越える場合は、「40万人の3分の1」プラス「40万人を越えた分の人数の6分の1」と、ある程度条件が緩やかになってます。

 この請求を受けて、選挙管理委員会は、リコールの是非を問う住民投票がおこなわれます。仮に39万人の有権者がいれば、3分の1の13万人分以上の署名を集めなければ始まりませんが、実際にはかなりハードルが高いです。しかし、住民が直接関われることとして、選挙以外で議員を辞めさせることができます。

 もう一つの手段は、地方自治法第135条第2項及び第3項の適用です。これは、議会による除名の動議で、議員定数の8分の1以上の発議により実施されます(第2項)。そして、除名の議決には、議員の3分の2以上が出席して、そのうち4分の3の賛成が必要になります(第3項)。ただし、一度除名された元議員でも、再び選挙で選ばれた場合、これを拒むことはできません(地方自治法第136条第1項)。確か、過去には、桐生市議会や横浜市議会で、この動議が提出されました。また、実際にも失職しています(復帰もありますが)。

 この2つの正義によって、どうしようにもない議員を辞めさせることはできます。しかし、選挙で選ばれた議員にNOを突きつけるには、それ相当の裏付けや自治体内での理解も必要です。そのため、多くの自治体議会では、議員による辞職勧告など、法的拘束力のないやり方で終息をはかります。

 正義とは、見方によっては裏腹なものです。
by owase874 | 2014-07-06 20:01 | コラム「温故知新」

集落支援のあり方とは?

 定例会も終わり、時間を見て地域をまわっています。

 熊野市は山間部が奥深く、集落が点在しています。地図を見るだけでは、集落は広く線引されていますが、人家は米粒のようにまばらで、実態は山の中に人家があるといった具合です。
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小船地区


 先だっての週末に、主宰する市民活動のイベントで、紀和町小船の梅収穫体験をしてきました。3年目になりますが、平成23年(2011年)9月の台風12号による紀伊半島大水害がキッカケとなった活動です。当時は、尾鷲市内に住んでいましたが、日頃より東紀州はひとつ、紀伊半島南部は共同体と感じているので、小船に来ることに違和感はありませんでした。講話をしていただいた新宅小船区長さんは、当時の体験者であり、周辺地域の復興にも尽力した方です。自らも被災しながら、小船を存続させるのに奔走しています。
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浸水地点より説明を受ける


 熊野市の統計情報を見ると、小船の集落人口は17人(新宅小船区長さんからは15人)ですが、そのような10人台の集落は、熊野市では須野町(9世帯10人)、花井(1世帯1人)、小船(9世帯15人)、大河内(11世帯14人)、木津呂(14世帯17人)となっています。しかし、小船のように、実際に住んでいる人はこれよりも少ないのが実情かも知れません。また、地域内の集落をみると、奥地や碇、柳谷、大井谷、大井なども、世帯数も人口もひと桁台になります。それは、私が住んでいる飛鳥町でも然りで、飛鳥町内の集落では、すでに空き家のほうが多いところもあります。
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楊枝薬師堂


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和気


 今回のイベントでは、集落支援を考えるキッカケを与えることもテーマにしていました。それを、災害に見舞われたらどうなるのかも、掘り下げて考えられるようにコーディネートしました。このテーマについての出力先までは考えていませんが、私自身は市議会議員の立場で意見する機会もありますし、参加した人のなかからは、政策提言として訴えることも可能となります。大事なことは、過疎集落に人を呼び込みことを主眼とすると、失敗する可能性が大きいということです。現実においても、過去にこの地域で集落支援を上から目線でやったような気もしますが、この事業で集落にはなにも残っていません。一方で、行政支援でIターンが定着している現実もあります。その違いがどこにあるのかは、やはり集落内で支える人がいるかどうかです。
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大河内(おこち)


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花井(けい)


 このときは、大河内や花井も訪れて、花井では唯一の住人である玉置さんにも会うことができました。当時の水害を1人で体験し、いまも住宅再建と集落の存続を1人で模索しています。「わしは自分だけでやりたいからの」という言葉が、私にとっては集落支援の格言になっています。大河内では、たまたま帰省していた東浜さんに会うことができました(仲間が出会ったので、直接は話ができませんでした)。それでも、大河内や花井の現状を垣間見たときに、集落支援のあり方を考えるベースになるに違いありません。当たり前ですが、住民の意志がどこにあるのかというのは、とても大切にしないとなりません。

 集落支援は、行政支援だけでは絶対に成立しません。

 民間支援と並行し、情報共有を蜜にするほどに成功する気がしています。花井の川向うにある九重(くじゅう)は、新宮市熊野川町ですが、居住者やNPO法人が仲立ちしながら、元小学校をパン屋やブックカフェに蘇らせています。この集落にも、集落支援の地域おこし協力隊が活動する予定と聞いています。もちろん、これが解決策とは感じませんが、次へのステップになっているのは間違いないですし、駐車場に複数の車が止まっているのがなによりの答えです。こういった事例も見聞きしながら、私たちならなにができるのかを考えて実践しています。

 私ができることは、決定的な解決策を見つけることではありません。この立場では、予算執行権がないために、潤沢な予算を集落支援に充てることもできません。一方で、何かの予算や事業を削ってということができなくとも、提案や提言をすることはできます。そこに、私のこの立場での役割があります。また、そういった声を、あちこちの集落で耳にすることができます。地域に出てくと、多くの声が、私の背中を後押ししてくれています。ひとりではできないことも多く、もどかしい部分もありますが、前に進まないとはじまりません。かと言って、答えを性急に求めても、うまくいくはずがありません。一方で、集落内の人口動態を見ると、悠長にしてられない現実もあります。

 観光に力が注がれる一方で、陰日向の部分に着目しています。
by owase874 | 2014-06-25 15:30 | コラム「温故知新」

5月分の議員報酬について

 少し前にですが、熊野市議になって初めての報酬をいただきました。

 これも、調べれば公開されているのですが、僕の場合を公表して説明します。
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報酬明細書


 5月1日より任期がはじまりましたので、報酬は基本の34万円満額算定です。ここから、所得税分62,900円と、議員の互助会費2,000円、また、議員名刺を200枚制作したので、名刺代5300円が差し引かれています。よって、5月分として銀行振り込みされた269,800円が手元に残りました。

 これも、高いか安いかで話題になりやすいのですが、熊野市議会では、政務調査費が支給されていません。この費用は、議員として調査視察などするときに支出する費用ですが、出ないからといってなにもしないわけではないので、この報酬から支給することになります。尾鷲市議会の場合では、年額15万円ありましたが、実際に関係する費用はこれを越えてしまいます。例えば、東京あたりに視察で出張するとなると、1回でかなりの費用負担をすることになります。それでも、それが議員として必要であればやってしまうので、出張に限らず、研修や勉強などで支出することが多くなります。

 とは言え、全体予算(一般会計)130億5千万円のうち、自主財源が約34億円ほどで財政運営をしている熊野市からの税金であるので、この事実を真摯に受け止め、市民生活に響く政治をしないとなりません。もっとも、議員報酬をこれになぞらえると、報酬34万円のうちの約9万円が熊野市の税金で、残りの約25万円が、国や県からの補助金となります。
by owase874 | 2014-06-16 14:17 | コラム「温故知新」

はなし徹也選挙事務所がまとめた、先の選挙費用の報告

 ようやくですが、先の熊野市議会選挙の費用を算定しました。

 選挙管理委員会への報告とは様式が異なるのですが、数字は同一です。少しでもわかりやすくまとめたつもりですが、収入と支出の数字があっていない説明もさせていただきます。
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会計報告書


 まず、当初の予想では、以前のblogにも書きましたが、自己資金30万円、供託金30万円、公費負担30万円を想定していました。公費負担に対して、2分の1の意識で自己負担を考えていました。また、供託金は、一定数の得票がなければ没収されます。

 実際の算定をはじめると、予想よりも人件費がかさむことがわかりました。私の場合は、一律1日3,000円の有償ボランティアと捉えて、労務者には支払いを考えていましたが、来てくれる人たちが予想よりも増えたので、予算よりも実績が多くなりました。反対に、事前に届け出たウグイス(車上運動員)については、なかなか複数見つからず、やってもらった人に負担をかけましたので、1日5,000円で算定することにしました。また、公費負担分の想定も30万円で収まりませんでしたが、独自に軽減もしました。最大ならば、75万円あまりになりますが、私の場合は38万円あまりに抑えました。ただし、公費負担は、法的にも認められた費用負担ですので、満額で申請してもなんら問題はありません。

 結果的には、収入の寄付は算定額ですので、実際の金銭でのやりとりでは、自己資金60万円に対して、約81万円の支出がありました。よって、差額の約21万円の補填をすることになりました。私の場合は、労務者の費用を有償ボランティアとしています。しかし、全ての労務者の友人知人たちからは、無償提供の言葉をいただきましたが、一定時間を拘束することからも、少額ですが理解をしていただきました。なので、選挙にかかる費用負担を減らしたい場合や、少額で選挙ができる人たちの多くの場合では、この労務者の費用を軽減していることと推測できます。

 これらの金額は、高いか安いかで話題になりやすいと感じますが、市議会議員の選挙にかかる費用として理解した上で、それぞれの意見をいただければと公開することにしました。公費負担分についても、それぞれの陣営で決めることなので、私の場合は、これ以上の軽減は関わってくれるスタッフに申しわけないと感じています。もちろん、選挙カーの運転手代なども、無償提供の声をいただくのですが、全額とは言わなくとも、権利として公費負担してもらっています。

 大事なことは、誰でも選挙に出られる権利が保障されていることです。

 1回の選挙で、今回の私は約81万円を支出しています。そして、公費負担は、その半分に近い約38万円に抑えました。私の感覚では、公費負担満額の約75万円では不釣り合いだと勝手に感じたからですが(おおよそ半分というのが、私のなかにあるのですが)、それでも公費負担があるお陰で、こうして出馬ができました。もっとも、公費負担を満額にし、労務者をボランティアで用立てれば、最小限で選挙に出られる権利があるのです。もちろん、公費負担を最低限にして、労務者をボランティアで用立てれば、これが一番費用のかからない選挙になります。私の場合は、自ら出馬の意志を固めたこともあるので、全ての支出には納得しています。

 基準はわかりませんが、私の選挙費用は、ひとつの目安になると思います。熊野市だけでなく、多くの自治体議会で選挙が行われています。尾鷲市議時代も、できる限り公表してきましたが、出馬を目指す人からの質問や相談もそれなりにありました。そういったことにも期待して、こうして公表することにしています。人生の進路の選択は自由ですが、私のように政治を目指すのであれば、選挙費用は避けては通れない課題です。しかも、選挙に出続ける以上は、4年に1度は検討しないとなりません。

 前回のblogで、選挙費用について書いたところ、「このようなことを公表するべきではない」との意見もいただきました。理由までは聞けませんでしたが、基本的には、こうして公表する意図は、多くの若者に、志のもとに政治を目指してほしいと考えているからです。そして、闇の世界にも感じているであろう選挙費用について考えるきっかけになればと感じています。
by owase874 | 2014-06-16 13:47 | コラム「温故知新」

集団的自衛権行使で失うもの、得るもの

 安倍首相の記者会見を見つめていました。

 集団的自衛権の行使に言及し、憲法解釈をより積極的に解釈しようとしています。この”積極的”が、今回の大きな焦点であり、これまでの”消極的”見解を覆すことに繋がります。私は、この消極さこそが、日本の平和精神だと自負してきましたが、大きく日本が舵を切ろうとしている現実をヒシヒシと感じたところです。

 しかしながら、安倍首相の演説は、念入りに準備された正論でした。ひと目で分かるパネルなども用意し、その対象が隣国の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)や、中国(中華人民共和国)にあるのは一目瞭然でした。私の目には、韓国(大韓民国)でさえ、その対象であるかのような”威圧”と受け止めました。また、米国(アメリカ合衆国)のお眼鏡に叶うような取り繕いにも感じた場面もありました。

 確かに、隣国とわが国の外交課題は、いつになく不穏であるようには感じます。しかし、それが本当にそうであるかどうかは、残念ながらメディアか政府会見でしか、うかがい知ることしか出来ません。第三者の見解を知りたくても、そこまで至っていない未熟さも私にはあります。ようは、政府の見解やメディアの報道には偏りを感じるのです。たとえば、NHKなどの報道を見ても、安倍首相のいいところの発表を端折りながら、官邸前で反対する人たちの映像を重ねていましたが、この反対する人たちを見た私の印象は、「お祭り騒ぎ的に反対しているように感じるな」でした。そう思わせることで、安倍首相の発表に信憑性を持たす役割を持たせているとも勘ぐりたくなるのです。

 今後、同盟関係にある公明党の出方次第で、集団的自衛権の行使は方向性を持つことになります。憲法解釈を積極的に変えたとき、わが国が向かう将来や未来は、隣国の”それ”と変わらないものになるのではとの懸念があります。そのことに、私はため息しかでないのですが、パワーバランスをとるために、同じように張り合ってもなと感じるのがいまの私です。常に冷静に、消極的解釈で、世界の世論に訴え出るほうが、わが国らしく潔いと感じるのですが、そこに積極的な外交があるべきで、今回の自体については、外交の放棄に近いのではと感じるほどです。

 私は、サヨクでもウヨクでも、ムカンシンでもありません。しかし、憲法9条の解釈を大きく揺るがすことになる事態に、いまの心境をこの立場で示しておかねばと、強く感じたところです。単純に、隣国が境界線をわがもの顔で侵犯するのには怒りを感じます。たとえば、その気持を煽るかのように、メディアはベトナムと中国との関係悪化を報道しています。悪者が誰であるのかを印象づけるには十分過ぎる内容です。そこに、私は不信を感じずにいられません。

 争うことは簡単で、手を携える難しさよりも容易です。

 しかし、私たちの国が過去から学んだことは、「争いの先にはなにも生まれない」ことです。日本という国は、座して世界のなかのわが国を見つめなおした結果、いまがあるのだと感じています。その精神は、屈辱ではありません。世界のどこの国も成し得なかったことを、わが国は脈々と護ってきたのだと感じています。そこに、わが国の不屈の精神があるはずなのです。安倍首相がやろうとしていることは、屈辱を晴らすかのように感じたのは、私だけだったでのしょうか?

 なんとなく、後味の悪さが残った会見でした。
by owase874 | 2014-05-15 21:16 | コラム「温故知新」

IVUSA西日本活動報告会に参加する

京都駅近くの龍谷大学アバンティ響都ホールで、NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の活動報告会がありました。

昨年も参加しましたが、今年は熊野市議会議員として参加してきました。私自身の気持ちの上でのことなので、とくに大きな意味はないのですが、定期的に熊野市にボランティアとして駆けつけてくれる学生ボランティアなので、最敬礼のつもりもありました。また、地域課題を解決する可能性が彼らにはあると感じているので、今後のさらなる繋がりにも期待しているからです。
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学生幹部役員たち


さらに、IVUSAと私との繋がりのなかで、熊野市に移住したOBが3人もいるので、4人目がでてほしいとの願いもありました。3人とも、移住に至るまでは、私なりにアドバイや相談も受けるなかで、いまでも歳は違えどよき兄貴として見守っている感じです。また、3人の移住の橋渡しをできたことは、私の市民活動の真骨頂でもあります。今後は、政治的なこともやってくれるインターンを募集しながら、休学による熊野暮らしのなかで、発見と調査も願いたいと考えています。
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熊野での活動報告


さまざまな活動報告のなかに、熊野大花火大会での活動報告がありました。発表した龍谷大学の彼女は、私たちの一般社団法人が主宰する飛鳥熊レス村でもボランティアしていただいています。また、年間の活動のなかで、熊野地域での活動を主に考えて実践する熊野チームにも入ったそうで、報告を聞く私もさながらオヤジの気持ちで見守りました。

直前までは、緊張していたと言っていましたが、感情を込めて発表しただけでなく、「どうして熊野に関わるのか?」や、「IVUSAとして、ひとりの学生(人間)として、熊野の人たちと関わりを持っていきたい」など、内容的にもわかりやすく好感が持てました。まさに、熊野大花火大会での活動をきっかけに、この地域の生活支援の一端を担えるようなことも継続的にできれば、5年で終息していくような超高齢化の消滅集落も、あと5年長持ちするかもしれないし、その間に課題解決できる事態になるかも知れません。なによりも、IVUSAが寄り添うことで、日々の暮らしによい活力を与えるのは間違いないと考えています。
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CMTの寸劇


あと、CMT(Crisis Management Training)という危機対応講習を促す学生劇は、昨年以上に気合の入ったもので、IVUSAの必須研修にもなっています。わかりやすく劇仕立てにしてるので、これは劇と実際の研修を、住民生活のなかにもおろしていけると感じています。たとえば、自治会や自主防災会での防災訓練でも実践できるし、その研修をIVUSAが担うことで、より身近な講習として受け止めてもらえるはずです。ぜひ、その橋渡しをしたいと感じましたので、普通救命講習に近い内容ですが、学生ボランティアとの繋がりができる点が、普通にはないメリットになるはずです。
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夏プロに熊野大花火大会も


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活動報告


とは言え、まだまだ、熊野に縁ある彼らIVUSAのことは、市内でも周辺でも認知度が高いとは言えません。私の関連で言えば、大馬神社や、小船や大泊や飛鳥の一部では、IVUSAの名声は轟いているのですが、彼らが安い労働力としてやって来るのではなく、日常生活のなかに寄り添ってくれる仲間であり、その率先した見本、手本であることから、私たち地元民が学ぶべきことを教えてくれていると感じることができます。
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いいこと書いてある


IVUSAは、年間5-6回もこの地域で活動してくれているので、地元がもっとバックアップやサポートをしていかねばと感じました。また、IVUSA自身も、広報やPRをしていく術を考えて実践する必要があろうとも感じました。紙ベースやネット併用でやっていけば、確実に認知度や理解度は向上するはずです。残念ながら、いまは噛み合っていないなとも感じる場面もたまにあるので、うまく橋渡しができるのは、私や移住してきた3人のOBの存在が重要となってくるはずです。
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レセプション終了間際


報告会後のレセプションにも参加させていただき、微力ながらも熊野の宣伝、PRをさせていただきました。もっとも、近いうちには、熊野チームとの懇談や交流もしたいと感じました。年齢差はあれど、目指す先は通じるものがたくさんあるので、やはり言葉をかわしての対面は大事だと感じています。それが、次の活動にも繋がってきています。

いや、しかしながら、若い力は素晴らしいと感じただけでなく、早く後進に道を譲ることも進めていかねばと感じました。ここ数年のうちに、滞りなく、私も含めて世代交代をせなばと強く考えています。ほとばしるような熱気とIVUSAならではのマインドは、学生であるがゆえの特典だとも感じたところです。これはきっと、この地域には欠かせないものになるのは必至です。そのときに、私自身の立ち位置やふるまいは、後進やIVUSA自身が地域で動きやすくするための黒子でなければと感じたところです。
by owase874 | 2014-05-11 02:44 | コラム「温故知新」

温故知新 臨時号の発行

 選挙戦を振り返る臨時号を発行しました。

 構成を変えて、9文字6段で読みやすくしたつもりです。
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 選挙関係で言えば、出納閉鎖に向けての 会計処理をしています。出納責任者にもなっているので、事務員がデータを残してくれた集計をまとめています。選挙管理委員会にも提出する書類があるので、急ぎやっているところです。

 請求書がきていないものや、支払いが済んでいないものもあるので、やるべきことはまだまだあります。しかし、選挙に関しての裏方には詳しくなっているので、当初の試算との比較をしながら、スタッフ冥利に尽きる選挙をしてこれたと感謝しています。
by owase874 | 2014-05-01 10:07 | コラム「温故知新」

新人議員の研修会

 10時より、議会概要説明会に参加しました。

 今回初当選した新人議員の研修会であり、私にとっては、新人とはいえ議員経験者ですので、おさらいの部分もありました。しかし、自治体が変わると、議会の申し合わせ事項なども変わってくるので、興味深い内容の話もありました。
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資料


 議会改革については、隣市の尾鷲市議会と比較すると、議会基本条例や政治倫理条例などの制定はありませんし、インターネット放送も本会議のみとなっています(尾鷲市議会は本会議だけでなく、全ての委員会も生録放送)。また、議会報告会もやっていないので、主な比較では改革後進と言わざるえません。しかし、話を聞いていると、その改革に着手しようと奔走している部分もあるので、今回の改選で大きく前進する可能性が大きいです。

 ただし、いただいた資料のなかで、予算額と決算額との差額に関する説明書は、尾鷲市議会ではなかった資料ですので、これは大変見やすいものでした。3月の当初予算から、補正を繰り返した決算額とは、大きな隔たりが出るもので、多いときには30億円以上が増額されます。その理由を述べた資料は、見やすく納得いくことも多い資料でしたので、これはありがたいと感じました。

 また、追加資料で、前期総合計画と、平成23年度の決算書、平成24年の予算書もいただいてきたので、過去3年間の予算と決算の流れが掴めるようになりました。さらに、現市長が推進する総合計画も前期後期で出揃っているので、首長が掲げる自治体づくりの根幹を知ることもできます。

 議員は、好き勝手に質問したり、市長に提案できるわけではなく、総合計画にもとづいて、地方自治法の枠内での活動が許されています。これを勘違い、あるいは理解に欠ける議員も多いので、そもそも総合計画に記載されていないことを、地方自治法の枠内を無視して質問や議論する議員も見受けられます。これが首長との意見が噛み合わない一つであり、この部分はまさに勉強をしなくてはなりません。

 研修会のあとは、議長の計らいで、庁舎内の各課を案内いただき、県庁舎や市関係の出先機関も紹介していただきました。こういったことも、以前は行われていなかったとのことで、これも一つの議会改革に繋がります。なにしろ、右も左もわからないことだらけの世界でもあるので、事前の顔合わせは大きな強みともなります。

 任期まであと少しありますが、お互いに切磋琢磨しながら、新人4人の旋風を巻き起こせたらと願いました。それを、多くの市民は求め、期待していると感じています。
by owase874 | 2014-04-25 22:58 | コラム「温故知新」

議会改革って実はなに?

 熊野市議会の議会改革を訴える候補者も多かった選挙でした。

 私もそのひとりですが、ぜひ必要と思われる議会または議員に対する条例が2つあります。1つは、議会基本条例で、もう一つが政治倫理条例になります。議会基本条例に、政治倫理条例を含めることも可能ですが、議会や議員の資質を求める根幹となる議会基本条例の制定は、議会改革の1丁目だと考えています。

 また、議会の透明性と議員の仕事を公開する意味で、本会議だけでない会議(委員会)の公開放送(インターネット放送)にも着手すべきと考えています。一般質問だけではない議会の様子を知らせることは、市民にとって議会や議員の仕事を知ってもらう上で、とても大事なことだと感じています。

 さらに、定例会の様子を市民に広く説明する、議会報告会の開催も必要となってくるでしょう。年4回の開催からはじめられるので、大きな負担でもありません。

 あと、議長や副議長の選任などについては、立候補者が役職に対する思いや改革案を披露することを義務付け、数の論理で事前に決まっているようなことがないようにできればと感じています。これらはすべて、開かれた議会のスタンダードであり、近隣市町の先進例を参考にしながら、熊野市議会に見合った条例化や申し送りをすればいいだけです。

 また、こういった議会改革を念頭に置いた正副議長を選出することが、私にとって必要な議員となります。
by owase874 | 2014-04-24 02:42 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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