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生活文教常任委員会の審査

 14日(月)の10時から、私が所属する常任委員会の審査がありました。
 議案第58号から議案第61号までが全会一致で可決され、請願4件が採択されました。一般会計の補正予算の大半は、人事院勧告による人件費(給与など)の削減にかかる補正でした。なお、特に表記がない場合は、全額を一般財源からの持ち出しになります。

■市民サービス課
・議案第58号
 ・一般会計補正予算
  ・歳出
   出張所費 414万8千円の減額
   戸籍住民基本台帳費 285万5千円
   国民年金費 284万3千円の減額
・議案第59号
 ・国民健康保険事業補正予算
  5313万8千円の減額
・議案第60号
 ・後期高齢者医療事業補正予算
  877万5千円の減額

■福祉保健課
・議案第58号
 ・一般会計補正予算
  ・歳入
   民生費国庫負担金 4333万7千円
   民生費補助金 1221万3千円の減額
   民生費県負担金 766万9千円
   民生費県補助金 243万4千円
   民生費受託事業収入 179万5千円
   社会福祉協議会運営費補助金返還金 431万9千円
   紀北広域連合前年度精算金 819万6千円

  ・歳出
   社会福祉職員人件費 196万2千円の減額
   社会福祉一般総務費 6万5千円
   障害者福祉費 6万円
   自立支援給付事業 3006万7千円(うち、757万6千円は一般財源)
   老人福祉費 422万2千円(うち、7万9千円は一般財源)
   介護保険費 406万8千円(うち、227万3千円は一般財源)
   児童福祉総務費 1466万1千円の減額(うち、173万7千円は一般財源)
    (子育て応援特別手当 1504万8千円の減額は、国からの凍結命令を受けて)
   生活保護総務費 4万5千円
   扶助費 4120万7千円(うち、1021万6千円は一般財源)
    (扶助費の増額は、生活保護世帯の増加による)
   地方改善事業  9万8千円
   保健師費 408万円の減額

・その他
 新型インフルエンザの状況について…集団発生は、四日市市の23件に対して、尾鷲市は53件、入院患者者にいたっては、四日市市の62人に対して、尾鷲市は171人の状況。

 指定就労継続支援A型事業所について…三木里町にできるシイタケ栽培事業所「やきやまふぁーむ」についてで、今月23日に、開所式と施設見学会がある。

■環境課
・議案第58号
 ・一般会計補正予算
  ・歳入
   資源化物売却収入 493万5千円の減額

  ・歳出
   清掃総務費 591万3千円の減額
   塵芥処理施設費 1264万5千円(うち、1758万円は一般財源)
    (清掃工場1号炉修繕料など 876万8千円)
    (廃家電等処理委託料 387万7千円)
   し尿処理費 719万8千円
    (クリーンセンター運転管理費 688万6千円)
   環境衛生総務費 301万9千円

◆端無からの質問
 資源化物の売却について、減額幅の大きい要因はどれか?また、今後の見通しは?
◆担当課からの回答
 不況のあおりで、紙類の売却予想が、当初の612万円から、81万円に激減したのが原因、今後は買い取り額が多少上昇する見込み。

・その他
◆端無からの提案
 CO2削減によるレジ袋の有料化など、尾鷲市の取り組みの中で、CO2削減量が目に見えて解りやすい表示をしてほしい。
◆担当課からの回答
 数値化できるように検討します。

■教育委員会
・議案第58号
 ・一般会計補正予算
  ・歳入
   事務局費 492万6千円
   小学校管理費 159万4千円
    (光熱水費 110万5千円は木造校舎からの漏水)
   中学校管理費 51万4千円の減額
    (輪内中学校の漏水等修繕料 50万円)
   幼稚園費 9万4千円
    (三木里幼児学級補助金 25万6千円)
   社会教育総務費 73万7千円の減額
   公民館費 201万4千円の減額
   図書館費 1416万1千円の減額
   郷土室費 39万6千円の減額
   保健体育総務費 501万3千円

  ・債務負担行為のうち
   市庁舎別館清掃業務委託料 130万8千円
   中央公民館清掃業務委託料 545万2千円
   中央公民館警備業務委託料 941万8千円
   体育文化会館清掃業務委託料 110万6千円
   体育文化会館警備業務委託料 520万9千円

◆端無の考察
 債務負担行為の清掃業務の委託料は、平成22年から平成24年までの3年間になります。計算上で考えると、3ヶ所の清掃委託料の総額は、786万6千円になり、年間262万2千円になります。月割りすると、21万8500円になるので、1日あたりでは、7,300円ほどになります。また、市庁舎等清掃業務委託料914万8千円を加算しても、1701万4千円となり、年間567万1333円、月間47万2611円、日間1万5754円となります。
 これが高いか安いかは色々あるでしょうが、市役所本庁・防災センター・教育委員会のある建物・体育館・中央公などの清掃業務は、30日換算で1日1万5千円ほどの経費がかかることになります。
 尾鷲市においては、委託業者の入札により選定しますが、今のような質を落とさずに、これ以上の減額が期待でき、短時間でも雇用促進を考えることは不可能ではない気がします。

・その他
 子どもの携帯電話利用についての状況調査結果について…再三にわたり、市内小中学校における携帯電話の所持率調査を提案しておりましたが、このたび、調査結果が報告されることになりました。詳しくは、別立てで書きますが、中学校における生徒の所持率が、全国平均を大きく上回る結果が出ました。また、児童生徒が書き込んでいる携帯サイト57件中、41件で「問題あり」と判断され、適切に指導・処理されたことも報告されました。

 「マイはし」文化定着事業について…岩田市長より、壮大なロマンを語っていただきました。マイ箸ブームにあやかった事業はよいことですが、尾鷲ヒノキ=マイ箸=尾鷲市の発展は、少々大風呂敷かもしれません。例えば、食育施策を推進している福井県小浜市は、若狭塗の塗箸が主要産業ということもあり、食育に絡めてマイ箸を推進しています。同じ事業でも、マイ箸を一番にもってくるのとの違いは、その先に大きな変化が生まれそうです。

◆端無からの質問
 今回の一般質問の中で気になったことがあって、学校問題を取り上げた議員の発言で、「学校長からの依頼を受けて、(保護者と学校の)問題解決に寄与した」という趣旨の内容が明らかになったが、政治を教育現場に持ち込むことになるのではないか?校長先生が依頼をしたのが事実ならば、事実関係をハッキリと説明して欲しいと質問しました。

◆畑中教育長からの回答
 そのようなことがあってはならないと感じます。※この時点では、この件の対応が前教育長だったことからの発言だと感じます。

◆玉津学校教育担当調整監からの回答
 そのような事実は、事実としてありましたが、詳細はお答えいたしかねます。

◆端無からの再質問
 よく理解できませんが、事実としてあったならば、教育委員会の存在意義にも関わることになるのでは?

◆三鬼委員長の判断
 (いくつかのやり取りはありましたが)委員長判断で、この問題のやり取りを終結します。

 なんとも歯切れの悪い終わり方でしたが、私個人としては、教育への政治介入に繋がるのではと危惧したからです。しかし、議員だけでなく、先生や学校全体としても、または保護者を含めた地域のすべての住民の願いは、学校がよくなり、児童生徒がいきいきと活動できる環境であることを願っています。
 このごろの教育行政は、国の教育施策の失敗が公然の事実となり、現場の先生や学校が、その現実に直面しています。もちろん、保護者のモンスター化や、ネグレスト的な関わりも指摘される部分ですが、子どもの未来を妨げようとする力はどこにも存在しないはずです。
 しかし、現実として、保護者と学校とのトラブルや、児童生徒間のトラブルなどが増加し、対応する学校や先生だけでは解決できない事象も増えています。かといって間違っていけないことは、それぞれに責任や役割分担があり、その役割が一つに向かわなければ、子どもの未来は創造されません。

■尾鷲総合病院
・議案第58号
 ・事業会計補正予算
 1.収益的収入及び支出
 ・収入
  1.医業収益 1億1469万7千円の減額
  2.医業外収益 7507万4千円
 ・支出
  1.医業費用 2282万1千円の減額
 2.資本的収入及び支出
 ・収入
  1.企業債 590万円
  2.補助金 216万円
 ・支出
  1.建設改良費 811万円

 このうち、医業外収益の7千万円は、一般財源からの繰入金になります。この負担金については、当初予算で2億5千万円を繰り入れしているので、合計で3億2千万円になります。そもそも、病院事業会計への一般会計からの負担額の算定では、4億8千万円程度となるそうで、国からの交付金措置額すべてを要求しているのが、病院側の主張です。しかし、市の財政難などから、実際に負担される額が減額されており、今回の7千万円の要求は、病院側が差額分の1億3千万円を要求した減額措置の数字となるそうです。

 また、医業収益1億1千万円の減額は、医師2名が開業医として退職することも影響しており、勤務医の数も、平成22年4月からは15名体制になるようです。平成11年の時点では、28人の勤務医がいたことから考えても、「医師不足」が深刻化している現状を痛感します。

 地方自治体が関わる公立病院は、どこも医師不足と収益の大幅減で頭を抱えています。しかし、患者自体が大きく減っているわけでもないので、「サービスの提供」などが大きく収益を左右することが予想できます。実際にも、収益を改善した、あるいは改善しつつある病院経営をみていると、ユニークかつアイディアに溢れた市民サービスを率先しています。さらに、厳しい意見としては、内部からの改革も必至です。

■請願
 請願第1号 義務教育費国庫負担制度の存続と、負担率2分の1への復元を求める請願
 請願第2号 30人学級を柱にした義務教育諸学校および高等学校時期定数改善計画の策定、教育予算拡充を求める請願
 請願第3号 保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願
 請願第4号 2010年度の年金確保に関する請願

 請願第1号から第3号については、私も紹介議員の1人になりました。このように、市民からの請願や陳情を受け付けるのも、議員しかできない仕事になります。これは特定の口利きや、特定の個人の利益につながらいことなので、広く活用していただきたい制度です。

 以上の審査の結果、すべての議案が全会一致で可決され、請願4件も採択されました。
by owase874 | 2009-12-18 12:50 | 定例会の報告

定例会の日程が全て終了

 今月9日に、第3回定例会が閉会されました。

 全ての提出議案が可決され、決算委員会特別委員会の報告が承認されました。そのあと、追加議案の人事案件が委員会付託されました。

 副市長人事の議案第51号は、総務産業常任委員会で審査されました。人事案件の審査は、人物の審査にも繋がるので、「個人の評価」として捉えられがちですが、尾鷲市としての公人を決める審査です。今後の尾鷲市を担っていく一人を決めるには、それ相当の責任感を感じます。

 副市長人事では、特に大きな問題もなく、全員一致で委員会可決されました。一方、議案第52号、第53号である2名の教育委員会委員の選任については、生活文教常任委員会で審査されました。これには、私も委員として参加をしました。

 このとき、1名の選任について質問をしました。この方は、のちの互選で教育長に選任されたのですが、早くから教育長の候補として名前が挙がっていた方でした。面識の無い方だったので、個人の評価はわかりませんが、略歴や市長からの説明を受けて、「なぜ、この方を選任したのか?」が一番に聞きたいことでした。

 その延長線上には、教育長候補であるとのことからですが、この時点では、あくまで互選により決定する前段階なので、教育長と想定しての質問になりました。これは仕方の無いことですが、教育長候補として選任をしているのはあきらかなので、「教育長かどうかはわかりません。」を前提に返答をされるのには困りました。結果としては、尾鷲市の教育環境を充実していくトップを決める選任だったので、岩田市長の本音を聞きたいと感じました。

 私が疑問を持っていたことは、「8月に、それまでの仕事や役員を辞され、その後すぐに候補として名前が挙がった。今日までの期間が長く、追加議案での提出になったのはなぜか?」と、「必ずしも、教育長を学校関係者(元校長など)から選任する必要はないが、人事権を持つことになる教育長として、他の教育長と張り合うことができるのか?」と、「紀北管内(尾鷲市と紀北町のこと)で考えたとき、生徒指導の問題や教員の不祥事が尾鷲市で多い。以前に、教育委員をされたことがあったが、その改善や対応に秀でたことがあるのか?」でした。

 1番目の質問については、「今の時点では教育長ではないので。」との理由でかわされてしまい、2番目と3番目の質問には、「紀北町と比較する必要はないと思う。」との意見でした。それならば、「なぜ、この方なのか?」と続けるのですが、「あくまで、現時点では教育長ではない」ということが、「教育長としての資質」を求める私の考えとは平行線で終わりました。

 しかし、校長をはじめとする教職員の人事は、紀北管内で行われるのが中心です。尾鷲から紀伊長島までに在住している教職員が、それぞれの学校を異動することで、大半の学校体制は決まります。このときに、紀北町の教育長と張り合えるのかが、私の懸念事項でした。また、県教委に精通している紀北町の教育長と違い、(結果として教育長に互選された)この方にはそのようなパイプがない事もありました。副市長のときは、「県との太いパイプ」をうたったのに、教育長にはそれがないというのにも疑問を感じました。

 また、この方は、以前にも教育委員と教育委員長をされていたのにもかかわらず、そのときの実績などは一度も調べたことがなく、このときに秀でた行動をしたからなどの理由もなかったのも(なぜ、この方なのか?に繋がる)疑問でした。

 現在の尾鷲市の教育環境は、「非行やいじめ」で収まらない緊急事態です。何かしら学校で問題があると、一部の保護者や関係者が大騒ぎし、大事な話の内容も外部に漏れています。また、それを心配した別の保護者や関係者との疑心暗鬼も生まれています。大人たちの冷静な行動を求めるばかりですが、教職員の不祥事が、追い討ちをかけてしまいます。そして、この不祥事も、残念ながら続いています。比較はしないとのことですが、学校体制の強化で改善されているところもあるのに、尾鷲市の学校で起こっている問題は、今までの周期的ではなくなってきています。

 このような学校ばかりを見てはいられない事態を打開するには、それ相当の教育長が必要です。斬新な改革も必要ですし、思い切った改善も必要です。しかし、その大鉈を振るえるのかが最後まで疑問として残りました。そのために、この方を教育委員(結果として教育長)に選任したとの認識ですが、委員会でも本会議場でも、最後まで私は否決をしました。議会としては、多数により可決されましたが、議員個人としては責任がもてないとの判断です。

 本会議場では、3つの人事案件が可決されました。
 副市長については、11月より着任されるようです。
by owase874 | 2009-10-14 13:00 | 定例会の報告

追加議案による議会運営委員会の開催

 7日の午後、追加議案についての議運が開催されました。
 3つの人事案件を上程したいとのことで説明を受けました。

  議案第51号 尾鷲市副市長の選任について 
  議案第52号 尾鷲市教育委員会委員の選任について
  議案第53号 尾鷲市教育委員会委員の選任について

 不在となっていた副市長と、2名の欠員があった教育委員会委員の選任が議案となります。私は、「人事案件であっても、地方自治法では議案の付託が保証されているので、3つの議案を委員会付託していただきたい。」と発言しました。
 これには、賛否両論の意見が発言され、暫時休憩をとって各委員の意見を集約し、最後は南委員長の判断で、それぞれの委員会への付託が決定しました。その判断の根拠としては、私の意見が少数意見ではなかったことがあります。
 これにより、副市長の選任については、総務産業常任委員会に、教育委員会委員の選任については、生活文教常任委員会に付託されることが決まりました。

 その後、全員協議会が開催されて、議運での内容が報告がされました。ここでも、人事案件に対する委員会付託への意見がでましたが、議会運営委員会の決定が尊重されました。この間には、各候補予定者の挨拶がありました。これも、慣例的な行事のひとつですが、委員会の審査をしていないこともあり、私には馴染めないこととして感じました。

 このあと、台風18号の影響を考慮して、8日の日程を休会とし、9日に会期を延長する提案が本会議で了承されました。これにより、議案も追加議案も、9日に採決されることになりました。
by owase874 | 2009-10-08 14:08 | 定例会の報告

公共施設耐震問題特別委員会での審査

 3つの補正予算を審査しました。

■教育委員会
・歳出
 小学校管理費 254万円(一般財源)
  →247万7千円は、向井小学校耐震補強設計委託料
 中学校管理費 5934万3千円(一般財源は、2391万5千円)
  →5918万7千円は、尾鷲中学校危険校舎解体工事費
 公民館管理経費 215万6千円(一般財源は、115万6千円)
  →207万7千円は、中央公耐震診断業務委託料

 耐震対策を必要とする小中学校においては、小中学校耐震整備総合計画策定業務報告書(平成21年3月)によって進められています。委員会での審査の結果、全会一致で採択されました。

 その他の意見として、「この特別委員会は、公共施設における耐震問題を議論する場でもあるので、各課が管理する公共施設の耐震状況や今後の予定など、まずは資料の提供と議論できる場」を求めました。
by owase874 | 2009-10-08 13:41 | 定例会の報告

生活文教常任委員会での審査

 平成21年度尾鷲市一般会計補正予算(第7号)の審査をしました。
 私の所属する委員会では、4つの課で補正予算が計上されていました。

■市民サービス課
・歳出
 人権啓発推進事業 50万4千円(国県支出金)
  →30万円は、人権後援会の委託料
 斎場管理費 37万3千円(一般財源)
  →35万7千円は、斎場控え室の空調設備の修繕料

■福祉保健課
・歳入
 民生費国庫負担金 25万7千円
 民生費国庫補助金 2749万1千円
 民生費県負担金 12万8千円
 民生費県補助金 2652万4千円
 民生費寄付金 6万9千円
 生活保護法第63条による返還金 168万9千円
 社会福祉事務所インターシップ受入手当 2万4千円

・歳出
 社会福祉総務費 125万6千円(一般財源は、22万円)
  →100万2千円は、住宅手当
 障害者福祉費 47万1千円(一般財源)
 自立支援給付事業 726万円(一般財源は、699万円)
 老人福祉費 2812万1千円(一般財源は、187万1千円)
  →185万5千円は、聖光園ナースコール設備の修繕料
  →2625万円は、介護基盤緊急整備特別対策事業補助金
 乳幼児医療費 22万7千円(一般財源)
 児童福祉総務費 1646万6千円(一般財源)
  →1504万8千円は、子育て応援特別手当
 児童措置費 678万9千円(一般財源)
  →364万6千円は、南輪内保育園仮園舎改修工事費
  →241万円は、障害児保育事業補助金
 生活保護総務費 1282万4千円(一般財源は、306万1千円)
  →957万円は、生活保護システム導入委託料
 地方改善事業費 24万6千円(一般財源)

■環境課
・歳出
 清掃総務費 47万4千円(一般財源)
 塵芥処理施設費 1億5330万円(一般財源は、1億3054万8千円)

 ・債務負担行為補正
  可燃ごみ収集運搬業務委託料 1億2452万円
  クリーンセンター施設運転保守管理包括業務委託料 3億1778万5千円

■教育委員会
・歳入
 教育費県補助金 78万9千円

・歳出
 小学校管理費 254万円(一般財源)
  →247万7千円は、向井小学校耐震補強設計委託料
 教育振興費 79万1千円(一般財源は、2千円)
  →31万8千円は、豊かな体験活動推進事業
 中学校管理費 5934万3千円(一般財源は、2391万5千円)
  →5918万7千円は、尾鷲中学校危険校舎解体工事費
  →12万4千円は、火災報知器の電池交換
 公民館管理経費 215万6千円(一般財源は、115万6千円)
  →207万7千円は、中央公耐震診断業務委託料

 以上の審査を行った結果、議案第42号は、全会一致で可決されました。

 このほか、その他報告として、
 ・定額給付金の支払い状況(未申請者数は148人)
 ・新型インフルエンザの対応状況
 ・賀田湾底質調査(生物層が極度に貧困していない)
 ・尾鷲中学校における試験問題漏洩のその後
 ・九鬼小学校が平成22年に休校措置
が、各担当課より説明されました。
by owase874 | 2009-10-06 23:57 | 定例会の報告

第3回定例会が開催されます

 議運と全協で、第3回定例会の開催が決まりました。

■平成21年度第3回定例会

■提出議案
 議案第42号 一般会計補正予算(第7号補正)
 議案第43号 水道事業会計補正予算(第1号補正)
 議案第43号~第50号 平成20年度の決算の認定
 報告第22号、第23号

■会期及び議事日程
 09月14日(月) 議案上程、提案説明、報告、質疑
 09月18日(金) 質疑、委員会負託、一般質問
 09月24日(木) 一般質問
 09月25日(金) 一般質問
 09月28日(月) 決算審査特別委員会
 09月29日(火) 決算審査特別委員会
 09月30日(水) 決算審査特別委員会
 10月01日(木) 決算審査特別委員会
 10月02日(金) 決算審査特別委員会
 10月05日(月) 総務産業常任委員会
 10月06日(火) 生活文教常任委員会
 10月07日(水) 公共施設耐震問題特別委員会
 10月08日(木) 委員長報告、質疑、討論、採決

 決算審査特別委員会については、議長と監査委員を除く全ての議員が参加することになりました。これも議会改革の一環で、従来までは7名の委員を選出していました。

 議会運営委員会では、副市長や教育委員の選任について意見がありました。とくに、教育委員については、2名の選出と、教育長が決まっておりません。これから冬に向けて、新型インフルエンザが学校内で蔓延する可能性も高くなります。また、学校耐震化や学校再編など、教育環境の充実には、1日も早い選出が必要です。

 岩田市長においても、「(この件については)10月に臨時会の開催をお願いする可能性が高い。」と言及しておりました。

 今回の定例会の焦点は、3億2102万4千円の補正予算のうち、1億5330万円を占める清掃工場の2号炉改修工事費です。以前にも、現場を視察しましたが、改修しなければ運転は再開できないし、これまでにも多額の予算を投じて改修や修繕をしているだけに、広域によるごみ処理場の進捗が待たれます。
 また、向井小学校の耐震補強設計委託料247万7千円や、尾鷲中学校の危険校舎解体工事費5918万7千円、中央公民館の耐震診断業務委託料の207万7千円など、公共施設の耐震問題にかかる予算も含まれています。

 岩田市長の施策が前面に出た予算ではないように感じますが、先にあがった人事が決まらないことには、こちらとしてもおさまりが悪いです。慌てる必要はありませんが、キラリと光る人事に期待しています。
by owase874 | 2009-09-09 18:02 | 定例会の報告

生活文教常任委員会の審査

 27日に、生活文教常任委員会の審査がありました。

 地方交付税の増税分による予算審査が主ですが、関連項目なども含めて、多くの意見や提案がでました。市民生活に直結する内容が多かっただけに、今後の市の対応に反映されることを望むばかりです。

■市民サービス課
◆議案第31号
・歳入
 基礎年金事務費交付金 26万3千円
・歳出
 九鬼出張所修繕料 12万1千円
 国民年金一般事務費 26万3千円
 光ヶ丘墓地修繕料 14万円

◆議案第32号
 尾鷲市国民健康保険事業特別会計補正予算

◆議案第33号
 尾鷲市老人保健医療事業特別会計補正予算

◆議案第34号
 尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計補正予算

◆議案第35号
 尾鷲市国民健康保険条例の一部改正

■福祉保健課
◆議案第31号
・歳入
 母子生活支援施設入所措置費 258万1千円
 児童福祉費補助金 368万1千円
  子育て応援特別手当交付金 7万2千円
  次世代育成支援対策整備交付金 3993万9千円の減額
  安心こども基金保育基盤整備事業補助金 4354万8千円
 女性特有のがん検診推進事業補助金 498万1千円
 母子生活支援施設入所措置費 129万1千円
 水力発電施設周辺地域交付金 1052万1千円の減額

・歳出
 老人クラブ連合会助成金 10万円
 児童福祉総務費 103万2千円
  放課後児童クラブ運営費委託料 96万円
  子育て応援特別手当 7万2千円
 児童措置費 1646万3千円
  保育所事業 1131万2千円
   印刷製本費 8万円
   南輪内保育園アスベスト除去工事補助金 915万6千円
   南輪内保育園元利補給金 15万8千円
   保育所耐震診断補助金 191万8千円
  母子生活支援施設入所措置費 515万1千円
 新型インフルエンザ消耗品費 450万円
 健康増進推進事業 498万1千円

・債務負担行為
 南輪内保育園元利補給金 2573万円

■教育委員会
◆議案第31号
・歳入
 教育費補助金 4736万5千円
  理科教育等設備整備補助金 187万8千円
  学校情報通信技術環境整備事業補助金 4548万7千円
  ※ICT環境整備事業とも言われます
  ※ICTは information and communication technologyの略語
 学力アドバンス事業委託金 22万円

・歳出
 教育総務費 270万6千円
  教育職員退職手当 163万3千円
  古江小学校元教員住宅解体工事費 69万3千円
  学校評議員報償費 38万円
 小学校費 5819万2千円
  理科教育設備備品購入費 229万2千円
  各小学校教育用パソコン等購入費 5590万円
 小学校学力アドバンス事業 22万1千円
 中学校費 2611万6千円
  理科教育設備備品購入費 146万1千円
  各中学校教育用パソコン等購入費 2465万2千円
 幼稚園費 42万4千円
  各幼稚園デジタルテレビ購入費 42万4千円
 社会教育費 595万1千円
  青少年国際交流活動事業補助金 8万1千円
  中央公民館他空調設備修繕料 66万9千円
  各公民館デジタルテレビ購入費 261万7千円
  天文科学館修繕料 25万9千円
  図書館管理臨時運営雇用金 118万7千円
  郷土室保存運営雇用金 113万8千円

■尾鷲総合病院
◆議案第31号
 尾鷲市病院事業会計補正予算

 審査のあとの採決の結果、議案第34号が賛成多数でしたが、全ての議案が可決されました。

 今回の補正額が、歳入歳出それぞれ8億785万円で、財源内訳は、国県支出金3億6909万円、地方債4410万円、その他868万2千円、一般財源3億8597万8千円でした。一般会計予算の総額では、歳入歳出それぞれ87億3408万6千円になります。

 一般財源のうち、3億7893万5千円は、基金積立金だったので、今回の補正予算は、市の持ち出しが少ない予算であることが特徴です。ほとんどの歳入が、地方交付税3億3138万7千円、国庫支出金1億9310万3千円、県支出金1億7598万7千円で占められていたので、地方自治体の運営強化をうたった国によるお手盛り予算と言えます。

 地方自治体に予算がつくことは、決して悪いことではありませんが、用途範囲が広い高額な補正は、国の経営管理を疑ってしまいます。

 各課に質問した内容などは、後ほどアップします。
by owase874 | 2009-08-30 15:33 | 定例会の報告

地方交付税が増える~第2回定例会に向けて~

 11日の全協で、第2回定例会の日程などが決まりました。

 議案11件、諮問3件、報告1件の内容で、議案第31号の第6号補正では、8億785万円の補正予算が組まれています。このうち、3億3138万7千円は、地方交付税の増額分になります。この増額は、「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」と、「地域活性化・公共投資臨時交付金」のことで、内閣府で認められた1兆円と1兆3790億円の補正予算が元になっています。

 この予算で支出する予定の項目は、

 「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」では、
  公用車3台の購入費 658万2千円
  市内各所下水道工事費 1000万円
  市内各所道路舗装工事費 1500万円
  市内各所道路改良工事費 2000万円
  都市公園事業 2000万円
  市営住宅解体工事費 900万円
  各小学校教育用パソコン等購入費 5565万8千円
  各中学校教育用パソコン等購入費 2465万2千円
  各幼稚園デジタルテレビ購入費 42万4千円
  各公民館デジタルテレビ購入費 261万7千円
となっています。
 また、「地域活性化・公共投資臨時交付金」では、
  森林環境保全整備事業 7782万6千円
  美しい森林づくり基盤整備事業 9170万2千円
となっています。
 内閣府の事業例を見てみると、地球温暖化対策、少子高齢化社会への対応、安全・安心の実現、その他の項目での支出を理想としており、だいたいの事業が該当する内容でした。臨時交付金は、地方自治体には嬉しい財源ですが、これだけの予算額が確保できるのであれば、当初予算を組むときに配分して欲しいものです。

 この他、特別会計の補正予算(議案第32、33、34、35条)や、条例の改正(議案第36、37、38、39条)があり、このうち、市長給与の月当たり20%の減額(議案第36条)や、教育長の給与等に関する条例の特例の廃止(議案第37条)を求めています。また、議案第40条が工事請負変更契約、議案第41号は、尾鷲市道路線の変更についてとなっています。
 諮問第1、2、3号は、人権擁護委員候補者の推薦となっており、報告第21号は、専決処分となっています。

 本来は、6月に定例会が行われるのですが、議員選挙や市長選挙が重なったために、この時期となりました。9月の定例会まであと少しなので、急ぎ足で市政運営の健全化を図っていきます。
by owase874 | 2009-08-15 18:30 | 定例会の報告

3月定例会が閉会

 25日、平成21年度第1回尾鷲市議会定例会の採決がありました。

 27の議案が採択され、地域商品券発行に関する助成を求める陳情も採択されました。また、議員発議の奥田尚佳市長に対する問責も決議されました。

 このうち、議案第1号平成21年度尾鷲市一般会計予算の議決についてでは、予算の修正案が提出され、賛成多数で可決されました。続いての、修正予算を除いた予算も、賛成多数で可決されました。これにより、第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費のうち、第4節総務一般管理費の報償費24万1千円が削除されました。
 この費用は、市内の鉄工会社が尾鷲市を訴えている弁護士費用ですが、奥田尚佳氏本人を訴えていた裁判を取り下げ、尾鷲市長としての奥田氏を訴えなおした形の裁判費用は、先の定例会でも議論の的になりました。そのときの私は、「個人ならともかく、尾鷲市(長)への訴えには受けるしかない。」と賛成しましたが、その後の奥田市長の発言や、年度をまたいだ裁判などもあり、今回の修正案には賛成しました。
 修正案の賛成は、感情論が先行したと言えば否定できませんが、前回の奥田市長が言っていたように、「勝てる裁判」だから賛成したのではなく、「尾鷲市が被告となっている」から賛成したのであり、その後も態度を変えない謙虚のなさにはあきれました。
 あと蛇足ですが、修正されたそれ以外の予算にも反対した議員がいたことで、何人かには事情を聞いて理解できましたが、奥田市長を擁護する立場の議員も反対していました。これは、新年度予算全体の反対に繋がるので、理解に苦しむところです。

 陳情第5号では、総務常任委員会へ審査を付託されたので、議会を暫時休憩とし、私も傍聴していましたが、市長からの説明を求めたあたりで退席しました。市長の考えを聞く理由は理解できますが、「市長の態度如何に限らず、陳情は審査されるべきでは?」と感じたからです。市長とのやり取りに、長い時間がかかりましたが、結局のところ、この陳情も全員賛成となりました。

 すべての議案と陳情の採決のあとに、南靖久議員からの発議で、奥田尚佳市長に対する問責決議が提出されました。このことについては、地方自治において通常はありえない重要なことですので、別記するとします。

 しかしながら、今定例会を私なりに総括するとすれば、「奥田市長に辞職を申し入れた立場での審査」には苦労や憤りがありました。特別委員会での席上以外、私は奥田市長に向けての質問をしませんでしたが、新年度予算であるのに、市長のカラーを出した事業はなく、「財政難でありますから…」に終始しました。これは、市長の無策ぶりを実証しているようにも感じられるのですが、こういった政策をとられると、議員として打つ手がないことを改めて知りました。
 やはり、これは緊急事態です。
by owase874 | 2009-03-27 00:05 | 定例会の報告

教育委員会の審査

 全体予算の9%を占める第9款教育費は、昨年度の予算と比較すると、7477万円ほど減額された、6億9512万6千円になります。他の課と比べても、教育費の落ち込みが激しいので、気になっていた審査になりました。

 地方自治体で力を入れるべき施策のひとつに、学校(幼稚園、保育園も含んで)教育があります。家庭での教育が一番とすれば、学校での教育は、広く世間と愛郷心・連帯感を学ぶ機会を与えてくれます。その中で、個性や主張ができる人間へと成長していくには、地域での教育(これは私は地育と呼びますが)も必要で、まさに教育とは、その自治体の力量が試される一番市民に近い現場だとも考えられます。

 その審査全般で感じたことは、「教育委員、教育委員会事務局、教育長、市長のそれぞれが、尾鷲の教育について統一した意見ではないのでは?」でした。それぞれの立場での説明は、これまでも幾度となく聞いてきたつもりですが、一つを見れば評価できることも、それぞれの意見に食い違いがあったり、思い込みの違いがあったりと、必ずしも統一した見解で無いことが気になっていました。とくに、教育長の発言と、市長との発言には温度差があって、いつも教育長がフォローしているように見受けられるのです。また、教育委員がいつも置き去りにされている感覚もうけるので、「教育委員との定例会が施策に反映されているのか?」と感じます。

 まず、教育委員会は、教育総務課と生涯学習課の2つに大別され、教育総務課が教育の基本と考えれば、生涯学習課はその応用と考えることができます。その基本である財源が大幅にカットされ、とくに学校への締め付けが厳しい内容となっていました。また、国などに対する補助金や助成金に頼らないからか、補助メニューが少ないのも特徴です。

 第2項教育総務費、第2目事務局費のうち、特別支援教育支援員配置事業費873万5千円についてですが、これは管内の小中学校における障がい児学級に加配する支援員の賃金になります。これに関しては、保健福祉課の審査でも意見をしましたが、障がい者を支援する体制は、自治体の施策として反映されるべきものであるので、支援員の加配は理解できます。
 その際に、意見したことは、「縦横無尽の支援体制」であり、縦割りにならないような体制と、地域で活動する支援団体や思いのある個人など、横の繋がりも交えながらの体制づくりです。あすなろ学園に支援を請いながら、「チーム尾鷲(仮称組織)」の編成も進んでいるとのことなので、ぜひとも行政だけで解決しない支援体制の強化をお願いしたところです。
 しかしながら、障がい児の普通学級への進学希望も増えていくことが予想され、くろしお学園との連携強化も必須課題など、障がい児を支援していく体制づくりは、学校現場への負担増も現実として生じます。それをどう支援していくかを考えるには、すぐにできることと、継続して粘り強くやっていくことの精査も必要です。

 また、第2目事務局費のうち、ALT事業843万6千円について説明も求め、提案的に意見しました。
 今年の8月以降、ALTを2名体制にすることが盛り込まれていますが、学校現場での英語教育の必要性は理解しています。しかし、外部委託によるALTの確保ではなく、尾鷲市に住んでいる外国人、または英語ができる日本人による現場参加の可能性を考えているからです。これは、この地域で雇用を生むきっかけを作るばかりではなく、尾鷲市に住む外国人への理解にも繋がります。尾鷲市に登録している外国人は、100名を超えているので、このうち英語が母国語であったり共用語であったりする外国人も多いはずです。実際には、英語塾などで講師をしている外国人もいます。日本人の中にも、留学経験や滞在経験がある人もおります。これらは全て尾鷲市に住んでいる市民であり、ホームシックになることも、一部の人たちとの交流だけで滞在期間を終えることもありません。
 このような人たちが、常日頃から学校現場に出入りするようになれば、ALT事業費で2名以上の雇用も可能となるはずです。ALT事業は、学校現場に英語を持ち込むことですが、英語で繋がる地域に住む人たちとの交流のほうがより自然ではないでしょうか?
 しかしながら、前例が無いことや授業としての英語経験に欠けるだろうなどの理由で、「その能力を持った人がどのくらい尾鷲市に住んでいるのか?」などの調査もすることなく、またそういう想定から尾鷲市への効果を考えることも無いようでした。

 第5項社会教育費のうち、第4目図書館費2678万9千円についてでは、図書館の運営費438万2千円に対して、人件費が2240万7千円も計上されているので、運営費のうち本代に充てられる費用が268万円であることからも、この人件費分を精査しないのかと意見しました。 
 これに対しては、直営事業が望ましいとされたが、人件費を抑えるために、配置人数や階級の調整などする予定との返答を頂きました。どのくらいの減額になるのかはわからないので、はっきりとしたことは言えませんが、この段階で精査できていない理由を聞き逃してしまいました。いずれにしよ、図書館司書を持っている館長は必要だとしても、尾鷲には読書ボランティアもあることから、さらなる連携の必要性を感じました。

 第6目文化財保護費631万5千円では、このうち文化財保護費212万1千円について質問しました。理由は、市内には、築100年を超える建造物が少ない傾向にあります。そこで、これらを景観保護の観点からも、調査しているのかどうかや、文化財指定などで保護するような検討はあるのかどうかなどを知るためでした。結果としては、何も予定や検討は無いようですが、このまち全体を見渡すと、古い建物が無造作に壊されていく現実があります。もちろん、個人所有が大半なので、意見できる立場にはありませんが、このまちの何を売りにするのか?何に、人は惹かれるのか?を考えたとき、私にとって尾鷲の路地や古い建物は、尾鷲らしさと昭和の生活をノスタルジーとして感じます。
 景観保護条例の制定を想定していることもあるのですが、熊野古道が世界遺産登録されて5年が経過しようとし、峠と峠をつなぐまちの雰囲気にも、訪れる人には魅力として残ります。それは、私たち住む人にとっても同じであると考えるので、調査や検討に値する文化的価値があるように考えています。

 第9目文化会館費5150万円では、債務負担行為で指定管理している期間中であることを考慮しながら、関連する質問をしました。それは、近々上映される無料映画のことで、「なぜ無料にするのか?」という単純な質問でした。これは、指定管理をしている尾鷲文化振興会による自主事業で、事業費の余剰分を市民に還元する目的との説明でした。しかし、余った事業費の消化とも受け取れるので、一方では財政難と言いながら、たとえ通常の半額でも徴収するような配慮がなかったのかということです。これでは、今後の無料に期待して、有料上映の来場者が減ることも予測されます。
 この文化会館の指定管理では、管理規則による弊害もあるように感じるので、尾鷲の身の丈にあった管理運営を模索していく必要性を感じました。これは、債務負担行為が終わる時期に合わせて、要検討課題だと考えています。

 第6項保健体育費のうち、第1目保健体育総務費1464万3千円のうち、スポーツ振興事業478万9千円の中の、美し国三重市町村対抗駅伝参加事業委託料61万円について説明を求めました。まず、先ごろ行われた今年度の成績は、29市町村の中の22位で、14市の中の13位と言うことでした。成績以上に感じたことは、「委託料を負担してまで、この駅伝に参加する必要性はあるのか?」でした。この委託料に反映されていない市からの費用もあると予測でき(人件費など)、強化するようなプランやメリットも考えていないのに、教育長自らが言われたような「参加することに意義がある的参加」は、これこそ財政難を助長させるようなイベントに感じます。
 県がやるから参加するという仕方なさも感じつつ、県への委託料や負担金など、なかには疑問が残る出費もあるので、TV中継もされないような駅伝の参加は、県としても再考して欲しいイベントです。このように、国や県が地方自治体を苦しめるであろう費用の要求も、今後は地方で検討し直し、声に出していく必要性も感じています。

 以上が私の質問でしたが、その他の項目では、小中学生における携帯電話の実態調査の提案や、尾鷲からも通学している学生がいる、熊野市の近畿大学工業高等専門学校の移転問題などの見解を質問しました。携帯電話の実態調査は、近々検討しているとのことでしたが、移転問題は寝耳に水のような感じでした。確かに、中学校までが教育員会の管轄ですが、尾鷲の卒業生にはかわり無いので、情報ぐらいの入手はして欲しいものです。

 何よりも、尾鷲市に住んでいる子どもたちへの教育は、「将来、未来の尾鷲を支える人材づくり」であり、教科書では教えられない、文化伝統の継承や自然環境への配慮など、独自性が十分に発揮できる施策と予算立てに期待しています。また、予算を減額しながら、それでも学校側にばかり対応を求めるようなことが無いようにもしていただきたいと感じました。
by owase874 | 2009-03-25 15:15 | 定例会の報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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