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【産業教育常任委員会の管外視察の番外編】視察先以外で見たものと、感じたこと

 今回の管外視察先は3ヶ所でしたが、立ち寄ったところで、見たものや感じたことがあります。

■高知県は生姜の生産量日本一
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生姜畑が広がる


 香美市のものべがわcafeチャリを視察したとき、物部川沿いに生姜畑が広がっていました。国内生産量の45%を占めるとも言われる高知の生姜ですが、香りが一段と高いのが特徴とのことです。熊野市においても、特産品にするべく一部で栽培されていますが、栽培面積を広く取ることと、土壌づくりに力を注ぐ必要があります。また、寒暖の差も大きく影響するとのことで、山間部には適しているかも知れません。試しに栽培してみようかと考えています。

■アンパンマンミュージアム
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アンパンマンだらけ


 旧香北町が、やなせたかしさんの縁の地であったことから、やなせたかし記念館としてオープンしました。平日でも親子連れが多く、子どもにとっては夢のように世界が広がっていました。私の娘は、すでにアンパンマンを卒業してしまいましたが、3歳くらいまでは圧倒的な支持を得ているはずです。アンパンマンミュージアムは各地にもありますが、ここが原点であり、展示物も多いようです。外観を見ただけでしたが、市内にはアンパンマンに彩られたバスが走っていました。

■高知市内の木曜市
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木曜市


 あいにくの雨、しかも強い雨のなかでしたが、それでもにぎわっていました。木曜日になると、歩道も側道も出店で埋まるそうです。こういったことは、ある程度の環境下であれば、実はどこでもやれることで、あとは出店する人たちの心意気だけです。他所を排除したり、ハードルやルールを上げたりすると、とてもここのようにはいきません。お客さんって、多様で多品種を買い求めてくるものですからね。

■久礼大正町市場
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商店街の一角


 中土佐町の久礼にある商店街、カツオの旨さは言うことなしですが、尾鷲や紀伊長島のカツオも負けてはいません。ここもあいにくの雨で人はまばらでしたが、こんなところにも人はやって来るのかというほど賑わうそうです。ただ、ちょっと気になったのは、観光客相手に慣れてしまっているのか、はたまたそんなもんなのかはわかりませんが、私が入ったお店には、もてなしの心はありませんでした。観光バスがバーと来て、そのときにだけ手をこまねくようでは、長くは続かないでしょうね。そんなことはないでしょうけど。

■中土佐町第1号津波避難タワー
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超豪華!


 中土佐町に初めて設置された津波避難タワー、約2億3千万円とか。熊野市に予定しているのは、2基で約1億5千万円ちょいなので、その違いは明らかでしょうね。せめて、必要不可欠な仕様にはしてもらいたいです。ただし、中土佐町のタワーは、もっとも海岸に近いところにあって、海に向いて避難しなければなりません。まちなかにあって然りのタワーですが、景観や場所の確保の問題などもあり、ここになったのでしょうか?ちょっと津波が来るのに海向いて走るのが恐いです。

 この他にも、せっかく行ったのだからと、あちこちで気になったことを調べてきました。熊野市の実情と比較できれば、より熊野市にはなにが必要で、なにが足りないのかがわかります。
by owase874 | 2014-07-06 01:24 | 委員会等報告

【産業教育常任委員会の管外視察】株式会社四万十ドラマ

■株式会社四万十ドラマ
 http://shimanto-drama.jp/

 3つ目の視察先は、年間3億円から売り上げる道の駅四万十とおわの指定管理者である、株式会社四万十ドラマです。「ここにしかないもの」がコンセプトで、大きな自信に裏付けられた実践力と実績があるからこそ、代表取締役社長の畦地さんの語りがスゴかったです。議員一同圧倒され、タジタジになりました。ただし、役割の違いというのもあるので、議員の立場では、そういった行動する人たちの背中をおしたり、本当に必要ななにかを市政に提案することはできます。
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読ませるデザイン


 ここでも、やはりデザインされたものがあちらこちらにあって、コンセプトがしっかりとしていました。畦地社長に言わせれば、熊野市にあるよく似た施設は、最低最悪もったいないの嵐だろうと感じました。もっとも、「熊野と言うネームバリューを活かしていない」が、畦地さんの第一声でした。確かに、「ほんまに熊野のもんかいな?」と言うものが、これらの施設では溢れています。さらに畦地社長は、「サンマ寿司があるじゃない。それだけで勝負できるよ」って、ターゲットを絞って戦略を組み立てていく必要性を訴えてくれました。

 とは言え、視察だから仕方がないのですが、私たち議員は雁首並べに来ただけで、十把一絡げに見られているんだろうなと、こっ恥ずかしい感じでした。なんだか、地域を牽引していくのは、議員ではないなというレッテルを貼られたような気分でした。ま、いまはそう見えているのかも知れませんが…やはり、議員の立場と、畦地社長の立場は違うのですが、僕も率先市民を自負しているだけに、議員の枠内だけでなく実践しないとって奮い立ったのは言うまでもありません。
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オープンしたばかりのおちゃくりカフェ


 さらに、道の駅四万十とおわについても、デザインを大事にしているとのことで、これに尽きると感じました。どこを見渡しても、デザインがしっかりされています。そう、ほかにはないのです。そして、店内で売られているものは、四万十産、高知産、四国産のものがほとんどです。もっとも、自社製品の多さも特筆すべきところです。「こんなところまで来て、わざわざよそのモンは買いたくないですもん」って語る畦地社長の言葉は確かです。熊野でも、裏ひっくり返せば、地元に関係ないものってありますよね。それって、お客さんにとっては興ざめしますもんね。

 あと、自社製品については、しっかりと手間暇にお金をかけています。その分が、販売費用に含まれています。これも、デザインと同じく、とても大事なことですし、驚くような単価でも、その価値を知る人たちには欲しいものになるのです。製品のなかには、在庫なし、売り切れというものもありました。そう考えると、熊野の土産モン、どれだけ淘汰されるやろか? って考えてしまいました。

 さて、熊野の地域も住民も議員も、未来のために変わりましょうか?
by owase874 | 2014-07-06 00:36 | 委員会等報告

【産業教育常任委員会の管外視察】高知市市民活動サポートセンター

■高知市市民活動サポートセンター
 http://www.kochi-saposen.net/

 認定NPO法人高知市民会議が、公設民営である高知市市民活動サポートセンターの指定管理をしています(常勤職員5名)。ここでの取り組みでは、2008年から取り組んでいるとさっ子タウンが、あまりにも有名ですよね。
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フロアの一画


 私が理事をしているNPO法人みえNPOネットワークセンターの指定管理である、みえ市民活動ボランティアセンターと同じ活動内容ですが、ここはデザインで飛び抜けています。まずもって、非常に親しみやすく、聞けば、デザイナーも同じ活動の枠内にいて、活動や事業について理解しているとのことでした。丸投げしてしまいがちなデザインを、デザイナーとともに活動の枠内に入ってもらうとは素晴らしいことです。

 ところで、ここのような市民活動センターは、熊野市にはもちろんなく、東紀州地域には、官設民営の仕組みすらありません。ただし、手前味噌ですが、民設民営では、私が主宰する中間支援組織の東紀州コミュニティデザインと、そこが管理運営しているキタガワノホトリという東紀州市民活動支援センターがあります。これは、紀北町以南をターゲットにした市民活動センターですが、9年目となる現在でも、苦労ばかりでパッとしません。しかしながら、地域のボランティアや市民団体などのニーズもあって、細々と活動を続けています。※社会福祉協議会主導では、紀宝町社協内に市民活動センターはあります
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ここにもデザインが!


 さて、事業の存在感が大きい、高知市市民活動センターや認定NPO法人高知市民会議ですが、センターの敷地面積は、高知市の庁舎フロアの一画と大変に狭い環境で運営しています。外に看板すらもないのには驚きました。それなのに、やっている事業や活動は、しっかりと高知市の率先市民を牽引しているので羨ましい限りでした。どちらかと言えば、議員の立場よりは、率先市民として興味深い内容でしたので、市民活動センターの役割や必要性が理解できなていなければ、ここでの視察は退屈なものになったかも知れません。

 単純には、何かをしたい人や組織団体が、ここにくれば方向性や仕組みを学べるのがセンターの大きな役割ですので、ボランティアや市民活動を牽引していくには必要不可欠なシステムではあります。しかし、そういったことに触れたことがないと、その必要性や重要性はしるよしもありません。
by owase874 | 2014-07-06 00:17 | 委員会等報告

【産業教育常任委員会の管外視察】ものべがわcafeチャリ

 7月2日から4日にかけて、高知県内に管外視察に行ってきました。その報告を随時していきます。なお、facebookには先行で報告していますので、その内容に肉付けしています。

■ものべがわcafeチャリ
 http://waravino.com/index.html

 ものべがわcafeチャリは、株式会社わらびの事業のひとつです。その取り組みについて、畠中智子社長より説明を受けました。とは言え、やっていることは実に単純で、自転車で田舎町をプチ旅する内容です。そして、女子にターゲットを絞っています。しかし、これまでの道のりや、ターゲットを楽しませる工夫や、地域との橋渡しには、多大な努力と苦労をしています。ここが、単純明快でも、誰にでもできない部分です。
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デザインがスバラシイ


 田舎町を自転車でプチ旅するイメージですが、まさに、飛鳥町や五郷町、神川町、育生町、あるいは紀和町あたりを、オシャレな自転車で巡る感じです。そこに、ファシリテーターと言われるガイドが案内し、もしのために伴奏車が走ります。単なるレンタルサイクルとは違った楽しみ方ができる点が、この取り組みの特筆すべきところです。そして、行く先々で、地域のおもてなしを受けられたり、意外な出合いに感動したりと、飽きさせないアイテムも準備しています。
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自転車がオシャレ


 たとえば、道中のカフェに立ち寄って、カフェを楽しむだけでなく、それぞれのお楽しみ体験ができます。カフェによっては、薪割り体験などもできるようです。そして、田舎町の風情や営みを体験しながら、健康にもなれる欲張り企画です。また、これらのカフェも、地産地消などに積極的なカフェを選んでいるそうです。オシャレな自転車、カフェのツールを使いながら、女子力をアップさせる体験を用意している。まさに、自転車女子を目指す人にはもってこいな企画です。特段に、田舎町に新たに加えていないところが、いい感じです。

 飛鳥町や五郷町をプチ旅するなら、清流大又川を横目に走りながら、地域の営みを体験することも可能です。唯一ないのが、カフェであり飲食店なので、やはり現状ではハードルが高いです(他の手段はいくらでもできそうですけどね)。しかし、場所を変えたとき、カフェなどのアイテムがあって、実現できる地域もありそうです。ようは、誰がそれをするのかと、そういったことを含めて、田舎で勝負する人がいるかどうかです。足踏みしながら、存在と口だけはだして、実は何もしないってことが、一番に面倒で厄介ですしね。

 フムフムと、畠中社長さんの巧な話術にはまりながら、この地域での可能性を考えていました。やはり、自転車って、地域づくりには外せないなと感じた視察先でした。
by owase874 | 2014-07-05 23:49 | 委員会等報告

産業教育常任委員会の管内視察

 5月28日(水)の管内視察について、いま頃ですが報告します。

 初めての管内視察でしたが、熊野市は広いなと感じました。遊木の熊野市衛生管理型水産物荷さばき施設から、紀和町の湯ノ口温泉あたりまで移動するとなると、1日では詰め込みすぎとも感じました。あと、熊野市議会では、常任委員会の管内視察は年に一度が慣例と聞いて、いささか驚きました。地域を知る上でも、もっとやっていいかも知れません。
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 平成26年2月末に竣工した熊野市衛生管理型水産物荷さばき施設は、3億5001万4350円の建設事業費を、強い水産業づくり交付金(産地水産業強化支援事業)によって実現しました。水揚げされる魚介類をブランド化していくには、このような施設整備が基本ということで、最新の設備と作業マニュアルで対応していました。
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 次に訪れた熊野古道おもてなし館は、有限会社熊野市観光公社が指定管理者となっていますが、建物の買い取り価格と改装費用に物議をかもした施設でもあります。オープンして間もないので、まだまだ発展途上に感じましたが、ここを誘客と周遊の拠点として整備するのはいいとしても、熊野市民にとっての利益を考えると、疑問も残る設備投資だと感じました。ただし、運用がはじまっている現実からも、なんとかして実績をつくらねばなりません。大事なことは、こういった箱モノを整備するだけでは、地域活性にも観光拠点の目玉にもならないことです。
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 急ぎ足で向かった先は、上水道井戸浄水場取水施設でした。井戸小学校近くの田園地帯に、全体事業費2億3724万1200円で整備されました。ただし、PHと鉄が水質基準に抵触するために、あらたにPH調整設備と、除鉄ろ過機を設置しているとのことでした。ここから井戸浄水場まで、約1,600mの導水管も新設されていますが、「それだけの距離を離れないと取水はできなかったのか?」との質問が出ていました。水量検査などでは、ここが一番の適地ということでしたが、一般的には、取水施設と浄水場にこれだけの距離があるものなのでしょうか?
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 防災公園整備事業では、オレンジホテルの跡地に野球場を整備していました。星空観察に適したような場所でしたが、ここに野球場を整備する意図まではわかりませんでした。スポーツ振興にも力を入れている熊野市ですので、悪いことではありませんが、合宿もできる宿泊施設を併設しているのであれば、災害時に大いに役立つのではと感じました。嵩上げをしてる最中でしたので、「いつになったら野球場ができるの?」との質問がありました。
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 午前中最後の視察先は、汚泥再生処理センターでした。全体事業費16億2369万9000円で、クボタ環境サービス株式会社が施工していました。屋上に一時避難もできる施設になるようですが、有事の際にここに逃げ込んでしまうと、保管物資もないままで孤立する可能性があるなと感じました。平成27年度の12月末までには竣工するようです。
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 昼食後は、紀和町大栗須のツエノ峰に行くまでの市有林からはじまりました。ここは、国の森林・林業再生プランのモデル事業として作業道を開設し、昨年と一昨年に、約1150万円の事業費をかけてスギとヒノキを搬出したそうです。結果として、収益は約140万円くらいでたそうですが、「モデル事業でなければ実施できない」と聞きました。確かに、約400万円の売り上げがあっても、これだけの事業費をかけてですので、割にあわないのは明白です。ただし、このことをだけを聞き及んで、林業は衰退しているとは結論づけられないので、市有林のあり方を問うていかねばと感じました。
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 次の紀和保育所の新築工事ですが、入鹿小学校の敷地内に整備し、校舎の一部も利用するとのことでした。資料が少なすぎて、さっぱり全容がわかりませんでしたが、小学校の全校生徒も減少していくなかで、これだけの費用をかけて新築するよりは、校舎の改装で対応できないのかとの話にもなっていました。また、近くには、木をふんだんに使った入鹿中学校もあるので、保小中一体型に整備が実現すれば興味深いと感じました。現状の小学校は、スポーツ振興に寄与する宿泊施設に改装できるはずです。ただし、すでに予算執行を認めているので、あくまで個人的な妄想に過ぎません。
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 次の熊野市紀和鉱山資料館では、説明をしていただいた非常勤職員さんの知識と話術に感心しました。国内最大級の蛍石が目玉だそうで、日本の近代産業の歴史遺産として、いまある遺構を保存していく必要性も感じたところです。また、資料館は雨漏りもしているようで、外に置かれたトロッコ電車の錆びさ具合もあいまって、もう少し宣伝するならそれ相応の修繕もすべきではと感じました。しかし、facebookでこの資料館を紹介したところ、早くも友だちが愛知県から訪れてくれました。
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 管内視察の最後は、湯ノ口温泉施設周辺整備事業でした。資料も多く丁寧で、説明もよく理解できました。基礎工事がはじまっていましたが、工事請負費3億5316万円で、平成27年1月末には完成するようです。また、基本設計の業務委託は、請負額2989万320円ですが、この日に視察してきた事業費だけでも、相当な額になります。箱モノが多いので、経年変化による施設維持も大変だろうなと感じたところです。その頃には、熊野市の人口は1万5000人を割っているかも知れません…
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 いろいろと思うところや疑問もありましたが、最初の視察をさせていただき、じっくりと復習をしていたところです。もっと考察して意見を書こうかと考えていましたが、すでに議会が認めた予算で進められている施設ですので、新たな予算が計上されるようなことがあれば、しっかりと議論させていただきます。
by owase874 | 2014-06-12 02:06 | 委員会等報告

【全員協議会】熊野大花火大会の概要とスポーツによる宿泊実績、市税の延滞金徴収について

 観光スポーツ交流課より説明を受けました。

 熊野大花火大会は、毎年8月17日に開催されます。今年は、開催日が日曜日にあたるのと、熊野古道世界遺産登録10周年にあたるため、記念花火も予定されているそうです。また、熊野大花火大会にかかる予算は、花火費と事務費を含めて8,300万円を予定とのことでした。この額については、三重県南部の花火大会の予算としては、突出して高額ではありますが、その費用対効果はどれほどになるのか調べたいところです。

 また、今年も有料浜席を実施するとのことで(9年目)、昨年から実施された堤防桟敷席も確保されるようです。熊野大花火大会と言えば、「一度は見たいけど、耐え難い渋滞が辛い」、「交通の便が悪いだけでなく、見る場所の確保ができいない」などと言われているので、外部にも大体的に広報するのであれば、このあたりのさらなる改善も求められることになるでしょう。そのために尽力しているとも聞いているので、自治体間の強力支援が鍵となるかも知れません。

 あと、熊野花火愛好会の概要説明も行われ、現在459名ほどの会員がいるようです。1口1万円で、会員専用の浜席も用意される特典がついています。また、同時開催される郷土物産展や、熊野花火音楽祭が、当日の昼間に予定されています。なお、予備日は、17日、25日、26日となっています。

 次に、平成25年度におけるスポーツによる宿泊実績について説明を受けました。

 統計を取りはじめた平成12年度は、年度で6,093名だったのが、平成25年度では30,872名と順調に右肩上がりとなっています。とくに、ソフトボールでの合宿や試合などでの宿泊が突出して多く、硬式野球、軟式野球、サッカー、陸上と続きます。しかし、昨年度で全体の約18%が市外での宿泊となったようで、「市内での宿泊施設を切望している」のが本音のようです。確かに、スポーツ交流を目的とした総合的な宿泊もできる施設は、この数字を見ても求めていきたいところです。ただし、民業圧迫になってしまっては本末転倒ですので、共存できて集客をさらに伸ばせる知恵も必要です。

 今日の説明は、どちらも、熊野市独特の施策(事業)でしたので、興味深く聞き及んだところです。

 あと、その他については、税務課より市税の延滞金徴収についての説明がありました。これまでは、延滞金は徴収せずに、本税のみの徴収に力を注いできたとのことですが、今後は延滞金についても徴収を活発化させ、差し押さえなどの処置もしていくとのことでした。この件については、今月の広報くまのにも説明がされていました。

 税金を払っている人が大勢いるなかで、市税を支払えていない人が少数でもいるのは、同じ権利を行使できる熊野市民としては不公平に繋がります。しかし、払える能力があるのに払わないのは言語道断ですが、支払いしたくても支払いができない人もいるはずなので、定規で線を引くようにはいかないこともあるでしょう。この辺りは、担当課が頭を抱えるところでしょうが、関係する課を超えて連携しながら、ときには地域とも連帯して取り組んでいかねばならないことだとも感じています。

 ところで、平成25年度の延滞金の額ですが、約280万円とのことでした。延滞金の収納率は、4月末時点で約24%に届いていないので、確かに低い数字です。一方、市税については、同じく4月末時点で約96%に届いていないので、残りの約4%が滞納している(納付していない)ことになります。この市税には、住民税、固定資産税、軽自動車税などが含まれています。
by owase874 | 2014-05-26 23:23 | 委員会等報告

有料ごみ袋の効果は…ありそうです

 同じく、先だっての全員協議会で、環境課より報告がありました。

 4月より、尾鷲市ではごみ袋が有料となりました。キロあたり10円の換算で、15リットル袋が10枚150円、30リットル袋が10枚300円、45リットル袋が10枚450円となっています。現状では、この3種類しか指定袋はありませんが、可燃ごみの処分量が県下ワーストの汚名を返上するために、尾鷲市が英断した結果になります。
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端無作成


 いただいた資料より、私が見やすく作成したものですが、昨年度と比較して、日量5.59トンの減量に成功していることになります。これを日量約5.6トンで換算し、平成25年度の日曜祝日67日を差し引き計算すると、年間約1,670トンの減量になります(計算式は、5.6トン×298日)。

 ちょっと飛躍しすぎですが、担当課よりの説明では、新たに清掃工場を建設する費用で換算すると、約4億円の経費削減になるそうです。これも想定値にすぎませんが、確実に可燃ごみの減量化にはつながっています。しかし、これと並行した新たな資源プラスティックの回収により、可燃ごみの水分量も増加しているようです。主因は家庭ごみの残菜など生ゴミですが、水分量が多いと、焼却する燃料代が増加するので、家庭生ゴミの水切りを徹底することが求められるとのことでした。

 私の家では、紙袋などに生ゴミを入れてシンク内に置き、その後に捨てるようにしていますが、これだけでも水切りはかなりできます。こうした取り組みは、すぐにでもできるので、新聞紙で袋をつくるなどしての対応もできます。

 また、当初心配されていた不法投棄も報告がなく、初日の指定外袋が約30袋と、これも予想を下回る見込み違いであったようです。尾鷲市民のごみに対する意識向上の賜物ですが、今後もより一層の減量を目指して、官民ともに協力していかなければなりません。

 なお、東紀州市民活動支援センター(キタガワノホトリ内のコミュニティカフェレストCReAM)においても、指定ごみ袋を販売しています。平日の9時半~16時半頃まで販売対応可能です。また、大量の発注があれば、近所への配達もします。
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このシールが目印


by owase874 | 2013-04-13 20:21 | 委員会等報告

それぞれの言い分が、責任の所在を明らかにするのだろうか?

 先だっての全員協議会で、尾鷲小学校校舎に係る1年点検の結果報告がありました。

 その際の資料に、今後重要になるであろう内容があったので、公開された資料であることからも掲載します。
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 この資料は、尾鷲市からの質問に対し、設計会社であるシーラカンス社が回答したものになります。資料に協議とありますが、質問に対してテープ録音した内容を起こしているそうです。なので、シーラカンス社の見解が書かれていることになります。

 これを受けて、5月の連休明けには、シーラカンス社からの正式な報告書が提出されるそうです。その時の報告書に照らし合わせて、この見解も重要な判断材料になります。最終的には、発端となった外壁等の汚れや反りの責任の所在が明らかになることですが、第3者委員会の設置も進められているので、ようやく一連の流れが集約されていく方向性が見出されたことにもなります。

 しかしながら、この資料の内容を見ると、「安価な節目材を外壁に使ったので、もともと反りはあるものだ」という旨の記載や、「思う」などと曖昧な表記も多用されており、「木に対して素人同然の判断ではないか?」、「素人もわかるような当たり前の内容で、尾鷲市をバカにしているのではなかいとも受け取れる」との、他の議員からの指摘にもうなずけました。

 私の受けた感じでは、教育委員会を中心に、真摯に対応しているようですので、きちんと責任の所在と今後の対応を、焦らずじっくりと進めてほしいと感じています。同時に、尾鷲小学校の関係者にも、きちんと説明責任を果たしていくべきでしょう。

 また、尾鷲市議会においても、私の方からも言わせていただきましたが、「この4月に、尾鷲市議会基本条例が施行されていることからも、第3者委員会の選定プロセスや、協議内容すべての公開は、条例にうたわれている部分でもあるので、逐次報告いただきたい」との所存です。議会としては、予算を含めた可決をしているので、議会にも責任はあり、それも含めて検証していかなければなりません。
by owase874 | 2013-04-13 19:02 | 委員会等報告

相賀小学校への視察

 24日(金)の午前中、紀北町の相賀小学校に行って来ました。

 平成23年の1月21日に竣工式をしたので、約1年経っての感想などが聞けました。また、竣工式後の東日本大震災を受けて、想定外の事態に対処する取り組みも行われていました。視察の趣旨は、急に決まったこともあり、中部建築賞に入選した新校舎を見てくる程度だったとは思いますが、今後の良いヒントをもらってくることができました。
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ガラス張りの職員室、玄関横にあって、運動場が見渡せる


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新校舎と耐震した旧校舎の間には、ウッドデッキの中庭があります


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校舎回りのウッドデッキ、これはよいアイディアです


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校舎内には、こういったベンチがけっこうあります


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2階は、新校舎、旧校舎、屋内運動場がウッドデッキで繋がっています


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校舎1階の浸水などを想定し、2階のデッキテラスに発電機が置けます


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津波発生時は、校舎からあの山の麓まで、約10分で逃げるそうです


2004年に起こった、水害による大規模浸水を想定し、2階への避難や避難生活、外部電源の確保などに細心の注意がおかれていました。しかし、津波に対する備えには甘く、想定外を想定すると、やはり心許ない気もしました。最終手段として、校舎屋上に避難できるルートが欲しいと感じました。現状では、国道42号を横切る約40メートルの山の麓まで走って逃げるのが唯一の手段と言うことです。私も相賀に2年間住んでいたことがありますが、校舎から山のルート上も、途中は人家が密集しているので、ここにも危険があります。あと1つの避難路か避難場所の確保が必要だと感じます。

しかし、わが尾鷲小学校と比較してはいけませんが、東日本大震災後であっても、ほとんど見直しなどせず校舎を設計、建築している自治体もあります。また、むき出しの耐震鉄鋼が見える校舎と、耐震したのかさえわからないような配慮をした相小の校舎の違いなども見ると、同じ設計でもセンスの違いは、多感な子どもには大きいだろうなと感じました。相小の生徒たちが、自分の学校を誇りに感じ、大事にしている印象を受けたことも大きいですね。
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おまけですが、パソコン室の丸テーブルは、当時のこの地域では、三船中が最初でした。なかなか感慨深いものがありますね


相小におかれましては、忙しい時間にありがとうございました。
by owase874 | 2012-02-29 03:24 | 委員会等報告

追加議案がでました

 8日の議会運営委員会で、追加議案が議題になりました。

 追加は、議案第45号の”市長の給与等に関する条例の特例を定める条例の一部改正について”です。これは、議案第43号の”工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)”が、定例会直前に唐突に提出され、しかも議会に伏せられたままであったことへの、市長以下三役の反省を態度で表した形となっています。

 総額4600万円もの増額は、その多額な金額はもちろんですが、設計ミスや検査ミスなど、多くのミスが重なったにも関わらず、議会には伏せられていました。議案として提出されるようになってから、市長以下は平身低頭の様相ですが、最初は議会というより、一部の議員を甘くみていたのは言うまでもありません。一部の議員側である私にとっては、「いまさら何を」という気持ちは否めません。

 ですので、市長以下が減給処分で態度を表しても、私にとっては「考慮せず」の気持ちが強いです。12日に行われた質疑においても、その減給処分の根拠については、”通常は(減給は)1ヶ月が妥当であるが、あえて3ヶ月にした”的な回答を聞いても、その平身低頭の真意は定かではありません。あまりにも、議会を愚弄し、その先に有権者がいることを蔑ろにしている気がします。

 しかしながら、追加議案として上程することについては、副議長としての立場を考慮しても、なんら反発するものでもないので、粛々とやっていただいたらとの気持ちです。この議案の付託は、総務産業常任委員会になるので、私にとっての関与は、最終日の本会議場での採決となりますが、しっかりと傍聴して精査しようと考えています。

 減給処分で議案を通過させるのは、議会運営上のテクニックとも耳にしますが、もし仮にそうであったとしても、そんなことで多額の予算を引き換えにすること自体が茶番だと感じています。私たち議員は、少なくとも私は、尾鷲市民にとって説明できる行動を取らなければと考えています。
by owase874 | 2011-09-15 01:59 | 委員会等報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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