カテゴリ:議会改革報告( 58 )

議会改革の道のり…

 産業教育常任委員会で、議会報告会(仮称)についての懇談会をしました。

 「議会報告会を開催する」が、これまでに決まったことです。そこをさらに掘り下げ、議員間で懇談する目的で参集しました。開かれた熊野市議会を、広く熊野市民に見ていただくための取り組みですが、さすがに紆余曲折しながら開催されてこなかっただけに、それなりのハードルを感じています。よその自治体議会と比較できることが、私が持ち合わせている特徴でもあるので、前任の尾鷲市議会と比較しながら考え、発言しました。

 それにしても、尾鷲市議会では、議会改革では県内でも率先していたので、議会報告会についても、議論こそは重ねましたが、実施まではスピード解決していました。やりながら修正していったので、問題も課題もありましたが、議論だけして先延ばしを、市民は評価するはずがありません。なので、正直に言えば、どうでもよさそうなことを回りくどく議論するよりは、目的や趣旨について共有する方が現実的だとは感じました。だって、だれが進行役をするとか、そんなことに喧々諤々しなくても…って。

 ただし、それぞれに違いはあるし、ここまでの道のりでは、率先してきた議員さんたちの苦労も聞いているので、今年の9月定例会後に開催しようとの方向性が決まったことは重要だと感じました。そして、市民に議会を知ってもらう、あるいは議会として市民の生の声を聞くことに、皆さんの向かう先が一致しているとも感じたので、常任委員会としての意見交換は、それ相応にまとまりました。

 次回は、もう一方の常任委員会の懇談内容が出てきますので、その両者を照らしあわせ、熊野市議会としての議会報告会の目処をつけていきます。

■この日に議論したこと
 ・開催日程
 ・開催数
 ・開催場所
 ・進行方法
 ・実施内容

 私自身は、議会報告会が開催されてくると、必ず議会や議員の資質も問われることになるので、やはり議会基本条例の制定が本丸だと考えています。ベースがなければ、議論はいつも最初からになります。
by owase874 | 2014-07-09 10:31 | 議会改革報告

議員懇談会と議会改革

 いつ書こうかと、タイミングを逃してしまいました。

 先だっての議員懇談会では、数時間後に開催される臨時会について話し合いましたが、この臨時会は、主に議会側の役職や所属する常任委員会を決める議会になります。簡単にいえば前振りですが、

 1.議長・副議長の選挙の方法について
 2.議長・副議長の任期について
 3.議会運営委員会の委員について
 4.議席の指定について
 5.会議録署名議員について
 6.議事運営について

以上についての意見交換がされました。と言っても、驚くほどの発言もなく、数名が数ヶ所で発言して終わりました。それぞれの思惑があるのか、それとも胸に秘めたものがあるのかわかりませんが、率先する議会改革が求められている熊野市議会だけに、少々拍子抜けした感がありました。

 もちろん、出しゃばりと言われようが、私は発言しました。議長や副議長の選挙については、「立候補する議員が、議長になった場合にどのような議長を目指すのかの抱負を知りたい」のが本音です。地方自治法上では、誰が立候補してもかまいませんし、たとえ議員間にでも表明しなくてもかまいません。しかし、水面下でゴニョゴニョと、事前に決まっているかのような動きこそが、市民が辟易する議会ではないでしょうか?

 ズバッと、「私が議長になればなになにをやる」って表明していただいた方が、選びやすく後腐れもなく、なによりも検証しやすいことに違いありません。こういった簡単なことだと思えることも、「今後の検討課題」と見送られてしまうのが、いまの現実かも知れないと感じたところです。根回ししてない私が悪いのですが、後押ししてくれる環境はありませんでした。なので、数時間後の臨時会では、下馬評通りの結果になるのかも知れませんが、前途多難の船出となるのは、私だけかも知れません。

 ただし、議長に立候補するであろう方からは、直に抱負を聞いてほしいと事前に接触があったので、私はその方に1票を投じるつもりです。しかし、本来はこれを表立ってできる環境にしていくことが、やはり大事だとは考えています。それは、地方自治法上は必要ないとかではなく、透明性をもった熊野市議会にしていくための布石だと感じるのです。もちろん、副議長や監査にしても同じです。それぞれの任期を、1年から2年にする議論も大事なのですが、議員給与を余分にいただく職務であるからには、ちゃんとした仕事が市民に向けてできる環境づくりを切望するところです。

 以前にも書きましたが、熊野市議会で実行したい議会改革は、それこそたくさんあります。私の任期は、普通にいけば4年しかありませんので、その間に実現できなくはない、他の市議会では当たり前となってきている議会改革ばかりです。せめてこのくらいができないと、議会改革を訴えてきた面目が立ちません。熊野市民が声に出さずとも見ているのが、まさに議会改革だと感じているので、こればかりは議員が率先して透明性を実践していかなくてはなりません。

 それが当然じゃないですかね?

■議会改革って実はなに?
 http://owase.exblog.jp/21923150/
by owase874 | 2014-05-14 03:42 | 議会改革報告

議会報告会の反省会

 表題を考える、議会運営委員会と全員協議会がありました。

 議会報告会については、私もブログで2回にわたり報告していますが、反省会では多くの意見がかわされました。とくに、報告会の手法としては、小さな単位で班分けをして、より多くの各地を回ることが提案されました。また、広報の手段においても、事前に広報おわせに折り込み案内を同封することや、議会放送などでの合間へのお知らせなどの意見もありました。

 もっとも、広報する時期を早めるために、定例会が始まる最後の議会運営委員会には、議会報告会のスケジュールが決まっているようにすることや、年間スケジュールを事前に発表する案、または、自治会の年間スケジュールに議会報告会を日程に追加してもらうことなども提案されました。どのすべても、実現可能な案ですが、次の議会への申し送りとなりました。

 今期を振り返ると、議員からの意見にもありましたが、尾鷲市議会としては、市民の前によく出たのも確かです。議会報告会としては2度目でしたし、議会基本条例や議員定数においても、市民説明会を開催しました。しかし、市民の目は厳しく、議会への落胆の声もありました。こういう温度差は、議会側が真摯に受け止めて、さらなる議会改革を必要とするところです。

 また、ナイター議会や日曜議会などの開催も、できるうることは全てやっていこうではないかとの声もあり、議員による自由討議や政策論議なども、来季は積極的にやっていこうとなりました。さらに、議会報告会の他にも、定例会前に懇談会を開催し、市民の意見を反映させられる機会の創出も提案されました。

 全てが改選後への申し送りですが、そのときに意見できるよう、次も残らなければと強く感じました。せっかく苦労して制定した、尾鷲市議会基本条例を活かすためにもです。
by owase874 | 2013-04-23 03:00 | 議会改革報告

議会報告が終了しました…が

 都合4回の議会報告が終了しました。

 ・第1回 コミュニティーセンター林 参加者3名
 ・第2回 尾鷲自動車学校 参加者6名
 ・第3回 コミュニティーセンター三木浦 参加者16名
 ・第4回 尾鷲市中央公民館 参加者11名

 平日夜の開催にもかかわらず、36名の方に足を運んでいただきました。議会報告会としては、昨年9月に続いての2回目で、歴史ある尾鷲市議会のなかでも、今期はじめて実現させた形となります。当たり前ですが、それまでにはなかったことで、議員側から見れば、率先する議会改革の一環と言いたいところですが、尾鷲市民の目は厳しかったです。また、厳しく見られるのも仕方がないと思うほど、議員側にもとんでもない発言をする方がいらっしゃるので、同じ空間にいることが嫌になることもありました。

 議会報告会の意図としては、定例会の審査内容や結果を報告し、そのことについて、市民から意見をいただくことを主眼としています。また、市長が掲げる事業や施策について報告し、議会なりの対応や反応に対して、市民の率直な意見を聞き及ぶことも意図としています。なので、先に各委員長からの報告があり、質問に対しては、基本的には委員長が答えることになっています。場合によっては、他の議員の意見が求められることもありますが、あくまで議会活動の一環ですので、議会としての見解や報告をし、市民の評価を得る場でもあります。

 しかし、議員によっては、そもそもの内容から外れたり、自分が主張したいことを言い述べたり、ときには全く関係ないことをこじつけて発言したりと、聞いている市民が辟易するような場面があったことも否めません。市民側が呆れ顔であるのに、それを知ってか知らずか話を続ける姿を見ていて、やはり同じ空間にいることが恥ずかしくもなりました。「議員活動はほかでやれ」と、思わず声が出そうになりましたが、ここぞとばかりに発言するのは、はっきり言って議員活動でしかありません。これでは、市民に見透かされて当然です。

 一方、少ない参加者に苦言を呈されることも多く、それは心痛いことでもありました。私の本当に数少ない、顔がわかる支持していただいている方は、残念ながら見当たりませんでした。かと言って、市政全般の話も含め、普段の議員活動の一環でやっていることでもあるので、こういった場所に来るまでもないと判断されたのかも知れません。恐らくは、多くの議員も同様だと思うのですが、議会としての活動にも参加していただけることは、負託を受けた者の後ろ盾がそばにいることであり、素直に心強く嬉しいものであります。また、他の議員の発言や所作を見ることも、とても大事なことだと感じています。支持していただいている方には失礼なことを言いますが、支持者は熱烈な私の単なるファンではなく、きちんと端無という議員の考えや行動や発言を見い据えた上で、やはり端無を支持してくれているというのが本望です。また、そういう政治をしていなければと肝にも銘じています。

 来週初めに、今回の議会報告会の反省を、議員間ですることになっています。課題や問題点を洗い出し、次の議会に申し送るためですが、次はいまよりも”マシ”になっているのは確実です。そうでないと、議会改革ではありませんし、そのために、尾鷲市議会基本条例を制定させたと言っていいくらいです。この条例が、議会や議員に与える影響は、付け焼刃的にや、場当たり的な行動に終始する資質の改善に繋がると信じています。
by owase874 | 2013-04-18 04:17 | 議会改革報告

議会報告会で感じる有権者との温度差

 議会報告会を開催しています。

 昨日で2回目、明日明後日と続きます。計4回の計画で、先の3月定例会の報告をしています。また、尾鷲市議会基本条例についても説明しています。議員全員が出席し、それぞれの会場で有権者(市民)に報告したあと、対話形式の懇談を行なっています。しかしながら、初日のコミュニティセンター林が3名、昨日の尾鷲自動車学校が6名でした。多いか少ないかで言えば、明らかに少ないですし、この少ない原因が、議会や議員に対する関心度の無さなのか、あまりにも凋落していると判断された結果なのか、そもそも市政そのものに煌めきがないのか…いずれにしろ、来ていただいている方には申し訳ないですが、寂しい限りです。

 私自身が感じることは、議会に対しての風当たりが強いのも確かで、それは議会という仕組みへの理解が及んでいないこともあるのですが、それをきちんと説明できていない議会側にも落ち度を感じます。また、私個人で言えば、私自身は特定の地区や地域を代表する議員のスタンスではなく、尾鷲市という自治体への市政を包括するスタンスで活動していますが、前者が顔の見える活動に繋がることが多いなかで、後者は活動が浮かびにくいことも影響はあると感じています。だからこそ、私のようなスタンスは、後ろ盾となってくれている有権者(市民)の後押しが必要不可欠ですが、そうそう表立ってあのような場所に出てくれるとは限りません。もっとも、声かけできるような確実な方々を知っているわけでもないのですが…

 なので、会場では15名の議員のひとりとしているだけで、とくに指摘をされない以外は、自ら声を上げることはしていません。それは、消極的な考えからではなく、あの場が議会報告会であり、自らの主義主張をここぞとばかりに言い放つこともなかろうと感じるからです。それは、個々でやればいいことです。ただし、現実の議会報告会は、足を運んでいただいた方から言えば、「報告内容はよくわからないが、もう決まったことを聞いてもな」であり、「結果的に認めた議案であるので、いまさらながらに指摘をしてもはじまらない」と言われるに留まるのかも知れません。それは、いくら私個人が反対をした議案であっても、総論で採択されてしまえば、それは市長に右ならへしたと言われてしまうのです。

 「なぜ、この議案に反対したのか?(賛成したのか?)」、「議員が反対する(賛成する)理由について、私はこう考えるのだが、この意見に対してどう感じるか?」、「今後、この議案の可決により、われわれ市民にとってどのような利益がもたらされるか?」、「いま現在の尾鷲市の課題はなにであるのか?」…現実的には、求めている意見とはかけ離れ、市民目線の先はもっと単純だと感じています。そこに、議会や議員と、有権者(市民)との温度差があるのではないでしょうか?こう言えばお叱りを受けますし、今回に限りませんが、参加者からの言葉を聞いていて、あまりにもの知識の浅はかさに、ときに辟易することもあるくらいです。しかしそれは、私たちが市民感覚に降りてきていないことだとも反省するときがあります。

 私からすれば、議会報告会のやりようはあれしかないのだと、いまの段階は感じています。しかし、そう感じる前に、議案や事業に対しての意見交換や議論を議員間でやっていれば、この報告会にも反映できるこはあろうかと感じています。これまで2回の報告会を経験してきて、参加者に求めている問いかけは、実は隣の議員に対してのなのかかも知れないのだと考えるようになっています。この辺りのことも含め、今後は尾鷲市議会基本条例の範ちゅうですので、結果を報告するだけの報告会でなくなる可能性は大いに期待出来ます。また、とんでもない議員のお門違い発言で、雁首並べた議員全てが、参加者の失笑を買うこともなくなるかも知れません。そういう場にいることが、いまの私には耐え難いこともあるのです。一緒にはされたくはないという気持ちからです。

 自ら言えば世話ないですが、議会や議員においても、市民目線、市民利益に奔走しています。伝わっていないのであればそれまでですが、まずは選挙に出て負託を受け、なんじゃかんじゃ言われながらも、その場では孤独な判断と決断をしているのです。この決断力が、議員たる所以であると感じています。それは市長にとっても同じで、孤独の面でも、より決断力を求められる立場ではないでしょうか?だからこそ、私たちにできることがまだまだあるように、有権者(市民)にとってできることも、まだまだあるように感じてなりません。また、その度合で言えば、私たち議会や議員にできることは、もっともっとあるのです。そこに、議会改革があるのだと感じています。

 あと2回、議会報告会があります。もう今日ですが、三木浦のコミュニティーセンターで3回目、最終日は、尾鷲市中央公民館で開催されます。ともに、19時~20時半の予定です。
by owase874 | 2013-04-16 01:28 | 議会改革報告

尾鷲市議会基本条例(案)について

 尾鷲市議会基本条例についての話題です。

 先進地への視察を重ね、議会改革特別委員会を設置してからは、今日で14回目の作業部会も開催し、ようやく日の目を見るところまで来ました。これまでに、数ヶ所での市民説明会を開催し、条例の前文や条項についても、幾度となく精査をしてきた結果です。先に制定している自治体議会の同条例も、どれだけ読み漁ったことかというほどに、勉強させていただきました。

 この条例については、私のほうで骨子案を作らせていただき、尾鷲市議会独自の内容も多数含めています。とくに、正副議長としての活動内容にも言及し、正副議長になるからには、他の議員以上に議会の情報公開に努める内容になっています。また、市長に対する要求も多数盛り込んでおり、二元代表制を担保させる条項も含んでいます。また、市民が理解しやすいように、言葉や文言も噛み砕いており、市民の参画も盛り込んでいます。

 具体的には、この条例の章立ての考え方は、以下の4項目に整理しました。なお、ここまで整理して条例化している先進地は少なく、一番に考えた部分でもあります。

 1.総則的事項
 2.議会機能を強化する事項
 3.議員能力を強化する事項
 4.住民参加を強化する事項

 また、章立てによる目次としては、以下の全28条で構成しました。

 前文

 第1章 総則
  第1条 目的
  第2条 定義
  第3条 最高規範性
  第4条 見直し規定

 第2章 議会機能の強化
  第5条 議会の活動原則
  第6条 緊張感の保持
  第7条 反問の許可
  第8条 政策形成過程の説明要求
  第9条 予算及び決算における政策説明資料の作成
  第10条 議決事件の拡大
  第11条 参考人及び公聴会制度の活用
  第12条 議会図書室の充実
  第13条 議会事務局の体制
  第14条 議会の情報公開
  第15条 正副議長による情報発信
  第16条 市民懇談会の実施
  第17条 議会報告会の実施

 第3章 議員能力の強化
  第18条 議員定数
  第19条 議員報酬
  第20条 議員の活動原則
  第21条 政策討論会の実施
  第22条 自由討議の実施
  第23条 政務調査費の公開
  第24条 議員研修の公開
  第25条 議員の政治倫理

 第4章 市民参加による強化
  第26条 請願及び陳情の権利
  第27条 議会傍聴の促進
  第28条 市民窓口の設置と利用の促進

 そもそもは、議会や議員の資質を自ら問う条例であるので、ちゃんとしていれば必要ありません。しかし、議員を目指そうとする人たちにとっては、最低これだけの資質を要求されると理解できるでしょうし、現職議員においては、自らを戒める内容となっています。また、市長においても、議会や議員を無視できない内容を盛り込んでいるので、議会対策をきちんとやることが、双方にとっての利益につながり、敷いては市民の利益にも波及していくことになります。

 実際には、この条例案は3月の定例会で発議され、4月1日からの施行となる予定で進めています。さらに必要であれば、細かな修正などを加えつつ、現時点で最高の条例になればと考えています。手前味噌になりますが、議会事務局任せにせずに、議員間でこの条例案を仕上げたことは、尾鷲市議会の底力を示したと言いたい気分です。
by owase874 | 2013-02-08 00:32 | 議会改革報告

議会改革特別委員会を設置する方向です

 尾鷲市議会における議会改革を、集中的に調査・審査する特別委員会が設置される方向になりました。

 議会中継や、議会基本条例の制定、議員定数など、尾鷲市議会においても、議会改革を本気で進めなければならない時節です。とくに、議会基本条例の制定は、多くの議会改革の柱となる条例ですので、これを調査する特別委員会の設置は、残り任期が2年を切ったいましかできないと感じています。

 正式には、9月定例会で議員提案として発議してからですが、議長を除く全員が参加する方向で調整をしています。それぞれに温度差や関心度もあるでしょうが、尾鷲市議会にとって相応しい条例にしなくては意味がありません。そのために、多くの先進事例や、同じように模索している地方議会の同行を調査しています。地方議会によっては、選挙への出馬にも制限をかけているところあるし、議員の品格に1歩も2歩も踏み込んだところも見受けられます。

 三重県においては、県議会をはじめ、伊賀市、亀山市、四日市市、鳥羽市において制定がされています。とくに、伊賀市や鳥羽市には、政務調査視察したこともあるので、それぞれの特徴を学んでいるところです。また、兵庫県の洲本市や加西市にも、同じように政務調査してきたので、興味深い内容にも着目しています。

 また、この日の議会運営委員会では、地方自治法の一部改正に伴う議決事項についても審議されました。この改正は、地方自治法の一部を改正する法律(平成23年法律第35号)により、地方自治法による議会の議決すべき事件から、総合計画の基本構想が除かれることとになりました。施行日が8月1日となったために、第6次総合計画を策定している尾鷲市においては、基本構想を議決しなくてよいことになってしまいます。

 このため、総合計画の基本構想は、法律ではなく条例を制定することにより、議決事項とすることが話し合われました。ただし、議会基本条例を制定している地方議会では、この条例のなかに組み入れられていますが、尾鷲市議会では、この条例も検討している最中なので、とりあえずはこの議決事項を盛り込んだ条例を制定することになりました。

■「じょうれいくん」例規影響解説 - クレステック 地方自治法の一部を改正する法律(平成23年法律第35号)の例規への影響
 http://crs-hosei-faq.blogspot.com/2011/05/2335.html
by owase874 | 2011-08-26 01:26 | 議会改革報告

議会改革が前進する

 2日の報告です。

■議題
 1.議会基本条例について
 2.議員定数問題について
 3.その他

1.議会基本条例について
 議会運営委員会での議論の結果、議会改革特別委員会の設置が提案されました。9月の定例会で議員発議によって提出され、正式に設置されることになります。また、来年5月の役員改選までに制定されるようにとの注文もありました。これまでにも、先進地の視察などしてきたことを生かし、尾鷲市議会らしい条例になるよう、私も率先して取り組みます。

2.議員定数問題について
 現在16名ですが、1名の欠員で15名です。この定数を、次の改選までにどうするかは、議会改革特別委員会での議論とすることになりました。議長肝いりの議題でしたので、尾鷲市にとって必要な議員定数の議論にしていきます。

3.議会中継について
 先の議運において、CATVによる本会議の放送が提案され、これに基づいた予算や仕組みなどが、議会事務局によって説明されました。当面は、9月、12月、3月の定例会を放送することとし、その予算として192万円が提案されました。地元ZTVによる生放送と録画放送ですが、アナログ放送であることから、幾つかの制約も出てきます。それを補うためにも、また、本会議のみの放送だけでなく、各委員会などの放送も必要では?とも提案されたので、USTREAMによるインターネット中継の議論も継続していくことが確認されました。


 このあとの全員協議会では、上記の説明がされましたが、特別委員会の設置には異論がありませんでした。しかし、議会中継については、デジタル放送とアナログ放送の違いが理解し難い議員もいて、CATVとインターネットの違いや、どこまで放送するのか、そもそもどうして放送するのかなどの議論には至りませんでした。私としては、「どうしてUSTREAMが適しているのか?」を知ってもらうまでに、長い道のりがありそうにも感じました。

 少なくとも、開かれた議会というのであれば、広報宣伝手段は、広く選択肢があっていいと感じています。ここにも、「高齢者はインターネットを見られない」との先入観の声も聞きます。一方、「高校生にもスマホで見てもらおうよ」との議論にならないものかと感じます。現状では、192万円も出して、本会議だけの放送が、決められた時間と契約者にしか見られません。しかし、僅かな投資で、いつでもどこでもスマホでも、インターネット回線があれば、ほぼ全部の議会活動を、生放送でもその日の夜にでも、見られることができます。
by owase874 | 2011-08-08 01:10 | 議会改革報告

議会中継の議論と、市民が求めているもの

 議会運営委員会を傍聴しました。

 正副議長はオブザーバー参加なので、意見の中心に座ることができません。なので、私にとっては、少々不満の残る結果でした。不満の原因は、「議論にならない議論」ですが、準備をしている委員と、そうでなかったかもしれない委員の違いだとも感じました。どちらにしろ、議会中継については、9月定例会から試験的に始めることにし、本会議場のみの放送と確認されました。もちろん、これはインターネット中継ではなく、CATVによる放送です。事前に、議長や議運の正副委員長とも意見を交換し、議長からも諮問もされていましたが、議長自らの発言が、あの場では違っていたようにも感じました。

 きょうの議運では、各委員会の中継は確認されませんでした。また、私がベストと考えていたUSTREAMによる中継の可能性も低くなりました。CATVによる放送では、本会議場のみしか対応せず、録画中継においても、いつでも気軽に、好きな時間に見られるということもありません。市内には、50%の加入者がいるそうですが、インターネットの普及率よりも低い数値です。もちろん、スマートフォンでも視聴できないので、CATVに加入したTVの前に座っていなければ、見られないことになります。放送地域も、東紀州に限定されるので、地域外の尾鷲出身者には見ることができません。

 こういった議論にもなることを希望し、資料も作成して対応したつもりでした。より詳しい資料となると、まさに手取り足取りになりますが、明らかに準備不足でした。議会中継においては、大きな1歩を踏み出しましたが、予算的にも負担が大きい方で確認されたことも残念な気持ちです。しかし、CATVでの放送を主張した委員を責めるものではなく、議論の議論に参加できない委員がいたとすれば、そっちの方に残念を感じたままでです。

 ただし、試験放送だにお金をかけるだけの余裕はないはずなので、予算的なことに関しては、今後の議論も必要でしょう。そのなかで、より比較しやすい資料を作成したところです。私は、CATVを完全否定しているのではなく、総合的にみたときに、CATVの放送の優先順位が低いと言うだけです。なんにしても、”やる”という点においては、実現に大きく近づきました。

 以下に、比較した資料を作成したので添付します。
e0105019_1226492.jpg
端無作成


by owase874 | 2011-07-13 21:55 | 議会改革報告

市民が求む”議会中継”について

 議会中継について、議会運営委員会を中心に、議論が継続しています。

 私は、副議長の要職になったので、委員外議員となってしまいましたが、この件については、強い思い入れがあります。”開かれた議会”や、”議会の可視化”は、市民が求めているからというよりは、議員自らが率先する議会活動だと考えています。

 尾鷲市議会においても、最近では、熊野市議会鳥羽市議会を視察し、中継方式の採用などが、今後の議論になろうとしています。

 主には、CATV回線を使った中継か、インターネット回線を使った中継かが焦点になりますが、この件についても、過去のブログで詳述しています。私は、信頼性は低くなりますが、安価ですぐにでも実現できるインターネット回線のUstream中継を想定しています。これですと、導入コストも、年間コストも安価で済み、インターネット経由でありますが、パソコンやスマートフォンでも中継が見られるようになります。

 私の試算ですと、15万から20万円以内で導入でき、年間コストは、インターネットの回線使用料で大幅に異なりますが、5万円から40万円になります。この40万円という試算は、専用線という議会中継だけのインターネット回線(光回線)を導入するコストになります。5万円は、一般家庭のインターネット回線(ADSL回線)になります。私としては、送受信の容量が大きい光回線を希望します。それでも、CATV回線の中継よりも、はるかに安価に維持できます。

 あと、これも議論の中心にくるべき議題ですが、「どこまで中継するか」になります。CATV回線の多くは、本会議場のみということが大半です。一方、インターネット回線では、本会議場だけでなく、委員会室なども中継できます。熊野市議会は、インターネット回線でしたが、本会議場のみの中継でした。一方、鳥羽市議会では、すべての委員会も中継していました。市民の立場を考えても、すべての議会活動を可視化するほうが、私たち議員にとっても望むところです。しかも、これが安価にすぐに実現できるとなれば、お財布にもやさしい議会改革になります。

 いずれにしろ、議会中継については、9月の定例会から始められるようにしたいものです。全国市議会議長会の調査結果を見る限りでは、平成21年12月末現在の調査結果は、以下の通りになります。まだまだ、本会議のみの放送が主になっていますが、尾鷲市議会においては、メディアにも一般公開している各委員会の議論は、多くの市民にも開放すべきとは、私の考えにあります。
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by owase874 | 2011-06-23 12:13 | 議会改革報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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