カテゴリ:議会改革報告( 58 )

おわせ市議会だよりが復活します

 復活にともない、広報委員会が再編成されています。

 前回からの引継ぎをかねて、委員長をすることになりましたが(副委員長は南議員)、新人議員の2名(三林議員、大川議員)も委員として参加することになりました。このほかに、北村議員、與谷議員、濱中議員も参加しています。この委員の選出は、議会運営委員会で決まりました。

 来年2月1日に発行予定となる第7号ですが、前回の第6号で突然の打ち切りとなり、一部の市民の皆さまからは、「なぜ無くなったの?」との声も聞かれました。そのときの理由は、私も広報委員として関わっていながら、不可解な終わり方に疑問をもっていたので、なにわともあれ復活は嬉しい限りです。

 そのときのブログでも書きましたが、議会や議員の活動は、市民の負託を受けているわりには、目に見え難いことが多いです。それは、議会や議員側の怠慢と指摘されても仕方が無いこともあるのですが、その改善も含めて、私で言えば、議員ブログを更新したり、声をかけていただければ、出向いての説明や活動報告もさせていただいております。その手段の一つとして、議会活動を広報できる紙媒体の復活は、より開かれた議会を象徴する出来事です。

 ちなみに、議員ブログを持っている市議会の比率は、全国的に見ても多い方だと感じています(16名の議員のうち、私のほかに、北村議員・神保議員・南議員・三鬼和昭議員・大川議員の6名)。詳しくは、こちらを参照してみてください(まちの種)。

 すでに2度ほど広報委員会を開催しましたが、紙面の大まかな構成が決まり、委員会としての取材記事を掲載するために、議会事務局を通じて、取材先とのアポイントメントも取っています。このように、取材から編集までのほとんどを、委員会の議員が直接的に関わる市議会広報も、先進的な取り組みとなります。今月中には紙面の構成をし終える必要があるので、定例会中の忙しさと並行して活動しなくてはなりませんが、私の編集作業が集中するであろう年末を考えると冷や汗ものです。

 また、「こういった紙面にしてしほしい。」という市民の皆さまからの要望も、積極的に取り入れればと考えております。まずは、来年2月の発行を今しばらくお待ち下さい。
by owase874 | 2009-12-03 12:48 | 議会改革報告

敦賀市と小浜市における議会の取り組みを視察する

 議会運営委員会の管外視察へ、福井県敦賀市と小浜市へ行ってきました。
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敦賀市役所


 敦賀市議会の予算決算常任委員会と、小浜市議会の予算常任委員会の視察が目的で、尾鷲市議会にはない常任委員会なので、興味も関心も持った視察となりました。

 現在の尾鷲市議会では、予算の審査をする場合、2つの常任委員会に附託されることになります。1つの議案でも、審査内容によっては、2つの常任委員会へ附託されることになるので、予算の分割付託は、議案一体の原則に反することになります。しかし、それまでの常任委員会への所属は、1議員1常任委員会という原則があったために、予算の審査を一括して審査する場合は、特別委員会の設置をすることで、対応してきた地方議会もあります。

 しかし、平成12年と平成18年の地方自治法の改正により、常任委員会数の制限が廃止され、常任委員の複数制が採用されたことをきっかけに、常任委員会の設置が可能となりました。尾鷲市議会では、現在でも1議員1常任委員会の所属を申し合わせていますが、予算に関する特別委員会や常任委員会の設置がありません。ちなみに、決算を審査する特別委員会は、今年度より全議員が参加する形で設置されるようになりました(議長と監査の議員は除く)。

 私も尾鷲市議会の議員になってから、疑問を持つことのいくつかに、予算審査の分割付託がありました。私が在籍している間でも、1つの議案が、1つの常任委員会で可決されたにもかかわらず、もう一つの常任委員会では否決されたために、本会議場での採決で、賛成多数で可決されたり、反対多数で否決されたりと、1議案のゆくえが常任委員会で左右される現場に苦慮しました。当事者でもあるので、その当時の反対や賛成には、説明責任を持っていますが、そのような事態を望んでいるわけでもないので、予算を審査する常任委員会の設置は、議会改革の一つとして期待するところです。

 敦賀市議会でも、似たような教訓を得て設置した経緯が説明され、今年度の3月定例会より、常任委員会による予算審査が始まったばかりです。小浜市も、今年度の6月定例会より実施しているので、どちらも手探りの状態の中での常任委員会の現状を知ることができました。

 ただし、予算や決算における常任委員会の設置は、全国市議会議長会のホームページなどを見てみると、まだまだ始まったばかりの取り組みです。
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全国市議会議長会より


 昨年末と比較しても、平成19年の実績は、予算常任委員会は8議会(6増)、決算常任委員会は4議会(4増)、予算決算常任委員会は6議会(5増)となっています。

 少なくとも、予算常任委員会の設置は必要だろうとは感じましたが、今までの流れを付け替えるだけの取り組みでは、本来の意味や意義を見出すことはできません。試験的に始める中で、課題を見つけて対応していくのが、小浜市議会の現状でしたが、できれば敦賀市議会のような、仕組みから変えることが大事だろうと考えています。そういった意味でも、尾鷲市議会のようなコンパクトさは、議員の取り組み一つで変化を起こすことが可能だと感じています。そのためには、議員の能力も問われることになるので、ますますの研鑽が必要になります。

 気の早い考え方ですが、現在の民主党政権がやっている事業仕分けは、尾鷲市でも必要だろうと感じます。この1歩手前が、予算常任委員会の設置だと位置づけたくなります。本来は当事者なのですが、第3者である市民の目が入った中で、尾鷲以外の有識者を交えながら事業の仕分けを行うことができれば、より予算の常任委員会では、精査された予算を審査することが可能となります。これは、尾鷲市民の利益に繋がる近道だと感じますが、それを決めるのは議会ではなく執行権を持つ市長となります。

 しかし、この事業仕分けは、賛否両論がはっきりとしています。先進的な取り組みとして行った滋賀県高島市では、事業仕分けにより大きな成果をあげながら、その当時の市長が次期では落選してしまった経緯もあります(今年度は、過去4年間の検証期間として行っていない)。また、仕分け人を選定する過程でも、取り組みを行っている自治体によっては、「うちの自治体の現状をわかていない。」と異論が出ていることもあります。また、この仕組みを構築するだけの予算化なども、課題の一つにはなりえます。

 今後、尾鷲市議会においても、予算や決算の常任委員会設置は議論されることになります。そのためには、先進自治体の現状を調査し、1年を経過しての状況なども知ることが必要です。沼津市議会や鈴鹿市議会などがこれに該当しますが、1年を通しての課題が必ずあるように感じます。

 「尾鷲市議会にも視察に来ていただけるような取り組みとアピールも必要だな。」と感じながら、1泊2日の管外行政視察を終えました。

※参考にしました
「予算審議改革と市民・議会制御の可能性」
野村 稔 ((当時)全国都道府県議会議長会 前議事調査部長)


市民と議員の条例づくり交流会議
by owase874 | 2009-11-15 00:12 | 議会改革報告

コメントの削除を行いました

 個人が特定されるかも知れないコメントの書き込みについてです。

 私からの一方的な削除はありませんが、第3者より削除の依頼があったため、該当するコメントの書き込みの削除をいたしました。私についてのコメントは、そのままにしておきます。しかし、削除の依頼は、その事実を認めたわけではなく、私のブログで発生した誹謗中傷が、意図しない方向性を持ってしまうことに反対するからです。

 当然ですが、書き込んだ内容や発信元が特定できるIDは保存してあります。

 私のブログのコメントについては、地元新聞のコラムにも掲載されたことから、思わぬ反響を呼んだようです。よい内容であれば歓迎しますが、私のブログを元にして、読者に疑念を持たせるようなことも、意図していることではありません。これも、削除を決めたきっかけです。

 今後も、コメントを承認制にすることなく、少しでも双方向であることに期待するブログにしたいので、「わからないだろう」的に誹謗中傷などを書き込みことは辞めてください。私には、そのようなコメント主が、ハッキリとはわかりませんが、今回のようなことが続けば、間違いなく「被害届」を提出します。

 また、今回のケースは、他の尾鷲市議会議員のブログにも、似たようなコメントをしているので、よけいに卑劣です。と、ともに、コメントを書き込んだ個人が特定される可能性が高いことも申し添えておきます。
by owase874 | 2009-08-11 23:24 | 議会改革報告

議会改革は誰のためにするのか?

 先月30日の議会運営委員会についてです。

 議会改革について議論しましたが、尾鷲市議会は、私が議員になる以前より、積極的な議会改革をやってきていると聞いています。しかし、時代が要求する、つまり住民が要求する議会改革への要望は、それ以上であり、「議員定数」と、「議員の給与」についてが特に多いのではないでしょうか?

 先の議員選挙でも、あるいは市長選挙でも、「議員定数の削減」が話題になり、公約としていた候補者も多かったです。全国の自治体をみても、「定数と給与」については、必ず公約や話題となっております。ときとして、マニュフェストにも挙がるくらいの話題性を持っているので、「リップサービス」と受け取られることもしかりです。

 しかし、尾鷲市のように、人口の減少と共に、議員の定数も削減されているのですが、それが地方自治法上で定めれた、人口比率で算定された定数より少ない議員定数でも、「尾鷲の議員は多い」と言われてしまいます。尾鷲市民の代表者であり、負託を受けた議員である以上、定数は市民の声を左右する大きな要因となります。単に、少なくすれば、それだけ市民の声の反映は小さくなり、執行権を持っている首長のなすがままになりかねない事態も想定されます。また、これが一番の懸念材料ですが、議案の審査や採決など、少ないほどに一人当たりの議員にかかる負担もそれだけ大きくなります。たとえば、3月定例会など新年度予算の審査をする場合を考えると、かなりの時間と労力がいるので、少なすぎても、議員の影響が薄れてしまうことも考えられます。

 私は、「議員定数の削減」や「議員給与の削減」に反対する立場ではありませんが、なんでもかんでも削減してしまう影響を考えないと、たとえば、議員給与の大幅削減になってしまうと、若い世代の議員のなり手がいなくなってしまうかも知れません。これでは、金銭的に余裕のある議員が増え、これに定数の削減も重なれば、弱い立場の市民の声は、ますます届かなくなることもあるかも知れません。

 それでも、議会改革は、市民のためにするものなので、何よりも市民の声がどれほどのものであるのかを、私たち議員は、しっかりと聞き取る必要があります。これは、市民の側にとっても、「自分たちの住んでいるまちを考えていく」上で、「日ごろ考えていることを言葉にしていく」、とても大事な作業ではないでしょうか?また、議会改革が、「あらゆる削減」だけではなく、常に市民の立場に立ち返って考えられた改革にしていくものなので、「今までの慣習」にとらわれないことも必要です。

 この日の議論では、議題となった大きく5つの項目で意見交換され、1つ目の、地方自治法改正に伴う委員会条例等の改正については、すでに実施している自治体もあることから、尾鷲市議会での見直しもされることになりそうです。ここで、平成18年11月24日に施行されている改正事項は、

 1.常任委員会への所属制限の撤廃、予算または決算常任委員会の設置
 2.議長による委員の選任
 3.委員会の議案提出権
 4.電磁的記録による会議録の作成

になります。このうち、尾鷲市議会では、項目2と3の条例改正が認められました。

 2つ目の、一般質問の発言時間については、県内の自治体の多くが60分程度となっていることからも、従来の80分から60分に短縮されました。これにより、従来方式(答弁含めず20分以内を3回)の廃止が決定され、午前に2名、午後に2ないし3名の登壇時間がきちんと設定されることになりました。この効果としては、1番手の議員が10時に登壇すると、2番手の議員の登壇は、11時10分となり、傍聴したい議員の発言時間がはっきりすることです。

 3つ目の、会議の開始時間については、議長が、9時半の開始を提案されたましたが、従来通りである10時開始の意見が多かったです。逆に、私のように、17時終了の意見もでましたが、継続して審議していくことになりました。

 4つ目の、議会広報(市議会だより)の再開(復活)については、「前回まで(編集に)携わっていた私としては、議会広報の必要性を改めて感じます。今後は、再開するときのスタッフの人選などにも配慮しながら、議会のケーブルテレビ放送やネット配信などとも考慮に入れ、「市民が知る手段」を増やすべきだと考えています。」との趣旨で発言させていただきました。この件についても、継続して確認していくことになり、議会広報の復活に期待できそうな雰囲気を感じました。

 5つ目の議員定数については、平成25年5月に次の改選がありますが、この前年度の平成24年5月くらいまでには、「尾鷲市における市議会議員の定数」をまとめていくことが確認されました。それまでに、検討委員会や全員協議会の形で意見交換するとともに、広く市民からも公聴会などの開催をして、意見を吸い上げていくことになりました。この件では、1人でも多くの市民参加に期待するところです。さらに、この場の私の発言として、「市民は定数の削減も、給与の削減も、あるいは政務調査費の是非にも関心がある。議会としても、そこまで踏み込んで考えることはできないか?」としました。しかし、当然といえば、そうなのですが、議長より、「議員報酬は、審議会で検討することになっている。市民からの意見も参考意見として聞くことはあっても、我々ですべてを結論することはできない。」と言われてしまいました。
 確かに、報酬審議会のことは知っていますが、定数の是非だけを考えていけばいい事態でない気もします。議長の意見はもっともですが、市長や市民よりに先に、議会が行動することがあってもいいのではと感じました。しかし、議員でできる範囲を、しっかりとやっていくことに異論はありません。

 あとで感じたのですが、この日の議会運営委員会の議論については、地元紙にも記事掲載されていました。議会としていちはやく広報することがでこれば、より市民に理解されるのではないでしょうか?その点では、市議会広報の形態を、「議会瓦版」のように、A4両面刷りでもかまわないので、大事な節目ごとに発行できればとも考えました。これも、予算の都合がありますが、より市民的な発想が、私ができる活動です。実際には、これが実現できて、初めて議員の活動になるのですが。
by owase874 | 2009-08-01 21:14 | 議会改革報告

議会の新体制が決まる

 昨日の臨時会では、午前中に議会構成を決めました。

 それより前にあった議員有志の懇談会では、解散前の議会構成を継承する意見がでていたのですが、私の意見は、「改選で区切りはついたので、新人議員もいることからも、仕切り直しする必要があるのでは?」でした。しかし、他の意見もでなかったので、それ以降は何もないまま今日の日を迎えました。

 結果としては、改選前の議会構成を継承したのですが、一部の副委員長や議会運営委員会の委員は含まれていませんでした。議長、副議長、監査、各常任委員長、議会運営委員会委員長のみの継承は、私にとっては都合のよい継承で、口実に過ぎないと感じました。釈然としない気持ちはありますが、私1人の意見なので、特にこれ以上は引きずりません。ただし、議長の選挙で白票(無効票)を投じたのは、私なりの抵抗を示したいと考えたからでした。

 ◆議長
  三鬼和昭議員
 ◆副議長
  中垣克朗議員
 ◆監査委員
  内山鉄芳議員
 ◆議会運営委員会委員長
  南靖久議員
 ・議会運営委員会副委員長
  北村道生議員
 ◆総務産業常任委員会委員長
  真井紀夫議員
 ・総務産業常任委員会副委員長
  浜中佳芳子議員
 ◆生活文教常任委員会委員長
  三鬼孝之議員
 ・生活文教常任委員会副委員長
  大川真清議員
 ◆特別委員会委員長
  浜口文生議員
 ・特別委員会副委員長
  浜中佳芳子議員

 また、会派の結成も報告され、2つの会派が誕生しました。

◆市民会議「おわせ」
 南靖久議員(代表)、三鬼和昭議員
◆尾鷲維新
 端無徹也議員(代表)、神保美也議員、三林輝匡議員

 以上、それぞれの議員が切磋琢磨し、尾鷲市を盛り上げていきます。
by owase874 | 2009-06-20 13:43 | 議会改革報告

ブログを再開します

 おはようございます。

 再び、2期目の尾鷲市議会議員として、尾鷲の将来をつないでいける議員になります。

 公職選挙法や選管からの確認事項で、立候補者によるブログの更新をお休みしておりました。選挙戦についての詳しい報告は、のちほどさせていただくとして、まずは、ブログ再開のお知らせです。

 今後とも、ブログでしかできない議員活動も、報告していきます。

 尾鷲市議会議員 端無徹也
by owase874 | 2009-06-01 10:59 | 議会改革報告

議会構成が新体制にかわる~第4回臨時会あとがき~

 先の臨時会で、尾鷲市議会の議会構成がかわりました。

 議長以下の役職や常任委員会などの任期を、それぞれ1年と申し合わせていることから、改選期にあわせたこの時期に再構成されています。よって、既に地元紙などで公表されておりますが、選挙や選任の結果、以下の通りになりましたので、お知らせいたします。

■議長
 三鬼和昭議員

■副議長
 中垣克朗議員

■監査委員
 内山鉄芳議員

■議会運営委員会
 南靖久議員(委員長)
 端無徹也議員(副委員長)
 真井紀夫議員
 高村泰徳議員
 與谷公孝議員
 村田幸隆議員
 濱口文生議員
 
■総務産業常任委員
 真井紀夫議員(委員長)
 田中勲議員(副委員長)
 三鬼和昭議員
 濵中佳芳子議員
 北村道生議員
 村田幸隆議員
 濱口文生議員
 中垣克朗議員

■生活文教常任委員
 三鬼孝之議員(委員長)
 端無徹也議員(副委員長)
 神保美也議員
 内山鉄芳議員
 高村泰徳議員
 與谷公孝議員
 南靖久議員

■紀北広域連合議会
 議長
 総務産業常任委員長
 生活文教常任委員長
 内山鉄芳議員
 田中勲議員
 端無徹也議員

■三重紀北消防組合議会
 議長
 総務産業常任委員長
 高村泰徳議員
 村田幸隆議員

■東紀州農業共済事務組合議会
 議長
 総務産業常任委員長

■尾鷲市農業委員会委員
 総務産業常任委員長

■公共施設耐震問題特別委員会
 村田幸隆議員(委員長)
 濵中佳芳子議員(副委員長)
 ほか議長を除く全議員

※正副委員長以下は、議席順になります
by owase874 | 2008-12-03 13:47 | 議会改革報告

政治倫理条例の制定に向けて

 先月末に議会運営委員会があり、政治倫理条例の制定に向けた議論がありました。

 先行事例の伊賀市議会や、愛知県の半田市議会など、議会運営委員会においても、また有志の議員による視察などで、政治倫理条例の調査を行ってきました。それぞれの議員が、視察などによって得た情報などを元に、この日の議論に備えてきた感じを受けました。

 私においても、前出の視察だけでなく、インターネットの検索などでも、この条例に関する調査をしてきましたが、全国の議員が、ブログやホームページなどで述べており、各自治体の議会事務局が条例の公開をしているので、尾鷲市議会にとっては、随分と後発の条例化だと感じています。それだけに、内容的にも理解しやすいものが求められるであろうとの声もありました。

 そこで、この条例は、市議会議員を対象にした条例にすることや(他では、自治体を対象にした条例もあります)、審査会の委員構成を市議会議員とすること、また、次回の議会運営委員会で、具体的な内容の精査を行うことが確認され、議会事務局の原案を読み合わせをして終わりました。

 今後、議論となるのは、審査委員会の構成人数や、調査請求の議員定数、もっとも根幹となる倫理基準などに集中する見込みとなりました。12月の定例会には、条例化できるようになるので、今回の宿題を持ち帰って、さらに調査することになりました。

 また、その他の事項として、議長などの選任に向けた臨時会の開催や、12月定例会の日程などが話し合われました。さらに、議長預かりとなったままの市議会だよりの発行について、再度議長主導で取り進めることも確認されました。この件については、昨年度分を担当した南編集委員長が申し入れを行って随分経過するので、当時の副委員長でもあった私も懸案事項として注目しております。
by owase874 | 2008-11-02 22:33 | 議会改革報告

19日の議会運営委員会

 10時より、議会運営委員会がありました。

 議題は、地方自治法の改正でしたが(議員の報酬や単に報酬とされていた記述を、議員報酬と改める)、その他の項目で、政務調査費と政治倫理条例に関わる意見交換がなされました。

■政務調査費について
 議長提案により、私用車(自家用車やレンタカー)で視察に出た場合の旅費計算の根拠が示されました。

 1.自家用車の場合
  高速道路の通行料金、駐車場代金を別途計上
 2.レンタカーの場合
  レンタカーのレンタル料金(燃料費を含む)、高速道路の通行料金、駐車場代金を別途計上
 3.自家用車・レンタカーに同乗する場合
  1または2の合計額を人数割り

 これを、現状の公共交通機関を基準とした旅費規程の準用に追加するとのことでした(自家用車使用の場合は、走行距離1キロ当たり23円を乗算)。この案については、全会一致で了承され、全員協議会にて確認と承認を取ることとなりました。
 また、これより先の、過去の政務調査費については、委員からの意見交換の後、「過去は問わない」となりました。私は、「できる範囲でも過去を遡って精査できないものか?」と意見しましたが、過去の精査は困難との意見でまとまりました。

■政治倫理条例について
 議長より提案があり、議会運営委員会で方向性や内容を検討していくことになり、私の質問に対しては、「制定は12月定例会を目処にしたい」と議長より返答がありました。今後は、その照準にあわせて、条例化に向けた動きが本格的になります。先だって視察に出向いた、伊賀市議会と半田市議会の政治倫理条例が手本となることも確認されました。

 また、議長より、臨時会の召集やそれに向けた議運と全協の開催が報告され了承されました。この臨時会の内容は、「補正予算」とのことですが、詳細は後日となります。
by owase874 | 2008-08-22 11:55 | 議会改革報告

伊賀市議会と半田市議会で政治倫理のあり方を学ぶ

 16日から17日にかけて、議会運営委員会の管外行政視察に行ってきました。
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伊賀市議会


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半田市議会


 今回の視察は、市議会議員に対する政治倫理審査会を条例化した自治体を研究するのが目的で、どちらの市議会も2回目の訪問でした。

 尾鷲市議会においても、政務調査費の問題などで、與谷議長自らも、「政治倫理に関する条例を検討する」旨の発言を、記者会見で述べていたので、まさにその条例化を検討していく勉強会でありました。

 どちらの市議会にも、政治倫理の審査を条例化したメリットとデメリットがあり、伊賀市議会においては、議員間で審査会請求の応酬になった経緯から、条例改正もしたとのことでした。確かに、この条例の意味するところは、議員の襟を正したり、市民の負託を受けた市民代表としての品格を問うたりするよりも、そもそもこのようなことが起きないような抑制力の意味合いがあると考えられるのですが、乱用するようなことになれば、まさに本末転倒な条例になりかねません。

 また、伊賀市議会では、審査会の委員は、請求される都度に構成されますが、半田市議会は常設しているとのことでした。これに関しても、良し悪しあるようですが、公平性や尾鷲市議会の会派の少なさを考えると、伊賀市議会のようにその都度に構成するほうがよいのかなと感じました。

 この視察を経て、今後は尾鷲市議会における政治倫理の条例化が検討されていきます。私も議会運営委員の一人として、条例化に向けた率先的な役割を担えたらと考えています。
by owase874 | 2008-07-21 21:46 | 議会改革報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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