カテゴリ:端無の一般質問( 28 )

一般質問が終わったあとで…

 10日から12日にかけて、一般質問がありました。

 私も一般質問に向けて、各自治体の耐震化状況や中心市街地活性化によるまちづくりなどをリサーチしていたので、いつも以上に頭の整理に時間がかかりました。データを持って将来を予測するのが基本となるので、とにかく膨大なデータを入手し、相関や関連を検討しながら質問や答弁に対する再質問に備えるので、担当課とのディスカッションも織り交ぜながら、いつもの目標60分のシナリオを書きました。

 ただし、今回は、そのシナリオの大半は、頭の中に整理して、紙ベースは箇条書きのみとなりました。理由としては、奥田市長がノー原稿の方針というので、「どう出てくるかわからない」こともあり、そのためのデータ蓄積が多くなった分、紙ベースにすると、巻物になってしまうからでした。

 実際の答弁では、予想していた通りに、私だけでなくほとんどの登壇した議員が、持ち時間の80分を使い切るか間近までやりとりしました。他の議員の登壇を傍聴し、私自身も登壇した感想から言えば、持ち時間の多くが、奥田市長の答弁に費やされた時間であり、市長の言葉をより長く引き出すことは、有意義な一般質問だと聞いていましたが、前置きの長い答弁が多いので、「市長!端的にお願いします。」、「質問に答えてください。」と、與谷議長より注意を受ける場面が多々ありました。

 そうなった原因は多々あるでしょうが、奥田市長にとっても初めての一般質問であり、しかも議員時代とは違う「答弁する側」でしたので、長い時間、市政に対する熱い思いだけが先行して語られ、議員が聞きだしたい裏付けのある施策にまでたどり着けなかったのが大きいように感じました。また、担当課との打ち合わせやすり合わせが少なかったのか、市長の率直な考えを述べることが多く、総合計画に基づいた関連性や、担当課が進めていることとの相関性が見られない発言も多く、具体的な施策を述べることはほとんど無かったように感じます。

 奥田市長自ら、「今までのような(長い時間を費やした)ヒアリングを無くしたので、執行部の負担が少なくなった。」とのことですが、担当課の方が細かな施策については詳しいはずなので、全てを市長で取り仕切るには限界があるように感じました。たとえば、市長の熱い答弁のあとに、担当課からのデータを持った補足説明があればよかったのかなとも感じました。

 私たち議員の一般質問の多くは、過去のデータや裏付けられている事実に基づいて質問するので、答弁においても同じような質量を期待しています。今回の私の一般質問の中でも、「市役所の耐震化診断と耐震化計画がなされていないこと」を言及したとき、「学校と同時進行します」との即答をいただきましたが、根拠立ての無い回答は、「学校の耐震化だけでも不明瞭なことが多いのに、市庁舎との同時進行は大丈夫なのか?」と、担当課からの聞き取りとは相関しない部分もあって、実行するという安堵感よりも疑念を持ちました。

 伊藤前市長においては、このあたりの駆け引きが、ときとして腹立たしくなるくらいにしたたかで、担当課に補足説明を求めることで息を抜いてきたり、「前向きに善処します」と締めくくったりと、その場での即答が少なかったのも事実です。それと比較すると、画期的で積極的な発言なのですが、あまりにも裏付けられた確信が無いので、今後の展開をつぶさに見守っていく必要を強く感じました。

 ただし、いくら裏付けが無いといっても、議会の場で市長が「実行する」と言ったことは、有耶無耶にされたり、蔑ろにされては、一般質問する意味がなくなります。

 ひとまずは、一般質問が終わって一息ついた感じです。
by owase874 | 2008-06-13 09:45 | 端無の一般質問

一般質問における担当課の聞き取り

 午前中、尾鷲市防災センターで、一般質問の聞き取りがありました。

 防災危機管理室だけでなく、市長公室と教育総務課の職員にも来ていただき、質問内容や現状などを話し合いました。私の考える一般質問は、「市長や担当課を出し抜く」ことではなく、「市民の利益を考える行政と、市民の負託を受けた議員との共通点や妥協点を確認、そして提案」することに論点をおいているので、こうした聞き取り調査は有意義な時間でもあります。

 今回の一般質問は、従来の提案型よりも、新しい市長の施策を聞きたいと考えていますので、具体的な予算とまではいかずとも、予算執行していく方法論や実現可能かどうかの見通しにも注目しています。

 私が感じたところでは、たとえば公約にあげている事項についても、市長と担当課のすり合わせができていない部分も感じられました。就任早々ですので、理解出る部分もありますが、財政難の解消を訴えているのに対して、残したりつくりだしたりと予算がいるような公約もありますので、現市長のカラーが出てくる9月定例会にむけたきっかけづくりができればと考えています。

 私のほかにも、6名の議員が登壇する予定なので、すこしでも奥田新市長の全体像が見えてくるような一般質問になればと意気込んでいます。なお、私の登壇する日は、11日の2番手ですので、1番手の都合で、11時か13時ごろになると思います。

 10日~12日まで、都合のつく方は、一般質問の傍聴をお願いします。
by owase874 | 2008-06-06 14:09 | 端無の一般質問

防災とまちづくりについて、一般質問をします

 10日からはじまる一般質問に登壇します。

 本日の正午が、通告の締め切りだったので、10時半頃に通告書を提出してきました。私が登壇する日程は、11日(水)の2番手ですので、10時からの1番手が早く終われば午前中の後半(11時ごろ)になり、1番手が80分の持ち時間を使うと、午後から(13時ごろ)になります。

 私の一般質問の内容としては、

 ①避難所指定されているものも含む、公共建物の耐震化状況や、奥田市長が考えている防災や減災について
 ②奥田市長の考える中心市街地の概念や、住民主導のまちづくりの必要性について


を質問する予定です。後日、担当課からの聞き取りがあると思いますので、それまでには質問の骨子を整理しておきたいと考えています。なお、文章化するかどうかは未定です。
by owase874 | 2008-06-05 13:07 | 端無の一般質問

住民自治を考える~私の一般質問要旨~

 本日10時から、私の一般質問がありました。

 自分が話すよりも、伊藤市長の答弁をどう引き出すかに力点をおいているので、質問は簡素にと努めています。そのために、A4にまとめられるようなレジュメを作成し、登壇するスタイルをとっています。以下が、その内容です。

・・・・・・・・・・・・・・
◆はじめに
 過去の一般質問おける伊藤市長の答弁の中に、住民自治基本条例については、任期中に制定するとの発言が議事録にありました。それを確認した上で、私が今まで計3回の一般質問でアクションを起こしてきたことは、住民自治につながる土台づくり、あるいはきっかけづくりの必要性を感じたからであり、それが市民活動センターの設置や行政と市民をつなぐ中間支援の必要性でありました。しかし、制定に向けた具体的な提案やスケジュールが示されるに至っておらず、その確認をする意味でも、今回はストレートに、住民自治基本条例の必要性とスケジュールの再確認を伊藤市長に問うものであります。

◆住民自治の機運と高まり
 尾鷲市における住民自治の機運として、まず議会においては、住民自治が一般質問で取り上げられるようになった以後、愛知県東海市や三重県伊賀市、長野県飯田市など、先進事例の自治体の現状を、委員会視察または、政務調査しています。また、行政としても、市長公室が中心となって、先行する自治体における住民自治基本条例の調査をしているとのことですし、最近では、自治連合会が、住民自治の講演会を開催するなど、それぞれの立場で機運が高まってきたと言えるのではないでしょうか?このあたりを踏まえながら、そろそろ制定を模索するような動きを具体化させてもいい時期に来ていると感じています。

◆現時点での尾鷲市の動き
 そこで、もう少し詳しく、調査しているとのことであれば、執行部としての取り組みを説明願いたいと考えています。住民自治もしくは、住民自治基本条例の制定を模索するなかで、伊藤市長の答弁から現在に至る、現時点で進めてきた、あるいは進めている動きがあれば、将来の構想ではなく、まずは現時点で進捗している話を聞かせてください。もちろん満足にできていないとしても、どのような些細なことでも構いません。

◆今後のスケジュールとプロセス
 そのあとで、将来に向けた構想があれば説明願います。具体的なスケジュールや、制定を想定したプロセスなど、執行部で進められている状況をお聞かせ願います。ただし、伊藤市長の任期が残り少ないので、今となってはその間にできることは限られています。現時点で、期待する回答がなかったとしても、別段に驚くことはありません。しかし、公約とまでは言わずとも、住民自治基本条例の制定をお考えになっていた以上は、説明責任を考えても、やり残した事業、申し送りの事業にはしてほしくないと考えています。

◆さいごに
 私は、答弁が、まさに答弁だけで終わっていくような一般質問は想定していません。市民から負託を受けた以上は、市民に対する伊藤市長のお考えを公然にし、それが行動につながるような期待を持って一般質問に立っています。もちろん、執行部が推し進めている状況を、市民の皆さまに知っていただく機会になるのであればとも考えています。また、そのようなことはないと信じておりますが、この場を、茶番や詭弁で終わらせるわけにはいきません。いまこそ、尾鷲市における住民自治の必要性を、誰の目にも見える形にしない限り、あるいは市民の皆さまにも、ともに尾鷲の将来を考えていただけるような土壌づくりをしない限り、尾鷲市が抱えている、深刻な財政難や、観光交流元年の礎となる市民の率先的な行動も、自治体と言う大きな傘の中で寄り添っている者同士の共通課題としない限り、波立ってきている「尾鷲市の今」、荒波のようになる「尾鷲市の将来」を乗り切ることができないのではないでしょうか?

 間違いなく言えることは、伊藤市長がその舵取りをしていると言うことです。その舵取りによって、市民や行政や議会が、オールを力いっぱい漕げるように期待いたします。
・・・・・・・・・・・・・・

 伊藤市長とのやり取りの詳細は、自分の頭の中と一般質問中の筆記をまとめてからにしますが、今回の質問の方向性というか、落としどころがあやふやになってしまいました。気持ちは伝わったかも知れませんが、伊藤市長の考えを引き出すまでにはいたりませんでした。

 住民自治は、条例の制定がありきではなく、その条例を如何に活かすかだと認識しております。そのきっかけづくりとして、私の過去の一般質問での提案が活かされると考えています。いずれにしても、住民自治を身近に考えていけるような雰囲気づくりが必要になってくるので、今後の対応に期待しています。

 しかし、この一般質問の内容で、一部の先輩議員から野次られるとは想定していなかったので、まずは議員も変わらなければと、唇をかみ締めました。今後の議事録に目を通し、自分の発言も検証して、見直すことにします。
by owase874 | 2007-12-12 18:09 | 端無の一般質問

一般質問に対する市長答弁と再質問~そのニのニ~

 また、尾鷲市における減災に関係する質問として、

 「3年前の9月28日の夜半から29日の明け方にかけての集中豪雨は、記憶に新しいと言いたいところですが、床上・床下浸水が2,000戸を超える甚大な被害で注目を浴びた旧海山町に比べて、尾鷲市でも多大な被害を受けていたことを、忘れてはならないと考えています。
 先ごろ発生した早田地区の土砂崩れにも当てはまりますが、想定外のことが発生するのが災害です。今後も、旧海山町のような甚大な被害ではなくとも、尾鷲市では局所的に冠水や浸水が予想されるのではと考えております。3年前のような豪雨に相当する災害が発生した場合、どの程度の被害を想定しているのかをお聞かせください。また、あのときの災害を契機に、尾鷲市として対策してきたことがあればお聞かせください。」

との質問は、前もって意見交換していていたこともあり、市長答弁も準備されていました。しかし、今まで議論されることがなかった3年前の教訓は、次の減災意識の向上には繋がることなので、私の想定していた再々質問より前に、市長自らが、

 ①「3年前の被災マップを作成する」

との回答を得ました。これは、尾鷲市での被害を知ることで、それを減災意識に繋げていく上でも、必要な作業だと歓迎するところです。

 さらに、今回のもう一つのポイントである、

 「大規模な災害発生後の対応策としましては、行政主導の救援・復旧・復興作業などは、災害対策本部のシミュレーションなど、日常の訓練などで計画通りに進められております。一方では、民間主導とも言える災害救援ボランティアセンターの設立など、旧海山町の災害では、述べ5,000人を超える多くのボランティアによって、行政ではまかないきれない復興の一つを担った記憶があります。全国的な災害地での実例をみましても、行政主導の災害対策本部と、民間主導の災害救援ボランティアセンターが、ともに情報を共有しながら復興していく姿が見受けられます。
 あのときの旧海山町での豪雨災害を忘れないためにも、また、今後の減災活動にも役立てることができるようにとの願いもこめて、当時の記憶をこのような災害記録冊子として制作していますが、当時の災害救援ボランティアセンターの副センター長としての経験を持つ一人としての実体験からも、災害ボランティアセンターの可能性も想定した図上訓練や連携確認など、今までの訓練にはなかった災害ボランティアセンターとの訓練の実施も、必要ではないでしょうか?」

との質問をしました。私の得意分野の一つですが、非日常の世界においては、絶対的に必要な活動であります。これに対する市長答弁は、

 ①「その必要性は大きいので、担当課にも指示して、ぜひ取り入れていきたい。」

との回答を得ました。

 実現すれば、全国的にも画期的な取り組みになります。今後、私も参加させていただいて、協力できることが出てきそうです。

 今回の一般質問では、具体的な事例を持って質問できたこともあり、積極的な市長答弁も引き出せたかと感じています。しかし、最後の落としどころで手間取ってしまい、同じ話を2回してしまいました。今後に反省する材料です。
by owase874 | 2007-09-15 21:39 | 端無の一般質問

一般質問に対する市長答弁と再質問~そのニの一~

 次の防災(減災)に対する答弁では、期待以上の成果がありました。

 市長答弁では、

 ①防災に対する現状の取り組みや、
 ②自動防潮扉の重要性など

を聞きましたが、自動防潮扉に関しての再質問で、

 「この起動ボタンが収納されている内水側操作釦箱は、マイナスドライバーやコインなど、平たい器具で開ける必要があります。有事の際、「開けて、押す」と言う2段階の作業をしないと、自動防潮扉は閉まりません。ただでさえ、「誰が押すのか?」という究極の選択のような作業がいるのに、これでは迅速に対応できるかが不安になります。そのようには考えられませんか?」

との問いかけに対しては、

 ①市長自身も懸念していることであり、有事に閉まらないことが不安であることから、付近の住民の責任を分担する意味でも、この件に対するマニュアル化を検討していく

ことになりました。

 しかし、ここが私の今回の大きなポイントだったので、

 「そのことは大事な取り組みです。しかし、近隣住民だけに責任を負担するのではなく、尾鷲市民全員の責任として、広く自動防潮扉の存在を知っていただくために、事前学習や広報をして欲しい」との主旨を述べました。

 これに対しての市長答弁では、

 ①マニュアルをつくって広報していくことと、起動ボタンを簡単に押せるような仕組みを考える。例えば、非常釦のよな構造を参考にする

との回答を得ることができました。
by owase874 | 2007-09-15 21:38 | 端無の一般質問

一般質問に対する市長答弁と再質問~その一~

 一つ目の質問に対しての市長答弁は、

 ①市内に存在する、ボランティア及び市民活動団体の名簿の作成とニーズ調査を実施
 ②尾鷲観光物産協会の取り組み
 ③まちづくりプロデュースセンターの取り組み

でした。期待する回答が①だったので、これは中間支援においても役立つアイテムになります。

 この市長答弁に対する再質問では、

 「地方自治体という尾鷲市の傘の中には、行政もボランティア団体を含めた市民活動も、そこに住んでいる住民も、全てが横並びでまちを形成していると考えています。その中で、お互いの特徴や特技を出し合いながら、まさに協働していくことで、まちとしての地域力が向上し、これが住民自治に繋がっていくと信じて活動しております。
 今回の私の提案が、はたして有益なことかどうかは、データを持ってすれば、将来を予測することも出来るので、ぜひそれぞれの立場を利用して、①ボランティア団体や市民活動が活動することによって発生する経済効果、つまりは人とモノと金(補助金や助成金などの資金)の統計調査と、②中間支援機能を持ち合わせた市民活動センターの必要性を論じる検討会議の実施を提案させていただきます。いかがでしょうか?」

と提案しました。

 これについては、

 ①名簿の作成によって、必要と判断すれば①も実施を検討するとのことでした。また、②についても、同様に検討課題

となりました。しかし、市長の考えと、私の考えに同調できる部分もあったので、今回は、これ以後の取り組みに期待することにしました。
by owase874 | 2007-09-15 21:17 | 端無の一般質問

私の一般質問、登壇時の発言内容

 一般質問で、登壇の際に発言する内容は、その後の再質問も含めて、紙におこさず、やり取りをしたい気持ちがあります。しかし、(突然に忘れてしまうなど)もしものときのためと、一般質問後にメディアなどにも知っていただく効果もあるように考えるので、たいていは前日の夜に確認しながら紙におこしていきます。その際に、私が気を使っていることは、分かりやすく内容を知っていただくように話すことと、なるだけ市長答弁が聞けるように短くすること、それと質問内容の数を少なくすることです。

 今回は、市長答弁を引き出すことを重点課題としていましたので、答弁に対する再度の質問は、かなりの構想を練っていました。そのためには、登壇時の発言内容や趣旨を、前日までの担当課による聞き取り調査で十分に行い、意見交換することでした。

・・・・・・以下、発言内容・・・・・・

 通告にしたがいまして、私の一般質問をさせていただきます。

 中間支援機能を持った市民活動センターの必要性についてですが、

 昨年12月と今年6月の定例会でも、同じような質問をさせていただきましたが、12月の質問では、第5次尾鷲市総合計画に照らし合わせた上で、中間支援という言葉の説明と、市民活動センターの必要性を提案させていただきました。このときの市長答弁を踏まえて、6月には、尾鷲市でまさに起こっている具体例を挙げながら、行政では対応しきれないことも出ている現状を聞いたことからも、やはり中間支援機能を持つ市民活動センターの必要性を訴えさせていただきました。今回は、そのときの市長答弁がより現実味を帯びていたと受け取れましたので、実際にこの件に関係するような事例で、進捗している状況があれば、具体的に説明していただきたいと考えております。

 次に、尾鷲市の防災(減災)の状況についてですが、

 現在、尾鷲市が推し進めている防災計画の概要を、広く市民にも知っていただきたいと考えています。また、9月2日に予定されていた、尾鷲市防災訓練では、大雨と洪水の警報発令によって、市民参加の部分が中止されましたが、海岸部の自動防潮扉の一斉閉鎖は、周辺住民の協力のもとで行われました。
 私も、紀望通りに面した自動防潮扉(朝日町10号防潮扉)が、本番と同じく窒素ガスによる閉鎖と聞いていたので、今年4月の管内視察で、訓練用の水圧による自動防潮扉の閉鎖を見ていたこともあり、その違いを比較する意味でも、興味深く参加させていただきました。距離が一番長い、紀望通りの自動防潮扉は、2分45秒ほどで完全閉鎖し、その大きさのわりに早いなと感じました。もしも、地震による津波に対して閉鎖することが出来た場合、1.5m前後の高さの有効性は感じられますが、そのある無しでどの程度の違いが出るのかも知り得たいところです。
 また、自動防潮扉の閉鎖は、近くに設置されている起動ボタンを押す必要があるのですが、「(地震による津波に対して)有事にこのボタンを誰が押すのか?」が、周辺住民の間では話題になっております。現実の問題として、この起動ボタンを押す役割を担うのは、どの程度の想定をされているのでしょうか?

・・・・・・・・・・・・

 今回も、この内容を含めて、執行部には”紙におこしたもの”を渡しませんでした。何度も言っていますが、紙を渡すよりも、聞き取りを密にしていただいて、発言内容を予測、理解していただけたらと考えています。

 実際の時間は、8分くらいだったでしょうか。これを受けて、市長答弁が始まります。
by owase874 | 2007-09-13 22:49 | 端無の一般質問

本日、午前中2回目の一般質問に登壇します

 今回は、2つのテーマで市長答弁を求めます。

 ひとつは、中間支援機能を持った市民活動センターの必要性と、もう一つは、尾鷲市における防災(減災)の現状と、3年前の豪雨災害の教訓から学んだことです。

 中間支援と市民活動センターは、昨年12月と今年6月の定例会で、同じような題目で質問しました。しかし、内容は同じではなく、目標に近づいている手ごたえも感じながら、より具体的な質問に進んでいます。また、将来に求められている、住民自治に向けた取り組みと位置づけていますので、今回の質問によって、新たな展開に至ればと考えています。

 防災(減災)については、尾鷲市には、日々率先した活動を推し進めている防災危機管理室がありますが、3年前の三重県豪雨災害の教訓が、どのように生かされているのかを質問します。過去を知ることで、将来の予測を立てることができると考えています。

 どれだけ、伊藤市長の答弁を引き出せるかに着目しています。
by owase874 | 2007-09-11 09:10 | 端無の一般質問

一般質問の聞き取りって…

 9月定例会(第3回定例会)では、前回に続き一般質問をします。

 私の順番は、一般質問2日目の11日(火)の午前中2番目です。これは、同じように一般質問を予定している議員によるくじ引きで決まります。このとき出席できない議員は、議会事務局の職員が代理で引きます。順番は、決まったら変更することはなさそうです。

 こうして質問事項を議会事務局に通告すると、同時に担当課からの聞き取りの可能な日程を聞かれます。それは、担当課によって、市長答弁を作成するからで、あらかじめ私の質問事項を知ろうということです。たいていは、この後に連絡が入り、聞き取り日を調整します。

 今回、2つの質問を想定していますので、7日の午後から、市役所に聞き取りに出向きました。14時からと、初めの聞き取りが終わり次第の予定でした。最初の担当課は、市長公室の地域コミュニティ・男女共同参画係と、新産業創造課のまちづくりプロデュースセンターの職員との面談です。この面談では、私が何を質問し、何を具体的に執行部に求めたいのか?または、市長に対して求めるのか?などを聞かれました。

 1つ目の質問は、中間支援機能を持った市民活動センターの必要性なので、過去2回の質問と題名は代わり映えしません。しかし、質問後には、その方向に向うような活動を継続しており、議員で出来ることと、市民の立場で出来ることを続けています。ですので、担当課からの聞き取りも、具体的な話し合いに発展します。こういった流れは、自治体の傘の中にいる者として、立場は違えど、それを協働させることで、それぞれの力を合わせて、自治体の質を高めていく気がしています。今回の質問内容も、おのずと次へのステップの話になります。

 2つ目の質問は、防災(減災)に関してです。1つ目の質問の聞き取りが長くなり、防災危機管理室には、16時過ぎに出向きました。質問内容は、尾鷲市が現在行っている防災(減災)の状況を聞くのですが、主に”自動防潮扉”についてです。先日の防災訓練でも見学しましたが、命を守る手段の一つとして、現状と提案をしたいと考えています。ここまでで、かなり担当課と白熱した議論になりました。こういった議論も、必要な活動の一つと考えていますが、私自身も、凝り固まった頭をほぐさないといけないなと感じます。

 次の質問は、3年前の豪雨災害の教訓を、どのように反省し、どのように対策してきたかを聞く予定です。隣町の旧海山町(現紀北町海山区)では、多くの家屋が床上浸水し、想定外の大災害に発展しました。また、尾鷲市でも、国道42号線の冠水や、側溝の水が溢れたことによる、床上・床下浸水の被害が出ました。このときは、海山での被害の大きさが注目され、尾鷲では周辺住民と、市役所職員による対応となりました。

 そのときの私は、海山町での災害ボランティアセンターの立ち上げに参加し、中心スタッフとして、外部のボランティアと共同しながら対応に追われました。おそらく、三重県においては、はじめての災害ボランティアセンターの活動だったかも知れません。その実体験と教訓があるので、尾鷲市においてはどのように対策をしてきているのが聞きたい到達点です。

 このように、担当課からの聞き取りでは、ほとんど種明かしのように意見交換(ある意味では、私からの一方的な面もありますが…)をします。それは、答弁書がつくりやすいようにするためではなく、私の質問の理解を、担当課がしっかりとしていただいて、さらに担当課としての考えが聞けるのであれば、次へのステップにもなるからです。

 しかし、これだけ聞き取りしても、質問内容を紙ベースに起こしたものの提出を求められることがあります。「何のための聞き取りですか?聞き取りの中で、答弁する内容を考えられませんか?」と、言うのですが、完璧な質問書と、答弁書が存在するのであれば、一般質問なんてする必要はあるのでしょうか?そんな茶番のような一般質問であれば、永遠に市長の考えを引き出すことはできないし、議員としての本領発揮の場も失われることになります。

 何度も言ってるように、議員も行政も市民も、自治体の中の運命共同体なので、それぞれが出来るところ(特技や特徴)を出し合えば、目標の到達点は高くなり有益なものになるはずです。そして、これが”協働の精神”です。

 歯がゆい思いをしながらも、明日の9時には質問を提出します。しかし箇条書きです。それは、壇上に上がれば、質問の要点はすでに言ってあるので、前後の話は私の経験と、知識でやるしかないからです。その要点について、市長の考えをお聞かせ願いたいです。
by owase874 | 2007-09-08 23:44 | 端無の一般質問


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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