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指定管理者制度を考える

 地方自治法の一部改正により、2003年9月に施行された指定管理者制度は、当時の小泉内閣による、「公営組織の法人化・民営化」の一環として注目を浴びるようになりました。

 それまでの「公の施設」を、地方公共団体や外郭団体による管理主体から、民間団体やNPOなど、法人の有無に関わらず管理・運営できるようになりました。これにより、行政負担の軽減と、市場参入による競争原理がもたらす運営の効率化や市民サービスの向上などが期待できるとされました。

 尾鷲市においても、現在5施設の指定管理を想定しており、平成20年度の予算書に上程されている指定管理料などを列記すると以下になります。

 ■養護老人ホーム聖光園
  期間:H20-H23
  管理料:4億2763万3千円
  年単価:1億690万8250円

 ■尾鷲市民文化会館
  期間:H20-H22
  管理料:1億4859万6千円
  年単価:4953万2千円

 ■尾鷲市斎場
  期間:H20-H24
  管理料:6849万4千円
  年単価:1369万8800円

 ■海洋深層水総合交流施設・分水施設
  期間:H20-H21
  管理料:5023万1千円
  年単価:2511万5500円

 ■夢古道おわせ
  期間:H20-H21
  管理料:600万円
  年単価:300万円

 ※参考
 ■三重県立熊野古道センター
  期間:H18-H21(H18は5ヶ月間)
  管理料:1億8944万6千円
  年単価:5692万9千円(平成20年度概算)

 平成18年9月現在、全国で指定管理者制度が導入されている施設の数は、6万1565施設で、そのうち市区町村では、4万8942施設になります。また、全体の約2割となる1万1252施設で、民間企業(株式会社、有限会社、NPO法人、その他)が指定管理者になっています。さらに、三重県でみると、883施設のうち、88施設が三重県の委託で、残りの795施設が市町村からの委託となっています。

 この数字でまず驚いたのは、指定管理者の数よりも、「公の施設」の数の多さです。

 指定管理者制度が主流になっているとは言え、外部委託するだけのメリットがどのくらいの施設であるのか?が気になります。赤字経営などで本当に手に負えない施設を、指定管理者制度の名の下に払い下げるようなことが無いことを願うばかりです。もちろん、尾鷲市においても言える事ですが、この制度の本質がどこにあるのかが明確でないと、今までの業務をスライドさせただけでは、有益性が見込めません。

 指定管理者制度によって、行政の負担が減っても市民サービスは向上し、財政にも、指定管理者にとっても損の無い管理・運営ができないと、本末転倒になりかねません。そうならないためにも、今後も注目していかなければいけない事柄です。
by owase874 | 2008-02-28 02:53 | コラム「温故知新」

禁煙の世情と市たばこ税という税収を考える

 新年度予算書の歳入で、市たばこ税の現年課税分が1億3859万5千とありました。
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 そもそも「たばこ税」というのは、①日本たばこ産業株式会社(製造者)、②特定販売業者(輸入業者)または卸売販売業者が、たばこを市内の小売業者に売り渡す際に、その売り渡したたばこに対してかかる税金です。

 納税義務者は卸売販売業者等ですが、たばこの小売価格には、すでにたばこ税が含まれているので、実際に税金を負担しているのは、たばこを買う人です。このことより、買った先の市町村の税収となるので、「たばこは地元で買いましょう」となるのです。

 また、たばこ税の税率は、たばこ1,000本について3,298円になります。ただし、旧3級品(わかば、エコー、しんせい、ゴールデンバット、バイオレット、うるま)の税率は、たばこ1,000本について1,564円です。税額は、本数に税率をかけて算出されますが、1箱20本で約66円弱の税金が含まれています。

 尾鷲市の場合、予算書から単純計算すると、約210万箱のたばこが消費されることになります。有権者数約1万8千人から換算すると、一人当たり年間約117箱の消費です。実際には、私のように喫煙しない人もいるので、一人単価はけっこうな数になります。

 喫煙による健康被害や、受動喫煙の問題、公共の場だけでない禁煙運動など、愛好者には肩身の狭い世情ですが、大事な税収のひとつであることには違いなく、財政の厳しい尾鷲市にとっても虎の子のような収入源になります。しかし、手放しで喜べない、モヤモヤがあるのも事実です。

 それでも、「たばこは地元で買いましょう」となります。
by owase874 | 2008-02-27 16:07 | コラム「温故知新」

東紀州をひとつの自治体として考えませんか?

 先の学校耐震化や統廃合、病院問題や南北格差と、この地域の課題は、私たちの生活に直結する事柄が多い気がします。

 観光事業にしても、温泉地や景勝地に勝る那智勝浦や南紀白浜に遠く及ばない資源であることも事実です。世界遺産登録された熊野古道伊勢路や三重県立熊野古道センターなど、三重県としてのテコ入れもあり、自治体としての取り組みも積極的ですが、観光客の増加に寄与するまでに至っておりません。

 同じように産業振興をみても、みえ尾鷲海洋深層水を利用した名柄工業団地やアクアステーション、旧古江小学校を利用したしお学舎、地域振興ゾーンの夢古道おわせや夢古道の湯など、観光事業との相乗効果を期待した関連施設が目白押しですが、多気や亀山のような飛躍的な産業振興には遠く及びません。

 これらは、東紀州一体を見ても、同じような懸念材料であり、たとえば、紀南病院が抱えている問題は、尾鷲総合病院が抱えている問題と共通項が多いはずです。そう考えていくと、観光にしても、産業振興にしても、この地域が抱える課題は、東紀州の共通課題として認識できます。

 ましてや、道州制に向けた地域再編が、まことしやかに現実味を帯びています。

 全てに否定的な見解ではなく、「尾鷲」として考える課題が、「東紀州」として考えられることに、私たち政治家は、率先して取り組んでいく時期に来ているのでは?と考えています。それには、政治家だけでなく、「東紀州」として物言える人たち、考えられる人たちとの連携も必要不可欠です。そのための「東紀州対策局」と考えると、三重県の意図も理解でき、協働という名の連携もスムーズにいけるのではないでしょうか?

 私の思考は、「東紀州一体」で考えが構築されています。それは、教育でも、福祉でも、減災でも同じです。全ての市町に当てはまる課題として、その中の「尾鷲」に過ぎません。

 「『東紀州』として考えることができる、超党派の勉強会が必要ではないですか?」
by owase874 | 2008-02-25 16:55 | コラム「温故知新」

学校耐震化と統廃合に一石を投じるか?

 今日付けの中日新聞社会面に、尾鷲市における小中学校施設の耐震化に関する記事が掲載されました。

 尾鷲市の耐震化率は、以前の生活文教常任委員会でも報告があったように、44.8%と三重県内最低で、中日新聞にもあるように、全国平均の58.6%も下回っています。市内に点在する29施設のうち、16施設の耐震診断が未完、もしくは補強・改築されていません。半数以下の13施設しか安全でないということからも、命の格差が数値でも証明されています。

 尾鷲市としても、平成20年度からの9年間で、35億5千万円余りを投じて耐震化を計画していますが、この財源確保や見通しは不透明なままで、全てを耐震化するとこは、財政上からみても不可能な数字です。その前に、尾鷲市の財政は赤字になってしまう予測です。

 私も意見しているように、耐震化と学校統廃合はセットで考えるべきです。

 そもそも耐震化問題は、尾鷲に限ったことでなく、どこの市町村でも大なり小なりの課題を抱えています。政治的な解決策が無ければ、現状全ての耐震化を完了することは不可能です。命の格差をつけているのは、国の問題でもあります。それを、自治体にまかせっきりなのも問題ですが、今の状態では、尾鷲市としての方針に市民の動揺が拡がるのは必死です。

 市議会議員としては、地域出身の県会議員などと連携して、この問題に取り組まなければと考えていますが、政治家が一本筋で通っていないのも問題と感じています。私も含めてになりますが、「命の格差」を叫ぶばかりで、行動が伴っていない反省と憤りがあります。

 尾鷲市だけの問題でなく、過疎化や少子化が顕著なこの地域の最重要課題として、真摯に取り組むべき課題です。

 「非公式でもかまわないので、ともに考える場を持ちませんか?」

 私たちの力が試されています。
by owase874 | 2008-02-25 16:16 | 防災とまちづくり

矢ノ浜浄水場の竣工式

 冷たい風の吹く中、矢ノ浜浄水場の竣工式に参加しました。
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 平成15年からの5ヵ年事業として、総工費20億4500万円が投じられました。日常業務だけでなく、災害時にも強い浄水場として、市民の期待に応えられるような堅牢な造りとなっていました。

 来賓として挨拶した、津村県議の言葉にも、「まちづくりには、まずは地元住民の生活環境が重要」とあったように、また、乾杯の挨拶をした村田総務産業常任委員長の「災害・津波に強い浄水場は、ライフラインの要として必要不可欠」の言葉にも、この浄水場の意義は高く評価されていると感じました。

 ただ、現状の水道利用の減少に対して、これだけの投資に対する水道料金の値上げなどが懸念されるので、今後の推移を見守らなければと考えています。
by owase874 | 2008-02-14 16:47 | 公益行事への出席

飛鳥幼稚園の存続と、学校統廃合を考える

 全員協議会の報告として、教育委員会より、飛鳥幼稚園に関する概要説明がありました。

 昨年11月はじめの第8回教育委員会において、飛鳥幼稚園の廃園が承認されたのですが、その経緯と住民感情の隔たりが指摘され、同月の第5回臨時教育委員会で、廃園の白紙撤回が決定されました。その後、今年1月の第10回教育委員会で協議した結果、2年間の存続とその後の廃園が決まりました。

 廃園か存続かをめぐり、右往左往した形ですが、結果として2年間の存続は、切望した地域にとってはよかったことです。それと同時に、一時は廃園を決定し、その後に承認へ転じた教育委員会のあり方は、問われるべきかもしれません。

 しかし、このような話は、今後も市内の小中学校に舞台が変わって、必ず議論しなければならなくなってきます。前回の定例会では、平成20年からの9年間で、学校耐震化を進めるとの計画が出されましたが、その計画期間の「長さ」を、「遅れ」と指摘する尾鷲市PTA連合会が、耐震計画への早期解決を求めて、10日に街頭署名活動を行ったばかりです。

 確かに、耐震計画では、一度に計画を実施する予算組みができないとの理由から、段階的に進めていくのですが、これでは学校間で遅れが生じてしまい、それが命の差別に繋がる恐れは否定できません。反面、財政事情を考えると、次に市長になる方の英断がない限り、ない袖は振れないと言うことです。

 一方では、通学する子どもたちのことはもとより、自分たちが通った学校が無くなると言う哀愁や、学校が無くなることによってまち全体が廃れていくという危機感が、事実上の耐震化を妨げている事実もあります。もしも、学校統廃合を真剣に取り組めば、それだけ耐震化される学校の対応は早くなります。

 そのあたりは、教育委員会も言っているように、少子化と過疎化の現実からも、小中学校の耐震化と統廃合はセットで考えるべき事態で、次の市長の英断の鍵はそこにあるように感じています。

「市民の皆さん、財政事情を考えても、学校の統廃合は不可欠です。皆さまと一緒になって考えていただけるなら、耐震化はより早く対応できます。どうか、尾鷲市を守っていくために、私と一緒になって、しかるべき決断をしていただきたい!」

 もしかすると、ここまで言えない限り、「学校を残して、耐震化も早急に!」とは、今の尾鷲市の財政では無理だと考えます。他の予算組みを精査したとしても、全てをまかなうだけの捻出は難しいのです。もちろん、他の予算を削ってまでやると、市政に混乱をきたしかねません。

 今回の存続問題は、これから抑えることができない中心的な問題になりうる前哨戦だと感じました。尾鷲市の行政、議会、市民、教職員が、自治体の一員として関わる全ての課題と認識して、対応していかなければなりません。

 共通課題は、将来や未来の希望となる、「子どもたちの命を守る」です。
by owase874 | 2008-02-14 15:05 | コラム「温故知新」

平成20年第1回定例会(3月定例会)の日程

 昨日の全員協議会で、3月定例会の日程が決まりました。

 2月20日(水) 10時 本会議(議案上程、提案説明、質疑、討論、採決)
 2月27日(水) 10時 本会議(質疑、委員会付託、一般質問)
 2月28日(木) 10時 本会議(一般質問)
 2月29日(金) 10時 本会議(一般質問)
 3月03日(月) 10時 総務産業常任委員会
 3月04日(火) 10時 総務産業常任委員会
 3月05日(水) 10時 総務産業常任委員会
 3月06日(木) 10時 生活文教常任委員会
 3月07日(金) 10時 生活文教常任委員会
 3月10日(月) 10時 生活文教常任委員会
 3月11日(火) 10時 地域振興対策特別委員会
 3月12日(水) 10時 本会議(委員長報告、質疑、討論、採決)

 まず、3月16日公示の尾鷲市長選挙を控えているので、例年より10日ほど会期が早まっています。また、一般会計の予算として、81億8300万円、特別会計と企業会計を併せた当初予算総額は、179億1347万円となっています。これらの予算にかかる議案を含め31議案が上程されています。

 当初予算の総額は、前年度比較で、37億9177万円の減額となっていることからも、厳しい財政事情を反映しています。この予算なの中から、何の事業を優先し、どう予算をやりくりしていくかを、見極めていきたいと考えています。
by owase874 | 2008-02-14 12:34 | 議会活動の予定

三重県立熊野古道センターの1周年と夢古道おわせの相関関係

 今月9日、三重県立熊野古道センターが1周年を迎えた。
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三重県立熊野古道センター


 記念イベントが企画され、その前後はメディアでも取り上げられて大きな賑わいをみせた。現地には、野呂三重県知事も参列して、拠点施設のアピールに努めた。

 しかし、まちなかとの温度差は、カフェを経営している私の感じでは、商店街通りが賑わいをみせるわけでもなく、私のカフェではポスターやチラシを置いてはいたが、その他ではあまり見かけることも、世間の話題になることもなかった気がした。

 確かに、運営に関しては、苦労しながらギリギリのところでやっているのかもしれない。9日付の伊勢新聞にもあるように、「集客施設ではなく拠点施設」も理解はできる。しかし、指定管理者の理事による「指定管理費が安い」と言うのには、いまさら何を言うのか?と首を傾げたくなる。それを承知で手を挙げたのだから、その中でやりくりして結果を出すのが本筋ではないだろうか?それが、うまく立ち行かなければ、次回の更新を辞退するしかないのかもしれない。厳しいが、それが指定管理者制度であるのだ。

 一方、同じ指定管理者制度で運営している夢古道おわせも、こちらは集客交流施設として奔走する毎日を送っている。
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夢古道おわせ


 人気はあっても人件費の出ないランチバイキングや、思うように売れない物産販売など、ネガティブな話題には尽きないが、固定客も増加しているように見えるし、主催する講座への参加を楽しみにしていたり、出店することに喜びを感じている人がいてるなど、一定の評価が得られていることに違いはない。今月発行のおわせ市議会だよりの特集でも、ランチバイキングに参加している3つの団体の感想は、概ね満足している様子と受けて取れた。

 では、この2つの施設の相関関係はどうであろう。

 三重県立熊野古道センターの来館者数が、年間13万7700人(センター調べ)に対して、夢古道おわせの来訪者数は、オープンから9ヶ月で8万3000人(1月末現在、夢古道おわせ調べ)となっている。もともとセンターから流れてくるお客に、尾鷲市は大きな期待をして、地域振興ゾーンの整備に巨費を投じてきた。もちろん、賛否両論はあったが市議会も予算を承認してきた。

 しかし、センターの来館者数に対しての、夢古道おわせの来訪者数が少なく、これが夢古道おわせの売り上げが伸びない原因の一つとなっているのではないだろうか?もともとの客層が違うこともあり、「センターのお客は、夢古道おわせには貢献していない」との声が、これを裏付けている。では、いったいどちらの責任であるかというと、それはどちらの善し悪しではなく、相関関係の中で、双方が得をするような関係づくりができているのか?それぞれを主管する尾鷲市と三重県の関係は如何に密接であるか?ではないだろうか?

 その延長線上に、双方の指定管理者の思惑と現実とのギャップがあり、少ない予算でやりくりする苦労は、はじめから承知の上でのことなのだ。県も市も議会も、この状況を無視することは決してないが、ここが指定管理者の腕のみせどころであり、1年という区切りのなかで、次へのステップが踏めるかどうかのターニングポイントであることに間違いはない。

 この4月には、地域振興ゾーンには、「夢古道の湯」がオープン予定である。
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夢古道の湯


 これができることによって、地域振興ゾーンの整備は概ね完了する。それにあわせて、さらなる発展と集客を、尾鷲市だけでなく、それぞれの指定管理者も切望してるはずである。

 3つの施設の相関関係がうまくいけば、この地へ訪れる観光客も地元住民も増加するに違いない。さらに満足度を与えることができれば、リピーターとなって安定した賑わいを演出することができるようになる。

 人・モノ・金の相関関係の難しさは、商売をかじっていてよくわかるので、紙に書いたようにいかないものであるが、手をこまねいていたり、何かの責任にするばかりでは先に進まない。あらゆるできることの全てを試してみて、それぞれができることとできかねることの接点を見出し、これを市や県や議会がバックアップするような仕組みづくりが必要不可欠であると考えている。

 地域が盛り上げていかなければ、外の目には響いてこないものである。
by owase874 | 2008-02-12 15:21 | コラム「温故知新」

9日付の中日新聞から考えること

 2月9日付の中日新聞社会面に、尾鷲市議会が大きく取り上げられました。

 「市議6人遅刻や欠席」との大きな見出しで、「祭り見物や仕事を理由に」との見出しです。内容は、7日に開催された全員協議会で、6人の市議会議員が欠席または大幅な遅刻をしたことです。あとで、調べたところによると、これほど大量の欠席は、これまでの尾鷲の市議会でも、近隣地域の議会をみても非常に稀なことでした。

 確かに、この日の全協は、急な開催でもあり、市長も先約の公務のために冒頭のみで退席で、副市長も不在の中での開催でした。もちろん、当初は市議6人も欠席でしたので、いつに無く空席が多いとも感じました。と同時に、市長や副市長も不在で、担当課から報告を聞くだけの全協の意義はどこにあるのだろうか?と考えました。それが、市議の出席率の悪さに繋がってるのかな?とも考えました。

 欠席した市議の理由はそれぞれで、それについて私が意見する立場にはありません。それぞれが、今回の事態の重さを受け止めていることでしょう。しかし、私個人の市議会議員としての忠誠は、「負託された以上は、公務優先」であり、カフェを経営していても、市議会優先で休業するのは当たり前のことです。それでも、急な公務の開催では、先約のどうしても回避できない予定もあるので、できる限りの早い事前通告はして欲しいとも考えます。

 今回の件で特に感じたのは、議長が任意で召集する全員協議会の必要性や、こういった事態が再び起こらないような、議会改革の必要性に発展していけばと考えたことです。特に、市民益にも繋がる議会改革は、住民参加型の地方自治改革には不可欠ではないでしょうか?

 「あんたは出席しとったんやろな?」

 確かに、出席していた私を心配してくれる声も嬉しいのですが、この問題は、出欠の是非を問うのではなく、負託された私たち市議が、率先して議会改革の必要性を論議するところにきているのではと考えます。
by owase874 | 2008-02-11 02:22 | コラム「温故知新」

海底探査で未知の世界を解明する

 小雨の降る中でしたが、和歌山県新宮市まで見学会に行ってきました。

 新宮港に停泊していた「ちきゅう」は、想像以上のスケールでした。
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近くではなんだかわからないほど大きい


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船内で概要の説明を受ける


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船と海底をつなぐライザーパイプ


 世界最大の掘削船で、内部は研究機材や最新鋭の資機材がたくさんありました。

 海底掘削により、多くの研究成果が期待されていますが、尾鷲市が特に期待しているのは、「地震・津波観測監視システム」の構築です。海溝型巨大地震への備えに資する情報と技術の提供のために、海底に設置された観測機器により、主要動や津波の到達前に、その規模などの情報発信が可能になります。その情報を収集する陸上局が、尾鷲市古江町の山間にあります。

 東南海地震の観測体制の強化のためにも、この「ちきゅう」の活躍には目が離せません。

地球深部探査船「ちきゅう」は世界最大の掘削船
by owase874 | 2008-02-10 20:53 | 防災とまちづくり


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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