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政務調査費収支報告書について

※表題と前段のくだりですが、さきほど議長より電話があり、「情報公開請求の報告をFAXしたのは誤った判断でした。」と、連絡をいただきました。情報公開請求の趣旨からも逸脱する行為になるとのことで、このブログの一部も削除するよう依頼を受けました。私としては、「議会に対する情報公開請求があった」ことをお知らせし、それに関する私見を書いたので、依頼のあった部分の削除をするとともに、私の判断で請求者の不利益にならないような配慮をしたつもりで書いたことを弁明します。


 政務調査費については、どの自治体の議会においても問題視されており、世間一般おいても「必要悪」のような見方に感じます。また、全体的にメディアの報道にも厳しいものがありますが、規定に従って政務調査費を執行していくことは、正当な議会活動であり、認められている以上は、「使わないほうがいい」との考え方には疑問を感じています。

 仮に問題であれば、熊野市のように廃止することも検討課題とすればよいので、今年度分についても、視察などを中心に利用していく考えです。もっとも、個人的には無くてもかまいませんが、年額15万円では持ち出し分が多いのも事実です。なお、尾鷲市議会で認められている政務調査費は、一人会派においても年額15万円(2人以上はその倍数)となっています。また、領収書等の証拠書類は、5年間の保管も必要としています。

 尾鷲市議会における政務調査費に関する条例
 全国市民オンブズマン連絡会議による政務調査費特設ページ

 三重県において、政務調査費を予算化していないのは(支出していないのは)、いなべ市・熊野市・大紀町・紀宝町・明和町・多気町となっております(2007年度実績)。
by owase874 | 2008-05-30 21:29 | コラム「温故知新」

尾鷲市連合婦人会との懇談会に参加しました

 昨日、自由クラブが発起人の勉強する会で、尾鷲市連合婦人会との懇談会に参加しました。

 南婦人会、北婦人会、九鬼婦人会、三木浦婦人会、賀田婦人会から総勢15名の参加があり意見交換をしました。行政に対する要望では、市所有のマイクロバスの利用について、かなり厳しい制限があることがわかり、他との整合性も含めて、担当課に進言していくことになりました。

 また、今月19日に行われた尾鷲市長との懇談会の様子が報告され、一部新聞報道にあったような内容が事実であると聞かされました。この件については、一方の確認しかしておりませんのでコメントのしようがありませんが、何らかの対応の必要性を感じました。この件も含めて気になったことは、土砂問題で揺れる三木里地区の総意がどうなっているのかで、三木里を走る国道311号沿いには、事実であれば放置できない立て看板も目立ちます。海水浴シーズンを迎え、イメージダウンに繋がるようなことがなければよいのですが…

 婦人会との懇談会は、私にとっては初めての経験だったので、もう少し「母」からの目線で見える尾鷲市について、意見や要望も聞きたかったのですが、半分以上は議員の話を聞いていたような気もしました。しかし、私単独では実現できない懇談会ですので、切実な猿害など、「公」で対応を求めていく部分と、「私」で対応できそうなことがわかっただけでも有意義な機会をつくっていただきました。
by owase874 | 2008-05-30 09:52 | 福祉とまちづくり

古江地区懇談会に参加しました

 自由クラブのお誘いを受けて、19時からの懇談会に参加しました。

 自由クラブは、尾鷲市議会内の会派のことで、個人会派を除く、当市議会では唯一の会派です。代表の三鬼和昭議員をはじめ、南靖久議員、高村泰徳議員、浜中佳芳子議員の4名で結成されています。古江公民館には、自由クラブの三鬼、浜中両氏と、内山議員、中垣議員、北村議員、そして私の6名が集まっていました。

 対する古江地区は、区長をはじめとする各団体などの住民代表が18名ほど集まっており、三鬼議員の司会進行で意見交換が始まりました。内容的には、市議会または行政に対する要望や要求が主でしたが、輪内地区全体とも言える、過疎化や少子化、高齢化の波は、旧町内よりも加速した問題となっていることに、切実さを感じました。

 ただし、懇談会の性格上、陳情のような場ではないので、そのあたりの整合性の難しさも感じました。三鬼議員の、「私たちには執行権がないので」という言葉印象的でした。確かにその通りで、この場ですべての陳情が叶えられるものではないので、私自身は積極的に発言することより、古江地区から出た多くの意見として受け止めることしかできませんでした。また、市議会全体の代表としてや、個人の市議会議員として来ているわけでなく、あくまで自由クラブの懇談会に同席させていただいただけなので、一部議員の発言には、多少の不快感も感じました。

 今回の懇談会により、執行部や議長に伝えるべき内容は、自由クラブを通じて進言されるので、きちんと説明するべきことは住民に伝えて、納得していただけるかを、確認していきたいと考えています。また、このような機会をつくっていただくことは、さまざまな意見を聞くことで得ることもあるので、会派を超えて活動するよさも感じました。
by owase874 | 2008-05-28 00:42 | 地域の活動を知る

伊勢新聞にみる指定管理者制度の功罪

 25日付の伊勢新聞のトップ面に、「危険な指定管理者制度」との目だった表題と、夢古道の湯のカットが掲載されていました。伊勢新聞らしいリポートだけに、尾鷲市に関することなのかと、何度も読み返すことになりました。

 内容は、「県立熊野古道センターは、県が抱える諸問題の縮図」とあり、隣接する尾鷲市の「夢古道おわせ」と「夢古道の湯」も矢面に立たされていました。なかでも厳しい指摘は、県立熊野古道センターの運営について、指定管理を受けるNPOの功罪が主でした。
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満月の夜、最高の眺め


 確かに、指定管理者制度については、私も過去に書き込みしましたが(指定管理者制度を考える)、まさにそれを裏付けるような記事であり、内容的にはもっと過激で攻撃的でした。しかし、集客やNPOの実態など、裏付けによる正論でもあるのですが、判断は個々によって違うにも事実です。

 現実問題としては、センターと尾鷲市の関連施設の相乗効果は目に見えず、小さなことからみても強く感じます。たとえば、夜間の営業をしていないセンターは、施設利用者がいなければ、早々と眼下の駐車場は施錠してしまいます(利用時であっても、半分は施錠)。「ここから歩いて浴場に行く人もいるだろうに…」なんて考えながら、いつも直角に切り替えして曲がります。

 住民や来場者が感じる連携や一体感は、このように僅かなことなので、「気づき」かあるかどうは、結局は「人の気持ち」になってしまうのですが、ごったがえす市の駐車場と、静寂な県の駐車場は、いかにも連携のなさを物語っているのではないでしょうか?

 また、指定管理を受けているNPOの実態は、新聞記事でも痛烈に批評していますが、「金がないから十分なおもてなしができない」では、指定管理を委託した意味がなくなり、わかっていながら丸投げした先にも問われることがあって然りでしょう。しかし、金を与えればよいものが出るかどうかでは、NPOの持つ特徴や特技、ネットワークの拡がりがないと、新聞記事にあるように、NPO自体の真価が問われることになります。

 同じように批評されていた「夢古道おわせ」や「夢古道の湯」も、現実の運営は楽観できるものではありません。最近になって、夢古道おわせの店長が辞任したことも、当然ですが明るい話題として受け入れられていません。日中の講座も、最初のような勢いがなく、「かげり」がでてきていることは、講座数の減少をみても、講座を主宰している人からも耳にします。公式ブログの更新の頻度と情報量のなさは、「あれだったら、しないほうがまだいいのでは?」と考えてしまいます。
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夢古道おわせ


 好調と伝えられている「夢古道の湯」も、それぞれの相乗効果がないと、単独勝ち残りは想定外です。また、それに応えるだけのキャパがないのも事実です。現状の尾鷲市にあった施設には違いないのですが、それは連携することが鍵となっているのです。
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夢古道の湯


 市議会議員としては、現在の立場で協力できることは、「積極的に利用する」、「利用を呼びかける」ことくらいです。しかし、率先する市民の顔であれば、仲間たちとともに惜しみない協力ができそうです。公私共に、尾鷲市の誇れる施設として、「多くの住民」で支えていくことが、何よりも求められているのではないでしょうか?

 伊勢新聞のレポートは、気分のよいものではありませんでした。

 そう思うのは、まさに「的を射た批評」だからであり、それを認めたくはない「そこに住む者としてのプライド」があるからです。半年後でも、1年後でも、「アカン」というその期待を、よい意味で裏切りたいと考えています。

 そのためには、「そこに住む者たち」の声なき声を、地上に押し出してくることが必要です。
by owase874 | 2008-05-27 15:32 | コラム「温故知新」

ミャンマーの台風災害と、中国四川省の断層地震について

 今日の全協で、與谷議長より義援金の話がでていました。

 台風(サイクロン)によって甚大な被害を受けたミャンマーと、四川大地震で同じく甚大な被害を受けた中国に対する義援金についてですが、どちらの災害でも数万人規模の死傷者が出ています。そして、現在もなお、劣悪な環境で生活を余儀なくされている住民や、着の身着のままで救援や支援を待つ人々の姿は、同じアジアの隣人としても心が痛みます。

 私も、災害救援ボランティアがボランティア精神の礎となっているだけに、情報収集や情報共有しながら、できる範囲の支援を行っているところですが、正直に複雑な気持ちもあります。率先する市民としては、手放しの協力を惜しみませんが、政治を司る議員の立場を考えると、ミャンマーは軍事政権が民主化勢力を弾圧し、中国はチベット問題が記憶に新しく、解決しているとは言えない状態です。

 もちろんのこと、「そういう国だから支援や救援はしてはいけない」とはなりませんが、ミャンマーでは、軍事政権の方針で、現在においても救援や支援の活動が遅々として進んでいません。中国においても、早い段階での外部からの受け入れ体制があれば、助かる命はもっとあったはずです。どちらの国に対しても、国家の事情はあるにせよ、歯がゆい気持ちでいっぱいです。

 そういった事情を考えると、手放しの支援はするにせよ、ひと言二言いいたい気持ちはぬぐいきれません。

「命に国境はありませんし、命を守ることは、誰にも阻止されてはなりません」


◆現地の活動レポートなど
 ・ヒューマンシールド神戸 吉村誠司の地球日記ブログ

◆義援金の受付
 ・日本赤十字社
by owase874 | 2008-05-26 16:50 | 防災とまちづくり

6月定例会がはじまります

 午前中に、議会運営委員会と議員全員協議会がありました。

 主な内容は、6月定例会の日程や議案説明などですが、新しい市長に替わって初めての定例会になるので、一般質問や委員会での議論など、いつになく力が入りそうです。

■題目:平成20年第2回定例会
■日時:6月3日(火)~23日(月)までの21日間
 ・03日(火) 10時~ 本会議(議案上程・説明・質疑・討論・採決)
 ・10日(火) 10時~ 本会議(質疑・委員会付託・一般質問)
 ・11日(水) 10時~ 本会議(一般質問)
 ・12日(木) 10時~ 本会議(一般質問)
 ・13日(金) 10時~ 本会議(一般質問)
 ・16日(月) 10時~ 総務産業常任委員会
 ・17日(火) 10時~ 総務産業常任委員会
 ・18日(水) 10時~ 生活文教常任委員会
 ・19日(木) 10時~ 生活文教常任委員会
 ・20日(金) 10時~ 地域振興対策特別委員会
 ・23日(月) 10時~ 本会議(委員長報告・質疑・討論・採決)
 ※このほかは休会
■議案:12議案(うち8件が条例改正について)
■報告:8件(うち5件が専決処分事項の承認)
■請願:1件
■陳情:1件

 一般会計補正予算は、3601万3千円を追加し、歳入歳出予算補正を81億8300万円としています。また、人事案件では、尾鷲市教育委員会委員の選任がありますが、2名欠員のうちの1名しか選任されておりませんでした。奥田市長からは、決まっていない副市長と併せて選定中とのことでした。

 このほか、新市長の公約にもあった、3役の給与カットや市長及び副市長の退職金カットなど、給与等に関する条例改正も上程されていました。気になる耐震化などの予算化は、調査中ということもあって、今回の定例会には盛り込まれていませんでした。
by owase874 | 2008-05-26 15:41 | 議会活動の予定

シャーベットアイスで海業は変わるのか?

 先だっての、各地区からの要望事項の中で、シャーベットアイス(シャーベット氷)のことが九鬼区から出ていました。

 今年4月の地元紙に、紀伊長島区の巻き網船団正徳丸が、ニチモウ海洋事業部と共同出資会社を設立し、「熊野灘の思」という製氷5トンの海水シャーベット製氷機を導入したとあり、この氷のおかげで、魚価が3倍にアップし、経費削減にも貢献しているとの内容が発端でした。

 シャーベット状の氷は、普通の氷よりも魚に密着するので鮮度が持続し、解けても海水濃度が変わらないなどの利点があり、水産農林課の情報では、平成15年には熊野漁協が製氷10トン(貯氷20トン)の設備を導入しているとのことでした。

 調べていくと、確かによいこと尽くめで、大手企業が製造販売しているなど、シャーベットアイスの導入は全国的な動きであるようにも感じました。しかし、導入コストが高く、出資会社が全額自己負担した「熊野灘の思」で、約1,400万円。補助金事業(国50%、県5%、市22.5%、地元22.5%)だった熊野漁協では約3,500万円と、このコストが導入の妨げになっている気がしました。

週間水産新聞の記事
三菱電機シャーベットアイス製造システム
小倉貿易パートナーシップ
流動塩水氷 製氷システム 「フローアイス」

 そのときの会議の中で、「ベンチャー企業を設立して、みえ尾鷲海洋深層水を使ったシャーベットアイスをつくればいいのでは?」と、ひらめいたのですが、この話題を持ち帰ってさらに調べると、すでに高知県の室戸海洋深層水を使った製造機が、産学連携により開発・導入されていました。

室戸海洋深層水を使ったシャーベットアイス「マリンアイス」について

 みえ尾鷲海洋深層水での事業は存在しないので、全く無理な話ではないでしょうが、『平成20年度漁業・異業種連携ビジネスプラン助成事業』などとも絡められるのでは?と、考えました。

 しかし、「シャーベットアイスをつくる機械を導入」することよりも、「その氷でいかに販売ルートを確保し、尾鷲の特産品として流通させるか?」までを想定しておくことが大事ではないでしょうか?
by owase874 | 2008-05-25 12:43 | コラム「温故知新」

尾鷲市地域公共交通活性化協議会の設置についてなど

 22日の総務産業常任委員会では、尾鷲消防署との懇談会のあと、午後から各地区の要望事項の状況説明と、担当課からの進捗状況などを聞き取りました。

 各地区からは、さまざまな要望があげられていましたが、内容によっては、県で対応するものと、市で対応するものに大きく分けられ、さらに県でも市においても即時対応できることと、予算化した後に対応できるものに分けられるので、要望が即時解決することは滅多にないと言えるかもしれません。もちろん、当面の状況ではできないと言うこともありえます。

 しかし、緊急を要する内容の場合もあり、こうした意見の吸い上げと対応は、定期的に実施したほうがよいように感じました。ただ懸念されるのは、「要望をあげたのに何もしてくれない」となることで、逼迫している財政難を考慮していくと、必要最小限となるのは必至です。

 この報告のあと、委員会として正式に開催され、まずは税務課より、新聞報道でも公表されていた課税ミスの説明と担当課の陳謝がありました。絶対にあってはならないことですが、間違いは仕方がないので、間違えないような仕組みづくりと対応策が、今後の信頼を回復します。そのあとでの間違いが許されないことも、担当課は肝に銘じたことでしょう。

 さらに、市長公室からは、「尾鷲市地域公共交通活性化協議会の設置について」報告がありました。市街地との直通を想定した自主運行バス(南回り)を検討する協議会の設置をするにあたり、既に運行している廃止路線代替バスや自主運行バスの現状も知ることができました。

 どの路線においても、運行収入は県や市の補助金を越えることができていません。民間で赤字を計上し続けた結果の廃止路線を引き継いだこともあり、人口規模を考えると、黒字転換は大変に厳しいことです。しかし、もう一方の考え方をすると、「利用者がいる以上は、市民ニーズと行政サービスの平等化には応えていかなければならない」とも言えます。このあたりが、協議会の設置で検討されるでしょうが、尾鷲の市内においても地域格差があるのだと実感しました。

 過疎化や高齢化、さらに少子化による人口減少を目の当たりにする内容だけに、一つではない答えをまとめていくことは、大変な作業になることでしょう。しかし、最良の答えを模索しながらも、臨機応変に即応できるような仕組みづくりが、必要性と無駄の線引きをしていくだろうと考えています。
by owase874 | 2008-05-24 00:35 | 委員会等報告

尾鷲消防署の現状から

 総務産業常任委員会による尾鷲消防署との懇談会に参加しました。
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 この懇談会のために、詳細な資料を用意していただき、尾鷲消防署の過去と現状がデータで知ることができました。このような資料は、持ち帰って読み返せるので、現状から将来を検討することも可能になります。私の思考スタンスは、「過去や現状のデータから将来を予測する」ことなので、今後の消防行政を考える上で、貴重な資料にもなりました。
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尾鷲消防署外観


 さて、尾鷲消防署ですが、まず耐震化の問題があって、想定する地震の発生で、訓練塔の倒壊が懸念されています。そのため、改善を要求しているとのことですが、財政難の折、予算が組めない現状を知りました。
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訓練塔の外観


 地震による訓練塔の倒壊でも、被災後の消防業務に支障が出ないような対策をしているとのことでしたが、同じように一部が耐震化されていない尾鷲市役所や尾鷲総合病院など、被災後の復興で中心となる公共の建物がこの状態では、「はたして学校耐震化だけの議論でよいものか?」と考えさせられます。

 それは、管外視察した熱海市で議論されていたように、「学校耐震化よりも、まずは行政の中枢機能を担う本庁(市役所)の新築が優先」との英断が、いつかは住民感情をも納得させるだけの判断材料となるような気がしました。確かに、同時進行が一番の理想ですが、財政状態を考えた場合、優先順位は学校だけに留まってよいものかとの議論の必要性を感じました。
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整備された消防服


 このほかに興味をひいたのは、消防広域化に関する課題で、県内の消防行政をブロックごとに統一していく指示のもと、①災害や事故の多様化・大規模化、②人口減少・高齢化・独居化の進展にともなう救急需要の増大、③職員の高齢化など、消防を取り巻く環境の変化にどう対応していくかでした。

 また、現在の紀北消防組合の職員は、50歳以上が半数を占めており、中堅層である30から50歳未満が少ない反面、30歳未満が若干多いと言うM字曲線となっており、これは全国的な共通課題と言うことでした。来年3月からの10年間で、55名の退職者が出ることから、早急な対策も必要不可欠です。消防広域化の必要性を感じながらも、付随している課題を考えると、「まさに、まったなし」と言えるのではないでしょうか?
by owase874 | 2008-05-23 01:24 | 防災とまちづくり

10年後の尾鷲・紀北地域を創造する

 昨日の尾鷲市青年会議所主催の座談会には、私が声をかけた4名と、同じく招待者の津村県議、紀北町商工会議所青年部の2名、そして主催側の3名の合計11名が三重県立熊野古道センターに集まりました。
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理事長の松場氏


 テーマが「10年後の尾鷲・紀北地域を創造する」と大きかったので、私なりに資料を用意して参加させていただきましたが、人数的にも小ぢんまりとしていて、参加者全員の意見を聞くことができました。

 司会者が、全員の意見を述べてもらう手法は、大人数では時間的制約が大きく、議論になれば、さらに時間がかかってしまうので、昨日の時間設定では、あのようなやり方がベターだったでしょう。確かに、議論の場がないのは物足りなさを感じますが、それぞれが何を考えてこの地域で生活しているのかが垣間見えただけでも、私にとっては成果がありました。そのあと、参加者数名で遅い夕食をともにしたときも、同じような意見になりました。

 さらに、「若者に定住してもらうには?」との投げかけでは、私の用意した資料が幾分かは補助材料となりました。
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 私が言ったことは、「若者の定住以前の問題になるのが地震の影響で、減少し続ける人口に巨大地震が追い討ちをかけた場合、数千人規模で死傷者がでると、それこそ定住どころではなくなるのでは?それは、今回の四川大地震をみても顕著であり、この地域は地震と隣りあわせで生活し、かつそれを考慮する必要があるのでは?」でした。

 もう一つは、「私の喫茶店がある商店街通りを例に挙げると、現在44店舗が営業しているが、10年後には①跡継ぎがいない、②高齢で営業を継続できないなどの理由で、さらに減少する可能性が高い。商店街がまちの中心であることは、近年の『中心市街地活性化支援事業』など公的機関が力点をおいていることからも、尾鷲市においても課題の一つであることに違いなく、ここをどうしていくかのビジョンがないと、廃れきったものを再興するのには非常に努力と資金がいってしまう。まだ、44店舗もあるのだという考え方の中で、今後の歯止めや新しい施策を考えていくことが大事なのでは?」でした。

 もっとも「若者の定住に力点を置くのではなく、すでに住んでいる人たちの生活がいかに満足できるものであるかでないと、外部からの受け入れも定住者の流失も進展しない」と言うことです。さらに言えば、「若者の流失は歓迎するべきで、大海を見たいと言う気持ちを抑えるのではなく、その後どう戻ってくる魅力をつくっておくか。または、この地域出身である外部からの支援者にしていくか。」ではないでしょうか?

 さまざまな意見が出る中で、私の意見は与えられたテーマの根本を言及したものでしたが、みなさんの多くの思いや理想の行き着く果ては、「この地域を誰よりも愛している」に集約されている気がしました。

 松場理事長がまとめたように、「このような機会を継続して持つこと」、これが大事であり、机上の議論をどう現実に押し出していくかが、今の私たちの役割の一つであり、期待されている一つであります。

 さて、みなさんの「10年後の尾鷲・紀北地域」はいかがでしょうか?
by owase874 | 2008-05-21 10:50 | 地域の活動を知る


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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