<   2010年 03月 ( 25 )   > この月の画像一覧

専決処分の報告

 専決処分について、全員協議会が開催されます。

■日時:3月31日(水)
■場所:第二・三委員会室
■議題:専決処分について

 みえ尾鷲海洋深層水の、取水停止の改善にかかる専決処分になります。この報告ののちに、今回の一連の考察などをしたいと考えております。
by owase874 | 2010-03-31 00:27 | 議会活動の予定

九鬼小学校の歴史に幕

 九鬼小学校の閉校式に列席しました。

 当日は、青空と満開に近いサクラが印象的でした。
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 創立135年ということで、明治7年の開校は、この地域ではもっとも早いものでした。それは、九鬼地区の教育水準の高さの証明でもあります。その歴史ある小学校も、現在は6名の生徒数となり、幕を閉じることになりました。直江校長先生が、興味深い話をされており、「県内414ある小学校のうち、今年度は8校が閉校した。」、「全国では過去10年に2千あまりが閉校している。」の事実は、日本という国の衰退に繋がるのではと感じたところです。

 九鬼小学校関係者のほか、40名あまりの列席者と、一般住民の参加ではじまった閉校式では、在校生のハキハキとした返事や、大人顔負けのしっかりした話し方に、終始驚きと感動がありました。小規模校のよさが発揮されていましたが、ここまで在校生が減少していくと、学校として成立しがたいのも事実です。
 大正の終わりから、昭和の中期までが、九鬼小学校の最盛期だったことが、いただいた記念誌をみてわかりました。多いときには、400人を越える生徒数を誇り、まさに九鬼をつくった根幹となる鰤敷の最盛期と重なります。しかし、そのときの誇りは、今の九鬼にも受け継がれてきており、大小の祭りもしっかりと根付いています。

 私は九鬼に住む住民ではありませんが、九鬼のまちに凝縮された昭和の雰囲気が好きです。週末のみ楽しめるカフェがあり、伝統的な和菓子が買え、よい香りのカツオの削り節は、食卓で切らしたことがありません。この雰囲気は、まちづくりや集客などでその場限りの支援をするのではなく、そっと協力していくことが大切だとも感じています。それだけでは、問題課題の解決にはなりませんが、私が楽しみにしているこれらの居場所は、地域住民自らがやっていることに着目するべきです。
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 九鬼小学校は閉校しましたが、このまちの魅力は、このまちに住んでいる人たちで、今後をどうしていくのかを考えるしかありません。その協力支援は、議員としても市民としても惜しみませんので、小学校や中学校の地域利用なども、率先して考えていって欲しいものです。
by owase874 | 2010-03-27 13:01 | 公益行事への出席

第1回定例会が閉会する

 25日(木)は、定例会の最終日でした。

 委員長報告のあと、議案に対する反対討論があり、採決の結果、第1号議案、第2号議案、第4号議案が賛成多数でした。また、残りの26議案が全会一致でした。これにより、上程された全29議案が可決されました。議案の採決は、起立をするか、手をあげるかですが、今回の可決により、平成22年度の当初予算約82億円あまりが執行される手はずが整いました。その重責を担っていることに誇りを持ちながら、今後もきちんと精査し、わずかな額であっても、市民にとって有益がどうかを議論しくことにかわりありません。

 また、発議第1号が上程され、尾鷲市議会委員会条例の一部改正が可決されました。これは、「予算決算常任委員会」を新たに設置する条例で、これ以降の定例会や臨時会で、予算や決算の審査をする場合は、この常任委員会に付託されることになります。また、総務産業や生活文教に関わる予算以外の議案(条例など)や報告などは、これまでの常任委員会に付託されます。
 予算審査が一本化されたことで、同じ議案を全議員で審査することができます。例えば、今回の定例会で言えば、私は生活文教の所属なので、総務産業の審査には口出しができませんでした。しかし、本来は同じ議案なので、もどかしい気持ちがありました。今後は、同じ予算の議案は一括審査できるので、こういったことがなくなります。

 4月より、当初予算をもとに事業が進められ、予算が執行されていきます。予定外の支出入が出たときは、補正予算として臨時会や定例会で審査されることになります。安易な補正には疑問もでますが、平成21年度でいえば、11回の補正予算が審査され、当初予算が約78億6千万円だったのが、11号補正によって約93億8千万円まで膨らむ結果となりました。1年で約15億もの支出入があったわけですが、結果として市民一人当たりに、約42万円あまりの予算が執行されたことになります。
 漠然としたものを数字(データ)に置き換えると、見えてくることもあります。93億といわれれば、途方もない数字ですが、42万円といわれると、なんだか身近に感じます。私はこれを市民感覚と感じるのですが、尾鷲市の財政的な動きは、市民一人一人が関心を持つように心がけていかなければなりません。そういう時勢にいることを自覚することで、「私たちには何ができるのか?」を実践する年にしていかなければなりません。
by owase874 | 2010-03-27 12:12 | 定例会の報告

公共施設耐震問題特別委員会の審査

 特別委員会の内容は、学校耐震に関する予算審査でした。

 向井小学校の耐震補強に関する審査でしたが、平成22年度に予定していた補強工事の予算を、国からの補助金に都合によって、平成21年度に計上することになりました。そのために、4つの議案を審査することになりました。

教育委員会
・議案第1号 平成22年度一般会計予算の議決
・議案第8号 平成21年度第10号補正予算の議決
・議案第28号 平成22年度第1号補正予算の議決

 以下の議案が、最終的な耐震補強の予算になります。
・議案第29号 平成21年度第11号補正予算の議決

・歳入のうち、国庫支出金 1768万8千円
・歳入のうち、市債 2070万円
・歳入のうち、一般財源 140万7千円

 それぞれの詳細は、国庫支出金が、安全・安心な学校づくり交付金になります。市債は、学校教育施設等耐震整備事業債になります。一般財源は、財政調整基金からの繰入金になります。

・歳出のうち、向井小学校の耐震補強事業費 3979万5千円
 内訳
  設計委託料 126万円
  工事請負費 3853万5千円

 議案によって、予算の減額や増額が生じたので、資料を目で追うのに苦労しました。予算を繰上げで計上した理由は、「安全・安心な学校づくり交付金」の適用が受けられるようになったためですが、簡単に説明すると、平成22年度に予算化するよりも、平成21年度に予算化するほうが、尾鷲市の一般財源からの持ち出しが少なくなりました。

 ・安全・安心な学校づくり交付金交付要綱
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/06082202/001.htm

 議案の採決については、議案第1号が賛成多数で、議案第8号、第28号、第29号が、全会一致で可決されました。
 以上の審査をもって、全ての議案の審査が終了しました。

 その他の報告では、尾鷲市中央公民館の耐震診断結果が報告されました。結果としては、建物1階の一部に、耐震補強を必要とするとのことでした。今後どうするのかについては、検討しているとのことです。
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公共施設安全診断一覧表


 また、「公共施設安全診断一覧表」が、私の発言がきっかけに資料配布されました。岩田市長が、「資料配布を検討します。」と言ってから、ようやく実現した形になりますが、昨年11月末に作成されていた資料だったので、「ここまで引き伸ばす必要性はあったのか?」と感じました。配布が遅れた答えになるかはわかりませんが、「(資料内容としては)たいしたことない。」との軽率とも受け取れる発言を何度かされているので、議会側が(耐震問題を議論する)特別委員会を設置した状況との隔たりを感じました。
 この件については、予算の審査ではありませんので、後日に考察します。
by owase874 | 2010-03-25 03:01 | 定例会の報告

生活文教常任委員会の審査~尾鷲総合病院~

尾鷲総合病院
 病院がどのくらい深刻な経営状況であるのかを、わかりやすく説明します。地元の総合病院(救急病院)がなくなるかもしれないタイムリミットが近づいてきているのです。

◇医師数の減少
 ・尾鷲総合病院の医師数が、常勤16名、うち1名は派遣医師
 ・昨年度より内科医2名が退職する
 ・基本的に、三重大学からの派遣医師に頼っている

◆昨年度と比較した場合の主な支出入
 ・医業収益(収入)が、1億2119万円も減少
 ・医業外収益(収入)が、9146万6千円も減少
 ・医業費用(支出)が、1862万7千円も増加
 ・医業外費用(支出)が、2億2675万3千円も増加

 簡単にしていますが、見ての通り、昨年度と比較しても、収入が減り、支出が増えている状態です。そのため、平成22年度に見込まれている赤字額は、6億7364万6千円になります。また、これによる累積赤字は、45億9739万4千円にも膨らみます。すでに、手元に現金がない状態なので、一時借入金という5億円の借金をします。しかし、これも返済していかなければなりません。

 「さて、どうしましょう?」

 今の尾鷲総合病院に必要なことは、この次の1手です。議員の大半は、医師の確保を要求するものでした。確かに、あと5人と説明を受けた医師が派遣されれば、急激な破綻は免れるかもしれません。しかし、医師の確保は、どの地方自治体においても難題です。医師そのものの数が不足している担当科すらあります。
 私の場合は、「電子カルテなどの導入」の提案でした。これは、岩田市長も言っているように、多額の出費がいる改革なので、慎重に議論される項目です。しかし、世の流れは電子カルテであるし、主な派遣先の三重大学も電子カルテです。昨年、同規模の公立宍粟総合病院を視察してきましたが、先手を打つ行動が功を奏している印象を受けました。

 ・公立宍粟総合病院の苦労と現実

 岩田市長の答弁で気になったことは、「新しい事務長を外部招聘する。その方に、全てをお任せしたい。」との趣旨の発言でした。すでに病院改革プランが出来上がっており、それにしたがって改革が進められているのかと思えば、そのプランすら蔑ろにして新事務長に荷を持たせるのかと感じました。新事務長の外部招聘は、岩田市長の考えなので否定はありません。しかし、岩田市長が望む尾鷲総合病院を創造した上で、その実現のために事務長を新しく迎えるべきではないでしょうか?新しい事務長が、電子カルテや医用画像配信システムの導入を決めれば、そのままGOサインを出すのでしょうか?
 委員会後に、議員たちで話し合っていると、「岩田市長には、責任だけ取ってもらう方がいいのかもなあ。新事務長が働きやすい環境を提供するだけでね。」と考えていました。

 また、私も一般質問でふれたことに、尾鷲総合病院の公式サイトの貧弱さもあります。見るからに素人が作成したようなサイトで、古い情報のままで掲載されている場合もあります。できることからなんでもしないと、病院の経営は改善されません。地域で支える体制作りは、まちなか集客のような、まちづくりの夢を語りよりも先にすることではないでしょうか?
by owase874 | 2010-03-25 02:18 | 定例会の報告

生活文教常任委員会の審査~教育委員会~

教育委員会
・歳入のうち、障がい児学級介助員配置事業 1118万円

 障がいを持った生徒への、介助員の配置については、満足できる結果ではありませんが、納得のいく配置数となりました。今後は、生徒や保護者の要求に見合った、介助員がさらにスキルアップできる環境整備に期待しています。また、地域福祉を考える上でも、地域が障がい者を支える環境整備も必要です。

 ・加配の内訳
  尾鷲中学校 3名
  尾鷲小学校 2名
  宮之上小学校 1名
  矢浜小学校 2名
  向井小学校 1名
 
・歳入のうち、学校活性化支援事業 218万7千円
 小学校7校分 145万6千円
 中学校2校分 48万1千円
 幼稚園2園分 25万円

 予算の内訳が、小学校145万6千円、中学校48万1千円、幼稚園25万円となっています。全て一般財源からの持ち出しです。この事業には、岩田市長鳴り物入りの、マイはし作りも取り入られています。ただし、所信表明にもあったような、マイはし文化をどのように定着していくかのビジョンは、説明を求めましたがわかりづらかったです。

・歳入のうち、外国語活動支援員報償費 59万4千円

 平成23年度から、小学校で外国語(英語)の授業が始まるために、前倒しで平成22年度より、外国語ボランティア5名を小学校に配置させる新規事業です。ALT事業に絡めて、私も提案してきたことなので、趣旨には賛同できます。しかし、小学校数が7校であることを考えると、配置される日数などが少ないと感じました。
 実際には、5名の外国語ボランティアは、1日4時間勤務で18日間配置されます。また、5月の連休明けには、事業を開始する予定です。

・歳入のうち、学校教育支援事業 311万6千円

 尾鷲中学校に、学習支援ボランティアを5名と、ハートケア相談員を1名採用する事業です。ボランティアについては180日、相談員については、週19時間36週程度の勤務となります。学習支援ボランティアについては、尾鷲市のように教育委員会が直接支援する場合と、専門性のあるNPOなどに業務を委託する場合、市民団体が自主活動で支援するなど、全国的にもさまざまなです。私の考えでは、どのプランも尾鷲市においては必要と感じるのですが、それは子ども(生徒)の受け入れ先は、選択できることが大切だと考えているからです。
 ただし、授業が嫌で教室に入りたがらない生徒や、勉強自体が嫌いな生徒がいるとすれば、ハートケア相談員の協力を得ながらの学習支援が想定されます。しかし、まずは家庭での教育支援も必要です。地域で子ども(生徒)を支えていくのは、全ての大人の責任です。

・歳入のうち、乳児学級補助金 417万8千円

 市内唯一の私立幼稚園である、九鬼ひまわり幼稚園に対する補助金になります。園長を含めて3名の職員がおりますが、このうち2名の保育士への補助金です。しかし、私立であることから、公的機関にはほとんど情報がありません。もちろん、尾鷲市の公式サイトにも掲載はありません。

 ・尾鷲市立幼稚園・小学校・中学校一覧
  http://www.city.owase.lg.jp/contents_detail.php?co=ser&frmId=40

 市立と私立の違いはわかりますが、「地域住民」を考えれば、「九鬼にも私立だけど幼稚園はあるよ。」という広報をしてあげるくらいの器量が欲しいものです。どうも、このようなところに、行政のお役所仕事を感じます。

・歳入のうち、幼稚園・小学校・中学校の管理費のなかの消耗品費
 小学校7校分 797万9千円
 中学校2校分 390万4千円
 幼稚園2園分 54万円

・歳入のうち、幼稚園・小学校・中学校の管理費のなかの備品購入費
 小学校7校分 369万9千円
 中学校2校分 231万円
 幼稚園2園分 27万4千円

・歳入のうち、幼稚園・小学校・中学校の施設整備の中の修繕料
 小学校7校分 470万円
 中学校2校分 144万6千円
 幼稚園2園分 45万円

 以前、常任委員会で学校訪問をしたときに、学校長より要望があったなかで、「学校(長)裁量で執行できる予算が少ない。」との話を聞きました。備品や修繕については、各学校からの要望を、教育委員会が優先順などをつけて整備をしていきますが、消耗品費などは、学校長(園長)裁量で執行できる予算になります。
 しかし、担当課の説明では、この額が年々減少し、学校長(園長)に委ねられる予算が減額され続けている現実が浮き彫りになりました。例えば、尾鷲小学校においては、消耗品費は年310万9千円となっています。教育の充実を図るのであれば、このような予算額の見直しも必要ではないかと感じるところです。

・歳入のうち、公民館活動経費 393万3千円

 市内13の公民館で、約900の講座・学級を開催する事業です。このうち、新規事業の中に、「マイはし文化定着事業」が盛り込まれていました。事業内容には、①「マイはし」 文化講演会の実施、②三重県が実施する「尾鷲の森林と木の文化体験講座」と連携を図る、③大学等が実施する「漆の箸教育事業」と連携を図る、④各地区公民館において市民を対象に「マイはし作り講座」を開設、とありました。
 少なくとも、①~③については、他所に事業を依頼する形に感じます。この件についても、「学校でのマイはし作り」と絡めて質問しましたが、岩田市長のマイはし文化構想は、市長としてやらなくとも、誰にでもできることだと実感しました。誰もしないことをやる意欲に夢はあっても、だからといって市の施策にとりいれるのかと感じたところです。私がこの趣旨でやるならば、間伐材を使用した割りばしの推奨の方が、もっとも有益ではないかと考えるところです。

・歳入のうち、文化会館管理運営費 5147万1千円

 尾鷲市民文化会館指定管理料4950万円が含まれており、残りは修繕料になります。事業内容が安直だったので驚きました。収入が1149万7千円であるのに、支出が6099万7千円にも膨らんでいます。公的機関であるので、赤字は当たり前という体質があるのではないかとも感じる数字です。また、支出のうちの大半を占める管理費4873万4千円も考えると、来年度にはメスを入れる必要を感じます。昨年だったか、このような状況の中で、人気映画の無料上映会などもやっていたので、今年度の活動実績などには注目していこうと、議員間でも話し合ったところです。

・歳入のうち、美し国三重市町対抗駅伝参加事業委託料 61万円

 三重県の市町対抗駅伝の負担金になりますが、以前の決算委員会においても、「TV中継もされない駅伝に、わずかとはいえ負担することに疑問を感じないのか?」と正したことがあります。今年は、TV中継されましたが、通常の駅伝のような中継ではなく、固定カメラによる中途半端な中継で終わってしまいました。ちなみに、第1回目の尾鷲市は21位(2:44:24)、2回目となった今年は22位(2:41:52)でした。出走される方には全く異論はありませんが、このような取り組みを半ば強制する県には疑問を感じます。


 教育委員会の審査は以上ですが、その他事項で紛糾する内容がありました。私も意見しましたが、言葉足らずの点があったようです。その弁解も含めて、後ほど考察します。
by owase874 | 2010-03-25 02:17 | 定例会の報告

生活文教常任委員会の審査~環境課~

環境課
・歳入のうち、資源化物売却収入 211万5千円

 平成20年度の決算書では、862万660円が確定額となっています。平成21年度では、当初の612万円から、81万円に減額されています(額は要調査)。平成22年度については、当時の担当課の発言通り、買い取り価格が多少上昇した模様です。しかし、資源化物の売却収入は、時勢によって大きく変動するので、あまりあてにならない数字になります。

・歳入のうち、北川水辺空間再生施設電力販売料 5千円

 金剛寺の道路向かいに、ソーラーパネルが設置されており、その余剰電力の販売料になります。年間5千円の収入なので、関係する管理費用の方がかかっています。金額にすると、修繕料42万8千円が計上されています。
 尾鷲の市街地を流れる北川や中川は、どうしても水辺環境が人とは密接ではありません。中川の場合は、クチスボダムの放水路でもあるので危険な面もありますが、北川については、もう少し親水公園的に整備できないものかと感じます。

・歳出のうち、ごみ収集費 4248万7千円

 可燃ごみ収集運搬業務委託料4150万8千円が主な予算になります。このために、平成22年4月1日からの3ヵ年を一括契約するための入札が行われましたが、最低制限価格と、最低入札価格が同額になるという結果に驚きました。最低制限価格は、入札業者には知らされることがない価格なので、偶然に一致したことになります。また、次点の入札も、400円の違いでした。このため、昨年度までの状況はどうだったのかと聞いたところ、後日資料が配布されましたが、肝心な入札結果だけが抜けていました。ここが知りたいと質問をしたので、こういったことが市民に説明がつかなくなることだと感じました。

・歳入のうち、尾鷲清掃工場改修工事請負費 8千万円

 毎年のように計上される予算であるので、毎年同じことばかり考察しています。機械モノだけに、修繕費は必要ですが、老朽化と耐用年数を超えて運用している施設なので、いつになれば更新や広域化を議論するのかとの意見が出ます。岩田市長においては、「(広域化については)熊野市長や紀北町長などにも呼びかけている。」との話でした。しかし、新たな事業展開を模索する上でも、三田火力発電所の敷地を管理している中部電力と折衝するなどの行動力まではないようです。私は、あの場所が最適ではないか?検討する価値はあるのでは?と考える一人です。

・歳出のうち、浄化槽普及促進事業 3423万4千円

 合弁浄化槽の設置補助になります。5人層が78件で33万2千円、7人層が20件で41万4千円の補助となっております。下水道が整備されていない尾鷲市では、家庭排水などから自然環境を守る方法として、合弁浄化槽が最後の手段となっています。魚のまちを売り出すには、せめて家庭排水の直接排水だけは回避したいものです。
by owase874 | 2010-03-25 02:16 | 定例会の報告

生活文教常任委員会の審査~福祉保健課~

■福祉保健課


(執筆中)
by owase874 | 2010-03-25 02:15 | 定例会の報告

生活文教常任委員会の審査~市民サービス課~

 私が所属する常任委員会の審査になります。

 市民生活に直結する事業が多いので、基盤整備のような事業よりも、よりソフトな事業が多いです。それだけに、予算の内容においては、該当する市民の顔が浮かんだり、見聞きするまちの話題とリンクする内容が多いです。

■市民サービス課
・歳入のうち、防犯灯整備事業 1081万9千円

 この予算については、「街灯や側溝は、議員に頼めば整備してくれる。」という話を耳にします。それって議員に対する口利きではないのか?と感じる部分もあるのですが、頼んだからといって、どこにでも街灯や側溝が整備されることはなく、街灯については、設置の条件が合えば、優先順位の中で整備されていきます。なので、「議員はそれが仕事やないか。」と叱られると、要望を実現するまでの手順などを説明しても、なかなか聞き入れてもらえないことがあります。
 では、どの場面で議員に注文をつければいいのかというと、「行政に要望する手順を知りたい場合」、「条件に合致しても、行政が説明もなく整備をしない場合」、「考慮されるべき特殊な事情があるのに、行政が説明もなく整備をしない場合」などかなと感じます。まずは近隣を含めた住民が、街灯の必要性を、自治会や市民組織として要望することです。
 今年分においては、新設予定灯数を10灯としています。この数が、優先順位を元に整備されていくのですが、それ以外は全く受け付けないということもありません。また、これも行政との協議が必要ですが、地域で街灯を取り付けて、その後の管理を移譲するために、設置した街灯を移管(市に寄贈)することも可能です。
 ちなみに、尾鷲市で管理している街灯は(防犯灯と呼んでいますが)、蛍光灯2,042灯、水銀灯128灯の、合計2,170灯となっています。また、新設10灯分の予算のほかには、修繕料280万円や、電気料800万円も含まれています。また、年々の管理費負担増にも考慮して、蛍光灯をLED化することも検討されているとのことでした。

・尾鷲市国民健康保険事業特別会計予算 28億941万8千円

 説明を聞いて、「いよいよ国保が値上げされるんだ。」と感じました。担当課の説明では、国保の対象者は6,495名で、全体の30.2%を占めています(私もその一人です)。値上げについて、簡単に説明すると、尾鷲市の国保対象者の受診率は、三重県内で第6位となっており、医療費の納付額については、第4位とのことです。つまり、国保対象者が医療機関に足を運ぶ回数が多いということです。なので、国保による市の負担が増加しています。これに加えて、平成21年度における国保の滞納額は、約2億5千万円となっています。これは、医療費の未払いになり、余計に市の負担を圧迫させています。
 そのため、不足する分を、繰入金として、国保財政調整基金から8188万円を補てんしています。この基金は、今まで積み立てられてきた貯金のようなもので、これで残金は1012万4千円となってしまい、平成10年度末からみても、過去最低の額になります。ということは、来年度も同じような状況を予測すれば、補てんする財源がなくなるので、国保の値上げが、来年度より始まることになります。つまり、国保対象者が、自分で自分の首を絞めているという言い方もできるのです。
 約2億5千万円の滞納額は、何も国保だけに限ったことではありませんが、税金を納めないということは、自分たちのまちの財政を脅かすことに直結しています。滞納に事情はあるにせよ、これで値上げが実施されるようなことになれば、真面目に納付している住民が損をする形になります。ぜひ、少しずつでも、滞納額を納付して欲しいものです。
by owase874 | 2010-03-25 02:11 | 定例会の報告

総務産業常任委員会の傍聴で気になったこと~その5~

■防災危機管理室
・歳出のうち、災害時要援護者避難支援体制検討委託料 199万5千円

 いただいた資料には、「住民主導型避難体制確立事業」とありました。住民主導型と聞けば、私自身の防災・減災活動でも意図している内容です。私が調査していた参考資料として、平成19年1月に、国土交通省河川局砂防部がまとめた「土砂災害警戒避難ガイドライン検討委員会(第1回)」の説明資料があります(下図参照)。
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資料より抜粋


 災害時要援護者とは、定義としてはさまざまなのですが、概ね「日本で日常生活を営むことにおいて、一人では困難を生じる人」に集約されます。たまに、65歳以上の高齢者を指す言葉として間違われるのですが、日常生活が一人でできない人となれば、かなりの住民が該当することになります。私の家族で言えば、0歳の長女も要援護者になります。もちろん、外国人についても該当します。
 さらに、興味をもたれた方は、下記の資料が詳しいです。

 ・災害時要援護者避難支援策の具体化のための手引き
  http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0292.htm

 災害時要援護者とは、平成15年くらいから語られるようになった言葉で、平成16年に全国的に災害(台風や地震)が発生したあとに、避難に対して本格的に検討されるようになりました。その後、昨年の佐用町での避難の際に、本来ならば避難するよりも、自宅2階などで待機していた方がよかったかもしれないケースで、避難中に死亡(行方不明)したことで、再検討されはじめています。

 基本的には、自己責任に集約されるのですが、より地域性や周辺環境などを考慮しながら、住民間で調整し合えるような避難体制を確立できるかを、官民共同で検討していく事業になります。とくに、目新しい事業ではありませんが、尾鷲市にとっては有益な事業に違いありません。しかし、現在の体制を覆すようなことも予想されるので、臆することなく大胆に検討していただきたいと考えています。これも、私が主張する住民自治に繋がる話でもあるからです。

 また、要援護者と対で忘れてならないのが、要支援者です。

 要援護者を支援するのは、要支援者であるので、この事業の検討の要は、要支援者の体制や責任をどこまで追及できるかになります。ぜひ、この分野での経験や活動実績などが生かされると感じるので、求められれば、私も大いに協力したいと考えています。

・歳出のうち、三重県防災航空隊運営費負担金 162万7千円

 三重県の各市町に相応負担させている予算ですが、三重県の当初予算では、防災ヘリコプター運航管理費として、1億9473万3千円が計上されていました。三重県では、ヘリコプター1機を所有しており、これにかかる諸経費が約2億円ということで、さまざまな意見が出ているようです。

 ・三重県防災航空隊
  http://www.habataki.org/information/mie.pdf

 しかし、東紀州地域にとっては、県内でも利用が多いので、存続してもらわなければと考えています。ただし、あくまで防災ヘリなので、通常のドクターヘリとは違います。県の方でも、ドクターヘリを検討するとのことですが、高速道路が整備されるとはいえ、東紀州には必要な事業だと感じています。と同時に、相当額の費用を負担していることからも、利活用を積極的に進めていただきたいと考えています(使うようなことが無いのが一番ですが、使うようなことが生じればの話です)。

※水道部は後日になります
※生活文教常任委員会もまとめている最中です
※どちらも遅れているので恐縮です
by owase874 | 2010-03-23 01:32 | 定例会の報告


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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