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まちなか清掃にちょこっと参加(駅前の暗きょの話題も)

 昨夕、市役所周辺の清掃活動がありました。

 尾鷲市役所が主催ですが、市議会も参加しました。報道では、100名ほどの参加があったようです。何名かの議員の姿もありましたが、私は市役所から尾鷲駅前、野地町児童公園のコースに同行しました。行政職員によるまちなか清掃といえば、県尾鷲庁舎の職員も、庁舎周辺の清掃活動をやっているので、「本格的に、定期的に、まち全体をきれいにしよう」というよりは、パフォーマンス的な清掃活動です。それでも、住民に与えるインパクトはあるし、これがきっかけになることもありえます。
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私たちが歩いたコースは、わりときれいでしたが、それでもところどころに、さまざまなごみが落ちていました。駅前まで来たところで、大正時代からの建築物が更地なっていることに気づきました。
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もともと紀伊自動車株式会社の営業所があったところですが、最近までは宅急便の会社が入っていました。それが更地になったことに驚きましたが、その建屋の下が暗きょになっているのにも驚きました。
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国道42号あたりから、小さな川が流れていることは知っていましたが、これがその面影かも知れません。漏斗状に石垣が積まれており、たまり水のような流れもありました。しかし、奥に光って見えるのは、すべて空き缶などのごみになります。木々などの障害物もあるので、これは、面倒でも取り除くほうがいいと感じました(清掃するなら協力します!)。

この暗きょがどのように流れているのかは、ちょっと調べてみることにします。間違っていなければ、野地町児童公園の方面に流れて、野地新町の水神さん辺りから北川に接続していると思われます。

尾鷲は、まちなかに暗きょがあると聞いていますが、建物の下にも流れがあることに驚きました。しかし余談ですが、この石垣の積み方は、この地方独特の工法です。とてもきれいにデザインされているので、当時の技術水準の高さを知るところです。これも、立派な財産(地域資源)だと思います。
by owase874 | 2010-04-29 15:43 | 地域の活動を知る

盛りだくさんの議会改革案

 本日、議会運営委員会が開催されました。

 先にいただいた資料には、「議会改革について」と、「その他」だけだったので、「いったい何の議会改革なんだろう」と、数名の運営委員とも話題になっていました。これについては、與谷議員からも「もう少しわかりやすく明記してもらいたい」との注文があり同感したところです。

 議題の議会改革については、特別委員会の解散(廃止)について協議されました。これは、予算・決算常任委員会が発足することによりますが、公共施設の耐震問題について審査する特別委員会であったことから、「学校耐震については目処がついたが、その他の公共施設は議論にいたっていない」こともあります。そのため、新たに調査する特別委員会の設置も視野に入れながら、仕切り直しをすることになりました。三重県議会でも、議会が率先して大きな課題を調査する特別委員会が設置されているので、尾鷲市議会においても見習っていいと感じています。

 議題はこれだけでしたが、その他についてが7つほどあり、こっちが本命のようにも感じたところです。その内容は、①議会中継について②議会基本条例について③議会運営委員会について④全員協議会の定例化について⑤議会のあり方について(開かれた議会について)⑥臨時会の要請について⑦6月定例会についてと、盛りだくさんの内容でした。

 ①議会中継に関しては、インターネットや、ケーブルテレビによる中継などがあり、調査チームを編成するか、議運として調査していくことを申し合わせました。また、②議会基本条例に関しては、先進事例である伊賀市議会などにも視察に同行したことがありますが、尾鷲市議会に見合ったプランを考えていくことになりました。また、会派が2会派で、しかも所属する議員が少ない現状の中で、③議運のあり方にも注文がありました。④全協の定例化は、月初めに定例的に全協を開催することで、執行部との連携を図ることを検討していきます。

 ⑤議会のあり方に関しては、議員定数や議員の給与など、議会や議員に対する住民からの意見を聴衆することになり、第1弾として、三木浦地区において懇談会を開催することが報告されました。これは、前回の議運や全協でも報告があった具体化ですが、全体のスケジュールがないなかで、第1弾を性急にやった感を感じて意見したところです。⑥の臨時会は、国保税の賦課限度額の引き上げの条例を審査するために開催されるとの見込みです。また、⑦6月定例会の日程は、5月末に議員の1年の任期が経過するので、6月当初に臨時会を開催し、役選を行ったうえで、6月定例会の議案上程を2週目あたりに行うとの見通しでした。

 盛りだくさんの内容だったので、議運だけで進めるのではなく、調査チームを個々に立ち上げて、議員一丸で取り組むことがベターなようにも感じたところです。しかし、これらの議会改革については、「誰のためであるのか?」を共有事項にしなければ、温度差が出てしまっては本末転倒になりかねません。まず、そのような懸念はないでしょうが、議員ひとりひとりの意識改革からだと感じています。それが湧き起こって、初めて議会改革に着手できるのではないでしょうか?

 その船出をし始めていると感じたので、個々の議員の力が試されようとしています。 
by owase874 | 2010-04-28 22:24 | 議会改革報告

国保税の限度額が改正される

 27日に、生活文教常任委員会がありました。

 尾鷲市国民健康保険税(国保税)条例の一部改正が主な議題でした。改正される部分は、賦課限度額の引き上げですが、世帯数で114世帯(4,096世帯中)、対象者で360人(6,774人中)が対象となり、今年4月1日より適用されています。その引き上げについては、①医療分で3万円増の50万円、②後期高齢者支援分で1万円増の13万円、③介護分で1万円増の10万円となり、合計で5万円増の73万円となります。

 この限度額の引き上げは、尾鷲市独自というわけではなく、各自治体で実施されているので(一律ではありませんが)、中間所得者の負担減を狙った、高額所得者対象の値上げになります。また、この引き上げについては、国保税運営協議会にも報告され、承認されているとの説明でした。さらに、この改正により、今年度徴収分の国保税が増収するわけですが、対象者が少ないこともあり、約265万4千円の見込みとのことです。

 ここまでが今回の議題でしたが、国保税については、私も10年ほど前に調査し尽くした記憶があります。当時、職場の雇用体系が変わり、前年度分の所得で翌年の国保税が決定されるために、低い給与で多額の国保税を納めなければならず、当時の自治体の担当者に詰め寄ったことがあります。そのときは、「法律で決まっている」との言葉で、調査するきっかけになったのですが、あっけなく降参することになり、そのときの調査結果をレポートまとめて、インターネットで公開しました。しかし、残念なことに、その当時のサイトは、事業者自体が解散しており、すでに閉鎖されていました。

 余談になりましたが、今回の限度額の引き上げは、納得せざるを得ません。しかし、今後に予想される国保税率の改定については、広く市民に影響を与えることになるので、慎重にかつ将来的な見通しをもって決定するべきと考えています。実際にも、特別会計の基金が1000万円台に底をつきかけているからですが、これについては、執行部サイドも協議を進めているとのことでした。ただし、実際に議論をするのは、国保税の運営協議会であり、ここでの決定事項が議会に伝えられて、条例の改正や予算を審査することになります。よって、運営協議会の審査が大きなウエイトを占めることになるので、その議事録や構成メンバーの資料提示をお願いしたところです。

 これは、組織に対して圧力をかけているわけではなく、市政運営において、市長の諮問機関であるこれらの協議会や委員会には、将来的な見込みと現状との見極めをしっかりと精査していただきたいとの願いがあるからです。ややもすれば、「なり手が少ないので」という理由で、同じ方が兼務することもあるようですが、議会や議員が審査するのは、あくまで決定した事項についてなので、重責であることに違いありません。できるかぎり、一般公募なども含めて、広く意欲ある市民に参加してもらい気持ちはあるのですが、総合計画や都市マスなども含めて、「どこまで議会が関与するのか?」については、議論すべき課題だとも感じています。

 同じような状態では、水道料金についても値上げが予想され、これに国保税も値上がりとなれば、この時世に生活への影響は計り知れません。しかし、尾鷲市という地方自治体を維持していくためには、痛みは全ての住民にかかってきます。その狭間にいる私たち議員については、難しい選択を迫れることになりそうです。
by owase874 | 2010-04-28 19:07 | 委員会等報告

みえ尾鷲海洋深層水の取水事故における原因の所在

 総務産業常任委員会を傍聴しました。

 私の所属委員会とは異なるので、発言はできないのですが、尾鷲市にとっては基幹産業を目指した事業だけに、もどかしい思いをしました。なお、資料をともなった説明では、先だっての全員協議会での報告より詳しい状況が判明しました。
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資料


 今回の事故では、最初の取水停止より、迅速な対応がなされてきたことは承知しています。所管する新産業創造課においては、かなりの労力と気力を使っていることを感じます。しかし、先の市長の定例会見では、議会側にも報告されていなかったような内容が発表されていたので、新聞紙上で知ったことも併せて、疑問を感じたところです。

 その疑問とは、委員会でもふれられておりましたが、「復旧を優先するために、尾鷲海上保安庁に被害届けを提出しなかった。しかも、被害届けを提出したとしても、原因となる船舶の特定は難しい」との内容です。しかも、「原因が船舶のアンカーによるものと推定される」とは、先の全協では触れていなかったように感じたので、この2点において「どの次点で、そのような決定がなされたのか?」ということでした。

 確かに、当初は「タコかサメでも詰まってるんだろう」との想像話でしたが、長引くほどに「アンカーがひっかけたんさ」となっていました。これは、まちの想像話に過ぎませんが、市長より「アンカーが原因と考えられる」という判断があった以上は、復旧も大事なのはわかりますが、被害届けが優先されるべきではなかったのでしょうか?また、「原因を突き止めれない可能性が高い」のは、捜査をした結果で出てくる話なので、「もしかも」の話が市長サイドより沸き起こるのもいかがなものかと感じました。
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屈曲部分


 担当課の説明では、取水停止になる以前から、一部の取水管が露出していた可能性が高いと判断され、約150mに及ぶ露出部分が、最大26.4mも移動していたようです。これより想像できることは、取水停止の原因となった以前から、何度かアンカーに引っ掛けられたのちに、今回は90度に屈曲するほどに、アンカーに引っ張られてしまったとのではないかとなります。また、一部の場所では、当初の水深よりも深くなっていたとのことで、「海底の土砂が流れ出たことで、取水管が露出したとも考えられる」との説明も、「もしかも」に過ぎないと感じた場面でした。

 そこで、「施行ミスの可能性」も取りざたされておりましたが、「そういうことはない」とのことでした。しかし、工事確認書がどのように作成され、どのようにして確認したのかなどの質問が出ていなかったので、傍聴していた議員たちとでは、「その確認をしなければ、責任の所在や原因の発端にならないのでは?」と話したところです。なにしろ海底のことですから、万人が目視できるわけもなく、総延長約12kmにも及ぶ全てをどのように確認したのかも気になる大事なところです。

 また、このほかにも答弁で気になったことは、「ベテランダイバーでも作業時間は1回5分程度」とありましたが、これはスクーバダイビングを想定した時間と考えられ、潜水士による送気式潜水などを用いれば、長い時間作業に従事することもできます。また、飽和潜水などの技術があれば、より深い場所まで調査や探査ができます(これには大きな費用がかかるでしょうが)。ようは、お金はかかるにしろ、それが全てではないと言いたいのです。
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右端が埋設部分のケーブル


 さらに、JAMSTECのDONET陸上局から、海底に敷設している光ファイバーケーブルもあるので、今後の対策などを、ともに協議しはじめているともありました。しかし、DONETのケーブルは、取水管と比較にならないほどに径が小さいので、まずは原因をしっかりと突き止めることに尽きると感じています。また、現在は70%程度の仮復旧でしか、取水の再開ができていないので、今後の対応策を検討しているとのことでした。

 この原因の所在は、今のところは確証もないあやふやなままです。かといって、誰が一番損をしているのかといえば、利用者となる個人や企業になります。ここを中心に考えていくことは然りですが、それを復旧最優先で被害届けも提出しないでは、同じ轍を踏むことにもなりかねません。避難湾にもなっている賀田湾の状況をみれば、今後も同様の事故は再発するでしょう。それに対しての防護策は、どちらにしても資金面で紛糾することも予想できます。

 起こってしまったことを悔やんでも仕方がないのですが、再発防止に繋がるであろう原因の所在を突き止めることは、今後の蓄積データとして貴重な資料となることに違いありません。手放しで喜べないのは、明らかにされない部分があることや、危機管理の甘さを感じるからです。後発である海洋深層水の利活用は、尾鷲市にとっては産業振興のトップバッターでもあります。

 本末転倒にならないように、今後も注目していきたい内容です。
by owase874 | 2010-04-28 01:29 | 産業振興を考える

平成21年度の政務調査費の報告

 4月22日付で、平成21年度の政務調査費に関するの全ての処理が終わりましたので報告します。

 尾鷲市議会における政務調査費の大まかな流れは、

①4月当初に政務調査費の交付が決定し、後日指定の口座に振り込まれます。その後は、
②会派での使用状況を把握しながら、政務調査費を執行していきます。このとき、
③全ての領収書を保管し、視察などの場合は、議会事務局に出張届や報告書・復命書を提出します。年度末になると、
④収支報告書と、領収書の提出を行います。このとき、
⑤残金が発生した場合は、全額を市長宛に返還します

 私の場合は、昨年の議会改選後に、「尾鷲維新」という3人会派を結成しましたので、会派所属人数分の政務調査費を管理することになりました。よって、①に相当する金額は、37万5千円になります(各12万5千円)。また、⑤に相当する返還金が8万71円発生しましたので、市長宛に返還しました。

 以上を参考にしていただいて、下記の収支報告書を報告します。

1.収入 政務調査費 375,000円※①
2.支出
  研究研修費 54,063円(新潟県長岡市1名)
  調査旅費 88,133円(議運視察同行2名、東京都千代田区1名)
  書籍購入費 2,400円(政務調査費ハンドブック)
  事務費 150,333円(別記参照)
  合計 294,929円※②
3.残額 80,071円※⑤

◆別記(事務費内訳)
 ・備品管理No.1 ノートパソコン
 ・備品管理No.2 デジタルカメラ
 ・備品管理No.3 ノートパソコン
 ・コピー用紙
 ・プリンタインク

 このうち、研修研修費、調査旅費のうち東京都千代田区分、書籍購入費、事務費のうち備品管理No.3(1/3負担、残り2/3は個人負担)、コピー用紙とプリンタインク代の一部は、私に関する支出となります。一人あたり年額15万円の政務調査費を支出するにあたり、購入した政務調査費ハンドブックは大変に参考になります。また、有効に使うようにするために、会派での取り決めを明確化していますが、今年度からは会派による政務調査視察も話し合ったところです。
by owase874 | 2010-04-27 18:42 | コラム「温故知新」

DONET陸上局開所式に列席する

 先だっての日曜日に、古江町まで行ってました。

 元古江小学校の講堂跡地で、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が、文部科学省の委託事業で運用する、「地震・津波観測監視システム(DONET)」陸上局の開所式があったからです。
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コミュニティセンターのような概観


 JAMSTECといえば、一時は現政権の事業仕分けでも取りざたされましたが、科学技術の分野で最先端を求めるのは、国家への信頼にも繋がることだと感じています。私も、理科系の工学系なので、ひいき目はあるのですが、これは地方自治体でまかなえることではなく、国の威信をかけてやるものだと信じています。なので、科学技術の分野で遅れがでると、もとより自然資源がないわが国の優位性が危うくなる懸念をしています。
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節のない板壁


 贅沢といえばそれまでですが、地元産材をPRしてもらう意味では、これだけの白木は立派です。研究施設に分類される陸上局ですが、コミュニティセンターのように感じるのは、ふんだんに木を使っていることと、立地的にも、周辺の景観にマッチングしているためだと直感できます。それだけに、研究施設に留まらない、今後の活用にも期待するところは大きいです。
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テープカット


 DONET陸上局の概要は、まず、熊野灘沖の海底約2,065m~最大4,340mに、地震計や津波計などの観測点を20箇所設置します。その観測点から得られるデータを、陸上局に設置されたコンピュータシステムで、リアルタイムにJAMSTECや関係機関に発信します。これにより、海底地震や津波の発生メカニズムが解明されるだけでなく、津波への早期対応も期待することができるようになります。
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中央のTV画面が観測データ


 開所式には、地元関係者はもとより、担当副大臣の姿もあり、この事業が国家プロジェクトであることを痛感したところです。また、内覧会では、これに先駆けて、海底2,065mに構築された観測点からのデータが表示されていましたが、今年度末までには、全20箇所の観測点が設置されるようです。深海に観測点を設置することについては、無人探査機「ハイパードルフィン」を使っている説明も受けました。
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金子PLによる説明


 防災の観点においては、この観測データから期待されることは、地震波で最大8秒程度、津波で最大5分程度早く検知することが可能とのことでした。津波の5分というのは、熊野灘沖の地震による津波を想定しても、かなり有効な情報発信に繋がります。5分早ければ、それだけ高台に避難する時間稼ぎができます。何においても、津波からは逃げるのが一番です。
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国道311号より見上げる


 施設の概観には申し分なく、試験運用から本格運用までの道のりは見えてきましたが、当日展示会場となっていたスペースの有効利用については、今後の課題でもあるそうです。確かに、人がいなくなればただのスペースでしかないので、地域や周辺施設の連携も含めた利活用が必須だと感じたところです。
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ここ場所の有効利用は課題




◆参考
 今回、「人間はどこまで潜れるのか?」に興味を持ちました。調べてみると、潜水の歴史は、宇宙にいくのと変わりのない、飽くなき挑戦だとわかりました。また、日本は、潜水士(潜水夫)の歴史も古く、身近なところでは、港湾工事の従事者に、潜水士が欠かせません。また、海上自衛隊や海上保安庁にも、多数の潜水士資格の保有者がいるようです。

■飽和潜水の記録
 534m(実海面での世界記録、フランス1988年)
 450m(実海面における日本記録、2008年)
 701m(実験施設における世界記録、フランス1992年)
※どれも、その国の軍隊(日本は海上自衛隊)の記録です

■素もぐりの世界記録
 214m(1997年)
※ハーバート・ニッチ(オーストリア)の記録

■送気式潜水
 50mから最大100m

■スクーバダイビング
 最大100m程度

・番外
■潜航深度の世界記録
 6,527m(日本1989年)
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しんかい6500


 いわずと知れた、しんかい6500(JAMSTEC所有)のことですが、この有人潜水調査船に登場した芸能人には、2006年8月の緒形拳(南西諸島 鳩間海丘 水深1,525m)、2009年8月の中川翔子(岩手県三陸沖 日本海溝 水深5,200m)がいました。そのどちらも、私はTVで見ましたが、しょこたんの豊富な知識には驚きました。人類にとっては、宇宙にはいつかはいけるだろうと想像できますが(私は無理ですが)、深海にはそうそういけるものでもないので、本当に貴重な体験だったに違いありません。
by owase874 | 2010-04-27 17:31 | 公益行事への出席

「東海若手市議会議員の会」の強み

 全国若手市議会議員の会に参加しました。

 その下部組織が、東海若手市議会議員の会ですが、平成21~22年度の第3回定例研修会に出席してきました。初めてのことですが、広く東海地方の若手政治家と交流する機会ができ、より多角的に、尾鷲市に反映されやすい視点を養うことができそうです。

 今回は、政務調査視察として、会派の政務調査費を利用して参加しましたが、定例研修会の次第は、以下の通りでした。なお、豊田市子ども条例についての研修は、この前に行いました。

 1.佐地(静岡市議会議員)会長あいさつ
 2.新会員の紹介(私のことです)
 3.東海役員会の報告
 4.全国役員会in苫小牧市の報告
 5.事務局より連絡
 6.近況報告
 7.その他

 近況報告では、出席した各自治体の議員からの報告を聞くことができ、それぞれの市町で、率先的な取り組みがなされていたり、議員個人の奔走を聞いたりしました。このような機会がなければ、聞けない話ばかりなので、同じ地方議員として励みにも意識の向上にも繋がりました。

 私は、率先する市民としては、地方に出ていく機会も多い方ですが、議員としては全国災害ボランティア議員連盟以来ですので、これで2つ目の外部と繋がるチャンネルができたことになります。地方議員それぞれにスタイルはありますが、私のスタンスは、「外部と尾鷲市を繋ぐ橋渡し役」を意識しています。それは、市民と行政の橋渡し役にも繋がっていきますので、尾鷲市という一つの単位に留まらず、日本や大袈裟ですが世界の視点から見た尾鷲市のあり方を考えていく議員を想定しています。それを証明する活動として、「尾鷲維新」という会派も立ち上げたので、昨今の政界再編や日本国の政治を考える上でも、「維新の必要性」という時勢を感じずに入られません。

 この研修会が終わったあとに、懇親会にも参加させていただきましたが(これは、もちろん自費参加です)、より深く、出席していた議員の素性や活動を知ることができました。これは、足で稼がなければ得られない情報なので、今後に役立つ情報も手に入れることができました。

◆参考(名刺交換した地方議員のみなさま、順不同)
・静岡市議会議員 佐地茂人
・静岡市議会議員 尾崎剛司
 http://www.ozakitakeshi.net/index.html
・浜松市議会議員 山崎真之輔
 http://hamakko7.hamazo.tv/
・豊田市議会議員 岡田耕一
 http://www.ko1.org/
・稲沢市議会議員 野々部尚昭
 http://www.nonobe.org/
・尾張市議会議員 水野義則
 http://www.m-yoshinori.net/
・常滑市議会議員 滝田尚美
 http://takitanaomi.blog17.fc2.com/
・蒲郡市議会議員 来本健作
 http://kurumoto.exblog.jp/
・岐阜県議会議員 山本勝敏
 http://www.yamamoto-k.com/
・岐阜市議会議員 松原和生
 http://www.matsubara-kazuo.jp/index.htm
・各務原市議会議員 水野岳男
 http://ameblo.jp/takeolog/
・桑名市議会議員 倉本崇弘
 http://www.t-kuramoto.net/
・四日市市議会議員 諸岡覚
 http://space.geocities.jp/satoru_from0/
・飯田市議会議員 新井信一郎
 http://ameblo.jp/shinichirou1970/
by owase874 | 2010-04-26 02:11 | コラム「温故知新」

愛知県豊田市の「子ども条例」を政務調査する

 愛知県豊田市役所にお邪魔しました。

 この機会をつくっていただいたのは、東海若手市議会議員の定例会があったからですが、同会のメンバーで、豊田市議会の岡田耕一議員(http://www.ko1.org/)には、研修会のセッティングもしていただきました。
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豊田市役所内にて


 豊田市は、古くから幼保一元化の取り組みに着手しており、平成20年度からは、「こども園」としてスタートしています。また、ワンストップを実現する組織体制として、平成17年度の組織編制に伴い、「子ども部」を設置するなど、教育委員会の権限に属する事務の一部を、子ども部が補助執行することになっています。これは、保育園は福祉関係の担当課、幼稚園は教育委員会という縦割り行政の弊害を防ぐ取り組みとして注目されています。また、現政権与党の民主党も、幼保一元化はマニュフェストに取りざたされています。

 こども園については、平成22年4月当初において、市内の保育所認可65園(市立52、私立13)、幼稚園認可15(市立15)を「こども園」として再編しています。保育園児も幼稚園児も、同じ園に通うことになり、市内80箇所のどこの園でも、同じ料金体系とサービスを受けることができます。これは、事務処理をする行政側にとっては、縦割りの弊害で煩雑になる予想がされますが、子どもを抱える家庭にとっては、非常に解りやすい仕組みになります。また、子ども園の再編により、利用料も割安に設定したので、家庭にとってはダブルの喜びとなっています。さらに、担当課からの説明では、「豊田市は、昭和40年代から幼保一元化に取り組んできているので、それまでの園や保育課の事務量に変化はなく、逆にこども園の再編により、事務処理が簡素になった。」とのことでした。

 しかし、利用料の減額は、歳入が減額されることになり、逆に歳出として就園奨励費が増額する事態になったので、その間を埋める財源の確保が必要となったそうです。その正確な額は聞きそびれましたが、確か数億単位だったので、ここに豊田市の財政的な優位性を感じる場面でもありました。ただ、幼保一元化のメリットを考える上では、育児支援という市民の生活向上に繋がる取り組みなので、さらなるスリム化と改革に着手していくとのことでした。これは、ぜひとも尾鷲市においても本格的な検討を始めていい課題だと感じているので、「尾鷲市では何ができるのか?」を真剣に取り組んでいきたいと、会派の懇談会でも取り上げています。さらに、東海若手市議会議員の会においても、率先した取り組みをやっている自治体があるとのことなので、今まで以上に情報量が増えることに期待しています。

 豊田市子ども条例については、「簡単に言えば、今まで取り組んできた豊田市の子どもに関する施策について、中身を整理する意味を込めて条例化した」との説明でした。これは、条例をつくって中身を考えていくのではなく、中身が充実したからこそ、明文化してさらに取り組んでいくという姿勢に同感したところです。条例ができたので終わりではなく、条例化することにより次の課題を解決していくというわけです。ここに、豊田市の人口が約42万人、平均年齢が約40歳、65歳以上の高齢化率が約16%、はては一般会計予算が約1556億円と、尾鷲市とは比較にならない違いがあるのですが、「人口もお金もあるから、このようなことも考えられる」とは違います。財政的な優位性はありますが、自治体における子どもに対する期待や重要性を裏付ける取り組みは、尾鷲市のサイズにあった施策として考えることは可能です。
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豊田市子ども条例の構成


 このほかにも、子ども条例を制定したあとの取り組みとして、①子どもの権利学習プログラムの策定、②子どもに優しいまちづくり推進会議の設置(平成20年7月9日)、③子ども会議の設置(平成20年6月29日)、④子どもの権利侵害に対する救済と回復の支援の仕組みづくり(とよた子どもの相談室の開設、平成20年10月1日)と、条例に基づいての取り組みが説明されました。このなかで注目したのは、「昨今、子どもへの虐待(DV)やネグレクトが頻繁に取りざたされており、子ども条例の有効性を実証していきたい」との趣旨のことでした。確かに、メディアにとっても旬な話題になっていますが、報道がされるたびに、激しい憤りや他人が入り込めない強制力のなさを痛感します。そこへの解決策を訴えないメディアにも疑問を感じるのですが、それは議員や行政にも言えることなので、「その兆候はあった。しかし、対処していたが救いきれなかった」ことにならぬようにしなければと痛感しました。

 参加していた東海若手市議会議員の会のメンバーからも、予定時間をオーバーする意見や質問がでていましたので、このような席に自ら参加してくる議員の気概も感じたところです。これは、私にとっても非常に勉強になるだけでなく、広範囲に心強い仲間ができたと実感しております。今後は、尾鷲市にとってどのようにしていくべきかを、会派などと共有しながら進めていきたいと話し合ったところです。

◆参考サイト
・豊田市子ども条例
 http://www.city.toyota.aichi.jp/division/ak00/ak01/1194139_7170.html

・子ども・子育て新システム検討会議
 http://www8.cao.go.jp/shoushi/10motto/08kosodate/index.html
by owase874 | 2010-04-26 01:23 | 教育とまちづくり

熊野市議会議員選挙速報

 熊野市議会の議員選挙がありました。

 大方の大勢は、22時半頃に判明しましたが、熊野市のオフィシャルサイトに掲載されたので、こちらでも報告します。詳しくは、引用元をご確認下さい(熊野市オフィシャルサイト:http://www.city.kumano.mie.jp/index.html)

 当選 01 樋口ゆうし   1,293.000 票
 当選 02 山本ひろのぶ 1,282.419 票
 当選 03 下田かつひこ 1,141.000 票
 当選 04 増田幸美    1,117.000 票
 当選 05 前地しげる   1,067.000 票
 当選 06 中田えつお    908.073 票
 当選 07 前田けいのすけ 814.000 票
 当選 08 岩本いくひさ   798.000 票
 当選 09 和田いく子    730.000 票
 当選 10 山田実      703.000 票
 当選 11 浜しげあき    656.000 票
 当選 12 西けんじ     640.000 票
 当選 13 山本よしまさ  524.580 票
 当選 14 中田せいじ   523.926 票
 当選 15 清水じゅんいち 502.000 票
 当選 16 道後のりひろ  351.000 票
 次点 17 小山ゆうじ    215.000 票

 昨年末に、私たちの会派である「尾鷲維新」と懇談会を行った、熊野市議会議員の山本ひろのぶ(洋信)議員、増田幸美議員、前地しげる(林)議員の3氏も、見事上位当選されました(大西三春議員は引退しました)。

 熊野市議会有志との懇談会~里創人 熊野倶楽部編~
 熊野市議会有志との懇談会~熊野市文化交流センター編~
 熊野市議会有志との懇談会~意見交換編~

 また、日ごろよりお世話になり、私の生まれ育った地区(飛鳥町佐渡)から選出された中田えつお(悦生)議員も、再選を果たしました。さらに、私の熊野高専(近畿大学高専)の後輩でもある山田実議員も、再選を果たしました。このほかにも、縁ある方たちが、再選を果たしております。

 東紀州においては、財政的にも挑戦し続けている熊野市ですが、議会改革においても、市民がもっとも知りたい議会中継などの導入を短期に決めるなど、隣の芝生に留まらぬよう、今後も議員間の交流や、住民間の交流が促進されるような後押しをしていきたいと考えています。
by owase874 | 2010-04-25 23:59 | 東紀州はひとつに

■議員としての外部所属

 議員として、自身の研さんを高めるために、外部所属してる活動になります。

全国災害ボランティア議員連盟
 国・都道府県・市町村の災害ボランティア活動や防災に関心のある議員が、防災や減災、復興支援に関する調査研究を行い、それぞれの議会での活動に役立て、地域防災力の向上に資すことを目指しています。
by owase874 | 2010-04-21 03:28 | プロフィール


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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