<   2011年 03月 ( 13 )   > この月の画像一覧

議会報告会について

 議会報告会について、議運と全協があります。

■議会運営委員会
■日時:3月31日(木) 9時半
■場所:第一委員会室
■議題:1.議会報告会について

■全員協議会
■日時:3月31日(木) 10時
■場所:第二・三委員会室
■議題:
 1.専決処分について
 2.議会報告会について
 3.その他

 議会報告会とは、3月の第1回定例会の報告会になります。
by owase874 | 2011-03-31 01:34 | 議会活動の予定

東日本大震災支援全国ネットワークが設立(全国災害ボランティア議員連盟関連)

今回の大震災の活動を、議員としてもやっています。

本日、東日本大震災支援全国ネットワーク設立総会があります。

総会には出席できませんが、歴史的な防災・減災ネットワークだと感じています。また、代表世話人となっている方のなかには、実際の交流を持っている方もいらっしゃいます。参加団体にも、災害救援ボランティアの仲間が所属している組織や団体もあります。もちろん、2004年に、災害VCで旧海山町がお世話になった組織や団体もあります。
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このネットワークには、”全国災害ボランティア議員連盟”の所属議員として参加をしていますが、”全国若手市議の会”にも所属しているので、こちらでも個別対応で活動をしています。

議員としてもできることがあるので、これをこの地域や尾鷲市でも役立つように還元していきます。
by owase874 | 2011-03-30 00:34 | 防災とまちづくり

尾鷲市で、あの津波が起こる想像ができますか?

 ブログ読者の皆さまにもお願いです。

 災害を待ち望んでいるのではありません。もちろん、尾鷲市在住でも、尾鷲出身でも、また全くゆかりの無い人でも地域でもかまいません。「もしも、今回のような津波が尾鷲で起こったら?」を考えて欲しいです。

 今回の大震災は、とりわけあの津波に対しては、被災地である東北地方や関東の太平洋沖は、甚大な被害を受けました。まちの庁舎が無くなり、防災センターですら骨組みだけになったまちもありました。行政職員や社協職員が津波にさらわれ、自治体の骨格が機能しない事態にもなっています。

 東北地方の三陸沖については、大きな地震や津波の想定はされておりました。10mを越える大堤防や、自主避難活動に見られる防災・減災の取り組みは、日本においても率先されている地域でもありました。それでも、予想をはるかに超える大津波が、すべてを押し流して壊滅状態にしてしまいました。思い起こせば、スマトラ大地震の大津波を、私たちはもっともっと教訓にするべきでした。少なくとも私は、あれはインドネシアで起こった津波で、津波に無知な住民が多いから、あれだけの死傷者がでたのだと、どこか対岸の火事のように見ているだけでした。しかしそれは、大きな間違いでした。

 文明が発達すればするほどに、便利のよさにかまけていればいるほどに、日常生活が奪われる不便さは、私たち人間力の低下を思い知らされます。携帯電話がない、インターネットができないなど、これだけで、情報が全く入らなくなってしまうのも事実です。実際は、紙媒体もあるし、素朴であっても言葉で伝達する手段もありますが、人間力を退化させてしまったことに気づかされました。

 「もしも、尾鷲市であのような大津波が発生したら」を考えてください。そして、「その津波で生き残るには?」を考えてください。さらに、「もしも生き残ったらどうするか?どのように尾鷲を復興させるか?」の意見を聞きたいです。現状の尾鷲市では、そのままの状態であれば、約2千人が死亡するとの想定です。しかしそれは、6m弱の津波での想定です。もしも、10mをはるかに越えるような津波であったならば、その数はまさに1万人規模になる可能性も否定できなくなりました。

 なにも災害や被災をあおるものではありません。いままでの想定を変えていく必要性を強く感じるのです。今回の津波警報で、私の住んでいる北浦町にも避難指示がでました。私は、家族をいち早く高台に避難させ、同じ北浦に住んでいる神保議員と避難誘導をしました。しかし、船を持っている人たちは、自分の船の様子を見に行っていたし、車で高台に避難する人が多く(高齢者を迎えに来る車も)、狭い路地は渋滞もしました。聞けば、42号も車の往来が一気に増えたとのことです。

 しかし、もちろん私たちのような立場の人間もですが、逃げようとした人たちまで、あの津波から逃れることができませんでした。今回の津波で明らかになったことの一つに、津波の犠牲者に、行政職員や消防団員、社協職員をはじめとする介護士やヘルパーなど、避難の広報や、災害弱者などの避難を介助していた人たちが多いことです。これは美談ではなく、その後の復興に大きく格差を生じる結果を招いている現実です。だからといって、使命感を放棄せよともいえませんが、生き残らなければ、そのまちの将来をも決めてしまう結果になることもあるのです。だからこそ、そうならないために考えるべきことは、同じように津波の被害を受ける、私たち住んでいる者すべてが考えていかなければなりません。

 コメントでも、メールでもかまいませんので、あなたが考える被害想定と対策、復興案などを聞かせてください。私独自も内外より資料などを集めていますので、必ず議会の現場で役立たせていただきます。まずは、生き残るための策ですが、生き残ったあとの策も必要です。

端無徹也(はなしてつや)
kurage874@mbd.nifty.com
0597-22-8618(FAX)
〒519-3606尾鷲市北浦町1-8
by owase874 | 2011-03-26 11:25 | 防災とまちづくり

新年度予算が可決されました(22日)

 東北地方太平洋沖地震の影響で、この地域の防災の仕組みも様変わりすると感じました。おそらく、行政としても、あらゆる見直しと検証をすることと感じています。それは、「いままでは、ここまでやった」が通用しない事態であり、”昭和19年や昭和チリ津波”が、基本とはならない可能性が明らかになったことです。

 私が議員1年生の最初に、防災についての質問をやったとき、「尾鷲の想定は6m弱」との回答がありました。「8m、10mの津波も想定するべき」としたところ、一笑された記憶が残っています。しかし、まさにそれが現実に起こったのが今回の大震災であり、それが100年か1000年規模だとしても、起これば甚大な被害と、国家の安定を大きく揺るがす結果になることも目の当たりにしました。

 今回の尾鷲市をみたとき、骨格予算のような新年度予算でしたが、もっと議論すべきことや見直すことがあったようにも感じています。言い換えれば、骨格予算であるので、今後の補正対応で議論すべき部分が出てくると感じています。いや、きっとそうなります。事実として、尾鷲市の予算は、当初と最終の補正では、30億円近くも増額しています。これでは、当初を議論する意味も感じてしまうほどです。なので、今後の議論の余地は十分にあるとも考えています。

 さまざまな感情が入り混じりましたが、議員としても、議会としても、もちろん執行部としても、粛々と新年度予算をからわず計上し、議会も認めたところです。議論はしたと感じていますが、今回の災害によって変更した部分などはありませんでした。それが、心に引っかかっています。

 全体的な感想としては、「マイ箸については熱い思いを聞いたな」とただそれだけでした。議員の私もそうですが、これでは政治は何をやっているんだと、落胆されて当然です。
by owase874 | 2011-03-26 10:48 | 定例会の報告

予算決算常任委員会の審査(14~18日)

※書きかけです
by owase874 | 2011-03-26 10:27 | 定例会の報告

生活文教常任委員会の審査(11日)

※書きかけです
by owase874 | 2011-03-26 10:27 | 定例会の報告

東北地方太平洋沖地震 による津波警報と避難指示(沿岸部のみ)

 東北地方太平洋沖地震が発生しました。

 関東から東北地方では、大きな被害が発生しております。映像が情報として流れているので、津波の恐ろしさを、あらためて感じたところです。今後も、被害や死傷者が多数出る模様です。私も、議会が終わってから、家族の避難はもとより、避難の案内や、災害救援ボランティア仲間との情報共有をはじめました。夜になってからは、三重県内の災害救援関連組織による、「みえ災害ボランティア支援センター」が臨時会開催されました。今後は、後方支援として何ができるかを検討したかと思います。また、私が参加する全国災害ボランティア議員連盟でも、情報共有がはじまっています。

◆尾鷲市防災情報より
 15時07分 津波注意報
 15時39分 津波警報
 15時50分 避難勧告(沿岸部)
 16時12分 避難指示(沿岸部)
 17時21分 避難の継続

 17時過ぎの津波が、尾鷲市では最大級だったのではないでしょうか?港町などの沿岸部では、多くの方が高台に避難をしていました。細い路地や主要道路は、一時渋滞のような混雑が続きました。私が住んでいる北浦町でも、高台のコミュニティセンターに避難をしたり、八幡神社に向かう人もおりました。私の家族は、とりあえず敷地内の2階に避難をして警戒しました。

 この時間でも、津波は続いています。波高は低いですが、繰り返し、押し波と引き波が続いています。三陸沖や福島県沖では、余震も頻繁に続いているので、まだまだ油断できません。内陸部での地震も発生しているので、現地では生きた心地がしないと予測できます。何よりも、発生直後の避難者は、避難者同士の助け合いをはじめとする、現地の自助努力で乗り切るしかありません。しかし、全国・世界からの救援は必ずやってきます。希望を持って、あきらめないことです。

 それにしても、急な津波には手立てがないものかと思わんばかりの人的被害になりそうです。5分あれば逃げられるというのは、準備ができていても5分で大丈夫かと考えてしまいます。これから詳しくわかってきますが、地震と津波の発生がほぼ同時だった地域もありそうです。間違いなく、この地域でも予測できる地震と津波なので、とりあえず丈夫そうな高台を探しておくことも大切です。それでも、3階部分まで到達する津波を考えると、自然のエネルギーの恐ろしさは計り知れません。津波が来る地区には”住まない”というのが、もっともな解決策だと感じます。

◆東北地方太平洋沖地震 尾鷲市の北川河口付近の津波(17時11分頃)
 http://crepm.exblog.jp/16042356/
by owase874 | 2011-03-12 01:50 | 防災とまちづくり

学校での盗難事件は、遅すぎた公表の結果では?

 すでに地元紙では報道されましたが、速報です。

 尾鷲中学校と矢浜小学校に、8日の夜から9日の朝にかけて、盗難と盗難未遂の事件がありました。盗難にあったのが矢浜小学校で、今年度の予算で買ったばかりの地デジテレビが被害にあったそうです。尾鷲中学校では、物色された形跡があったものの、現在までに被害はないとの報告です。

 この事件ですが、議員として私に一報が入ったのが、今日の13時ごろでした。教育委員会事務局からの電話で知りましたが、詳細については、所管する生活文教常任委員会で報告するとありました。その場では、「学校側の落ち度がなければ仕方がないですね」と返答しましたが、こういった事件が起こったのであれば(盗難があったことも大きいですが)、緊急でも委員会の開催をした方がよいのではと感じました。地元紙で知ったからでは、言い訳になります。

 しかし、この事件には前段があったので、「公表の遅れが、2次被害を誘ったのでは?」とも感じました。その事件についても報道されていましたが、これより先の2月18日の朝に、矢浜小学校の事務室から、被害総額16万円相当の盗難があったのです。このときは、多くの議員には公表されず、かといって、矢浜小学校の関係者(保護者や児童に至るまで)からは、この盗難が周知の事実のようになっていました。私も後日知るところになり、公表しない理由までは聞きませんでしたが、議員間では「この定例会中の委員会では取り上げられることになる」と話しておりました。その矢先の盗難事件だっただけに、教育委員会事務局からの一報は、議会への報告が後手に回ることを恐れてだと推測できますが、やはり先月の盗難事件のときに、対応しておけばと感じたところです。

 しかも気になったのは、先月に盗難にあったなかに、校内のマスタキーも含まれていたようなので、矢浜小学校側も3日間ほど泊まり込んで警戒をしていた件です。ここまでしていたのは知らなかったので、学校にとっては大切なマスターキーの盗難でもあったことから、やはり議会にも報告があって然りだったのではないでしょうか。今回の盗難をみても、後手に回った結果ではないかと考えてしまいます。

 私としては、教育委員会(事務局)に物申すことは、教育の独立性の立場から、大いに遠慮をしています。そのかわりに、教育委員が選任されており、学校を含む諸問題は、教育委員会で論議されるべきとの考えです。しかし、ここ最近の教育委員会は、尾鷲小学校の学校耐震化や、尾鷲中学校の武道場にかかる予算などで、当初の見込みを度外視した予算を計上する形となり、設計図面も見ないまま、議会として把握ができない状態で、「学校やPTAも認めた設計なので了解せよ」と言わんばかりの強気です。議会としては(議員としては)、平成19年度に策定された学校統廃合の計画も認めていることから、学校耐震化との整合性もみながら議論すべき時期と財政状況を感じています。

 議員としても、学校耐震化の予算は認めましたが、こうも金額が青天井になるのであれば、学校統廃合を考慮した計画でなければとの考えに大きく傾いているのも事実です。統廃合とセットの考え方は、PTAなどをはじめとする保護者などの反発も当然ですが、無作為に予算を計上できるほどの尾鷲市ではないはずです。これも大きな現実であるので、将来に残る大きなハコモノをつくることで、結果的には、将来の尾鷲を担う子どもたちに、大きな負担(借金)を背負わすことにもなりかねません。いまいちど、尾鷲市民の課題として考える必要性があるのではないでしょうか?もちろん、そのことで、計画を全て保護にすることもできないので、まさに待ったなしで議論すべきだと考えています。

 盗難の話からそれてしまいましたが、今回の盗難事件は、防げたかも知れない要素を残したのではと考えてしまいます。個人情報の流出など、あとに響くような大きな被害がなかったことは幸いですが、後味の悪い気持ちは残っています。なによりも、現場が一番気を病んでいることだと感じるので、再発防止と可能な限りの防犯対策を講じることが先決です。そのためには、地域の協力も不可欠ではないでしょうか。
by owase874 | 2011-03-09 19:52 | 教育とまちづくり

おわせ元気アップ・満足度アップ事業に対して、通告無しの質疑を行う

 本会議が再開されました。

 通告のあった質疑のあと、通告無しの質疑をしました。「おわせ元気アップ・満足度アップ事業」は、岩田市長が率先する新規7事業であったために、どうしても聞いておきたい内容もあったからです。

 とくに、質疑の性格から、私的な感情などを交えずに行うことを念頭におきましたが、「つながりのなかでは、多少なりの私見があってもいいのでは?」という意見も聞いていたので、私が話す言葉のなかに、少しばかり前置きとして私見を入れました。しかし、話を続けるまもなく、議長より注意を受けてしまいました。もう少し聞いていただければ、そのことが本題ではなかったのは明白ですが、それまでの通告ありの質疑も聞いていたので、私にだけは厳しかったようにも感じました。

 その質疑内容は、7つの新規事業のうち、

1.食の魅力づくり241万円の内訳の詳細
2.漁村集落再生モデル事業84万円の補助金の使途
3.食育推進事業150万円のうち、120万円の消耗品費の内訳と、30万円の委託料の想定先
4.しろちどり体験事業105万円の内訳の詳細
5.市内水産関連事業70万円のうち、10万円の委託料の想定先と、残り60万円の内訳

の詳細でした。予算書や主要事項説明書を見る限りでは、上記の詳細はわからなかったので、質疑をしたところです。

 各担当課よりの説明では、

1.レシピ開発・監修委託料21万円、食品成分分析委託料45万円など、三重大学との連携により、養殖マダイのレシピなどの商品開発を行う
2.早田地区を想定し、特産品の開発やレシピづくり、または通販や情報発信サイトの構築する
3.120万円は、2ヶ月に1回程度、地域食材を学校給食に提供(年5回程度)するための原材料費の補てん分、委託料の30万円は、三重大学を想定
4.4回の体験航海を実施するための費用
5.教育委員会と協働しながら、委託料の10万円は、三重大学のTLOを想定

とありました。
 書き取る余裕がないので、計上された予算の内訳を知るまでにはいきませんでしたが、のちに財源構成などの資料があることを知りました(資料1)。用意をしてあるならば、早い段階で提供されてもよいのではないでしょうか?この財源構成表は、予算書を読み解く上でも必須だと考えています。

 この説明を聞いたあと、「…詳細な説明ありがとうございました。…おわせ元気・満足度アップ事業は、「魅力あるさかなのまちづくり」をテーマに、”さかな”で産業や教育等の総合的な政策を展開するとあります。…先ごろのメディアの報道において、市長においては、4月に行われる三重県知事選挙の立候補予定者の支援をするとした政治・政策集団に参加されたなかで、…」このあと議長より、「質疑に関連しない」と制止を受けました。さらに、「訂正を指示します(だったかな?)」とも続けられました。

 私は引き下がる形で、「これは本題ではありませんが、このあとに関連します。しかし、議長の指示には従います」と、続けました。このあとのくだりは、「…この新規事業がその立候補予定者の考えと共通するものがあったので支援をしていくとも応えていたようですが、この事業の総額が810万5千円という点からも、(三重県知事選挙の立候補予定者と同調するぐらいの情熱をいれる事業であるならば)尾鷲市や尾鷲市民にとって、どれだけの効果や将来性を見込んで予算化したのかお応えください。」でした。仕方がないとは言え、議長の制止があったので、話す言葉につながりがなくなり、ちょっと違った印象を与えてしまった気がしました。

 通告をしていれば、私の意図も伝わったのではと悔やんでいます。しかし、一般質問でやりあう場面ではななかったので、この事業が三重県知事選挙の立候補予定者の考えと同調するほどの政策とするならば、尾鷲市や尾鷲市民への費用対効果を聞きたかったのが本音のところです。
 市長からの答弁では、「有機的につながればいいといっただけで、考えが共通するとはいっていない」とあり、「食の要素は(この事業の意図からも)大きいのではないか?」とも応えておりました。食の要素については、気持ちとして私も理解しますが、それを行政主導でするものなのかとも考えてしまいます。
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資料1


by owase874 | 2011-03-07 21:21 | 定例会の報告

おわせ元気・満足度アップ事業について

 おわせ元気・満足度アップ事業は、岩田市長が率先する7つの新規事業になります。「魅力あるさかなのまちづくり」をテーマに、”さかな”で産業や教育等の総合的な政策を展開していくとしています。

 1.二枚貝養殖試験事業ですが、養殖技術の実証実験などは、ライバルとなる専門業者が、まさにそれで飯を食っていることから、特許がとれて売れるほどの先見性・先駆性がなければと思います。これまでも、尾鷲市として、いろいろな養殖実験をしていますが、それを引き継ぐ市内の業者がどれだけいるのかとも感じています。また、大半の事業に言えることですが、民間が率先してやっている事業があって、それを支援する形でこのような事業を組んでいるのであれば納得しますが、行政が主導するやり方はどうなのでしょうか。

◆農林水産業費 水産振興費
 旅費 3万2千円
 消耗品費 47万2千円
 手数料 12万6千円
 船舶借上料 45万円
 原材料費 23万5千円
 合計  131万5千円

 2.食の魅力づくり事業については、予算が241万円と、7つの事業のなかでも最大規模です。いまの段階では、どのように使われるのかは不明ですが、所信表明においても、「地魚や養殖真鯛の活用、姿寿司の開発等…中略…それらを軸にしたまちづくりの活性化につなげていきたいとかんがえております」と抽象的です。市長が掲げる「魚でまちづくり」の典型ですが、すでに事業者などが取り組んでいる”商売”との整合性や違いなどはもちろんですが、これが市が率先するまちづくりであっていいのかと考えてしまいます。また、これも私の持論にありますが、三重県の東紀州観光まちづくり公社においても、似たような事業を展開しており、その整合性や関連性にも疑問があります。

◆商工費 観光費
 詳細不明
 合計 241万円

 3.おわせみなと産地協議会強化支援事業においては、唯一関心がもてた事業です。今後の尾鷲の水産業を協議する「産地協議会」の設立を準備しているとあったので、尾鷲市として関与する規模の大きさに注目しています。しかし、この規模の視野がどこにあるかが重要ではないかと考えています。

◆農林水産業費 水産振興費
 補助金 20万円
 合計 20万円

 4.漁村集落再生モデル事業は、早田地区で行っている漁村集落のテコ入れです。昨年度も、さまざまな事業展開がされてきましたが、どこまで行政が関与し、それ以後はどのように接していくのかに注目しています。もちろん、それを引継ぎだけの余力が、高齢化率をみても早田地区だけにはないはずなので、尾鷲市全体で関与できるかだとも感じています。しかし、早田地区だけではなく、すべての漁村をターゲットにしなければ、ほかの地区の再生も容易ではありません。それは、漁村だけでなく、尾鷲市のまちなかでも、すでに再生できるかどうかの瀬戸際をきっているように感じてなりません。肝心なのは、その過程では、行政職員の関与では無理があるので、率先する市民がどう引き継いでいくのかだです。

◆農林水産業費 水産振興費
 補助金 84万円
 合計 84万円

 5.食育推進事業においても、輪内中学校の学校給食に地域食材を取り入れる効果はわかります。しかし、それを三重大学と連携する必要があるのかといえば、それで三重大学と密になれる2次的な部分があれば別ですが、150万円のうちの30万円を三重大学に委託して、120万円を消耗品費に使うのがどうなのかということです。地域食材の使い方は、地元に聞くのが一番だと考えるのはわたしだけでしょうか。

◆教育費 事務局費
 消耗品費 120万円
 委託料 30万円
 合計 150万円

 6.しろちどり体験事業は、県立水産高等学校の実習船による体験航海を、小学校5年生を対象に行うようです。ここで大事なのは、こういった事業は、その年だけで終わるようなことがあれば、そのときの5年生には影響を与えても、それ以後の5年生にはなんだったのかということになりかねません。しかし、このような体験的な事業においては、そのときの担任であったり、学校の予算であったりでかわることも多いので、尾鷲市としてやる以上は、教育上のビジョンが明確でなければと感じます。

◆教育費 教育振興費
 詳細不明
 合計 105万円

 7.市内水産関連事業は、県立水産高等学校の生徒を対象に、市内の水産関連会社において、企業訪問・体験学習を行う事業です。市内のどれだけの水産関連会社が、この高校の生徒を雇用として考えているのかなどわかりませんが、雇用のコーディネートを行政がやる事業のようです。”さかな”がテーマなので仕方がないですが、そのほかの事業所では実施されない事業でもあります。
 また、インターンのコーディネートで実績をあげているNPO法人が、県の事業で活動していますが、尾鷲市の事業所においても受け入れを行っています。どの事業所がこの指とまれをするかで選定していますが、県はこのNPO法人に業務委託をしているので、それはNPO法人の範ちゅうです。両者は似たような事業ですが、対象を限定している点で、尾鷲市は閉鎖的ともいえます。それがどう結果としてでるのかに着目します。

◆商工費 商工振興費
 委託料 10万円
 ほか不明
 合計 70万円

 私にとってこれらの事業は、単なる大風呂敷だと感じています。これらを”政策”とまで言っていいのかと感じるからですが、予算額で決まることはないにしても、総額801万5千円の事業にしては、「これで、尾鷲市民のどれだけが元気なり、満足するのか?」との疑問があるのです。目新しさがないばかりか、すでにいくつかの事業においては、民間主導で進められているものもあり、いまさら行政主導でやる必要性にも疑問が残ります。また、委託料なども多いと予測できるので、それが尾鷲市外への委託の場合、それで尾鷲が元気になるのかということも気になります。
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わかる範囲の内訳


 ”さかな”と”尾鷲のまち”を関連付けるのはよいとしても、寄せ集めた事業で魅力を演出するには無理があるのではないでしょうか。とくに、どの事業も継続的な事業ではないか、あるいは継続するには予算額の規模やビジョンの説明がなさ過ぎました。

 ”さかな”を尾鷲のシンボルにするために、真剣に1次産業の底上げをやるには、6次産業化に行政が関与するのではなく、尾鷲市のインフラ整備からだと感じています。
 ことあるごとに私も言っていますが、尾鷲市には下水処理施設がなく、全ての排水を河川や尾鷲湾に垂れ流ししているのが現実です。また、尾鷲市においては、合弁浄化槽の普及率も伸び悩んでおり、いわゆる”ぼっとん”の便所もあちこちで健在です。
 この設備投資には多額の資金を必要としますが、やらないのであれば、よほどの努力を市民がしない限り、尾鷲湾は汚れ続けます。北川河口や尾鷲湾の岸壁を見たとき、「水が澄んでいてきれい」と思う人は少ないはずです。行政として”さかな”に関わるということは、もっと高い視点から尾鷲市の現状をみなければと考えるのが私です。どうにも、ソフト事業でお茶を濁しているようで、ハードを避けている感じがしてなりません。それは、尾鷲漁協の施設をみても歴然です。

 1次産業の従事者は、年々の減少に歯止めがかからず、漁師の数自体も激減しています。”さかな”の原点である漁師が少なくなるなかで、そこにテコ入れして尾鷲市全体を再生させるのが、はたして政策なのかと考えます。
 岩田市長的にいえば、6次産業化で漁師から消費者までをテコ入れできると考えるのかもしれませんが、それでも尾鷲市民の満足度は、どれほどアップするものか疑問です。

 ここにチャンスがあるとすれば、尾鷲沖や近海で操業している船団を、尾鷲漁港にどれだけ入港させる魅力をつくるほうが先決だとも考えます。現在でも、尾鷲を通り越して、焼津や清水、沼津に魚を下ろす船があることも、魚市長ならば知っていることでしょう。高速道路も整備され、たとえば関西圏に鮮魚を下ろすのが、静岡よりも尾鷲のほうが迅速だと感じるのは、私だけではないはずです。
 また、そういったことに着目して整備をするのが行政で、カツオ=尾鷲、近海マグロ=尾鷲、ぶり=尾鷲といったイメージを定着させることができれば、あとは消費者が尾鷲を離しません。ここに、行政主導があって然りです。

 これら7つの事業予算については、予算決算常任委員会に付託されて審査します。しかし、担当課をまたいだ事業であるので、一つひとつの事業は、大きく3つの担当課で説明されます。岩田市長が太鼓判を押している事業であるので、一括で審査できればよいのですが、担当課ごとになるので残念です。それでも、重要としている施策であるので、細かい予算のことでも議論しなければと考えています。
by owase874 | 2011-03-06 00:21 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

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ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

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