<   2013年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

被災の教訓からできた、紀宝町津本防災センター

 本日、縁あって、話題に上がっていたセンターで講演させていただきました。講演内容は、地域防災についてですが、約75名の熱心な地区住民を前にして、防災意識の高さに感銘をうけました。
e0105019_2246431.jpg
熱心に耳を傾けてくれました。


 紀宝町津本防災センターは、2011年9月の紀伊半島大水害で、未曾有の被害を受けた地域のひとつです。3m近くも浸水した場所もあり、命からがら逃げ延びた住民もいました。そのとき、地区の集会所も屋根まで浸水したために、標高74メートルの高台を選定し、紀宝町津本防災センターが誕生しました。今年の4月の出来事です。

■広報きほう
 http://www.town.kiho.mie.jp/life/pdf/kiho1305%2018-19.pdf

 特筆すべきは、高台に設定したのをはじめ、当時142世帯、320人の津本地区ですが、防災センターの名の通り、最大で22.5畳ある和室3室のほか、トイレやシャワー、湯沸かし室なども完備し、毛布や非常食を配備しています。また、当初は板張りだった床も、住民の要望で畳に変更されています。さらに、このセンターの建築費用は、約1,650 万円(木造平屋建て、延べ床面積は約100平方メートル)になります。8,000万円もあれば、同等のセンターが5つほど建設できる金額です。
e0105019_22452722.jpg
井谷さんのかけモックも披露しました。


 高台については、地域住民の所有地を譲渡し、ヘリポートまで整備していました。とても辺鄙で不便な場所にありますが、「ここに来るのも、避難訓練、いざとなれば、ここに来るしかないしの」とのことでした。感服。今回の講演会をコーディネートしてくれた津本自主防災会員の大迫さんは、「いざというときに備えとかな意味ないですからね」と話されていたのも印象的でした。

 やはり、被災の教訓があったからこそ、地域住民の結束と結果が、このようなシンプルかつ存在意義のある防災センターを設置したのだと感じました。広い敷地も魅力的でしたし、災害時を意識しながら、人が集まる仕組み、コミュニティが再生していく術を、皆さんが熱心に学んでいるようにも感じられました。

 こういう地域があることに、なんだか喜びというか、挫けない勇気をもらった気がしました。

■紀宝町津本防災センター条例
 http://www.town.kiho.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/i668RG00000585.html
by owase874 | 2013-07-28 22:49 | 防災とまちづくり

はなし徹也後援会との懇談会

 昨日の夜、はなし徹也後援会のスタッフが集まりました。

 主には、今回の選挙戦で、選挙スタッフとして奔走してくれたスタッフが中心でした。3時間ほどの時間をかけて言葉を交わしましたが、私にとっても有意義な時間になりました。しかし、スタッフの皆さんには、私の不徳のいたすところで、非常に悔しい思いをさせてしまったので、ここまで考えていてくれたことに対して、さらに後悔をしてしまいました。

 詳しい話の内容は、今日のところは控えますが、前回は、私を除いて反省会などをしてくれていたので、昨日はそのまとめた結果について、私から意見を言わせていただきました。

 私から言わせていただいたことをまとめると、いまの時点では、4年後に尾鷲市議を目指すことは考えていない。しかし、自分が尾鷲市議をやらせていただいて、政治の世界に身をおくことの必要性は強く感じている。それは、いまなお消えることがないので、やはり政治をする人として、これからもやっていきたいと考えている。なので、求められれば、その求められた先に、私は行きたい。それは、尾鷲には限らない。でした。

 反省会の意見では、来期の挑戦を求められてもいたので、ガッカリさせた面もあるかも知れません。しかし、今回の結果は、結果として受け止めてはいますが、落ちるわけにはいかなかった選挙でした。候補者にとっては、誰しもそうなのですが、私自身が、尾鷲市議を3期と考えていたことや(議会解散がなければ、2期がそもそもの考えでした)、これをバネに次なる挑戦を模索していたこともありました。それが、潰えたとまでは言わなくとも、大きく後退したことには違いありません。

 なによりも、結果としては、大半の尾鷲市民からNOを突きつけらたのです。このことを考えると、もちろん、私に1票を負託してくれた有権者の皆さまには、死に票にしてしまったお詫びはありますが、全体を見ればNOが多いのが現実です。それは、私自身が訴えてきたことや、これまでの活動が評価されなかったことになるので、そこからもう一度、認知度や理解を求めていくには、私自身の踏ん張りだけでは成し得ないとも言わせていただきました。

 要するに、少なくとも、ここに集まった後援会スタッフの皆さんにも、いま以上の支援と協力が必要と言うことになります。やはり、組織がバックアップしてこその政治家であるので、そこに柵がないとも言えないけれど、昨日集まってくれたスタッフの顔ぶれは、どこかの企業の社長でもなければ、有力な有権者とも違います。まさに、普通の市民として生活している人たちばかりなので、政治家を支えるには、マンパワーも市民力も必要となってきます。その覚悟があるのか?と言うことにもなるので、すぐには答えがでないのも当然です。

 また、私自身が、来年の3月までは、尾鷲に籍をおくことを明言したので、それまでに双方ができることを精査し合い、もう一度、考えを共有する期間を持たせることになりました。4月以降については、まったくの白紙となりますが、その間になにかが起これば、私も態度をあらためて考えなければなりません。もちろん、私にも生活があり、子育ては一番大事なことであるので、子どものことを最優先に考えていくことにも違いはありません。

 このような集まりは、今日限りで終わりではなく、今後も定期的に続けていくことになりました。どのような形になるかはわかりませんが、後援会スタッフが段取りをしてくれることでしょう。やはり、市民が先に動いて、政治活動へ繋がりますので、私のスタイルでは、両輪であることが必要です。それを、来年の3月までに考えながら、必要とされた場合には、なにかしらの手段を講じるかも知れません。

 本当に、私の不徳のいたすところで、申しわけありませんでした。
by owase874 | 2013-07-13 01:50 | コラム「温故知新」


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

プロフィールを見る

ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

facebookやtwitterにも登録しています。よろしくお願いします!

カテゴリ

プロフィール
議会活動の予定
コラム「温故知新」
端無の一般質問
定例会の報告
臨時会の報告
委員会等報告
議会改革報告
防災とまちづくり
教育とまちづくり
福祉とまちづくり
観光とまちづくり
住民自治を考える
産業振興を考える
公益行事への出席
地域の活動を知る
東紀州はひとつに
 
 
 
 
 
 
 
 

twitter

最新の記事

1年前を振り返る日、新たな決..
at 2015-04-20 14:58
熊野市の地方創生(移住交流編..
at 2015-03-14 17:29
議会が一枚岩になるということ
at 2015-03-03 00:41
【12月定例会の一般質問】熊..
at 2014-12-11 16:18
【丹レス主催】大杉の伐木と霊..
at 2014-11-10 13:17
これからの地方自治体
at 2014-10-30 14:14
【丹波水害復興支援_霊山寺と..
at 2014-10-30 09:52
【丹波水害支援_床下対応メイ..
at 2014-10-21 10:29
【東皐寺復興支援&クールダウ..
at 2014-10-09 11:23
【丹波水害復興支援】東皐寺、..
at 2014-09-26 12:31

以前の記事

2015年 04月
2015年 03月
2014年 12月
more...

検索

その他のジャンル