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尾鷲市防災訓練で、皆さんは逃げましたか?

「皆さんは、逃げましたか?」

日曜日の9時に、尾鷲市の防災訓練がありました。

想定は、南海トラフを震源とする地震と津波です。
地震の発生音のあとに、大津波警報よる避難行動が放送されました。

私は、4歳になる娘と、この日に居合わせた友人ら4人で避難しました。
避難先となっている八幡神社までは、徒歩5分の距離です。
標高約3mの自宅から、約21mまで5分で辿りつけました。
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各地の最大津波高(中日新聞:南海トラフ地震 被害想定(CHUNICHI Web))


国が発表した尾鷲市の想定では、最大17mの津波が到達します。
平均でも10mですし、1mの津波は4分で到達するとのことです。
ただし、実際の数値というのは、神のみぞ知る世界です。
分かっていることは、逃げないと死ぬということだけです。
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津波の最短到達時間(中日新聞:南海トラフ地震 被害想定(CHUNICHI Web))


ただし、ちょっと残念なことに、現場に居合わせたのは7人でした。
ちょうど同じく、北川の橋を越えて、男女3人が避難してきました。

「わしらしか助からなんだな」

冗談で笑みがこぼれましたが、実際なら深刻でしょう。
東日本大震災では、それが生死を大きく分けました。
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犠牲者の推計(災害社会工学研究室 群馬大学 理工学研究院環境創生部門/広域首都圏防災研究センター


尾鷲市の防災でお世話になっている、群馬大の片田教授の想定では、避難行動が遅れた(をしない)最悪の想定では、約3200人が犠牲になるようです。人口の15%強が死亡し、負傷者やその後の死亡者も考えると、尾鷲市という自治体の根幹に関わる事態です。これも想定に過ぎませんが、東日本大震災を目の当たりにしただけに、やはり逃げないと死ぬのです。

 津波避難階段:ビオラホテル屋上 22m
 津波避難先(尾鷲市指定?):八幡神社本殿 21m
 津波避難所(尾鷲市指定):北浦会館 16m

私の周辺では、3ヶ所の避難先があります。
ただし、避難階段への避難では、その後の孤立が深刻です。
また、八幡神社では、そこに救援物資はありません。
ただし、八幡神社から北浦会館まではたどり着けます。
しかし、山道の整備などは皆無で、夜間は苦労します。
(※以前のブログで指摘しています)

たかが訓練ですし、たまたま八幡神社に逃げたのが7人だけで、北浦会館に集中したのかも知れません。他の様子も知らないので、結論じみたことは言えませんが、八幡神社への避難だけみると、この結果は深刻ではないかと考えるのです。

そのときになったら逃げるよね。

そう信じて、八幡神社から帰ってきました。
ただ、尾鷲市の津波防災は、安泰ではないでしょう。

これが、東日本大震災後の現実かも知れません。
by owase874 | 2013-08-26 02:43 | 防災とまちづくり


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


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当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

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