<   2014年 06月 ( 13 )   > この月の画像一覧

第9回社協ふれあいフェスタ

 娘の絵も展示していると聞いて、佐渡地区の奉仕作業を早引きして行ってきました。

 初めて行ってきましたが、多様な団体さんが参画し、たくさんの人が来ていました。
e0105019_256271.jpg
一場面


 それにしても、この日の暑さは夏以上でした。湿気もあって、誰しも大変だったと思います。センターのなかでも催し物があって、逃げるようになかを見て回りました。
e0105019_2584551.jpg
娘の絵


 次の予定があったので、ここもひと通り見てあとにしましたが、やはりアスファルトの照りつけはは厳しいものがありました。この時期ではめずらしいことですが、小さな子どもも多く、高齢者や障がい者も多数参加しているので、次回は対応を考えてもいいかも知れないと感じました。しかし、社協スタッフ総出で汗をかいて奔走していたので、こういった活動は大事だなと感動しました。

 お疲れさまでした。
by owase874 | 2014-06-30 03:02 | 地域の活動を知る

第1回飛鳥地区地域まちづくり協議会会議を傍聴する

 情報をいただいて、第1回会議傍聴しました。

 議員の参画に対しては、それぞれの地域で違いはあるようですが、地元議員としては気になる取り組みです。
e0105019_9542182.jpg
平成26年度「地域まちづくり協働事業」


 委員の選出は、各地区の区長さんや地縁団体、ボランティア団体の代表者といったところですが、とくに参加に制限はないようです。気になったことは、最年少が40代の1名で、参加年齢が極端に高いと感じたところです。このあたりは、賛否両論あるかも知れませんが、これからの飛鳥町を存続させていくには、幅広い層がいてもいいのではなと感じました。つまりは、充て職にするのではなく、「10年後、30年後の飛鳥町を想像し、実践できる」希望者を募ることです。そして、年齢に関係なく、「後退的意見、ネガティブな発言」をしないことを第1義に進められる人たちが集ってほしいとも感じました。だって、「2040年には消滅集落になるからの」なんてことが話題になるよりかは、もっと明るい未来を語りたいものです。

 少なくとも、私は41歳で、娘は4歳ですが、娘が成人するくらいまでは、しっかりと地域に見守られて育って欲しいし、そうできる仕組みづくりや環境整備をしたいです。また、寿命などで減っていくのは別として、これ以上に人口を減らさない知恵と実践をすることで、娘にとって誇れる飛鳥町にしたいと考えています。そのために、不退転の決意で地元に戻り、さまざまな仕掛けをしているのですが、例えば、僕たちが飛鳥熊レス村で取り組んでいることなどは、ほとんど知られていないことにも愕然としまし、広報力のなさを痛感したところです。

 この日の会議では、今年度の予算と計画も示されていましたが、3月議会で承認された予算や事業は執行されておらず、「関係者の返事待ち」とのことでした。また、昨年度よりは、まちづくりにかかる予算は増額されていましたが、約130億円の一般会計予算に対して、飛鳥町のまちづくりの予算は約100万円ちょっとでした。ほかの地域はわかりませんが、数十万円程度だった昨年度でも、事業ができずに一部を差し戻したということですので、予算や事業の執行を確実に進めていくシステム化が未熟なのかと感じました。単純には、もったいなと感じたのです。

 これほどまでに集落が疲弊すると、希望が少ない現状も理解できますが、例えば、熊野レストレーションによる昨年の飛鳥熊レス村での活動は、1,500キロ近い赤紫蘇の出荷と、約200キロの赤大葉高菜の出荷を実現しました。また、飛鳥熊レス村での作業を中心に、年間600人ほどの訪問者が飛鳥町にありました。今年も、3トン近い赤紫蘇の出荷を見込んでいますし、作り手が減ってきている赤大葉高菜についても検討しています。また、飛鳥町内の里山保存を模索し、伐らせてもらえる支障木などあれば、いつでも相談にのれる体制を取っています。つまりは、中山間地域の支援策を模索しながら、飛鳥町での取り組みをモデルにできないかを考えているのです。そこには、後退的な意見はなくて、関係者が喧々諤々しながらも、未来に進んでいるのです。

 さらに、飛鳥町のまちづくりを進めていく、第3次飛鳥地区地域まちづくり総合計画の原案も資料にありましたが、なんとも味気のない、薄っぺらい内容でした。これには、委員からも苦言がでていましたが、アドバイザーとなっている市役所職員からは、それを肉付けするのが委員に仕事だと切り返されていました。その通りなのですが、なんとなしに継続的なことを書き連ねた総合計画では、「こんなんでは飛鳥町は終わるな」としか感じませんでした。このまちづくり総合計画は、熊野市の総合計画に基いて策定されるものですので、しっかりと私自身も関わっていきたいと感じたのは言うまでもありません。

 鍵となるのは、手前味噌かも知れませんが、市民活動などの第3の公共をどう取り込むかです。現在の地縁団体だけでは、会議の様子を見ても手詰まっている感じでしたので、地域内外との橋渡しができる中間支援組織を介在しながら、多様な主体を地縁団体とリンクさせることです。いまいる飛鳥町の人口でしかモノを考えられないことに、さらには現状の委員でしか考えられないことに、いまの現実があると感じました。そこには、いままでにない手法や仕組みが入り込むので、軋轢も生まれるかも知れませんが、それを行政と協働しながらコンセンサス(合意形成)をとっていくことができます。そういったプロセスを学ぶことができれば、後退的な意見が主体となる会議ではなくなるかも知れません。

 残念ながら、私自身の力不足、役不足、信用不足を痛感したのも事実ですので、課題は大きく試練も大きいと感じました。しかし、私は希望をもって飛鳥町に戻ってきたので、自分に与えられた役割を実践するしかありません。とりあえずは、急ぎ、中間支援と熊野レストレーションのことについて、資料作成しないといけないなと感じました。
by owase874 | 2014-06-27 10:30 | 住民自治を考える

集落支援のあり方とは?

 定例会も終わり、時間を見て地域をまわっています。

 熊野市は山間部が奥深く、集落が点在しています。地図を見るだけでは、集落は広く線引されていますが、人家は米粒のようにまばらで、実態は山の中に人家があるといった具合です。
e0105019_14245044.jpg
小船地区


 先だっての週末に、主宰する市民活動のイベントで、紀和町小船の梅収穫体験をしてきました。3年目になりますが、平成23年(2011年)9月の台風12号による紀伊半島大水害がキッカケとなった活動です。当時は、尾鷲市内に住んでいましたが、日頃より東紀州はひとつ、紀伊半島南部は共同体と感じているので、小船に来ることに違和感はありませんでした。講話をしていただいた新宅小船区長さんは、当時の体験者であり、周辺地域の復興にも尽力した方です。自らも被災しながら、小船を存続させるのに奔走しています。
e0105019_14312577.jpg
浸水地点より説明を受ける


 熊野市の統計情報を見ると、小船の集落人口は17人(新宅小船区長さんからは15人)ですが、そのような10人台の集落は、熊野市では須野町(9世帯10人)、花井(1世帯1人)、小船(9世帯15人)、大河内(11世帯14人)、木津呂(14世帯17人)となっています。しかし、小船のように、実際に住んでいる人はこれよりも少ないのが実情かも知れません。また、地域内の集落をみると、奥地や碇、柳谷、大井谷、大井なども、世帯数も人口もひと桁台になります。それは、私が住んでいる飛鳥町でも然りで、飛鳥町内の集落では、すでに空き家のほうが多いところもあります。
e0105019_14413425.jpg
楊枝薬師堂


e0105019_14411452.jpg
和気


 今回のイベントでは、集落支援を考えるキッカケを与えることもテーマにしていました。それを、災害に見舞われたらどうなるのかも、掘り下げて考えられるようにコーディネートしました。このテーマについての出力先までは考えていませんが、私自身は市議会議員の立場で意見する機会もありますし、参加した人のなかからは、政策提言として訴えることも可能となります。大事なことは、過疎集落に人を呼び込みことを主眼とすると、失敗する可能性が大きいということです。現実においても、過去にこの地域で集落支援を上から目線でやったような気もしますが、この事業で集落にはなにも残っていません。一方で、行政支援でIターンが定着している現実もあります。その違いがどこにあるのかは、やはり集落内で支える人がいるかどうかです。
e0105019_14521578.jpg
大河内(おこち)


e0105019_1452445.jpg
花井(けい)


 このときは、大河内や花井も訪れて、花井では唯一の住人である玉置さんにも会うことができました。当時の水害を1人で体験し、いまも住宅再建と集落の存続を1人で模索しています。「わしは自分だけでやりたいからの」という言葉が、私にとっては集落支援の格言になっています。大河内では、たまたま帰省していた東浜さんに会うことができました(仲間が出会ったので、直接は話ができませんでした)。それでも、大河内や花井の現状を垣間見たときに、集落支援のあり方を考えるベースになるに違いありません。当たり前ですが、住民の意志がどこにあるのかというのは、とても大切にしないとなりません。

 集落支援は、行政支援だけでは絶対に成立しません。

 民間支援と並行し、情報共有を蜜にするほどに成功する気がしています。花井の川向うにある九重(くじゅう)は、新宮市熊野川町ですが、居住者やNPO法人が仲立ちしながら、元小学校をパン屋やブックカフェに蘇らせています。この集落にも、集落支援の地域おこし協力隊が活動する予定と聞いています。もちろん、これが解決策とは感じませんが、次へのステップになっているのは間違いないですし、駐車場に複数の車が止まっているのがなによりの答えです。こういった事例も見聞きしながら、私たちならなにができるのかを考えて実践しています。

 私ができることは、決定的な解決策を見つけることではありません。この立場では、予算執行権がないために、潤沢な予算を集落支援に充てることもできません。一方で、何かの予算や事業を削ってということができなくとも、提案や提言をすることはできます。そこに、私のこの立場での役割があります。また、そういった声を、あちこちの集落で耳にすることができます。地域に出てくと、多くの声が、私の背中を後押ししてくれています。ひとりではできないことも多く、もどかしい部分もありますが、前に進まないとはじまりません。かと言って、答えを性急に求めても、うまくいくはずがありません。一方で、集落内の人口動態を見ると、悠長にしてられない現実もあります。

 観光に力が注がれる一方で、陰日向の部分に着目しています。
by owase874 | 2014-06-25 15:30 | コラム「温故知新」

行方不明者と自殺者から考える

 問題提起というか、最近の事件・事故から考えています。

http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H25yukuehumeisha.pdf
 リンク先:平成25年中における行方不明者の状況(PDF)

 facebookやtwitterなどで、たまに行方不明者を捜査してほしいとの投稿やシェアを見かけます。あくまで、警察に届けられた数字でしかないが、平成25年中に届出を受理した行方不明者は83,948人にものぼります。一方で、平成25年中に所在が確認された行方不明者も82,182人もいます。

 また、年齢別で見ると、10歳代が19,858人で、全体の23.7%。次いで70歳以上(15,160人、18.1%)、20歳代(14,952人、17.8%)、30歳代(11,179人、13.3%)の順となり、成人・少年別では、成人が63,147人で全体の75.2%となっています。一方で、9歳以下については943人で、全体の1.1%と言えど、幼い子どもたちがこれだけ行方不明なのです。

 これが、わが国の行方不明の実態であり、実際の数字はこれを上回っているでしょう。

 もちろん、全てが事件に巻き込まれたり、犯罪ではありません。原因や動機を見てみると、家庭関係が17,919人で、全体の21.3%。次いで疾病関係(16,245人、19.4%)、事業・職業関係(9,095人、10.8%)、学業関係(2,386人、2.8%)の順となっています。一方で、不詳扱いが14,000人、全体の16.7%を占めています。

http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H25/H25_jisatunojoukyou_03.pdf
 リンク先:平成25年中における自殺の状況 参考図表(PDF)

 また、平成25年中の自殺者を重ねてみると、行方不明者のなかには、自殺を目的に不明となった人もいるでしょう。これもまた、日本における闇の部分です。とくに、この地域は自殺者も多いので(県内では上位)、気にかけておく必要があります。

 さて、私たちには何ができるのかを、この実態から考えないとなりません。

 ちょっと前に、お母さんが家から出て行って、お父さんと暮らしていた5歳の男児が、アパートかに放置されミイラ化していた報道がありました。凄惨な状況で、ひとりきりの5歳の子どもが、たまに来ていたパパの名前を呼びながら、まさに生きながら死んでいったのです。短絡的には、中心である父親も、出て行ったままの母親も、この父親の新しい女性も、或いは、双方の両親や関係機関全てに、僕は大きな憤りと怒りを感じます。いつもいつも、子どもが犠牲になるのです。

 この男児のように、ひっそりと届出をされることなく、現実世にいるのに、いない状況となっている日本国民がいるのです。だからこそ、私たちにはできることがあろうかと、考えずにいられません。もどかしさ、悔しさ、焦り、怒り…さまざまなことが交錯するのですが、繰り返される報道を見ているだけではいけない気がしてなりません。

 また、高齢者の行方不明者も、この地域ではとくに見聞きします。これもまた、超高齢化社会に突入した陰の部分ですが、常に気にかけておく必要があります。行方不明者も自殺者も、本来は普通に生活していた人が、なんらかの原因でそうなってしまいます。こういった報告書を見ていると、また、実際に見聞きしていくと、なんらかの課題が見えてきます。もちろん、行政も関係機関もそのための対応策は連携もしているのですが、それでも解決には至っていません。やはり、民間力も欠かせないと感じます。

 寄り添いあって生きるということを、もう少し取り戻したいと考えています。

※facebookには、先行で掲載しています
by owase874 | 2014-06-21 00:25 | 福祉とまちづくり

5月分の議員報酬について

 少し前にですが、熊野市議になって初めての報酬をいただきました。

 これも、調べれば公開されているのですが、僕の場合を公表して説明します。
e0105019_1353219.jpg
報酬明細書


 5月1日より任期がはじまりましたので、報酬は基本の34万円満額算定です。ここから、所得税分62,900円と、議員の互助会費2,000円、また、議員名刺を200枚制作したので、名刺代5300円が差し引かれています。よって、5月分として銀行振り込みされた269,800円が手元に残りました。

 これも、高いか安いかで話題になりやすいのですが、熊野市議会では、政務調査費が支給されていません。この費用は、議員として調査視察などするときに支出する費用ですが、出ないからといってなにもしないわけではないので、この報酬から支給することになります。尾鷲市議会の場合では、年額15万円ありましたが、実際に関係する費用はこれを越えてしまいます。例えば、東京あたりに視察で出張するとなると、1回でかなりの費用負担をすることになります。それでも、それが議員として必要であればやってしまうので、出張に限らず、研修や勉強などで支出することが多くなります。

 とは言え、全体予算(一般会計)130億5千万円のうち、自主財源が約34億円ほどで財政運営をしている熊野市からの税金であるので、この事実を真摯に受け止め、市民生活に響く政治をしないとなりません。もっとも、議員報酬をこれになぞらえると、報酬34万円のうちの約9万円が熊野市の税金で、残りの約25万円が、国や県からの補助金となります。
by owase874 | 2014-06-16 14:17 | コラム「温故知新」

はなし徹也選挙事務所がまとめた、先の選挙費用の報告

 ようやくですが、先の熊野市議会選挙の費用を算定しました。

 選挙管理委員会への報告とは様式が異なるのですが、数字は同一です。少しでもわかりやすくまとめたつもりですが、収入と支出の数字があっていない説明もさせていただきます。
e0105019_12531853.jpg
会計報告書


 まず、当初の予想では、以前のblogにも書きましたが、自己資金30万円、供託金30万円、公費負担30万円を想定していました。公費負担に対して、2分の1の意識で自己負担を考えていました。また、供託金は、一定数の得票がなければ没収されます。

 実際の算定をはじめると、予想よりも人件費がかさむことがわかりました。私の場合は、一律1日3,000円の有償ボランティアと捉えて、労務者には支払いを考えていましたが、来てくれる人たちが予想よりも増えたので、予算よりも実績が多くなりました。反対に、事前に届け出たウグイス(車上運動員)については、なかなか複数見つからず、やってもらった人に負担をかけましたので、1日5,000円で算定することにしました。また、公費負担分の想定も30万円で収まりませんでしたが、独自に軽減もしました。最大ならば、75万円あまりになりますが、私の場合は38万円あまりに抑えました。ただし、公費負担は、法的にも認められた費用負担ですので、満額で申請してもなんら問題はありません。

 結果的には、収入の寄付は算定額ですので、実際の金銭でのやりとりでは、自己資金60万円に対して、約81万円の支出がありました。よって、差額の約21万円の補填をすることになりました。私の場合は、労務者の費用を有償ボランティアとしています。しかし、全ての労務者の友人知人たちからは、無償提供の言葉をいただきましたが、一定時間を拘束することからも、少額ですが理解をしていただきました。なので、選挙にかかる費用負担を減らしたい場合や、少額で選挙ができる人たちの多くの場合では、この労務者の費用を軽減していることと推測できます。

 これらの金額は、高いか安いかで話題になりやすいと感じますが、市議会議員の選挙にかかる費用として理解した上で、それぞれの意見をいただければと公開することにしました。公費負担分についても、それぞれの陣営で決めることなので、私の場合は、これ以上の軽減は関わってくれるスタッフに申しわけないと感じています。もちろん、選挙カーの運転手代なども、無償提供の声をいただくのですが、全額とは言わなくとも、権利として公費負担してもらっています。

 大事なことは、誰でも選挙に出られる権利が保障されていることです。

 1回の選挙で、今回の私は約81万円を支出しています。そして、公費負担は、その半分に近い約38万円に抑えました。私の感覚では、公費負担満額の約75万円では不釣り合いだと勝手に感じたからですが(おおよそ半分というのが、私のなかにあるのですが)、それでも公費負担があるお陰で、こうして出馬ができました。もっとも、公費負担を満額にし、労務者をボランティアで用立てれば、最小限で選挙に出られる権利があるのです。もちろん、公費負担を最低限にして、労務者をボランティアで用立てれば、これが一番費用のかからない選挙になります。私の場合は、自ら出馬の意志を固めたこともあるので、全ての支出には納得しています。

 基準はわかりませんが、私の選挙費用は、ひとつの目安になると思います。熊野市だけでなく、多くの自治体議会で選挙が行われています。尾鷲市議時代も、できる限り公表してきましたが、出馬を目指す人からの質問や相談もそれなりにありました。そういったことにも期待して、こうして公表することにしています。人生の進路の選択は自由ですが、私のように政治を目指すのであれば、選挙費用は避けては通れない課題です。しかも、選挙に出続ける以上は、4年に1度は検討しないとなりません。

 前回のblogで、選挙費用について書いたところ、「このようなことを公表するべきではない」との意見もいただきました。理由までは聞けませんでしたが、基本的には、こうして公表する意図は、多くの若者に、志のもとに政治を目指してほしいと考えているからです。そして、闇の世界にも感じているであろう選挙費用について考えるきっかけになればと感じています。
by owase874 | 2014-06-16 13:47 | コラム「温故知新」

シリンダー・シェルターを有志議員で視察する

 この構造物、国道42号線の有馬町あたりで目立っていますよね。

 気になっていたところ、有志議員で視察できる機会がありました。
e0105019_0472164.jpg
これです


 株式会社UP TO(アップトゥー)さんが特許を取得している避難設備になります。平成5年の北海道南西沖地震を体験した代表の夏山さんが、津波から逃れるための1次避難設備を構想し、持てる技術の粋を集めて形にしたそうです。自治体向けに知ってほしいとのことで、この視察が実現しました。
e0105019_0554833.jpg
この取手(タラップ)は非常用


e0105019_0565491.jpg
螺旋階段になっています


 ユニークだなと感じたのは、津波の圧力を逃しやすい円筒形であることと、コンクリート製であることです。展示用につくってあるので、味気ないように感じますが、集会所や支所、倉庫など、様々な用途に活用できるバリエーションもあるようです。また、1階部分に防潮扉を設置すれば、1階からの上階へのアクセスもできるようです。展示のこのタイプでは、2階と3階は仕切られており、屋上と3階へは、螺旋階段を使わなければいけません。
e0105019_143153.jpg
3階へのハッチ


e0105019_15372.jpg
3階の内部


 3階の内部には、80時間点灯可能なリチウムイオン電池が備え付けられていました。物資の保管庫もあり、急場をしのぐ構造になっていましたが、これもトイレを併設したり、窓を設けたりもできるようです。展示の限りでは、窓などないこともあって、窮屈に感じました。また、螺旋階段は、片持ち梁ということもあって、津波で壊される可能性が高いことも指摘がありました。
e0105019_1125695.jpg
高さは十分


e0105019_1132271.jpg
厚みは1尺程度


 設置費用については、「既存の鉄筋よりは安価」とのことで、展示は3階でしたが、さらに上階をつくることもできるようです。ほかに例がないので、比較することはできませんが、例えばヘリコプターが離発着できるような仕組みもあれば、1次避難施設としての用途はあろうかと感じました。

 想定としては、高台が近くになく、孤立しても救援を待つだけの最低限の設備が整い、周りの海水が引いていなくても、迅速な救助ができるのであれば、自治体としても検討していいのではと感じました。東日本大震災を見る限りでは、ヘリコプターでの救助でホバリングするよりも、離発着できるほうがより確実に多くの避難者を救助できます。2次避難所に移動できるのであれば、その心配も入りませんが、それが困難であろう海岸近くならば、このシリンダーシェルターは有効かも知れません。

 このようなことに限らず、こうしてお誘いしていただければ、有志議員でお邪魔することもできますし、私個人でも、出向いて行くようにしています。どうぞお気軽に、ご相談ください。
by owase874 | 2014-06-15 01:21 | 防災とまちづくり

産業教育常任委員会の管内視察

 5月28日(水)の管内視察について、いま頃ですが報告します。

 初めての管内視察でしたが、熊野市は広いなと感じました。遊木の熊野市衛生管理型水産物荷さばき施設から、紀和町の湯ノ口温泉あたりまで移動するとなると、1日では詰め込みすぎとも感じました。あと、熊野市議会では、常任委員会の管内視察は年に一度が慣例と聞いて、いささか驚きました。地域を知る上でも、もっとやっていいかも知れません。
e0105019_053323.jpg


 平成26年2月末に竣工した熊野市衛生管理型水産物荷さばき施設は、3億5001万4350円の建設事業費を、強い水産業づくり交付金(産地水産業強化支援事業)によって実現しました。水揚げされる魚介類をブランド化していくには、このような施設整備が基本ということで、最新の設備と作業マニュアルで対応していました。
e0105019_14472.jpg


 次に訪れた熊野古道おもてなし館は、有限会社熊野市観光公社が指定管理者となっていますが、建物の買い取り価格と改装費用に物議をかもした施設でもあります。オープンして間もないので、まだまだ発展途上に感じましたが、ここを誘客と周遊の拠点として整備するのはいいとしても、熊野市民にとっての利益を考えると、疑問も残る設備投資だと感じました。ただし、運用がはじまっている現実からも、なんとかして実績をつくらねばなりません。大事なことは、こういった箱モノを整備するだけでは、地域活性にも観光拠点の目玉にもならないことです。
e0105019_1121754.jpg


 急ぎ足で向かった先は、上水道井戸浄水場取水施設でした。井戸小学校近くの田園地帯に、全体事業費2億3724万1200円で整備されました。ただし、PHと鉄が水質基準に抵触するために、あらたにPH調整設備と、除鉄ろ過機を設置しているとのことでした。ここから井戸浄水場まで、約1,600mの導水管も新設されていますが、「それだけの距離を離れないと取水はできなかったのか?」との質問が出ていました。水量検査などでは、ここが一番の適地ということでしたが、一般的には、取水施設と浄水場にこれだけの距離があるものなのでしょうか?
e0105019_1214920.jpg


 防災公園整備事業では、オレンジホテルの跡地に野球場を整備していました。星空観察に適したような場所でしたが、ここに野球場を整備する意図まではわかりませんでした。スポーツ振興にも力を入れている熊野市ですので、悪いことではありませんが、合宿もできる宿泊施設を併設しているのであれば、災害時に大いに役立つのではと感じました。嵩上げをしてる最中でしたので、「いつになったら野球場ができるの?」との質問がありました。
e0105019_128753.jpg


 午前中最後の視察先は、汚泥再生処理センターでした。全体事業費16億2369万9000円で、クボタ環境サービス株式会社が施工していました。屋上に一時避難もできる施設になるようですが、有事の際にここに逃げ込んでしまうと、保管物資もないままで孤立する可能性があるなと感じました。平成27年度の12月末までには竣工するようです。
e0105019_1333390.jpg


 昼食後は、紀和町大栗須のツエノ峰に行くまでの市有林からはじまりました。ここは、国の森林・林業再生プランのモデル事業として作業道を開設し、昨年と一昨年に、約1150万円の事業費をかけてスギとヒノキを搬出したそうです。結果として、収益は約140万円くらいでたそうですが、「モデル事業でなければ実施できない」と聞きました。確かに、約400万円の売り上げがあっても、これだけの事業費をかけてですので、割にあわないのは明白です。ただし、このことをだけを聞き及んで、林業は衰退しているとは結論づけられないので、市有林のあり方を問うていかねばと感じました。
e0105019_1431092.jpg


 次の紀和保育所の新築工事ですが、入鹿小学校の敷地内に整備し、校舎の一部も利用するとのことでした。資料が少なすぎて、さっぱり全容がわかりませんでしたが、小学校の全校生徒も減少していくなかで、これだけの費用をかけて新築するよりは、校舎の改装で対応できないのかとの話にもなっていました。また、近くには、木をふんだんに使った入鹿中学校もあるので、保小中一体型に整備が実現すれば興味深いと感じました。現状の小学校は、スポーツ振興に寄与する宿泊施設に改装できるはずです。ただし、すでに予算執行を認めているので、あくまで個人的な妄想に過ぎません。
e0105019_1511324.jpg


 次の熊野市紀和鉱山資料館では、説明をしていただいた非常勤職員さんの知識と話術に感心しました。国内最大級の蛍石が目玉だそうで、日本の近代産業の歴史遺産として、いまある遺構を保存していく必要性も感じたところです。また、資料館は雨漏りもしているようで、外に置かれたトロッコ電車の錆びさ具合もあいまって、もう少し宣伝するならそれ相応の修繕もすべきではと感じました。しかし、facebookでこの資料館を紹介したところ、早くも友だちが愛知県から訪れてくれました。
e0105019_156333.jpg


e0105019_1565487.jpg


 管内視察の最後は、湯ノ口温泉施設周辺整備事業でした。資料も多く丁寧で、説明もよく理解できました。基礎工事がはじまっていましたが、工事請負費3億5316万円で、平成27年1月末には完成するようです。また、基本設計の業務委託は、請負額2989万320円ですが、この日に視察してきた事業費だけでも、相当な額になります。箱モノが多いので、経年変化による施設維持も大変だろうなと感じたところです。その頃には、熊野市の人口は1万5000人を割っているかも知れません…
e0105019_233314.jpg


e0105019_241111.jpg


 いろいろと思うところや疑問もありましたが、最初の視察をさせていただき、じっくりと復習をしていたところです。もっと考察して意見を書こうかと考えていましたが、すでに議会が認めた予算で進められている施設ですので、新たな予算が計上されるようなことがあれば、しっかりと議論させていただきます。
by owase874 | 2014-06-12 02:06 | 委員会等報告

知っていますか?子育て世帯臨時特例給付金について

 熊野市では、該当世帯に文書が送られているはずです。

 対象児童1人につき、10,000円が支給されますが、申請をしないともらえません。なので、自治体から届いた書類に必要事項を記入し、担当課に持参する必要があります。

 支給することになったのは、「消費税率の引上げに際し、子育て世帯への影響を緩和するとともに、子育て世帯の消費の下支えを図る観点から、臨時的な給付措置として実施します。対象児童1人につき1万円が1回限りで支給されます」とのことです。ただ、消費税率が平成27年10月1日には10%に引き上げられるのに、1回限りの10,000円とは…って感じがしなくもありません。

 なお、支給対象者は、以下の要件をどちらも満たすことが条件です。ただし、平成26年1月1日時点で、住民票がある市町村から支給されるので、それ以降に異動した場合は、元の住所地に送付されている可能性もあります。また、多くの市町村では住民税の算定が完了するのが6月頃であるため、7月頃から、順次支給が開始されるものと見込まれます。

 ・平成26年1月分の児童手当・特例給付※を受給
 ・平成25年の所得が児童手当の所得制限限度額未満(表の限度額目安未満かどうか)
 ※特例給付とは、児童手当の所得制限限度額以上の方について、児童1人当たり月額5,000円を支給しているものです。

 ぜひ、該当世帯は申請するようにしてください。

■三重県子ども・家庭局/子育て世帯臨時特例給付金
 http://www.pref.mie.lg.jp/D1KODOMO/kodomok/kurashi/kosodate.htm

■子育て世帯臨時特例給付金トップ|2つの給付金
 http://www.2kyufu.jp/kosodate/
by owase874 | 2014-06-04 16:32 | 福祉とまちづくり

平成26年6月 熊野市議会定例会

 改選後、初めての定例会です。

■会期:17日間
■主な日程:すべて9時~
 02日(月) 開会、諸般の報告、開議
 11日(水) 一般質問
 12日(木) 一般質問
 13日(金) 一般質問、質疑、委員会審査
 16日(月) 委員会審査
 17日(火) 委員会審査
 18日(水) 委員長報告、質疑、討論、採決、閉議、閉会
 ※なお、土日以外については、議案の精読、内容調査にあてられています。
■議題
 議案第1号 熊野市火災予防条例の一部を改正する条例案
 議案第2号 工事請負契約の締結について
 議案第3号 平成26年度熊野市一般会計補正予算(第1号)について
 報告第1号 繰越明許費繰越計算書について
 報告第2号 事故繰越し繰越計算書について
 報告第3号 平成25年度熊野市土地開発公社の決算について
 報告第4号 平成25年度一般財団法人熊野市ふるさと振興公社の決算について
 報告第5号 平成25年度有限会社熊野市観光公社の決算について

 現在、議案書などに目を通しています。
by owase874 | 2014-06-02 01:41 | 議会活動の予定


市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。


by kumano874

プロフィールを見る

ご挨拶とブログの概要

当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。


これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。

また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。

ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。

質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。

◆ブログ管理者
 未来874事務室
 熊野市飛鳥町佐渡462番地
 0597-84-1033
 kurage874@cream.plala.or.jp 

なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。

facebookやtwitterにも登録しています。よろしくお願いします!

カテゴリ

プロフィール
議会活動の予定
コラム「温故知新」
端無の一般質問
定例会の報告
臨時会の報告
委員会等報告
議会改革報告
防災とまちづくり
教育とまちづくり
福祉とまちづくり
観光とまちづくり
住民自治を考える
産業振興を考える
公益行事への出席
地域の活動を知る
東紀州はひとつに
 
 
 
 
 
 
 
 

twitter

最新の記事

一般社団法人熊野レストレーシ..
at 2017-09-23 09:10
三重県熊野市議会議員【はなし..
at 2017-09-23 09:00
1年前を振り返る日、新たな決..
at 2015-04-20 14:58
熊野市の地方創生(移住交流編..
at 2015-03-14 17:29
議会が一枚岩になるということ
at 2015-03-03 00:41
【12月定例会の一般質問】熊..
at 2014-12-11 16:18
【丹レス主催】大杉の伐木と霊..
at 2014-11-10 13:17
これからの地方自治体
at 2014-10-30 14:14
【丹波水害復興支援_霊山寺と..
at 2014-10-30 09:52
【丹波水害支援_床下対応メイ..
at 2014-10-21 10:29

以前の記事

2017年 09月
2015年 04月
2015年 03月
more...

検索

その他のジャンル