議長は持ちこたえられない、はずです
3月定例会の議運と全協がありました。
議会運営委員会の席上、議長不信任についての提案がありました。書面としては出揃ったものではありませんでしたが、議運の委員にも確認された内容となりました。しかし、このあとの全員協議会では、議長はその事実を取り上げようとはしませんでした。自身のことではありますが、公平な立場の議長の職責で言えば、放棄したのと同じです。他の議員からの指摘で言葉は発しましたが、あれでは説明になっていません。
同様に、開発公社に関連するの詳細説明を、そのあとの全員協議会で求められていたにも関わらず、議長も議会運営委員会の委員長も、他人ごとのように聞き逃していました。お昼時間の12時を大きく過ぎ、なにに焦るのかは知りませんが、定例会の資料を早くに閉まってふんぞり返っていては、尾鷲市政は議会では変わらないと激怒されてあたり前です。もちろん、そんな議員は一部の一部ですが、そういった議員が役職にいることで、尾鷲市議会は迷走してしまうのです。その粛清とまでは言いませんが、積極的に内部から改善しなければ、尾鷲市議会は程度が低くみられてしまいます。また、そんな議員と一緒にされてはたまりません。さらに「早く終わろう」を軽く口にするので、私の顔はいつも曇ってばかりです。
この定例会で、間違いなく議長不信任案を提出します。定例会初日に、議員発議として処理する予定です。自分たちで選んだ議長ですが、議会運営がここまでできないとなると、今回の議案の重さからいっても、持ちこたえられるはずがありません。全協の終了後、メディアから取材を受けましたが、「議長個人の人格を否定しているのではなく、議長の職責をまっとうできる資質がなかった」と答えました。過去に遡れば、そう受け取れる事案はいくらでもあります。お辞めになるかどうかは、議長自らの判断ですが、議会基本条例の制定に向けた市民説明会も控えているなかで、議長が矢面に立たされるのは目に見えています。ほぼ全てのことで、議長立候補時のマニフェストは履行されていません。
あと、「副議長は辞任しないのですか?」とも聞かれました。しかし、副議長として、なんら職責を全うできていないとは感じていません。議長の補佐も含めて、やるべきことは必要以上にやっているはずです。また、副議長の辞任と、議長の辞任をセットにするのは、明らかに話が違います。固執するつもりは毛頭ありませんが、私が副議長でいたからこそ、女房役として議長を傍から見てきたことも勘案して、今回の不信任に繋がるのです。「このままでは、執行部の独走を招き、議会としての権威と品位が堕ちるだけだ」と言うことです。それは、最終的には尾鷲市民の利益に繋がるからです。議長の発言や対応は重く、それゆえに大事な事が素通りされてきたのも事実です。例をあげても、尾鷲小学校の耐震化事業に関する問題、道の駅の問題、コミュニティセンターの問題、再任用の問題、消防署の不祥事などなど、この議長のもとで起こっているこれから問題は、数えるときりがありません。そのたびに、議長の言葉がひとり歩きし、違った形でメディアを賑わせて、市民の反感と不信をかっているのです。もちろん、議員の多くが、苦言と是正を求めてきたのは言うまでもありません。
しかしながら、議長を擁護する声も議員側にはあります。民主主義であるので、それも当然です。もちろん、擁護する以上は、(例えば、今日の全協などでも)目に見える態度で示して欲しいものですが、こちらから言うべきことでもありません。他の議員よりも高い報酬が認められているのが議長であるので、その差額が職責に繋がらなければなりません。それを踏まえた上で、私たちは不信任を提出するのですが、その対極があっても然りです。ただし、この件においては、曖昧な態度こそが、もっとも議長に対して失礼だとも感じます。間違いなく、不信任案は提出されますので、本会議場において、きちんと態度を表明する機会が待っています。議員として、きちんと白黒はつけたほうが、遺恨を残さないとも感じています。本会議までの時間はあるので、いつでもその議論には応じるつもりです。膨大な説明責任でもって、私たち賛同する議員は対応できます。もちろん、私個人でも対応はさせていただきます。もうこれ以上、尾鷲市政の独走や本質の停滞を、議会が先導してはなりません。
考えれば、維新というのは、まずは内部の掃除からでした。古く理論的でない仕来りを排除し、身内を刷新してから、外にも影響を与えていくのが維新の力です。曲がりなりにも、私の会派は尾鷲維新と銘打っています。尾鷲を変えるには、まずは身内の刷新からになるはずです。残された任期で、できる限りの地ならしをしていかなくてはと感じています。議会の品格や資質は、私たち自らに求められているのです。議会あってこその尾鷲市であると、言わしめたい気持ちでやるだけのことです。議会に対するネガティブな住民の言葉は、私たちが自ら招いていると戒めなければなりません。
議会運営委員会の席上、議長不信任についての提案がありました。書面としては出揃ったものではありませんでしたが、議運の委員にも確認された内容となりました。しかし、このあとの全員協議会では、議長はその事実を取り上げようとはしませんでした。自身のことではありますが、公平な立場の議長の職責で言えば、放棄したのと同じです。他の議員からの指摘で言葉は発しましたが、あれでは説明になっていません。
同様に、開発公社に関連するの詳細説明を、そのあとの全員協議会で求められていたにも関わらず、議長も議会運営委員会の委員長も、他人ごとのように聞き逃していました。お昼時間の12時を大きく過ぎ、なにに焦るのかは知りませんが、定例会の資料を早くに閉まってふんぞり返っていては、尾鷲市政は議会では変わらないと激怒されてあたり前です。もちろん、そんな議員は一部の一部ですが、そういった議員が役職にいることで、尾鷲市議会は迷走してしまうのです。その粛清とまでは言いませんが、積極的に内部から改善しなければ、尾鷲市議会は程度が低くみられてしまいます。また、そんな議員と一緒にされてはたまりません。さらに「早く終わろう」を軽く口にするので、私の顔はいつも曇ってばかりです。
この定例会で、間違いなく議長不信任案を提出します。定例会初日に、議員発議として処理する予定です。自分たちで選んだ議長ですが、議会運営がここまでできないとなると、今回の議案の重さからいっても、持ちこたえられるはずがありません。全協の終了後、メディアから取材を受けましたが、「議長個人の人格を否定しているのではなく、議長の職責をまっとうできる資質がなかった」と答えました。過去に遡れば、そう受け取れる事案はいくらでもあります。お辞めになるかどうかは、議長自らの判断ですが、議会基本条例の制定に向けた市民説明会も控えているなかで、議長が矢面に立たされるのは目に見えています。ほぼ全てのことで、議長立候補時のマニフェストは履行されていません。
あと、「副議長は辞任しないのですか?」とも聞かれました。しかし、副議長として、なんら職責を全うできていないとは感じていません。議長の補佐も含めて、やるべきことは必要以上にやっているはずです。また、副議長の辞任と、議長の辞任をセットにするのは、明らかに話が違います。固執するつもりは毛頭ありませんが、私が副議長でいたからこそ、女房役として議長を傍から見てきたことも勘案して、今回の不信任に繋がるのです。「このままでは、執行部の独走を招き、議会としての権威と品位が堕ちるだけだ」と言うことです。それは、最終的には尾鷲市民の利益に繋がるからです。議長の発言や対応は重く、それゆえに大事な事が素通りされてきたのも事実です。例をあげても、尾鷲小学校の耐震化事業に関する問題、道の駅の問題、コミュニティセンターの問題、再任用の問題、消防署の不祥事などなど、この議長のもとで起こっているこれから問題は、数えるときりがありません。そのたびに、議長の言葉がひとり歩きし、違った形でメディアを賑わせて、市民の反感と不信をかっているのです。もちろん、議員の多くが、苦言と是正を求めてきたのは言うまでもありません。
しかしながら、議長を擁護する声も議員側にはあります。民主主義であるので、それも当然です。もちろん、擁護する以上は、(例えば、今日の全協などでも)目に見える態度で示して欲しいものですが、こちらから言うべきことでもありません。他の議員よりも高い報酬が認められているのが議長であるので、その差額が職責に繋がらなければなりません。それを踏まえた上で、私たちは不信任を提出するのですが、その対極があっても然りです。ただし、この件においては、曖昧な態度こそが、もっとも議長に対して失礼だとも感じます。間違いなく、不信任案は提出されますので、本会議場において、きちんと態度を表明する機会が待っています。議員として、きちんと白黒はつけたほうが、遺恨を残さないとも感じています。本会議までの時間はあるので、いつでもその議論には応じるつもりです。膨大な説明責任でもって、私たち賛同する議員は対応できます。もちろん、私個人でも対応はさせていただきます。もうこれ以上、尾鷲市政の独走や本質の停滞を、議会が先導してはなりません。
考えれば、維新というのは、まずは内部の掃除からでした。古く理論的でない仕来りを排除し、身内を刷新してから、外にも影響を与えていくのが維新の力です。曲がりなりにも、私の会派は尾鷲維新と銘打っています。尾鷲を変えるには、まずは身内の刷新からになるはずです。残された任期で、できる限りの地ならしをしていかなくてはと感じています。議会の品格や資質は、私たち自らに求められているのです。議会あってこその尾鷲市であると、言わしめたい気持ちでやるだけのことです。議会に対するネガティブな住民の言葉は、私たちが自ら招いていると戒めなければなりません。
by owase874
| 2012-02-22 04:02
| コラム「温故知新」
市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。
by kumano874
ご挨拶とブログの概要
当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。
これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。
また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。
ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。
質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。
◆ブログ管理者
未来874事務室
熊野市飛鳥町佐渡462番地
0597-84-1033
kurage874@cream.plala.or.jp
なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。
facebookやtwitterにも登録しています。よろしくお願いします!
これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。
また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。
ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。
質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。
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