奥田市長に辞職を申し入れる
昨日、議員有志の代表者4名が、奥田市長に辞職を申し入れました。
1枚目、申し入れ内容
2枚目、議員有志の連名
上記文書がその内容ですが(議長のブログより拝借しました)、議員14名の連名と言う重さが、どれほど伝わったかは不明です。地元紙などの報道を見る限りでは、「辞職しない」との回答でしたので、その重さを感じつつもと言うことでしょうか?
これで、議員有志といえど、大半の議員による統一した態度表明がされたわけですが、奥田市長は続投する意思を表明しました。それはそれで、回答を得たことなので、一定の満足がありますが、とうてい納得できるものではありません。それは、その後の市長記者会見で、さらにも増しました。
この会見で、奥田市長は問題のすり替えとも受け取れる発言を繰り返しています。現場にいなかったので、直接聞いているわけではありませんが、どのメディアも同じようなことを報道しているので、「言った事実」はあるのでしょう。この記者会見がなんのために開催されたのかはわかりませんが、議員有志の申し入れに対する会見であれば、あそこまで踏み越えて言うこともなかったのではと感じます。
それは、言葉だけも見ても、自治体トップの発言としては重い内容がつづられています。会見内容が本当であれば、尾鷲市としての対応を協議しているかなど、議会としても問わなければいけない(奥田市長の言う)事実がいくつかありました。しかし、これは問題のすり替えに過ぎず、自らも不法行為をしていた事実が消えるわけではありません(税理法違反を認めているわけですし、それで書類送検された事実があるので)。
しかし、今回の奥田市長による記者会見は、議員としてだけでなく、いち市民としてもあきれる発言ではなかったでしょうか?そういう人物が、自治体トップとして、しかもわがまち尾鷲市の長として在籍していることに、将来の不安を隠し切れません。また、今回の申し入れの件で、唯一参加しなかった高村議員の談話が、11日付の伊勢新聞に掲載されていました。高村議員の意見である、「奥田市長の判断を見守るべき」との発言は、14名の議員全員が認めているはずです。それなのに、意見が違う14名の議員に対して、「そんなパワーがあるのなら…」と、注文を付けておりました。
この意見に対して、私ははっきりと言います。
「個々の議員の発言は、デモクラシーの精神からも尊重されなくてはなりません。それを大前提としますが、現在まで一度も一般質問などしておらず、今回の件だけについても、議会運営委員会でのみしか発言していない高村議員から、このような注文はいかがなものかと感じます。奥田市長を支持し、判断を見守るのであれば、全員協議会などで擁護することもできます。それが、本来のデモクラシーであり、彼の言うパワーではないでしょうか?それをしないでおいて、残る14名の議員の行動を批判する精神は、同じ議会議員として憤りすら感じます。」
1枚目、申し入れ内容
2枚目、議員有志の連名
上記文書がその内容ですが(議長のブログより拝借しました)、議員14名の連名と言う重さが、どれほど伝わったかは不明です。地元紙などの報道を見る限りでは、「辞職しない」との回答でしたので、その重さを感じつつもと言うことでしょうか?
これで、議員有志といえど、大半の議員による統一した態度表明がされたわけですが、奥田市長は続投する意思を表明しました。それはそれで、回答を得たことなので、一定の満足がありますが、とうてい納得できるものではありません。それは、その後の市長記者会見で、さらにも増しました。
この会見で、奥田市長は問題のすり替えとも受け取れる発言を繰り返しています。現場にいなかったので、直接聞いているわけではありませんが、どのメディアも同じようなことを報道しているので、「言った事実」はあるのでしょう。この記者会見がなんのために開催されたのかはわかりませんが、議員有志の申し入れに対する会見であれば、あそこまで踏み越えて言うこともなかったのではと感じます。
それは、言葉だけも見ても、自治体トップの発言としては重い内容がつづられています。会見内容が本当であれば、尾鷲市としての対応を協議しているかなど、議会としても問わなければいけない(奥田市長の言う)事実がいくつかありました。しかし、これは問題のすり替えに過ぎず、自らも不法行為をしていた事実が消えるわけではありません(税理法違反を認めているわけですし、それで書類送検された事実があるので)。
しかし、今回の奥田市長による記者会見は、議員としてだけでなく、いち市民としてもあきれる発言ではなかったでしょうか?そういう人物が、自治体トップとして、しかもわがまち尾鷲市の長として在籍していることに、将来の不安を隠し切れません。また、今回の申し入れの件で、唯一参加しなかった高村議員の談話が、11日付の伊勢新聞に掲載されていました。高村議員の意見である、「奥田市長の判断を見守るべき」との発言は、14名の議員全員が認めているはずです。それなのに、意見が違う14名の議員に対して、「そんなパワーがあるのなら…」と、注文を付けておりました。
この意見に対して、私ははっきりと言います。
「個々の議員の発言は、デモクラシーの精神からも尊重されなくてはなりません。それを大前提としますが、現在まで一度も一般質問などしておらず、今回の件だけについても、議会運営委員会でのみしか発言していない高村議員から、このような注文はいかがなものかと感じます。奥田市長を支持し、判断を見守るのであれば、全員協議会などで擁護することもできます。それが、本来のデモクラシーであり、彼の言うパワーではないでしょうか?それをしないでおいて、残る14名の議員の行動を批判する精神は、同じ議会議員として憤りすら感じます。」
by owase874
| 2009-02-11 12:22
|
市民活動の延長線上に、市民目線の政治があると考えています。
by kumano874
ご挨拶とブログの概要
当ブログに来ていただきありがとうございます。私が政治に関心をもったのは、災害現場でボランティアとして活動しているときに、どうしても市民活動・NPO活動だけでは届かない声があると感じてからです。1995年の、阪神淡路大震災のときです。それ以降、政策提言できる市民活動を合言葉に、さまざまなことを実践しています(市民派向けのブログもあります。こちらCafe_CReAM モノ語り)。
これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。
また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。
ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。
質問や批評など、ご意見がございましたら、下記宛にお願いします。何かしらの方法で、きちんと対応させていただきます。ただし、ブログのコメントには、できる限り返答をいたしますが、端無自身の裁量になることをお許し下さい。
◆ブログ管理者
未来874事務室
熊野市飛鳥町佐渡462番地
0597-84-1033
kurage874@cream.plala.or.jp
なお、たくさんの意見や考えをお聞かせ願いたいので、直接にお会いすることも可能です。日程調整などしますので、その旨をお伝え下さい。
facebookやtwitterにも登録しています。よろしくお願いします!
これまでの思いが実現したのが、2006年11月から、2期6年半在職した尾鷲市議会議員でした。3期目の挑戦には苦杯しましたが、貴重な実体験をさせていただき、条例の制定を中心にした議会改革や、市民活動で培った政策提言を直接できる立場として、負託の重さを実感することができました。
また、尾鷲市議として負託をいただいてからは、この地域ではいち早く、議員活動をお知らせする手段の一つとして、このブログを活用しました。当時のことも含め、日々私が何を感じ、何を考えているかを綴る活動報告にもなっています。なお、2014年5月1日からは、三重県熊野市議会議員として、あらたな1歩を踏み出します。
ときには辛口の意見もありますが、東紀州における公益や市民益を考える一人の意見として読んでいただければ幸いです。
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